
2泊3日の
東北四寺廻廊を中心とした一人旅も最終日となりました。
本日は前編をお送りいたしますが、いや最終日はよく歩きました。
1日の歩数としては過去最高じゃないかしらひょっとして、ということでその辺は後編にて。
この日は午前中駆け足で盛岡市内観光をして、その後はやぶさにて仙台まで移動しましたので、そこまでの内容にてお届けいたします。
私は1泊2泊程度の旅行の際は大きめのトートバッグに日数分の下着と最低限の着替えを入れていくだけ、万一足りないものがあれば現地で調達するというスタイルです。
なので特に荷物を整理したりする必要はありませんので、特に早起きもしなくてOKであります。
というわけで、前日同様にまずは館内のコーヒーショップにてゆっくり朝食を。
同じメニューのようですが、セットされている朝食はこのメニューのみなので仕方ありません。
パンは選べますので、前日のクロワッサンから本日はトーストにいたしました。
前日は雨が降っておりましたが、本日はまずまずのお天気の盛岡駅前。
こうして見るとなかなか堂々とした構えの駅に見えます。
平日朝の時間帯ということもあるのでしょうけれど、構内は結構な混雑ぶりだった気がします。
うーむ、日中に見てもやっぱり既視感がある。
国際興業系列で同じ塗装を採用しているバス会社、山梨交通なんかもそうでしたね。
あ、今は塗装が同じだけでグループ会社ではないんだ。
まずは
盛岡城跡公園でも行くべえ、ということで歩き始めましたが途中で地場の百貨店「川徳」を発見。
私が勤務していた伊勢丹と同じ系列の共同仕入機構にも加入していた店舗でしたから、研修等でここの方と一緒になったこともあったなぁ。
盛岡城は建物そのものは残っておりませんし復元もされておりませんが、本丸があった場所にかつては銅像があったであろう台座だけが残されております。
南部藩第四十二代当主・南部利祥の騎馬像ということですが、戦時中の金属の供出命令で姿を消してしまったようですね。
公園を一巡りした後はすぐ近くにある
「櫻山神社」まで。
お寺を巡るということが第一の趣旨の旅行だったとしても、もちろん由緒ある神社には行かないと気が済まない私です。
拝殿の横にはこのような案内があります。
なるほど、ここの石を後方にある烏帽子岩にまつると良いということなんですね。
それでは私もさっそく恩恵にあずかることにいたしましょう。
おお、なかなかに存在感のある大岩ですね。
岩手有数のパワースポットとしても知られているそうです。
私もしっかりいろいろとお願い事をしてまいりました、欲にまみれた内容のお願い事ではありますけど。
さあ、お次はさらに歩いて
「盛岡八幡宮」を目指します。
岩手県で一番大きな神社ということで、平日の午前中にも関わらずそれなりの人数の参拝客がいらっしゃっていましたよ。
関係ないお話ですが、神社での結婚式っていいですよね。
私は結婚式はグアムで簡単に済ませてしまいましたので、今考えると大宮氷川神社あたりでやれば良かったなぁ、なんて思う時もあったりします。
まあ、息子たちに神社がいいよ、なんて言うつもりはありませんけど。
それでは駅方面に歩いていきましょう。
一応これくらいの時間の新幹線には乗りたい、というのはありますから、そうすると観光出来るのはあと一ヶ所くらいですかね。
道すがら
「岩手銀行赤レンガ館」がありまして、大変興味を魅かれたのですがこの先の施設で見たいところがありましたので、外観だけさっと見て先を急ぎます。
こういう歴史的建造物は大好きなんですけどね。
見たかったのはここ
「もりおか歴史文化館」であります。
実は博物館が大好きな私(美術館は苦手だけど)、ここはやはり外せないなぁ、ということで入館。
大人の休日倶楽部得点で入館料が割引になりました!
その名の通り、盛岡の歴史と文化が学べる興味深い施設でした。
写真撮影もOK、いろいろ興味深い展示物もありましたね。
でももっとじっくり見たくとも、そろそろ先を急がねばなりません。
駅までの15分くらいの道のりを早足で歩きます。
しかし大きな河川が街中を流れている街はキレイですね。
盛岡もこの北上川がとても雰囲気良くて、季節がよければもっと美しいんだろうなぁ、なんて思った次第です。
4回目の指定券を発見して仙台までノンストップのはやぶさに乗車。
盛岡から仙台まで40分ということは、そりゃあ地方都市の百貨店が厳しいのもわかるよなぁ、というところではあります。
とはいえ、仙台三越がそんなに好調なわけでもないのですが・・・
お昼ご飯にちょうど良い時間帯ではありますが、食事時間節約のために駅弁を。
岩手県の駅弁を集めたショップがありましたので、そこで「鶏舞弁当」を購入、一ノ関駅の駅弁のようですね。
大変美味しくいただきました。
さて、タイトル画像ですが仙台でやまびこを下車したら目の前のホームに停まっていたのがこの車両、400km/h走行を見据えたALFA-Xという車両のようです。
すぐに出発してしまいましたので画像はこれくらいしかありませんが、やはりお鼻の長さが印象的でした。
この車両を用いて400km/h走行が実現した暁にはぜひ乗りたいものですが、その時まで私まだ元気でいられるかしら?