RAIL PHOTO 　「藤城線」

PHOTO 老師　14.05.31　ＪＲ函館本線　「藤城・渡島大野」より


落部から車を走らせて約一時間。
藤城の「城岱スカイライン」という山道を車で上がって来ました。

ここから藤城線の高架橋を撮影にかかりますが、
カメラを三脚に固定する前に500ｍｍ望遠で渡島大野駅の方を
見てみると上の画に。

1月に見たときよりも工事が進んでいる。
あと2年もしないうちに新幹線がここまで来ます。
函館までの在来線のこせん橋も新造されて新幹線駅から延びてる。

でも、ここから見ると畑の中にとんでもない構造物があるのが
わかります。



木古内方向からの新幹線の高架橋です。
綺麗な弧を描いて木古内から渡島大野まで伸びてきている・・。



カメラを固定してラジオを聴きながらしばらく待っていると藤城線の高架橋
（右下に続く線路）を貨物がやってきました。

その上には新幹線の高架橋が伸びていてその下側を函館本線が
函館まで延びています。

函館本線は五稜郭を過ぎると渡島大野方向と藤城方向と二手に分かれて
大沼トンネルを出た後に再び合流し、大沼駅からまた二手に分かれて
森を目指す八の字に路線は出来ています。



高架橋を過ぎて藤城の山の手に入ってきます。

札幌に向う特急は藤城を走り、函館へ行く特急は仁山を周って行くように
なっています。
この路線は私もSLと特急で2度走っていますが、車窓から見ると
高架橋部分は空を飛んでいるような感じになります。



さらに待ってみると札幌行きの特急スーパー北斗（キハ283系）が来ました。
リサイズしていない原版で見ればはっきりと車両が分かるのですが、
ブログサイズではね^^;



こうなるとわかるでしょ？
これぞ鉄道風景かな。
風景の中に鉄道がいればいいのです。



再び渡島大野の方へ500ｍｍ望遠を向けると
建設中の車庫が見えています。
基礎工事の頃から見ているけど、どこまで大規模なんだか。



これ、上磯の工場かな。
江差線に乗りに行った時に車窓からこのすぐ近くを見たのだけど。
函館からこんな距離感だったけ？



撮影ポイントからさらに山の上に車を走らせて展望台に上がって来ました。
函館山がモヤの中にぽこんと見えています。

時間に余裕もあるしせっかくだから風景も見ていかないと。



牛が放牧されています。
時々「も～」って泣き声が聴こえてました。



牛舎に帰る途中みたい。
居残り組みもいたけど。

飲み物を買って一休みして山を下ります。



渡島大野駅の近くに来ました。
仁山方向から臨時特急が。

この一枚ではわからないのですが、旭山動物園号です。
先週、長万部で撮影した車両。（キハ183系）



貨物が通過していきます。
この長さと重さで仁山を下ってくるのは怖そうな感じがしますけどね。
ブレーキかけても止まらなそうで。

あ、仁山は背景の山がそうです。
スキー場がありますよ。



実はカメラを反対側に向けると藤城線が目の前に。

山の上からさっきは撮ったけど、横側に周って来ていました。
特急スーパー北斗（キハ281系）が通過していきます。



渡島大野駅の前を通って仁山寄りの所へ移動してきました。
駒ケ岳の山頂が顔を出していますね。



渡島大野駅（新函館？）方向をこの線路上の橋から見た風景。
右側に札幌へ伸びることになる新幹線の高架橋があって、
そこはふさがってはいないので橋の上から望遠で覗けば
右の写真のように見えます。

しかし、このまま線路を延ばすと橋が邪魔になるからこの橋は
取り壊しだと思う。
高架橋と橋の高さが合わない。



先までいた藤城の山を見るとこんな感じ。
SLでの車窓からもこの風景はいいなと思っていたんですが、
なかなかこれだけ綺麗な状態で撮ることはなく、曇りの日がほとんどでした。



渡島大野駅の反対側にカメラを向けると仁山から特急が下りてきました。
新緑の中を走りぬけて。（キハ281系　スーパー北斗）



工事中の渡島大野を過ぎて行きます。
古いこせん橋とホームが時代に取り残されたように写ります。

新駅舎完成後は特急が停車するようになるのだろうなぁ。



時間は午後3時近くなっています。
渡島大野を後にします。

～つづく～