乗車レポートの① 「快晴の日」をご覧になっていない方は一つ戻って下さい。
PHOTO 老師 STEAM LOCOMOTIVE NISEKO C11-207
函館本線 札幌~小樽~蘭越
使用カメラ:NIKON D5000
小樽駅を出て列車はSL牽引に変わり、山線を蘭越へ向けて普通列車よりは
ゆっくりと走り進みます。
車窓の紹介アナウンスはここからが本番。
稲穂が頭を垂れる畑や果樹園の風景を見ながら。
最初の停車駅である「余市」。
ここはりんごの里であるのでホームでは最初のスィーツである
「アップルパイ」が販売されていてかなりの人が買い求めます。
カフェカーでの販売はありません。
<停車時間 6分>
ホームにちょっと出て戻るぐらいの時間はありますから
機関車の方へ。
2枚ぐらい写したところで、車掌さんが鳴らすハンドベルの音が
「カラ~ン カラ~ン」
出発の合図。
今日はどこまでも青空でいい風景がそこにある。
207号機の時は函館大沼号で乗った時が多かったせいか、
曇りか雨ばかりだった。
函館ではいつも天気が悪くて・・・。
走行風景にしてもこの乗車にしても今までにない207号機の写真になっている。
余市を過ぎて然別まではこういう田園風景が広がり、途中からは果樹園の
風景になってくる。
稲穂は機械で刈り取りの最中。
この金色の風景を見られるのももう少しかな。
それにしてもずっと金色の風景。
お米の品種はなんだろう・・?
然別手前になるとハウスが多くなり、果樹園の風景が続く。
然別駅を過ぎて稲穂峠を前にするともう収穫が終わったみたい。
山風景がずっと続きます。
車内イベントが始まります。
「2キロ目指してベジグラム」
クイズに応募して当選したら、カフェカーで行われるイベントに参加できます。
袋にじゃがいもを2キロ分と思われる量を入れて車掌さんにバネ計りで
計ってもらって2キロに一番近い人が優勝というゲーム。
過去私もやったことがあって、お菓子をもらいました^^
イベントで遊んでいるうちに列車は小沢駅に近くなってきました。
国道5号線が見えています。
車窓から左側に三角の山が見えて来ましたが、羊蹄山の山頂部です。
なんかちょっと雲が多いかな・・?
撮影の名所、倶知安峠北4線踏切を越えればもうすぐ倶知安駅。
この辺の畑はじゃが芋畑。
<午前11時34分 倶知安駅到着>
ここでは11分の停車で機関車に水補給があります。
その間はホームにちょっと出てみました。
*倶知安~蘭越間は全車自由席となります。
つまり、普通列車の料金で乗れるので子供連れの乗客が一気に増えます。
反対側の水タンクにホースがつながれて水が補給されています。
羊蹄山山頂は雲がかかっているな・・・。
車内に戻ってからはこの「ベリーベリーファーム上田」の「ナイアガラアイス」を
いただいてみました。
白ぶどうの風味がほんのりある。
特急に乗っても必ず食べるアイスはここでも。
いいアイスがいつも列車では販売されています。
倶知安を出てから左側の車窓に来る蝦夷富士「羊蹄山」。
くっきりと山の稜線も見えるし、山の筋もはっきりしていて最良の山風景。
「尻別川」が見えてきました。
ニセコエリアに突入です。
比羅夫の水力発電所は改修工事が行われています。
この路線の名物的な風景だと思いますここは。
<午後12時02分 ニセコ駅 到着>
ニセコで倶知安から乗った人やツアーの客が降りていきます。
ワンポイントでSLに乗って温泉なのかな・・?
ニセコの次である「昆布駅」を過ぎ、列車は終着駅である・・・
「蘭越」に午後12時27分到着。
停車時間は5分。
いつも初日に乗るから町長や学校の吹奏楽部の演奏とかあるけど、
何もないときに乗ると静かだね・・。
停車した時に必ず撮るアングルで。
また客車の方から車掌さんのハンドベルの音が聞こえ始め、
機関士さんが
「早く乗らないと置いていくよ~^^;」
だって(笑)
蘭越では誰も降りずに倶知安へそのまま折り返し乗車だから
地元商売にはなにも影響してないよねきっと・・。
駅舎にはいつもの閑散とした風景が・・・。
なんとなくこちらを見送っているかな?
列車は蘭越を後にして今まで最後尾にいたDE15が引き戻す形で
倶知安へ走ります。
単線なのでそのまま倶知安まで後退します。
列車の揺れ方が明らかに違う。
ニセコ駅近くの風景。
羊蹄山が見えています。
C62時代はここに転車台があって大型機関車であるC62が方向転換を
していましたが、現在はレールが外されていて転車台は使えない状態。
そこでバックでも走れるC11が復活したようで、道内どこでも走ることができます。
<ニセコ駅に停車中>
あとで来るから~。
ニセコ・比羅夫を過ぎてまもなく倶知安に。
羊蹄山はまたちょっと雲が多くなってきた。
撮影名所の倶知安峠北4線は雲を見ながらヤキモキしているだろうな・・。
<午後1時16分 倶知安駅到着>
ここまでが乗車の第一部と言っていいところで、乗客が降りたあとは
回送となり機関車の前後付け替えが始まります。
帰路の始発はニセコ駅 午後3時40分。
~つづく~
Posted at 2013/09/30 19:33:50 | |
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