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老師♪のブログ一覧

2014年03月04日 イイね!

ありがとう江差線 ④ 「さよなら江差線」



PHOTO 老師 14.02.28 
使用カメラ:NIKON D5000


かもめ島から10分、市街地に歩いてきました。
国道から一本裏手にある「いにしえ街道」

函館の元町のような和洋折衷の建物がこの通りの両側に並び、
ここがちょっとした商店街になっています。



ホンダのディーラーでさえもこういう建物ですから、
ここの建築基準ルールがあるのでしょうね。

そして、通りに見せるようにどこのお店でも雛人形が並んでいます。



看板から察して酒屋さんかな・・?
平日だけど買い物に歩く人とかほとんどいなくて
すれ違うことは無かったです。
時間は10時過ぎだから買い物客が歩いていてもよさそうなものだけど。



上の白い建物は元町にあるような感じで、
このいにしえ通りは独特の感じがします。



ずっと歩いていくと新しい建物でも「いにしえ」の建て方をしてあるので
古いものと違和感がなく過ぎてしまいます。



江差駅方向に行く坂の途中に出てきました。
その時、船の汽笛が聞こえてきて目をやるとフェリーが入港してきました。
どこからのフェリーだろう・・?



フェリー乗り場に来てみました。
船体は小樽港で見ているようなフェリーと比較しても小さなもので
停泊のためにロープを船から投げているところでした。

時間は10時40分頃。
まだそば屋さんが開店するまで20分はあるのでフェリー乗り場の
待合室で休憩してました。



フェリー乗り場から5分ぐらい歩いて
江差追分会館という民謡「江差追分」の資料館(↑の写真)
の隣にある「れすとらん江差家」というそば屋さんにようやく入って
「にしんそば」を頼んだのがこれです。

みかきにしんの半身がそばにのっていてかすかな甘みのにしんの
味は何か下味を付けているなと思いました。

勘違いしやすいのが「生臭い」とか言う人いますが、
まったくそれは無いです。
美味しい一杯でした。



午後12時過ぎ、江差駅に戻ってきました。
江差追分会館から20分ぐらい歩いたかな。

帰路の列車の時間は13時07分。
まだ改札まで40分ぐらいあるので缶コーヒーで一休み。



12:55分 函館からの列車が入線。
この列車が折り返して帰路の列車になります。

私が乗ってきたときと違って2両編成だ。



<13:07分 江差駅 発車>

函館へ列車は走り始めました。
最初で最後の江差駅・・。



列車は江差駅を出て緩やかに下り坂を降りて海岸線に出ます。
海岸線は曇り空だけど雲の切れ間から太陽光が差し込む
そんな天気。



天の川の水門を過ぎて再び川の風景を見ながら木古内へ
向っていきます。



雪融けの川風景。
月末にもなればふきのとうが出始めるのかな。



<14:13分木古内 着>

私が乗ってきた普通列車は約一時間ここで停車してしまうので
キハ40でゆっくりと風景を眺めて函館へ戻りたいところですが、
「江差線フリーパス」を活用して特急スーパー白鳥に乗り換えます。

特急自由席に乗れる切符なので帰路の時間を短縮します。




<14:20分 津軽海峡線 特急スーパー白鳥 入線>

2両目の自由席に乗車します。



これまでのローカルな雰囲気はここで一変して高級車に乗ったような
感じになります。

車掌さんの検札のあとにワゴンサービスが周ってきたけど
何も買わずでした。



函館までの所要時間は30分。
海岸線を走り抜け、函館山が見えてきました。



この一枚が一番いい大きさで撮影できた函館山かな。
夏の津軽海峡の海の青さを再び見たいものですけど。



<14:58分 函館駅 到着>

戻ってきました。
函館は青空で風も少なく爽やかです。



<木古内から乗車した789系スーパー白鳥>

到着後は回送か。
何度もここで見た特急だけどようやく乗れた。
また次に乗ることがあるだろうか・・・。

2年後に新幹線が開通したら選手交代だから・・・。
まあ、この車両は道央圏に来るらしいけど。



キハ281系スーパー北斗と並んでいる。

今度はスーパー白鳥で青森まで行ってみたいな。
そう思いつつ駅の改札を出た。



朝の風景とはかわって青々した駅前の風景。
市電は今日は見ずにまっすぐ駐車場に行き、戻るのを待っていた
ティーダに乗って函館を後にした。



落部に入った頃にある漁港の防波堤から撮影した駒ケ岳。

青々とした空に山頂の白い部分がよく映える。
夏にも同じアングルで撮影したけど山の稜線がきれいに
見えるので好きな場所。

江差線はいつ乗ろうかと数年前から考えていたけど
なかなか乗りに行けないでいた。
SL函館大沼号とセットで乗ればよかったのだろうけど、
ここまでそんな考えも巡らず。

だけど、冬だけど一番いい日に乗れた。
こんな青空で安定し、朝陽の函館山の風景や天の川の風景など
いい風景を撮影する事ができ、廃線前のいい記録となった。

<さよなら江差線、ありがとう江差線>

~おわり~

Posted at 2014/03/04 20:06:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道写真 | 日記
2014年03月03日 イイね!

ありがとう江差線 ③ 「終点 江差」



PHOTO 老師 14.02.28 
使用カメラ:NIKON D5000


木古内駅を特急スーパー白鳥が通過後、8:08分に江差行き
普通列車は発車。

ここから先は電化区間ではなくなるために、それまで車窓を
流れていた電柱は姿を消した。
 



津軽海峡線、青函トンネルへと続く線路と新幹線の高架橋が
分かれていきました。

かたやこちらの江差までの路線はローカルな風景に。



列車は「天の川」という川に沿って進んでいきます。
急に山の中の風景に。



「神明駅」に到着。
駅というより小屋・・・。



この天の川の風景を見ていると釧路湿原を蛇行する釧路川を
思い浮かべたり。

木々の密度とかは違うけど雰囲気的に。



08:46分 「湯ノ岱駅」

ここは無人駅ではなく駅員さんが居る駅で、列車が上下線ですれ違うときに
スタフ(通票)を受け渡す駅員さんと運転士さんのシーンが見られます。
輪のようなものを受け渡しているのを見ました。

衝突を避けるために通票を使って1編成の列車だけを運転させています。



この列車のすれ違いは朝の2本のみということです。



列車はさらに天の川沿いに進みます。
時々動物の足跡が点々と付いているのを見ました。



08:56 「宮越駅」着

ここも小屋・・・・~。



風力発電の風車がいくつも車窓から見えるようになりました。
風が強い証拠でしょうねこの地は。



畑と風車の風景がしばらく続きます。



09:08分 「上ノ国駅」を過ぎて再び海岸線へ。
ちょっと空模様は曇ってきました。



終着 江差駅 09:17分 着

有人の駅だけど閑散とした駅で、ここに降り立ったのは
私のように江差線を記録に残そうとしている人だけ。

江差のゆるキャラなのかな?
江差追分に関係したキャラクターのようです。



とりあえず案内板で現在地とかもめ島への道のりと距離を
確かめます。

それとどこに何があるかも。



駅を出て坂を下って登ってまた下って・・・。

テレビで見たことのあるこの船の所まで来ました。

「開陽丸」

徳川幕府の軍艦で榎本武揚・土方歳三が乗ってきた船。
幕末の函館戦争へ移っていく。



「江差 海の駅」

やっているのかと思ったらここは冬季はお休み中。
休憩できるかと思ったのに。

駅から20分ぐらい歩いてきたけど風が強い。



「開陽丸」も休館中。
冬は来る人少ないのはわかるけど、鉄道が無くなったら
もっと来なくなる気がする・・。



「かもめ島」の方へ歩みを進める。

船の後方から撮影。
幕末当時の形では無いなと思いつつ・・。
マストとかがっちり補強してある。
船体も鉄板が見えるし。



砂浜に船・・。

座礁した船みたいじゃないのこっちから見たら・・・。

「かもめ島」がすぐなので来て見ました。
遊歩道で上にいけてそこには土産物屋があるけど
営業しているのだろうか・・?

上には行かずにこの周囲で撮影をした。



雪の山脈風景が海の向こうに見える。
漁船が多いから漁港かなここは。

奥尻島へ行くフェリー乗り場の方へ歩くことに。
時間はまだ午前10時前。

まともな朝食はまだ食べていないのでどこかで「にしんそば」を
食べたいのだけど多分まだ準備中だよな・・・。

~つづく~

Posted at 2014/03/03 20:40:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道写真 | 日記
2014年03月02日 イイね!

ありがとう江差線 ② 「乗 車」



PHOTO 老師 14.02.28 
使用カメラ:NIKON D5000


<午前6時53分 函館発 江差行き普通列車 乗車>

1両の列車に乗り込むと席はまだまだ空いている。
そのかわり、私同様に江差までの旅人が何人も乗っているのがわかる。

リュックにカメラを持って座っていればまず間違いない。
私は海側になる座席に座り、2枚窓の内の1枚だけ上にあげた。
写真を撮るのに反射と窓の汚れが倍になるのを避けて。



列車はいよいよ出発。
函館駅の車庫を過ぎて次は五稜郭に停車。

ここで函館本線と津軽海峡線(江差方向)と分岐する。

コンテナ貨物が停車していたので先頭の機関車を見ると
EH-500という型式の電気機関車で金太郎のイラストと文字が描かれている。

EHのEは電気 Hは車輪が8輪ということを表す。
車票が「仙貨」となっているから仙台から来た貨物ということだろう。



列車は久根別を過ぎて行きます。
1月に仕事で函館に来て夜に上磯まで乗ったときは当然のごとく
真っ暗で風景がわからなかったけど函館山が見えるいい風景が
あるんだとわかる。



そして、前回降り立った上磯を通過。
夜景で撮影した工場の煙突はこの工場だったのか。



列車は海岸線に出る。

朝陽を浴びて輝く海が綺麗。
この下の道路を車で木古内まで1月は走ったんだよな・・。



朝陽に輝く海。
函館山がシルエットになって写る。



また少し内陸を列車は走り、川も朝陽に輝く。



<茂辺地駅>

この頃になると車内は学生で賑わっていた。
茂辺地・・・・へのへのもへじ?



<再び海岸線を走る>

ほんとに朝陽に輝いていい海風景。
朝早い列車はこういう楽しみがある。



~♪

これぞ旅気分かな(^^)



内陸に入って渡島当別駅に到着。

学生はここで降りていったが、定期を忘れた女の子がいて
その友達の女の子が男子に

「お金貸してやりなよ!」

て代わりに借りていたのを見たけど、
姉御肌だよね・・^^;



また海岸線を列車は走り出します。
太陽も昇り青空が眩しい車窓。
春を感じますね。







泉沢駅では年配の駅員さんがお出迎え。
委託の駅員さんだろうねきっと。



<午前7:54分 木古内駅 到着>

在来線のすぐ隣に「でん!」っと新幹線駅と高架橋が「どかん!」と
その姿を現した。

渡島大野もそうだけど駅の規模ができあげれば段違いになる。
「平行在来線」とはよくいったもので・・。



<停車時間14分 特急待ち>

江差に行く私が乗ってきた列車と函館行きの列車のツーショット。
この画も江差線が無くなると見られなくなってしまう。

ここで撮影している人の姿は私も含めて数人。
平日だから少ないのかなこれでも。



私も周辺風景を少し撮って列車に戻った。
発車まで間もなく。


~つづく~


Posted at 2014/03/02 17:33:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道写真 | 日記
2014年03月01日 イイね!

ありがとう江差線 ① 「ブルートレイン」



PHOTO 老師 14.02.28 
使用カメラ:NIKON D5000


午前5時 函館駅に到着。
車を走らせて4時間で着いた。
途中の休憩は長万部での一回のみ。

道中は道路もブラックアイスバーンなどにはまったくなっていなくて
途中からちょっとした小雨にはなったけど走りやすく
ラジオでオールナイトニッポンを聞きながら来たがどうもいまいち。

車を駅の駐車場に入れて駅に向った。



列車を待つ人は数人居るだけ。
売店も開いていない。

緑の窓口は6時にOPEN
開いたら江差線フリーパス切符を買わないと。

駅には雛人形が飾られている。
どこもこうやって飾っているんだなぁ。



電光掲示板を見ると江差行きの普通列車は1番ホームか・・・。
まだしばらく時間があるのでmixiにちょっと書き込み。



6時を過ぎて空が明るくなった。
外に出て駅舎を撮ってみたり。

1月に来た時に連泊したホテルがそこにある。



函館山が見える。
朝市がすぐそこだけど行こうとは思わなかった。
イカを食べたいなとは考えつつも。



6時30分頃、ホームへ入り撮影を開始。

列車情報のモニターで見た「北斗星」の文字。
忘れていた朝の機関車交換があることに。

先月、夜の機関車付け替えは撮影したけどその逆は撮った事がなかった。

札幌行きのスーパー北斗が入線している。



8番ホームでの機関車交換を撮るために先端に来た。
函館駅はホーム先端に行くまでかなり歩かないとならない。
特急が発着するのでホーム自体が長い長い・・・。

車庫の方を見るとキハ183系が並んでいる。
一連のトラブルで整備中の車体だと思うけど。

緑色の頭の車体は特急スーパー白鳥。
今日はこれにも乗車予定。



6時39分頃、4分遅れで寝台特急北斗星が本州からやってきた。



アナウンスで機関車の付け替えが終わったらすぐに出発すると言っている。
遅れてきたからその分の停車時間は無しということ。



青いDD51ディーゼル機関車がやってきた。
札幌まではDD51が重連で牽引する。



<DD51入線>

列車までもう少し。



ホームにはエンジン音が響き渡る。
青い車体は朝陽に輝き誇らしげ。



出発準備完了。

後ろ・・・今まで本州から北斗星を牽引してきた電気機関車は
連結の分離がDD51の連結と同時に終わっている。



札幌へ向けて朝陽の中を北斗星は出発。



テールを見送ります。



そして、切り離されたED79-4 電気機関車は機関区に戻っていきます。

時計は6時48分を過ぎている。
江差行きの列車の出発時刻は6時53分だからこの長いホームを
8番から1番まで全力疾走ー!

~つづく~


Posted at 2014/03/01 16:53:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道写真 | 日記

プロフィール

「青い十勝」
何シテル?   09/11 21:15
十勝インターナショナルスピードウェイで 行われていDTCC AE86ワンメイクレースの 専属カメラマンをしています。 普通車には特に興味がないので記...
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