PHOTO 老師 SL NISEKO JR函館本線 札幌~小樽~蘭越
使用カメラ:NIKON D300S / OLYMPUS PEN E-P1
前回からの続きです。
函館本線の難所である稲穂峠の「銀山」での撮影を終えて
これから倶知安へと列車の再び乗って移動しますが、倶知安行きの列車が
来るのは1時間後・・・。
小樽方向だとあと20分程度でやってきます。
ここでスマホで最善策の時刻・乗り換えを調べます。
銀山は山の中の駅。
紅葉はまだこれからのような感じに見えます。
もみじの葉も黄色くなりかけでまだまだ紅葉はこれからで、
赤い紅葉はこの辺は少ないですね。
スマホで調べた最善策は小樽方向の列車に乗って2駅戻って「仁木」で
倶知安行きに乗り換えるというもの。
道央圏の路線を1日乗り放題の切符を持っているからできること。
倶知安までの列車は一時間に1往復程度しかないローカル区間。
ぼーっと待っているよりも切符を活かして行動あるのみ。
仁木駅にAM11:48頃到着。
ここで10分ぐらいあとに来る倶知安行きの列車を待ちます。
これが最短の待ち時間だった。
余市方向に列車は出発。
仁木駅の正面。
フルーツ王国「仁木」なので名産のフルーツが写真で紹介されています。
無人駅です。
AM11:58頃、倶知安行きの列車が到着。
キハ40 + キハ150の2両編成。
私は写真が撮影しやすいキハ150の方に乗り込み、
後ろの展望窓から過ぎてゆく風景を撮影します。
「然別駅」
またちょっと雨がパラパラと・・・。
晴れたり雨が降ったり猫の目天気です。
稲穂峠をゆっくりと進む列車からの風景。
赤い紅葉はごくわずかでまだ緑が多い状態。
列車は「銀山駅」を過ぎて稲穂トンネルに差し掛かります。
キハ150の後方の運転席。
こんな風景を見ながら走れるのっていいなとちょっと思ったり・・。
「小沢(こざわ)駅」
なんでカナをふったかといえば、「おざわ」って言ってる人がいたから・・・。
昔は岩内線の始発駅でしたが、今は線路が剥がされてあとだけが残っています。
ローカル駅の風景ですねなんとも・・。
倶知安峠の紅葉。
稲穂峠よりも色は進んでいます。
風景がちょっと黄色みを帯びてきました。
この辺は完全に黄色ですね。
倶知安峠のトンネルを抜け、目前の羊蹄山を眺めながら・・・・
と言いたいのですが、あいにくの雲の中・・・。
列車は間もなく倶知安へ。
PM12:55 「倶知安駅」到着。
あと20分ぐらいで蘭越から戻ってくるSLニセコ号を待ちます。
羊蹄山は山筋に沿って白いものが・・。
山頂部は雲の中で見えませんが、雪が降ったようです。
でも、まだ初冠雪とはいいませんがこの状態では。
PM 1:15頃、
蘭越からSLが戻ってきました。
ここで機関士さんが交代して帰路のための給水と機関車の前後入れ替えが
行われます。
<SL C11-171号機>
いつもの列車の時と違ってSL運行の時は機関士(運転士)さんたちは
いい表情を見せます。
ニセコ号は一旦、ホームから出て引込線に入るために
小樽方向へ少々移動。
誘導に従って再び構内に入ってきます。
給水・整備のための機関車の切り離しにかかります。
給水ホースが見えています。
これを機関車後部の水タンクに差し込んで給水します。
石炭の燃えカスを線路の間に釜から落とします。
火種が見えてます。
機関車をちょっと移動させてから機関士さんが点検ハンマーで
クランクや足回りをコンコンと叩いていきます。
燃えカスの処理です。
距離と峠の勾配に対してこの燃えカスはやっぱり少ないなと
最近は思えます。
ディーゼルDE10が後ろからプッシュしているので・・・。
私はこの後、直にやってきた長万部行の普通列車でニセコへ移動します。
帰路のSLニセコ号の始発は「ニセコ」からになるので。
~つづく~
Posted at 2012/10/24 19:57:46 | |
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