どうも、峠×シビックです
富士フィルム社長の今後のカメラ事業の方向性についての発言が波紋を呼んでいますね
曰く、「これまでの安定供給からある程度生産数を制限し、ブランド価値を高める方向へシフトします。例えばライカのような」
これに対しては賛否両論、様々な意見が出ていますね
コロナショック以降、商品の納期が長くなっています
2年前に初めての一眼カメラ購入の際、富士フィルムのXS10が候補にありました
実際に購入したSONYのα6400は店舗在庫ありだったのに対して、XS10はメーカー在庫なし、また納期未定で、その時点でわたしの候補から消えました
その後も富士フィルムのカメラは品薄状態が続き、店頭では扱っていない店舗もしばしば
先頃発売になったコンパクトデジカメX100Ⅵは予約販売でも買えず、発売日には転売によって定価+10万程度でネットに出回る始末
そんな状況下での先の社長の発言です
つまり、ここ数年、富士のカメラが品薄だったのは、材料が確保できない為でも、流通がうまくいっていないわけでもなく、ブランド価値を上げる為に意図的に生産数をコントロールしていたということです
わたしはこれについては富士のカメラユーザーではありませんので、「へ~」としか思いませんが、ユーザーはちょっと複雑でしょうね
今後どれくらいの供給量を考えているのかわかりませんが、今持っている富士のカメラを新型に買い替えたい時、手に入らないかもしれないんですから
さてこの内容を聞いた時、ライカより思い浮かんだのがロレックスです
わたしが厄年を迎えた頃、一生モノの時計を、との熱が高まった時がありました
その際、高級時計の代名詞であるロレックスも候補にあったのですが、ロレックスの正規店にいっても、一部の人気モデル(俗にいうスポロレ)は店頭になく、メーカー在庫もなし
では並行品はというと、当時で定価+50万ほどの値でショーケースの中に並んでいました
スポーツロレックスはデザイン面でも絶妙にマイナーチェンジを繰り返しており、市場価値を維持しています
例えば80年代、90年代のモデルも今とほとんど見た目が変わらず、アイコンとしてロレックスがほしい層にとっては同じ価値なので中古価格が下がりません
この状態はわたしが知る限りでも数10年続いており、ロレックスは先の富士のように販売戦略として意図的にやっているんでしょうね
ロレックスは商品供給量をコントロールして、ある程度の商品を定価で流通させる→商品が買えない飢餓感を煽り、並行や転売などで定価以上の価値を仕立て、商品価値を神格化していく→結果さらにロレックス伝説は確固たるものになり、定価流通も活性化する、みたいな感じでしょうか
わたしはそこまでロレックスや富士のカメラに思い入れがないので、商品が手に入らないとわかった時点で興味の対象から外れてしまいますね
企業も生き残りをかけて会社の舵を切っているわけですから、それでもそのメーカーのものを使い続けるかはユーザーに委ねられています
でも思うんですけど、「ライカ目指して生産数下げます」ってのは黙ってやるべきことなのでは?😅
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Posted at 2024/05/29 17:42:06 | |
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