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2022年06月17日 イイね!

純正タイヤ ブリヂストンDUELER H/T684IIについての考察

純正タイヤ ブリヂストンDUELER H/T684IIについての考察そろそろジムニーは3型に切り替わるらしく、そのタイミングで純正タイヤも別銘柄へと切り替えになるとの情報を耳にしましたので、ここら辺で一発!個人的な評価をうだうだ書いておきたいと思います。

かれこれ2万キロ以上走り、少なくとも舗装路上の日常使いにおいてはこのタイヤは極上であると確信しました。そもそも単体重量が8.2kgという軽量設計とも相俟って、転がり感は極めて軽く静かでそして滑らか。路面からのショックをブロックやサイドウォール全体でしなやかに吸収してくれているような印象があり、とても乗り味の優しいタイヤだと感じます。またその軽さ転がり抵抗の少なさが、加速減速等の運動性能や燃費性能にかなり貢献しているのは間違い無さそうです。

もちろん法外な速度では意外に早くグリップを失うのですが、それは単なる無謀運転というもの。普通に交通の流れに乗って走っている範囲では何のストレスもありません。また、ワインディングでも少しペースを上げたスポーティ(スポーツではない!)な走りくらいなら無難にこなしてくれるタイヤでもあります。

そしてしっかり刻まれた縦溝が効いているのか、ウェット路面や水溜まりをそれなりの速度で突っ切ってもステアリングが曖昧になりにくく、耐ハイドロプレーン性もかなり高いと実感しています。

さらにM&S表示は伊達ではなく、突然の積雪でも問題なく走ってくれる所などはかなり信頼に足る部分でもあります。

反面本格的なオフロードを走るとなれば柔らかそうなサイドウォールにパンクの心配は常にチラつくし、呆気なく泥などが目詰まりした状態ではほとんどグリップが期待出来ない事は目に見えていますので、そのあたりは用途や使い道次第でもあるのでしょう。

またこのタイヤ、見た目が貧弱であるとか丸いショルダーがオフロードイメージに合わないとかの理由で他へと履き替えられているケースもあるようですが、個人的にはその使い方や運行状況、また経済的負担を考えてもあっさりと履き替えてしまう事は忍びなく、このまま摩耗限界まで履きつぶすのが自分なりの目線であると思っています。

次期銘柄がどんな評価のモノかわかりませんが、「日常使いの快適なジムニー」はこのタイヤによる所も結構大きいと感じました。



Posted at 2022/06/17 15:34:31 | コメント(1) | トラックバック(0)
2022年06月10日 イイね!

64psの64の運転席から見えて来た事。

64psの64の運転席から見えて来た事。かれこれ発売以来そろそろ5年目を迎え、いまだ衰えの見えないジムニー人気ですが、私自身はお付き合いを始め1年と4ヶ月、2万5千キロを共にしてまいりました。
いちオーナーとしてすっかり馴染んで来た今、日常使いであちこち走り回り見えて来た事などをうだうだ呟いてみたいと思います。

なお全ては個人的な思い込みや感性に基づく単なるメンドクセー投稿です。注文しようか悩んでおられる方や、注文したのに納期が長すぎて退屈な方々への暇つぶしの一助となれば幸いです。またオフロードにおける云々はありませんので、ご興味ない方はスルーして下さい。
(※感じ方には個人差がありますのでご了承下さい。)

①犬も歩けばジムニーに当たる。
ここ最近、信号待ちでは64や74同士が何台も並んでしまう場面が増えて来ました。その度に包まれる、同じ洋服を着た人を街中で見付けてしまったかのような、なんだか照れくさくて気恥ずかしいような感覚。お互いを意識し合う瞬間です。
またフルスロットルで追い越して行くのが決まってリフトアップして大径タイヤ履かせた派手なジムニーだったりするあるあるには、あのオーナーさんはさぞかし照れくささのやり場に困ったんだろうなと、ほくそ笑んだりしてしまいます。

②今どきの軽四の素晴らしさ。
この最小限の枠にいかにして最新の機能や性能を盛り込むかという凝らされた工夫とアイディアの数々。今の時代にあっては、所詮は軽四…などと決して軽んじる事が出来ないほどに、国産各メーカーの技術の粋が集められた工業製品であるという事実。
そして規格いっぱいの、オーバーフェンダーの無い64素タイル!バブルの時代に一世風靡した2代目パジェロの時でもやはりJ トップの、ナローボディと細めのタイヤの組み合わせが素ッキリ見えて断然好みでした。

③クルマの価値と価格は比例しない。
他とは比べようがなく、心から惚れ込んでいる人や必要に駆られている人など、このクルマでなければならない人たちの絶大な支持を受け続けながら、歴史と伝統に裏付けられた極めて一貫性のあるクルマであるという事。
何となくカネがあるので特に性能や機能云々はわからないけれども、助手席のスラリと伸びたヒールも意識して見た目のカッコ良さやステイタスを求め高級外国製腰高乗用車を購入し、たまたま隣に並んだスリーポインテッドスターのエンブレムをちらちら横目で眺めながらちょっと負けたような気分になり、そして新型が出れば下取りの高い間に次々に乗り換えていく…そういう方々にこのジムニーは、まず選ばれる事はないでしょう。資本主義競争社会とは一線を画した存在。他と比べ勝った負けたという、終わりのない輪廻転生からは完全解脱した悟りの境地、達観した世界におりますので、精神的開放感は絶大です…笑笑。

④世間一般の、加速性能に関するネガティヴな要素は全くない。
明確に駆動力重視のオフロード向けに切られた超ローギアードな1速は、ゴロリと発進する感覚。油断しているとあっという間に7,000rpmのレッドゾーンまで吹け切ってしまいます。その部分だけ取り上げてもこのクルマは乗用車などでは全く無く歴とした作業用車、いわゆるワークホースとして設計されている事が良くわかります。巷で流行りのSUVとは完全に別次元の純然たるクロスカントリーヴィークル、CCVなのです。とは言いながらも2速、3速とアクセルをしっかり踏みつければ、かなり元気な走りを披露してくれますので、一般道に於ける発進や追い越しの加速性能に全く不満はありません。と言うよりむしろ充分です。

⑤乗り込むたび、理解が深まるたび、全然悪くないぢゃん!と確信した純正の足回り。
世間一般のクルマを基準にすれば、かなりふわふわゆらゆらします(特にワインディングや高速域)。そのためクルマ任せの大雑把で乱暴な運転では、ボディの無駄な動きを増長させてしまいスムーズに走らせる事が難しいクルマでもあると思います。…が、アクセルやステアリングワーク、ブレーキングなど、荷重移動の丁寧な運転に心掛ければかなりスムーズに気持ち良く走ってくれますので、そこはこのジムニーの持ち味であると判断しています。またリジッドアクスル特有の揺さ振られ感は常にあるものの、オフロード凹凸向けの柔らかなセッティングのおかげで乗り心地はソフトです。味付けの方向性としては、かつて所有していたディスカバリーTdiや、当時の初代レンジローバーとも共通しており、荒れた凸凹でもうねうねとよく動いてくれて快適です。

⑥ちゃんと真っ直ぐ走るし、ブレやシミーも皆無でステアリングは中央付近でビシッとしている。
さすがにスイフトスポーツとは違いますしFRでもありますので、矢のような直進性とは言えませんが、それでもステアリングにそっと手を添えておけばストレスなくビシッと真っ直ぐ安定して走ってくれる所はCCVとして秀逸だと思います。

⑦音楽を楽しめる車内の静粛性。
ひと昔前の軽四とは全く違う乗り物になっていると言っても過言ではありません。車内は極めて静かで穏やかな空間です。もちろん回せばエンジン音はしっかり車内に入って来ますが、R06Aは感性に響いて心地良く感じます。

⑧燃費性能
5速マニヤルのお陰もあり平均16km/l以上と、ガソリン高騰の今の時代には大変有難く感じてます。60km/h〜70km/h辺りの巡航が最も燃焼効率が良いようで、条件さえ合えば20km/l超まで伸びますので遠出も楽です。
ただし高速道路、80km/hを超えて行く程に少しずつ悪化して行くようです。

⑨維持費
フルサイズの4輪駆動車に比べれば、税金、燃費、消耗品費、リペアパーツ代、作業工賃、有料道路代、車検費用などあらゆる面での経済節約効果は絶大で、正真正銘のエコであります。

【総括】
5速ギアをコクコク駆使しながらギュンギュンエンジンを回して行けば、キビキビ小気味良く走ってくれるのでとても痛快です(アルトワークスと比較してはいけない!笑笑)。またタイトなワインディングでもひらひら右に左にと、FRスポーツまがい(カプチーノを思い出してはいけない!笑笑)のCCVとは思えぬ意外な一面もありますが、ゆっくり走っても何故かとても楽しく感じるのは、このクルマの不思議な所でもあります。

私のような素人…トーシロードライバーにとっては扱い切れない280psよりも扱い切れる64psの、常に出し切って走らせるようなこの楽しさは、64に乗るまでは想像もつかなかった世界です。またコンパクトさに起因する抜群の人車一体感は、オートバイにも通じる相棒感覚でもあります。
そして今となってはこれ程までにアナログチックで人間っぽさが残るクルマは、このジムニーを置いて他には無い!と断言しておきます。

何度も書いてますが、これがきっと最期のガソリンジムニー。末永く付き合って行きたいと思っています。

Nobody but Jimny!!



Posted at 2022/06/10 10:51:52 | コメント(1) | トラックバック(0)

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いつかはジムニー…30年の歳月を経て、ようやく思いが叶いました。 「さり気ないカスタム」が好みです。
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