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イイね!
2023年12月29日

俺的イケてる世界の自動車TOP100 2023年版【2/2】

前記事【1/2】の続きです。
まだ前記事を読んでいないよ~って方は、1/2からどうぞ。



写真=日産公式
35位:ニッサン GT-R R35 ☆RUNK UP
【コメント】:目指せ20年!
もう今年で16年目です。何がって?R35がこの世に出てからの年数ですよ。奥様。
よくKPGC110の所謂ケンメリから、Gr.Aの申し子であるR32までの空白の期間が16年間(1973-1989)って書かれていましたが、その期間を生き抜いてしまいました。
この手のハイパフォーマンスマシンとしては異例のロングセラーで、日産と言えばロングセラーの代表格、マーチが思い出されるところです。
ですがそのマーチ以上のロングセラーっぷりを発揮してしまっていて、マーチの存在感をノートと一緒に消しにかかってます。なんてやつだ!
この2024年モデルでは、顔つきが改められて、どことなくR34に回帰したような顔つきに。ミレニアムジェイドの色も手伝って余計にそう感じる部分があります。
オートサロンでの発表当初は喧々諤々でTwitter(現 X)でもなんか意見が二分していましたが、筆者は24年仕様は結構好きです。
クルマとして色々凄いのはもう皆さん知るところですし、特に言及しませんがここまできたら20年目を目指して頑張って欲しいですよね。
今更R36とかぶっこんで来るなら、あと4年待って!!!20年売り続け、一線級のフラッグシップとして駆け抜けてきたR35とか、もう雑誌とかムック本を作るのに10年はネタに困らないんじゃないかと思います。


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写真=シンガー公式
37位:シンガー 911 ☆NEW
【コメント】:最高のロマンをその手に
このランキングで先に触れてきたキメラEVO37やプロドライブP25等はある種、このシンガー911のビジネスモデルに近いものがあります。2009年に設立されたシンガー社はアメリカの会社です。そのアメリカで964型911を中心にレストアとビスポーク事業で一機に名声を高めて行き、今では911の関連話題にその名前が出てくることは珍しいことではなく
そうした過去の名車をコンプリートカーとして再構築し、商売をしている事業者の代表格となっています。

キメラEVO37がドナーカーとなるベータモンテカルロを持ってくるように、こちらもドナーカーとなる964型911を探すか持ち込むかしてからがスタートライン。もちろんシンガー社に程度のいい964を探してねっていうのも出来るので、964を持っていなくても大丈夫。
しかも日本にも代理店があって、永三MOTORSが日本の代理店として指名されていますので、福岡に出向けば国内からでも注文が出来ます!

ただし、もう901の姿を投影した964ベースのクラシック・スタディについては限定生産を終了しており、現在は930ターボの姿を投影したターボ・スタディがメインになるとのこと。
そもそもクラシック・スタディの段階で8000万円からという超高額モデルなので、ターボ・スタディも同じかそれ以上の金額を覚悟した方が良いですね。

ただその持ちうるロマンとポルシェへの熱いリスペクトは、世界屈指のレベルでありRUF等とも違ったポルシェの新しい楽しみ方として僅か15年で圧倒的な支持と名声を獲得していることから、実に確かなものであると言えましょう。


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写真=Shmoo Automotive
40位:TVR タスカン ☆NEW
【コメント】:大人になって感じる良さ
TVRって、タスカンもそうですけど、サーブラウとか(00年以降のフェイスリフト後)でもその独特なヘッドライトが昆虫っぽくて、偏光色で塗られた独特のエクステリアが印象的。
でも、筆者は子供のころ、ゲームでTVRを見て、なんともこう受け取り方に困った次第でして
カッコいいのかカッコ悪いのかよく解らず、塗装色も結局偏光じゃない方がいいじゃんって黄色とか黒とかを選んだ記憶があります。
しかしどうでしょう、すっかり30歳を超えて改めてタスカンを見ると偏光色が良く似合う。
その艶めかしいエクステリアが偏光で煌めく様は、タマムシとかアゲハチョウとかそういう自然界のミクロな世界をまるで自動車サイズに再解釈したかの様で、他のスポーツカー達とは一線を画すオリジナリティに溢れています。

TVRはドライバーズエイドすら搭載せず、硬派な大排気量FRスポーツの代名詞。そちらが結構先に論じられ
その偏光色を活かした2000年代のTVRについては、某邦画撮影中の事故のことなどが先立つことも……
現在のTVRは開店休業状態で、2017年に発表された3代目グリフィスについても生産が進んでいないとか……

今は困窮するTVRですが、改めて見ると"良さ"を感じることが出来るクルマだなとつくづく思います。
乗ったわけじゃありませんし、所有するとあれこれ大変な部分もあるでしょうけど、英国の近代スポーツカーの中にあって
間違いなくタスカンの個性は光るものがあります。


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写真=アルファロメオ公式
56位:アルファロメオ 33ストラダーレ ☆NEW
【コメント】:またやっべーの出してきたよ
アルファロメオのとある開発部門が「自動車業界およびステランティスグループ内で唯一無二のもの、
そしてブランドの歴史に見合うものをつくりたい」としてぶち上げた結果、本車が出てきました。
何って、価格が3億円でぶったまげ。こちらは公にメーカーがリバイバルし、新規にすべてを起こしているので
レストモッドではなく完全な新型モデル。1967年の世界一美しいクルマとも揶揄される33ストラダーレの雰囲気を色濃く纏っています。
そして本車は、BEVでもありガソリン車でもあるというパワーソースが2種類から選べるというのも、なんともイマドキな感じ
が、驚きの価格の他、生産台数は予定で33台とちょー少ない。3億円もするし、そんなにぱんぱか数が出るのでもないから
33台でもいいのでしょうけど。こういうのをポンと出せちゃうのは凄いというか、ブランド力があるんだなぁと関心しきりです。

トヨタが数年前まで温めていたGRスーパースポーツは、いつの間にか話が立ち消えてしまい
TS050の血筋を持ち、GR010と血を分けた兄弟となる予定だった和製ハイパーカーは
1億円とも言われていましたが、結局公道で出会うことはなさそう。
そういう意味で、中々日本メーカーは、社内規格が厳しいのか風土的にそういうのが
中々世に出せないのか、それとも国交省が良い顔しないのかアルファロメオの
こういうフッ軽な部分はとても羨ましい・・・。

でも実は筆者的に、見た目はジュリアGTAmの方がストライクです。
こちらもカッコイイはカッコイイので、ランクインしましたが
実際所有できるならジュリアGTAmに靡いちゃうかも。


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写真=スズキ公式
60位:スズキ スイフト ☆NEW
【コメント】:出揃う新世代Bセグ
すでに国内トップ御三家のBセグ主力車がフルチェンジしてからしばらく・・・という月日が流れました。
特にホンダのフィットとトヨタのヤリスは既に初回の車検を過ごした個体もかなりの数があることでしょう。
筆者の素ヤリスも今年車検を受けたばかりです。そして、その2台に少し遅れてデビューした日産ノートと併せて、
SGTで鎬を削る3メーカーのBセグは出揃っていた訳ですが、そこへスズキも新型スイフトを満を持して放ってきました。
現在、国内のBセグといえば、御三家とスズキ、マツダの5社が凌ぎを削っています。とは言いつつ、この辺りは厳密なBセグ以外にも色々小さめSUVとか、Aセグ+みたいなやつとか、軽自動車とかも
競合候補に平気でブチ当たってくる市場なので、純粋に5社のBセグががっぷり組み合って競っている訳では無いです。
しかしながら、Bセグはどれも各車の売れ筋ですから、スズキも当然気合が入っています。

この新型でスズキもスイフトのエンジンを3気筒にしてきました。先代は4気筒だったので、トヨタ、日産と同じく3気筒を選択した格好になります。
ホンダの他、フルチェンジをまだ行っていないマツダの2社が4気筒をBセグに搭載するという構図になっています。
主に3気筒への舵切りは、開発者曰く1.2Lという排気量での熱効率を求めた際に、3気筒の方がアドバンテージがあるからとインタビューで答えており
マイルドハイブリッドを併せることを考えると、スズキの選択は非常に理にかなったものだと言えます。

また本車は5速MTもラインナップされており、素ヤリスの様にガソリンオンリーではなくマイルドハイブリッドでありながらの5速MTとなります。
まだスイフトスポーツは未発表なので、本格的なスポーツモデルは待たれる状況ですが、普段使いのスタンダードカーでもマニュアルを使いたい。
という非情にニッチな層にも応えてくれるグレード展開をしています。

エクステリアは、なんというか、写真の撮り方で結構イメージが変わる感じで、焦点距離18㎜~35㎜程度のレンズで奥行き感ある様に写真を撮ると、
整って見えますが、80㎜~100㎜などの焦点距離では、ややぽってりした印象になって見えます。
ただこの辺は、見慣れてくると愛着が湧くでしょうし、大きな問題ではないと思います。
本車は実際に見てみると事で、印象が大きく変わるモデルだと思いますので、全国のスズキアリーナに興味のある方は是非観に行ってみましょう。
スイフトスポーツの続報次第では、来年もっとランクアップもあるかもしれないかもー!!!!

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写真=三菱公式
70位:三菱 デリカミニ ☆NEW
【コメント】:デリ丸大人気
デリ丸かわいいですよね。なんでもぬいぐるみが結構人気みたいなんですよ。
クルマ自体はすっかり日本では市民権を得たスーパーハイト軽ワゴンで
デリカミニはその中でも、アウトドア系のエクステリアが与えられ
キャンプやピクニックなどのアクティブなイメージを印象付けています。
何分、デリカという伝統の名称がそもそもアクティブなタフギアというクルマだったので
それも当然と言えば当然です。

スズキであればスペーシア ギアであり、ダイハツならタント ファンクロスというところ
ちょっとした川辺でのキャンプから、郊外の山林へピクニック
まさにそんなシーンで活躍するイメージです。
そのイメージを上手く活用し、デリ丸というマスコットキャラクターの人気も相まって
三菱としては初めてCM好感度調査における特別賞を獲得。

三菱のCM戦略と実売も好調なので、三菱復活の足掛かりとする期待を込めて
この順位にランクインしています。筆者がスーパーハイト軽ワゴンを
まさかこのランキングに居れる日が来ようとは……と自分でも驚いていますが
こうした"売れ筋"で自由にできるお金が増えてくれれば、多くの自動車ファンが名前をしる
アレがアレしてまうかもしれませんので、アレがアレすると11代目になりますからね!?ね!?

なので、売れれば売れるほど社内の機運も色々違ってくるでしょうし
多くの人が三菱のディーラーに行く→そういえばアレかっこよかったよね!とかアレはもう無いの?ってそういうリアルなお客様の声みたいのがアレを求めていることが判明!
とかなんとかそういう美味い話に転がるキッカケとして
デリカミニの売り上げ増進を期待しております。よって頑張れ三菱!の意味も込めて
デリカミニが70位にランクインしました!


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写真=BAC公式
75位:BAC モノ ☆NEW
【コメント】:一人にさせて
シンガー911で8000万円とか見た後ならば、もしかしてこれが少しお値打ちに見えるかもしれません。BACモノはイギリスに本社を構えるBAC社が送り出す究極の単座スポーツカーです。もうなんかバイクとほぼほぼ変わらないどころか、バイクの方がなんかしらまだ積めそうなぐらいの勢いで、普段使いという点でサーキット専用なんでしょ~?って思ったそこの貴方。
これ、公道走行もバチコイなんです。驚きました?凄いですよね。筆者は今年のオートモービルカウンシルでこれを見たほか、箱根ターンパイクのスカイラウンジに1台ぽつんと止まっているのを見たことがあります。二度見しましたね、ファッ!?って
BAC社も2009年創業とかなり若い会社で、創業者であるニール・ブリッグス氏が既存のスポーツカーでは満足できず、自分たちで造っちゃおっか!と造り上げてしまったのだそう。
イギリスの少量スポーツカーメーカーを造っちゃう方達って異様にフットワーク軽すぎませんか??????

気になる日本での価格はスタンダードモデルの”モノ”で3800万円から、もっと過激な”モノR”となると4800万円からだそうで、購入者は契約後BAC社に呼ばれ身体の採寸を行うとのこと。これでシートはもちろんステアリング等がオーナー専用に設えられるんだとか。
オーナー呼び出して採寸しちゃうのはBAC社が初めてとか言うことは無く、マクラーレンなんかもやってますし、結構超高級車の世界ではよくある話。よくある話ではありますが本気度はかなり高め、多分かのオペラ歌手界の超偉人であるルチアーノ・パヴァロッティがそのわがままボディ故にフェラーリに申し訳なさそうに乗れない旨を申し出されたのと同じく
このBACモノもあんまりわがままボディだと多分NGが出ると思われます。あ、でももしかしてモノコックごとちょっとワイドにするとかそういうのあるかもしれません、わがままボディですけどBACモノが気になる方は是非連絡とってみてください。そして教えてください。結構気になっています。
筆者が問い合わせればいいじゃないかと思うかもしれませんが、そもそも買えないのにそんな問い合わせできませんので、是非お願い致します(真顔)

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☆殿堂入り
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第9代殿堂:
日産フェアレディZ RZ34
トヨタ GRカローラ
ホンダ シビックType-R FL5

☆1位—10位
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1位:ランチア 037ラリー ☆RUNK UP (前記事掲載)
2位:マツダ MX-30 e-SKYACTIV R-EV ☆NEW (前記事掲載)
3位:トヨタ センチュリー ☆NEW (前記事掲載)
4位:フェラーリ296GTB/GTS
5位:レクサス IS500
6位:DSオートモビル DS9
7位:アルファロメオ トナーレ ☆NEW (前記事掲載)
8位:ケータハム セブン170
9位:モーガン プラスフォー
10位:トヨタ ヤリス(PA10)


☆11位—20位
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11位:ルーフ CTRイエローバード
12位:トヨタGR86
13位:ベントレー フライングスパー マリナー
14位:トヨタ ランドクルーザー"250" ☆NEW (前記事掲載)
15位:キメラ EVO37 ☆NEW (前記事掲載)
16位:スバル インプレッサ 22B STi ☆NEW (前記事掲載)
17位:トヨタ GRスープラ
18位:ルノー スポールスピダー
19位:トヨタ プリウス ☆NEW (前記事掲載)
20位:プジョー308


☆21位—30位
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21位:トヨタ クラウン(全タイプ含む) ☆Add Model (前記事掲載)
22位:マクラーレン F1
23位:メルセデス 190E(W201)
24位:フェラーリ 288GTO
25位:メルセデスベンツ Eクラス(W214) ☆NEW (前記事掲載)
26位:ロータス エミーラ
27位:ニッサン スカイライン GT-R(BNR32)
28位:トヨタ カムリ ☆NEW (前記事掲載)
29位:三菱トライトン ☆NEW (前記事掲載)
30位:アルファロメオ ジュリアGTAm


☆31位—40位
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31位:オペル コルサ (F)
32位:ホンダ インテグラType-R(DC2)
33位:アルピナB8グランクーペ
34位:ポルシェ911GT3 RS (992)
35位:ニッサン GT-R R35 ☆RUNK UP (上記掲載)
36位:トヨタ MR2 GT-S(SW20)
37位:シンガー 911 ☆NEW (上記掲載)
38位:アウディRS3スポーツバック/セダン
39位:トヨタ セリカ GT-FOUR RC(ST185)
40位:TVR タスカン ☆NEW (上記掲載)


☆41位—50位
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41位:トヨタランドクルーザー GRスポーツ
42位:シトロエン ベルランゴ2CVフルゴネット
43位:マツダCX-60
44位:メルセデスベンツ Sクラス(W223)
45位:メルセデスベンツ E450 4MATICカブリオレ スポーツ(A238)
46位:フェラーリ F8トリブート
47位:スバル WRX(VBH)
48位:トヨタ86 ZN6後期
49位:ロータス カールトン
50位:VWゴルフR


☆51位—60位
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51位:メルセデス 300SEL 6.3(W109)
52位:フォード マスタングGT
53位:ベントレー ミュルザンヌ
54位:スバル WRX STI(VAB)
55位:シトロエン XM
56位:アルファロメオ 33ストラダーレ ☆NEW (上記掲載)
57位:ロータス エスプリ スポーツ300
58位:フォード エスコートRSコスワース
59位:マクラーレン 650Sル・マン
60位:スズキ スイフト ☆NEW (上記掲載)


☆61位—70位
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61位:ニッサン フェアレディZ 2by2 Z32
62位:フェラーリ F40
63位:ルノー トゥインゴ(Ⅲ)
64位:トヨタ スープラRZ JZA80
65位:日産サクラ
66位:ミツオカ バディ
67位:プジョー206RC
68位:マツダ サバンナRX-7 SA22C
69位:マツダ3
70位:三菱 デリカミニ ☆NEW (上記掲載)


☆71位—80位
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71位:ポルシェ タイカン
72位:アルピナ ロードスターS
73位:ランチア テージス3.2V6
74位:ヤマハ OX99-11
75位:BAC モノ ☆NEW (上記掲載)
76位:フォード シエラRSコスワース4x4
77位:ランチア デルタHFインテグラーレ16V
78位:ルノー21ターボ
79位:フェラーリ エンツォ
80位:ホンダe


☆81位—90位
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81位:プジョー 205T16
82位:BMW 635csi E24
83位:ホンダ NSX Type-S Zero NA2
84位:ランチア ストラトスHF
85位:シトロエン エグザンティア V-SX
86位:ランボルギーニ ウラカンLP610-4
87位:スズキ ジムニー(JB64)
88位:メルセデスベンツ SL(R129)
89位:アウディ TT3.2クワトロ(8N)
90位:ジャガー XJR4.0スーパーチャージド


☆91位—100位
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91位:ブガッティ EB110GT
92位:アルピーヌルノー A110 1600S
93位:シェルビー GT500'67
94位:ホンダ S2000(AP1)
95位:フェラーリ 365GTB/4 デイトナ
96位:プリマス スーパーバード
97位:トヨタ 2000GT(MF10)
98位:シュコダ オクタビアRS(1U)
99位:童夢 零





写真=ジャパンモビリティショー公式
100位:マツダ アイコニックSP ☆SPECIAL RANK IN
【コメント】:カッコよさ恒星レベル

今年、盛大に開催され大いに盛り上がりを見せたジャパンモビリティショー
その会場の中で一際輝いていたのが紛れもなく本車です。ホンダではプレリュードがお披露目されたり、トヨタではセンチュリーやクラウンセダンが置かれていて多くの来場者を集めていました。
しかし、もうその存在感や抜群のカッコよさではこのアイコニックSPが頭抜けています。

多くの人がRX-7の再来か!?とかRX-9への布石か!?とどよめきましたが、マツダの言い分はあくまでコンセプトカー。ですが、MX-30でシングルREのEVが実現した今、これが期待せずにいられるでしょうか。
このアイコニックSPはその8Cの2ローター版とも言える仕様とされており、名称は出ていないものの多くの媒体では”16C”か?と書かれています。

またエクステリアがめっちゃカッコイイのはもちろんですが、小ぶりながらリトラクタブルヘッドライトも装備されていて、余計に往年のマツダスポーツカーの雰囲気を感じます。
今までのマツダお得意のソウルレッドではなく、新たにヴィオラレッドというとても発色鮮やかに塗られたボディは本当に素敵です。
内装は牡蠣の貝殻を素材に用いた部品をあしらうと共に、ファブリック生地は植物由来の藍染素材を用いてインディゴブルーを全面に押し出しています。牡蠣もデニムも広島の名産なのでマツダの広島愛も沢山詰まっています!
一見、真っ赤な車体に爽やかな紺色の内装は、文字だけで読むとピンとこないかもしれませんが
インディゴブルーの内装に対して、ビビットなヴィオラレッドはイイ組み合わせになっていて、飾らないカッコよさに満ち溢れていました。
もうそれだけでカッコイイというか、何もしてなくても素敵!という具合。

コンセプトカーとは言われていますが、ひょっこり2年後、3年後、マツダのショールームにコレが何某かの正式名を授かって並ぶことに期待し、スペシャルランクインです!





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2023年ランキングによせて
ついに10回目に到達しました!今年からはみんカラに加えてnoteにも
本稿を掲載している訳ですが、来年以降はnoteのみにするつもりです。
いや、来年やるかどうかは気分次第なんですけれども
それにしても、今年はググっとSUV勢がランキング上位に踊ってきたなと、個人的に感じています。
一旦ランキングから消えていたCX-30がロータリーエンジンを発電機として
その心臓部に抱きかかえたことで戻ってきましたし
アルファロメオの送り出すトナーレも、オートモービルカウンシルで
実際に見て触れてこりゃー結構いいなぁ。友達とかとどっか出かけるなら
こういうのでいいよなってスッと感じた次第なんです。歳を取ったとも言います。

その辺のこともっというと、夏に竹馬の友らとミニバンに乗って
ちょっとその辺までって距離をミニバンで繰り出したことがあったんですよね。
ワイワイなんちゃーねぇ話をしながら移動するって、実はめちゃくちゃ楽しいじゃんなって事を改めて感じたんです。

クルマ好きって、基本マイカー持ちが故に、みんなでどこか行くって
1人1台で動くものですから基本は無言。
マイカー内で独り言はあるにせよ"会話"は成立しません。1人ですから。

なので、そこでようやく気が付いたわけです。みんなで乗れるって楽しいじゃん……と
従って今年のランキングに急にSUVが増え始めたのも
そういう筆者の心情が隠せてないなと思います。
まず間違いなく、10年前の初回ランキングの頃の筆者に、SUVとかミニバンどう?って
振ったらNOって言い散らかします。余計な一言付きで。

10年経つと、人間変わるといいますがこうやって年イチで自分の考えてること
書き出しておくと過去の自分がちょっと小恥ずかしくて死にそうです……
また10年後にも今日の書いてるものを読み返して、恥ずかしさに死にかけているかもしれません。

それとは別で、第3回の折に、イケている自動二輪ランキングTOP30もやります!とか言っといて結局手をつけずこの様です。
でもまぁ、十中八九TOP10が半分ぐらいモトグッツィまみれになると思うので、やらんでもいいと思います。
殿堂入りV7II!、1位V100マンデッロ!2位V85TT!3位1000S!とかって出来レースじゃねーかおめぇみたいな
そういうランキングになっちゃうので自動二輪版はこの先も無いと思います。ワッハッハ。

されとて10年ですか……あっという間に感じると言うとジジ臭いですけれど
まぁランキング開始した頃でさえ、もうすっかり日本のスーパーカー代表で顔なじみのR35がまだまだ現役で、フラッグシップの旗を持ち続けているというのには驚きますよね。
そんなGT-Rが未だに現役である傍ら、ホンダeがひっそりと生産終了のアナウンスが出たのも
なんというか時代に則った商品であるはずのホンダeが!?っていう衝撃ニュースでした。

都市型BEVとして、ホンダeはその可愛いルックスや小回り性能など、東京都内なんかでは特に人気が出ても良さそうな物でしたが、その価格がネックだったのか
はたまた意外とボリュームあるボディが、需要と合っていなかったのか、詳しい訳はホンダのみぞ知りますが
僅か3年という非情に短い期間で24年1月を最後に、ホンダeは新車購入が出来なくなります。
すでにメーカーHPでも特定のボディーカラーが選択できない場合があるとも明記されていて、もう本当に辞めちゃうんだって感じです。

他、今年はキメラとシンガーという、クラシックカーそのものではないけれど存分にそのテイストを受け継ぎながら、新しい商品価値を生み出している2社もランクインしてきました。
どちらもお値段が凄まじくて、正味このランキングに入れるにしちゃー高すぎるんですけど
まぁ、かっこいいし無視できないっていう筆者の勝手な判断でランクイン。
シンガーは王道って感じがしますよね、ポルシェ911という素体は本当にすごい。
自動車史でもまず間違いなく誰もが口にする911をマテリアルに、あれだけのことをすれば
主人公にならない訳が無く……その点キメラの方が"キワモノ"感ありますね。キワモノって言っちゃうと
なんか失礼極まりないんですけど、でも誰もが知ってる訳じゃないという"ツウ"な存在ならばキメラかなと。
シンガーは誰が見ても911ってわかりますけど、キメラを見てラリー037だ!ってなる人そんなに居ないハズ。
なんだったら、オリジナルの911カレラとラリー037の知名度は雲泥の差があると思うんです。

故に、一番の贅沢はどちらもガレージに並べる事でしょうけれど
どっちかを選べと問われたら、筆者はやっぱりラリー037を1位に選ぶぐらいには好きなので、キメラEVO37になりますね。

このランキング、来年以降については未定です。10年やったんで一区切りというか
1からちゃんと考え直さなきゃなって感はとてもあります。
何かひっそりと存在感を消して、音沙汰なく100位以内に居残り続けているのも何台かあって
管理方法に難ありなまま10年やってきたので、来年以降やるなら殿堂入り車種は引き継いで
それ以外は全部考え直したい所です。
ブログ一覧 | 雑記 | クルマ
Posted at 2023/12/29 16:28:40

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