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Dell@一二四朗のブログ一覧

2023年12月29日 イイね!

俺的イケてる世界の自動車TOP100 2023年版【2/2】

前記事【1/2】の続きです。
まだ前記事を読んでいないよ~って方は、1/2からどうぞ。



写真=日産公式
35位:ニッサン GT-R R35 ☆RUNK UP
【コメント】:目指せ20年!
もう今年で16年目です。何がって?R35がこの世に出てからの年数ですよ。奥様。
よくKPGC110の所謂ケンメリから、Gr.Aの申し子であるR32までの空白の期間が16年間(1973-1989)って書かれていましたが、その期間を生き抜いてしまいました。
この手のハイパフォーマンスマシンとしては異例のロングセラーで、日産と言えばロングセラーの代表格、マーチが思い出されるところです。
ですがそのマーチ以上のロングセラーっぷりを発揮してしまっていて、マーチの存在感をノートと一緒に消しにかかってます。なんてやつだ!
この2024年モデルでは、顔つきが改められて、どことなくR34に回帰したような顔つきに。ミレニアムジェイドの色も手伝って余計にそう感じる部分があります。
オートサロンでの発表当初は喧々諤々でTwitter(現 X)でもなんか意見が二分していましたが、筆者は24年仕様は結構好きです。
クルマとして色々凄いのはもう皆さん知るところですし、特に言及しませんがここまできたら20年目を目指して頑張って欲しいですよね。
今更R36とかぶっこんで来るなら、あと4年待って!!!20年売り続け、一線級のフラッグシップとして駆け抜けてきたR35とか、もう雑誌とかムック本を作るのに10年はネタに困らないんじゃないかと思います。


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写真=シンガー公式
37位:シンガー 911 ☆NEW
【コメント】:最高のロマンをその手に
このランキングで先に触れてきたキメラEVO37やプロドライブP25等はある種、このシンガー911のビジネスモデルに近いものがあります。2009年に設立されたシンガー社はアメリカの会社です。そのアメリカで964型911を中心にレストアとビスポーク事業で一機に名声を高めて行き、今では911の関連話題にその名前が出てくることは珍しいことではなく
そうした過去の名車をコンプリートカーとして再構築し、商売をしている事業者の代表格となっています。

キメラEVO37がドナーカーとなるベータモンテカルロを持ってくるように、こちらもドナーカーとなる964型911を探すか持ち込むかしてからがスタートライン。もちろんシンガー社に程度のいい964を探してねっていうのも出来るので、964を持っていなくても大丈夫。
しかも日本にも代理店があって、永三MOTORSが日本の代理店として指名されていますので、福岡に出向けば国内からでも注文が出来ます!

ただし、もう901の姿を投影した964ベースのクラシック・スタディについては限定生産を終了しており、現在は930ターボの姿を投影したターボ・スタディがメインになるとのこと。
そもそもクラシック・スタディの段階で8000万円からという超高額モデルなので、ターボ・スタディも同じかそれ以上の金額を覚悟した方が良いですね。

ただその持ちうるロマンとポルシェへの熱いリスペクトは、世界屈指のレベルでありRUF等とも違ったポルシェの新しい楽しみ方として僅か15年で圧倒的な支持と名声を獲得していることから、実に確かなものであると言えましょう。


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写真=Shmoo Automotive
40位:TVR タスカン ☆NEW
【コメント】:大人になって感じる良さ
TVRって、タスカンもそうですけど、サーブラウとか(00年以降のフェイスリフト後)でもその独特なヘッドライトが昆虫っぽくて、偏光色で塗られた独特のエクステリアが印象的。
でも、筆者は子供のころ、ゲームでTVRを見て、なんともこう受け取り方に困った次第でして
カッコいいのかカッコ悪いのかよく解らず、塗装色も結局偏光じゃない方がいいじゃんって黄色とか黒とかを選んだ記憶があります。
しかしどうでしょう、すっかり30歳を超えて改めてタスカンを見ると偏光色が良く似合う。
その艶めかしいエクステリアが偏光で煌めく様は、タマムシとかアゲハチョウとかそういう自然界のミクロな世界をまるで自動車サイズに再解釈したかの様で、他のスポーツカー達とは一線を画すオリジナリティに溢れています。

TVRはドライバーズエイドすら搭載せず、硬派な大排気量FRスポーツの代名詞。そちらが結構先に論じられ
その偏光色を活かした2000年代のTVRについては、某邦画撮影中の事故のことなどが先立つことも……
現在のTVRは開店休業状態で、2017年に発表された3代目グリフィスについても生産が進んでいないとか……

今は困窮するTVRですが、改めて見ると"良さ"を感じることが出来るクルマだなとつくづく思います。
乗ったわけじゃありませんし、所有するとあれこれ大変な部分もあるでしょうけど、英国の近代スポーツカーの中にあって
間違いなくタスカンの個性は光るものがあります。


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写真=アルファロメオ公式
56位:アルファロメオ 33ストラダーレ ☆NEW
【コメント】:またやっべーの出してきたよ
アルファロメオのとある開発部門が「自動車業界およびステランティスグループ内で唯一無二のもの、
そしてブランドの歴史に見合うものをつくりたい」としてぶち上げた結果、本車が出てきました。
何って、価格が3億円でぶったまげ。こちらは公にメーカーがリバイバルし、新規にすべてを起こしているので
レストモッドではなく完全な新型モデル。1967年の世界一美しいクルマとも揶揄される33ストラダーレの雰囲気を色濃く纏っています。
そして本車は、BEVでもありガソリン車でもあるというパワーソースが2種類から選べるというのも、なんともイマドキな感じ
が、驚きの価格の他、生産台数は予定で33台とちょー少ない。3億円もするし、そんなにぱんぱか数が出るのでもないから
33台でもいいのでしょうけど。こういうのをポンと出せちゃうのは凄いというか、ブランド力があるんだなぁと関心しきりです。

トヨタが数年前まで温めていたGRスーパースポーツは、いつの間にか話が立ち消えてしまい
TS050の血筋を持ち、GR010と血を分けた兄弟となる予定だった和製ハイパーカーは
1億円とも言われていましたが、結局公道で出会うことはなさそう。
そういう意味で、中々日本メーカーは、社内規格が厳しいのか風土的にそういうのが
中々世に出せないのか、それとも国交省が良い顔しないのかアルファロメオの
こういうフッ軽な部分はとても羨ましい・・・。

でも実は筆者的に、見た目はジュリアGTAmの方がストライクです。
こちらもカッコイイはカッコイイので、ランクインしましたが
実際所有できるならジュリアGTAmに靡いちゃうかも。


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写真=スズキ公式
60位:スズキ スイフト ☆NEW
【コメント】:出揃う新世代Bセグ
すでに国内トップ御三家のBセグ主力車がフルチェンジしてからしばらく・・・という月日が流れました。
特にホンダのフィットとトヨタのヤリスは既に初回の車検を過ごした個体もかなりの数があることでしょう。
筆者の素ヤリスも今年車検を受けたばかりです。そして、その2台に少し遅れてデビューした日産ノートと併せて、
SGTで鎬を削る3メーカーのBセグは出揃っていた訳ですが、そこへスズキも新型スイフトを満を持して放ってきました。
現在、国内のBセグといえば、御三家とスズキ、マツダの5社が凌ぎを削っています。とは言いつつ、この辺りは厳密なBセグ以外にも色々小さめSUVとか、Aセグ+みたいなやつとか、軽自動車とかも
競合候補に平気でブチ当たってくる市場なので、純粋に5社のBセグががっぷり組み合って競っている訳では無いです。
しかしながら、Bセグはどれも各車の売れ筋ですから、スズキも当然気合が入っています。

この新型でスズキもスイフトのエンジンを3気筒にしてきました。先代は4気筒だったので、トヨタ、日産と同じく3気筒を選択した格好になります。
ホンダの他、フルチェンジをまだ行っていないマツダの2社が4気筒をBセグに搭載するという構図になっています。
主に3気筒への舵切りは、開発者曰く1.2Lという排気量での熱効率を求めた際に、3気筒の方がアドバンテージがあるからとインタビューで答えており
マイルドハイブリッドを併せることを考えると、スズキの選択は非常に理にかなったものだと言えます。

また本車は5速MTもラインナップされており、素ヤリスの様にガソリンオンリーではなくマイルドハイブリッドでありながらの5速MTとなります。
まだスイフトスポーツは未発表なので、本格的なスポーツモデルは待たれる状況ですが、普段使いのスタンダードカーでもマニュアルを使いたい。
という非情にニッチな層にも応えてくれるグレード展開をしています。

エクステリアは、なんというか、写真の撮り方で結構イメージが変わる感じで、焦点距離18㎜~35㎜程度のレンズで奥行き感ある様に写真を撮ると、
整って見えますが、80㎜~100㎜などの焦点距離では、ややぽってりした印象になって見えます。
ただこの辺は、見慣れてくると愛着が湧くでしょうし、大きな問題ではないと思います。
本車は実際に見てみると事で、印象が大きく変わるモデルだと思いますので、全国のスズキアリーナに興味のある方は是非観に行ってみましょう。
スイフトスポーツの続報次第では、来年もっとランクアップもあるかもしれないかもー!!!!

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写真=三菱公式
70位:三菱 デリカミニ ☆NEW
【コメント】:デリ丸大人気
デリ丸かわいいですよね。なんでもぬいぐるみが結構人気みたいなんですよ。
クルマ自体はすっかり日本では市民権を得たスーパーハイト軽ワゴンで
デリカミニはその中でも、アウトドア系のエクステリアが与えられ
キャンプやピクニックなどのアクティブなイメージを印象付けています。
何分、デリカという伝統の名称がそもそもアクティブなタフギアというクルマだったので
それも当然と言えば当然です。

スズキであればスペーシア ギアであり、ダイハツならタント ファンクロスというところ
ちょっとした川辺でのキャンプから、郊外の山林へピクニック
まさにそんなシーンで活躍するイメージです。
そのイメージを上手く活用し、デリ丸というマスコットキャラクターの人気も相まって
三菱としては初めてCM好感度調査における特別賞を獲得。

三菱のCM戦略と実売も好調なので、三菱復活の足掛かりとする期待を込めて
この順位にランクインしています。筆者がスーパーハイト軽ワゴンを
まさかこのランキングに居れる日が来ようとは……と自分でも驚いていますが
こうした"売れ筋"で自由にできるお金が増えてくれれば、多くの自動車ファンが名前をしる
アレがアレしてまうかもしれませんので、アレがアレすると11代目になりますからね!?ね!?

なので、売れれば売れるほど社内の機運も色々違ってくるでしょうし
多くの人が三菱のディーラーに行く→そういえばアレかっこよかったよね!とかアレはもう無いの?ってそういうリアルなお客様の声みたいのがアレを求めていることが判明!
とかなんとかそういう美味い話に転がるキッカケとして
デリカミニの売り上げ増進を期待しております。よって頑張れ三菱!の意味も込めて
デリカミニが70位にランクインしました!


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写真=BAC公式
75位:BAC モノ ☆NEW
【コメント】:一人にさせて
シンガー911で8000万円とか見た後ならば、もしかしてこれが少しお値打ちに見えるかもしれません。BACモノはイギリスに本社を構えるBAC社が送り出す究極の単座スポーツカーです。もうなんかバイクとほぼほぼ変わらないどころか、バイクの方がなんかしらまだ積めそうなぐらいの勢いで、普段使いという点でサーキット専用なんでしょ~?って思ったそこの貴方。
これ、公道走行もバチコイなんです。驚きました?凄いですよね。筆者は今年のオートモービルカウンシルでこれを見たほか、箱根ターンパイクのスカイラウンジに1台ぽつんと止まっているのを見たことがあります。二度見しましたね、ファッ!?って
BAC社も2009年創業とかなり若い会社で、創業者であるニール・ブリッグス氏が既存のスポーツカーでは満足できず、自分たちで造っちゃおっか!と造り上げてしまったのだそう。
イギリスの少量スポーツカーメーカーを造っちゃう方達って異様にフットワーク軽すぎませんか??????

気になる日本での価格はスタンダードモデルの”モノ”で3800万円から、もっと過激な”モノR”となると4800万円からだそうで、購入者は契約後BAC社に呼ばれ身体の採寸を行うとのこと。これでシートはもちろんステアリング等がオーナー専用に設えられるんだとか。
オーナー呼び出して採寸しちゃうのはBAC社が初めてとか言うことは無く、マクラーレンなんかもやってますし、結構超高級車の世界ではよくある話。よくある話ではありますが本気度はかなり高め、多分かのオペラ歌手界の超偉人であるルチアーノ・パヴァロッティがそのわがままボディ故にフェラーリに申し訳なさそうに乗れない旨を申し出されたのと同じく
このBACモノもあんまりわがままボディだと多分NGが出ると思われます。あ、でももしかしてモノコックごとちょっとワイドにするとかそういうのあるかもしれません、わがままボディですけどBACモノが気になる方は是非連絡とってみてください。そして教えてください。結構気になっています。
筆者が問い合わせればいいじゃないかと思うかもしれませんが、そもそも買えないのにそんな問い合わせできませんので、是非お願い致します(真顔)

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☆殿堂入り
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第9代殿堂:
日産フェアレディZ RZ34
トヨタ GRカローラ
ホンダ シビックType-R FL5

☆1位—10位
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1位:ランチア 037ラリー ☆RUNK UP (前記事掲載)
2位:マツダ MX-30 e-SKYACTIV R-EV ☆NEW (前記事掲載)
3位:トヨタ センチュリー ☆NEW (前記事掲載)
4位:フェラーリ296GTB/GTS
5位:レクサス IS500
6位:DSオートモビル DS9
7位:アルファロメオ トナーレ ☆NEW (前記事掲載)
8位:ケータハム セブン170
9位:モーガン プラスフォー
10位:トヨタ ヤリス(PA10)


☆11位—20位
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11位:ルーフ CTRイエローバード
12位:トヨタGR86
13位:ベントレー フライングスパー マリナー
14位:トヨタ ランドクルーザー"250" ☆NEW (前記事掲載)
15位:キメラ EVO37 ☆NEW (前記事掲載)
16位:スバル インプレッサ 22B STi ☆NEW (前記事掲載)
17位:トヨタ GRスープラ
18位:ルノー スポールスピダー
19位:トヨタ プリウス ☆NEW (前記事掲載)
20位:プジョー308


☆21位—30位
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21位:トヨタ クラウン(全タイプ含む) ☆Add Model (前記事掲載)
22位:マクラーレン F1
23位:メルセデス 190E(W201)
24位:フェラーリ 288GTO
25位:メルセデスベンツ Eクラス(W214) ☆NEW (前記事掲載)
26位:ロータス エミーラ
27位:ニッサン スカイライン GT-R(BNR32)
28位:トヨタ カムリ ☆NEW (前記事掲載)
29位:三菱トライトン ☆NEW (前記事掲載)
30位:アルファロメオ ジュリアGTAm


☆31位—40位
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31位:オペル コルサ (F)
32位:ホンダ インテグラType-R(DC2)
33位:アルピナB8グランクーペ
34位:ポルシェ911GT3 RS (992)
35位:ニッサン GT-R R35 ☆RUNK UP (上記掲載)
36位:トヨタ MR2 GT-S(SW20)
37位:シンガー 911 ☆NEW (上記掲載)
38位:アウディRS3スポーツバック/セダン
39位:トヨタ セリカ GT-FOUR RC(ST185)
40位:TVR タスカン ☆NEW (上記掲載)


☆41位—50位
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41位:トヨタランドクルーザー GRスポーツ
42位:シトロエン ベルランゴ2CVフルゴネット
43位:マツダCX-60
44位:メルセデスベンツ Sクラス(W223)
45位:メルセデスベンツ E450 4MATICカブリオレ スポーツ(A238)
46位:フェラーリ F8トリブート
47位:スバル WRX(VBH)
48位:トヨタ86 ZN6後期
49位:ロータス カールトン
50位:VWゴルフR


☆51位—60位
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51位:メルセデス 300SEL 6.3(W109)
52位:フォード マスタングGT
53位:ベントレー ミュルザンヌ
54位:スバル WRX STI(VAB)
55位:シトロエン XM
56位:アルファロメオ 33ストラダーレ ☆NEW (上記掲載)
57位:ロータス エスプリ スポーツ300
58位:フォード エスコートRSコスワース
59位:マクラーレン 650Sル・マン
60位:スズキ スイフト ☆NEW (上記掲載)


☆61位—70位
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61位:ニッサン フェアレディZ 2by2 Z32
62位:フェラーリ F40
63位:ルノー トゥインゴ(Ⅲ)
64位:トヨタ スープラRZ JZA80
65位:日産サクラ
66位:ミツオカ バディ
67位:プジョー206RC
68位:マツダ サバンナRX-7 SA22C
69位:マツダ3
70位:三菱 デリカミニ ☆NEW (上記掲載)


☆71位—80位
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71位:ポルシェ タイカン
72位:アルピナ ロードスターS
73位:ランチア テージス3.2V6
74位:ヤマハ OX99-11
75位:BAC モノ ☆NEW (上記掲載)
76位:フォード シエラRSコスワース4x4
77位:ランチア デルタHFインテグラーレ16V
78位:ルノー21ターボ
79位:フェラーリ エンツォ
80位:ホンダe


☆81位—90位
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81位:プジョー 205T16
82位:BMW 635csi E24
83位:ホンダ NSX Type-S Zero NA2
84位:ランチア ストラトスHF
85位:シトロエン エグザンティア V-SX
86位:ランボルギーニ ウラカンLP610-4
87位:スズキ ジムニー(JB64)
88位:メルセデスベンツ SL(R129)
89位:アウディ TT3.2クワトロ(8N)
90位:ジャガー XJR4.0スーパーチャージド


☆91位—100位
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91位:ブガッティ EB110GT
92位:アルピーヌルノー A110 1600S
93位:シェルビー GT500'67
94位:ホンダ S2000(AP1)
95位:フェラーリ 365GTB/4 デイトナ
96位:プリマス スーパーバード
97位:トヨタ 2000GT(MF10)
98位:シュコダ オクタビアRS(1U)
99位:童夢 零





写真=ジャパンモビリティショー公式
100位:マツダ アイコニックSP ☆SPECIAL RANK IN
【コメント】:カッコよさ恒星レベル

今年、盛大に開催され大いに盛り上がりを見せたジャパンモビリティショー
その会場の中で一際輝いていたのが紛れもなく本車です。ホンダではプレリュードがお披露目されたり、トヨタではセンチュリーやクラウンセダンが置かれていて多くの来場者を集めていました。
しかし、もうその存在感や抜群のカッコよさではこのアイコニックSPが頭抜けています。

多くの人がRX-7の再来か!?とかRX-9への布石か!?とどよめきましたが、マツダの言い分はあくまでコンセプトカー。ですが、MX-30でシングルREのEVが実現した今、これが期待せずにいられるでしょうか。
このアイコニックSPはその8Cの2ローター版とも言える仕様とされており、名称は出ていないものの多くの媒体では”16C”か?と書かれています。

またエクステリアがめっちゃカッコイイのはもちろんですが、小ぶりながらリトラクタブルヘッドライトも装備されていて、余計に往年のマツダスポーツカーの雰囲気を感じます。
今までのマツダお得意のソウルレッドではなく、新たにヴィオラレッドというとても発色鮮やかに塗られたボディは本当に素敵です。
内装は牡蠣の貝殻を素材に用いた部品をあしらうと共に、ファブリック生地は植物由来の藍染素材を用いてインディゴブルーを全面に押し出しています。牡蠣もデニムも広島の名産なのでマツダの広島愛も沢山詰まっています!
一見、真っ赤な車体に爽やかな紺色の内装は、文字だけで読むとピンとこないかもしれませんが
インディゴブルーの内装に対して、ビビットなヴィオラレッドはイイ組み合わせになっていて、飾らないカッコよさに満ち溢れていました。
もうそれだけでカッコイイというか、何もしてなくても素敵!という具合。

コンセプトカーとは言われていますが、ひょっこり2年後、3年後、マツダのショールームにコレが何某かの正式名を授かって並ぶことに期待し、スペシャルランクインです!





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2023年ランキングによせて
ついに10回目に到達しました!今年からはみんカラに加えてnoteにも
本稿を掲載している訳ですが、来年以降はnoteのみにするつもりです。
いや、来年やるかどうかは気分次第なんですけれども
それにしても、今年はググっとSUV勢がランキング上位に踊ってきたなと、個人的に感じています。
一旦ランキングから消えていたCX-30がロータリーエンジンを発電機として
その心臓部に抱きかかえたことで戻ってきましたし
アルファロメオの送り出すトナーレも、オートモービルカウンシルで
実際に見て触れてこりゃー結構いいなぁ。友達とかとどっか出かけるなら
こういうのでいいよなってスッと感じた次第なんです。歳を取ったとも言います。

その辺のこともっというと、夏に竹馬の友らとミニバンに乗って
ちょっとその辺までって距離をミニバンで繰り出したことがあったんですよね。
ワイワイなんちゃーねぇ話をしながら移動するって、実はめちゃくちゃ楽しいじゃんなって事を改めて感じたんです。

クルマ好きって、基本マイカー持ちが故に、みんなでどこか行くって
1人1台で動くものですから基本は無言。
マイカー内で独り言はあるにせよ"会話"は成立しません。1人ですから。

なので、そこでようやく気が付いたわけです。みんなで乗れるって楽しいじゃん……と
従って今年のランキングに急にSUVが増え始めたのも
そういう筆者の心情が隠せてないなと思います。
まず間違いなく、10年前の初回ランキングの頃の筆者に、SUVとかミニバンどう?って
振ったらNOって言い散らかします。余計な一言付きで。

10年経つと、人間変わるといいますがこうやって年イチで自分の考えてること
書き出しておくと過去の自分がちょっと小恥ずかしくて死にそうです……
また10年後にも今日の書いてるものを読み返して、恥ずかしさに死にかけているかもしれません。

それとは別で、第3回の折に、イケている自動二輪ランキングTOP30もやります!とか言っといて結局手をつけずこの様です。
でもまぁ、十中八九TOP10が半分ぐらいモトグッツィまみれになると思うので、やらんでもいいと思います。
殿堂入りV7II!、1位V100マンデッロ!2位V85TT!3位1000S!とかって出来レースじゃねーかおめぇみたいな
そういうランキングになっちゃうので自動二輪版はこの先も無いと思います。ワッハッハ。

されとて10年ですか……あっという間に感じると言うとジジ臭いですけれど
まぁランキング開始した頃でさえ、もうすっかり日本のスーパーカー代表で顔なじみのR35がまだまだ現役で、フラッグシップの旗を持ち続けているというのには驚きますよね。
そんなGT-Rが未だに現役である傍ら、ホンダeがひっそりと生産終了のアナウンスが出たのも
なんというか時代に則った商品であるはずのホンダeが!?っていう衝撃ニュースでした。

都市型BEVとして、ホンダeはその可愛いルックスや小回り性能など、東京都内なんかでは特に人気が出ても良さそうな物でしたが、その価格がネックだったのか
はたまた意外とボリュームあるボディが、需要と合っていなかったのか、詳しい訳はホンダのみぞ知りますが
僅か3年という非情に短い期間で24年1月を最後に、ホンダeは新車購入が出来なくなります。
すでにメーカーHPでも特定のボディーカラーが選択できない場合があるとも明記されていて、もう本当に辞めちゃうんだって感じです。

他、今年はキメラとシンガーという、クラシックカーそのものではないけれど存分にそのテイストを受け継ぎながら、新しい商品価値を生み出している2社もランクインしてきました。
どちらもお値段が凄まじくて、正味このランキングに入れるにしちゃー高すぎるんですけど
まぁ、かっこいいし無視できないっていう筆者の勝手な判断でランクイン。
シンガーは王道って感じがしますよね、ポルシェ911という素体は本当にすごい。
自動車史でもまず間違いなく誰もが口にする911をマテリアルに、あれだけのことをすれば
主人公にならない訳が無く……その点キメラの方が"キワモノ"感ありますね。キワモノって言っちゃうと
なんか失礼極まりないんですけど、でも誰もが知ってる訳じゃないという"ツウ"な存在ならばキメラかなと。
シンガーは誰が見ても911ってわかりますけど、キメラを見てラリー037だ!ってなる人そんなに居ないハズ。
なんだったら、オリジナルの911カレラとラリー037の知名度は雲泥の差があると思うんです。

故に、一番の贅沢はどちらもガレージに並べる事でしょうけれど
どっちかを選べと問われたら、筆者はやっぱりラリー037を1位に選ぶぐらいには好きなので、キメラEVO37になりますね。

このランキング、来年以降については未定です。10年やったんで一区切りというか
1からちゃんと考え直さなきゃなって感はとてもあります。
何かひっそりと存在感を消して、音沙汰なく100位以内に居残り続けているのも何台かあって
管理方法に難ありなまま10年やってきたので、来年以降やるなら殿堂入り車種は引き継いで
それ以外は全部考え直したい所です。
Posted at 2023/12/29 16:28:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2023年12月29日 イイね!

俺的イケてる世界の自動車TOP100 2023年版【1/2】

大変お待たせいたしました。
今年はだーいぶ遅れて発表です。

今年も、30000文字オーバー扱い食らったので
この前編と後編になってます。

過去9年分のバックナンバーは以下からどうぞ
2014年版[第1回]
2015年版[第2回]
2016年版[第3回]
2017年版[第4回]
2018年版[第5回]
2019年版[第6回]
2020年版[第7回]
2021年版[第8回]
2022年版[第9回]前編後編

それでは早速、10年目のイケてる自動車ランキングをお披露目いたします。






2023年の俺的イケてる世界の自動車TOP100






最初は栄えある殿堂入りの発表です.




「俺的イケてるカッケーの殿堂」

初代殿堂:メルセデス W124/C124/S124
2代殿堂:シトロエンC6
3代殿堂:マツダ ロードスター ND5RC
4代殿堂:レクサスLC500
5代殿堂:アルピーヌA110
6代殿堂:ベントレー コンチネンタルGTコンバーチブル
7代殿堂:トヨタ GRヤリス
8代殿堂:タルボマトラ ムレーナS

9代目殿堂:
日産フェアレディZ RZ34/トヨタ GRカローラ/ホンダ シビック Type-R(FL5)


写真=グランツーリスモ7よりゲーム内スケープス機能で撮影

3台まとめてドーン!!!

ついにこの俺的イケてる世界の自動車ランキングが10年目に突入しました。
毎年ちょびちょび書き続けて、こんなに経ったんですね。
今年はダラダラ書いてて、毎年11月末ごろ出してたんですがすっかり年末
怠惰なまま書いております。許してつかーさい。なんかこう10年目なのに情けない限りです。
このランキングを書き始めた当時はまだ大学生だったかな。社会の事を知ったつもりで書いてたような……

うっ、お腹が痛い。

でね、殿堂入りに際してお前3台まとめてってなんだよ。
って思われた諸兄も居ることでしょう。大体なんでも最優秀賞って1つじゃん!って
いやいや、このランキングは私の独断と偏見で並べて、ワッフルワッフル(死語)するランキングなので10年目だしスペシャル感打ち出すには
3台セットだからこその殿堂入りかなって思ったんですよね!

同時期にデビューして、それぞれ駆動方式が違って、エンジンも違って、ボディ形状も違う。
それが日本を代表する3社からそれぞれ出揃ってて、でも3台とも、ドライバーを楽しませることは共通の目標でっていうなんか運命を感じませんか!

ポケットモンスターの最初の3匹感ありませんか!!!桃太郎の犬雉猿感ありませんか!!!織田信長!豊臣秀吉!徳川家康って感じしませんか!!!

そうなんかこの3台がじゃじゃーんって並んでると、ムフフって感じしますよね!感じろ()

そしてこの3台は、ゲームのグランツーリスモ7でも大活躍。
都合よく3台並んでる実際の写真とかほぼ無いんで、今回はグランツーリスモの写真機能を活用してご覧に入れましょう。

いいでしょう?3台並ぶと中々感慨深いんです。どれも伝統的な車種の子孫ですからね。
どのモデルも、日本から飛び出して海外でも大きな功績を積み上げた背景があり
北米や欧州で和製スポーツカーの評判を引き上げたフェアレディZ、世界一売れたファミリーカーでありラリーでも活躍したカローラ
マスキー法突破からストリートレースまで語れるテーマ満載のシビック、どれも日本車を代表するモデル達です。

ということで10年目のランキングを彩る殿堂入りは
3台の和製スポーツモデル群です!



それでは本編ランキングをどうぞ


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写真=RM Sotheby's
1位:ランチア ラリー037 ☆RUNK UP
【コメント】:パンツ履き忘れがセクシー
長らく上位をウロウロしていましたが、この度、私の中で再評価の機運がぎゅんと高まりまして、以前のムレーナ同様に本車がこの度1位に駆け上がりました。
ラリージャパンなどでも、日本でコンペティッツォーネを所有されているオーナー様がヒストリック部門でバリバリ走られていたり
来年にはなんと映画の主役もこなす037!「Race for Glory Audi vs. Lancia」というまだ日本では配給の決まっていない映画ですが
海の向こうでは2024年1月より封切られるそうで、めちゃくちゃみてぇええええ!!
いやもう扱われるテーマが自分に特しか無くて、日本でも字幕スーパーでいいから、配給して欲しい・・・
もし吹き替え版とかあったら字幕と吹き替えと二回見に行っちゃう!!

本車の栄光の歴史や、構造的な話、チームを率いたチェザーレ・フィオリオの話は
色々な媒体で語りつくされているので特にここでは取り上げません。
もう見たら、それだけでカッコイイクルマなのはありありと出てますし、説明不要なわけです。
美しさと禍々しさの同居が絶妙で、勝つことが最優先で造られたのにも関わらず、麗しさを兼ね備えているのは最高としか言いようがありません。
クワトロや205T16、メトロ6R4の無骨さも大変カッコイイのですが、それとは別で037の良さは大変光るものがあります。

後、蛇足なんですがスーパーチャージャーを搭載する本車について「ヴォルメトリコ」と文字が必ず出てきます。意味はイタリア語のスーパーチャージャーの事で
なんてことはありませんが、ヴォルメトリコってその語感だけでもカッコよくて
常日頃、イタリア語ってカタカナ表記するとまずまずカッコよくてズルいって思います。
別に037だけについてヴォルメトリコと表記される訳でもありませんが、なんかその単語ひとつひとつがカタカナで書いた時にカッコイイ響きの単語が踊るので
そういう部分も、本車がカッコイイと感じる遠因になってるなと思っています。


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写真=マツダ公式
2位:マツダ MX-30 e-SKYACTIV R-EV ☆NEW
【コメント】:僕と君とRE
RX-8が生産を終了して既に11年の歳月が流れ、鉄のカーテンの向こうでもREが使われているなんていう事が無い今現在。
ロータリーエンジンは本当に買いたくても新車で買えないエンジンの一つです。
もちろん中古なら購入することができますが、それはそれ。
MX-30 e-SKYACTIV R-EVが今年1月に欧州で発表され、そしていよいよこの9月14日より
全国のマツダ販売店を通して"予約販売"に漕ぎ着けました。

このクルマの存在意義は、何よりもロータリーエンジンの継承を担う部分に大きな意義があるといえましょう。
新たに「8C型」と称されるシングルローター830㏄のエンジンを搭載、しかしながら
エンジンはあくまでも発電用であり、シリーズ式プラグインハイブリッドとして本車は生を受けています。
そうすることで、EVのみで走れる距離はWLTCモード値107㎞という値ですが、それを8Cエンジンの発電で補い、航続距離をそこから伸ばしていくという訳です。
エンジンとモーターのいいトコどりという点では、昨今の数が増えた"エコカー"の一つと数えられます。
ただ、やはりハイライトはその発電用エンジンがロータリーエンジンであることに異論はありますまい。

このランキングでの2位というは、2020年に発表のあったMX-30に漸く待望のREプラグインハイブリッド追加という点が大きく
日本での入手性は別に難しくはなく、価格も500万円弱になるので経済性という部分で、並外れて特異性のあるクルマではありません。
つまり、それを返せばこのクルマは是非REファンには買い支えてやって欲しいクルマであるとも言えます。
それはどういうことか…普遍的に入手可能ではあるけれど、このモデルがマツダのドル箱になる訳では無いというのは多分マツダ自身が一番分かっているでしょうし
なによりも、本車はロータリーエンジンという伝統を紡ぐために赤字覚悟でわざわざ用意したんだろうなと思うところがあります。
だから、マツダにロータリースポーツを望む人こそ、これを買ってマツダを支えてやって欲しいと思います。

個性的なエクステリアで、決してダサいわけでもなくそこにREプライグインハイブリッドを持つ本車
その佇まいは、ついぞや和製シトロエンと揶揄しても良さそうな雰囲気さえ感じます。
今の時代、マツダが出来得る限りの内容で11年ぶりに送り出したRE車、未来のマツダに投資したと思って1台どうでしょうか。


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写真=トヨタ公式
3位:トヨタ センチュリー ☆NEW
【コメント】:新たなる鳳凰
これ、SUVって括りでつい話したくなるんですけど、そうじゃないみたいです。
ベストカーの取材に対し、SUVではないとトヨタ側が明言している記事があり、開発段階での考え方が異なっていて、本車をSUVとは区分していないとのこと。
トヨタ側の言い分を読むと、確かにそうかも。って思うもので、従来のセンチュリーも併売するっていうことで公式サイトを見ると従来の方に(セダンタイプ)という但し書き。
なので、両方ともあくまでセンチュリーであって背格好が違うだけ。ということなのでしょう。

本車は筆者もモビリティショーで実車を見てきました。人だかりが凄くてじっくりは見られなかったものの、存在感はバッチリで、これもまた今の時代のセンチュリーとして広く受け入れられそうだなと思った次第。
価格が2500万円で当然、筆者には到底手が出るクルマではないものの
センチュリーというブランドをただ継続するだけではなく、こうした新しい形で取り組んで、技術の継承をしていくという点は非常に好感が持てます。
セダンタイプ同様にそのブランドの威信を象徴する鳳凰エンブレムも工匠による手彫りで手彫りします。
塗装面も"鏡面磨き"という製造に関わる人間と、専用の精密な動作を行うロボットによって協働され、ボディ表面の凹凸は他のトヨタ車の比ではないほど、滑らかに仕上げられます。

ボディカラーもお馴染みの和名で表記され、白鶴、黎明、麟鳳、紅蓮と色々あります。特に紅蓮の赤は思っている以上に赤ッッッ!!!って感じでございまして
センチュリーらしからぬ活発でスポーティーな感じさえ漂います。悪く言っちゃえば"落ち着き無さそう"とも一瞬思うんですが
しばらく眺めていると、実は一番長く乗っていたとして飽きないのこの色では……?とも思えてきます。

その他、本車はリアドアが通常の開閉タイプとスライドドアタイプと選べるのも筆者の注目ポイント
着物や袴姿など、和装の方が乗り降りするのにも本車は非常に乗降しやすかろうと思われます。
もちろん、車高があるので、他の車高の高いモデル同様に万人が乗り降りしやすいのも良いですよね。
セダンタイプはセダンタイプで伝統と格式があって、この新しい物はその系譜を汲みつつ
新しい在り方を示す新鮮味が良いなぁと感じる限りです。

きっと来年あたりには、都心をあるけばこの新型センチュリーに出会えることと思います。
威風堂々たる新型の存在感を街中でも感じられることでしょう。


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写真=アルファロメオ公式
7位:アルファロメオ トナーレ ☆NEW
【コメント】:なんこれいいじゃん
こちらはオートモービルカウンシルで見て触って、良いな……これ……と思った次第。
今まで、SUVっていうものはさして興味を引く存在では無かったのですが
昨今、どのメーカーも売れ筋としてSUVを用意するに至り
過去のどこにでもあったセダンがそういうもんだったように、今やそれがSUVとなりつつあります。
なので、過去にアルファロメオのセダンモデルといえば複数あったわけで
156とか164とかそれが今じゃステルヴィオとトナーレ、そして近々ミラノっていうBセグSUVも出てくるとからしくて、
SUVってのが昔で言うセダンみたいな市民権をすっかり得ているなと思うばかり。
セダンモデルの中核を担っているのはジュリアのみですし、セダンはある意味で普遍的な存在から、趣味性を含ませたモデルなどが今後の生き残りルートなのかも……

オートモービルカウンシルで見たトナーレは実際に乗り込んでみて、かなりしっくり来た1台。
筆者も自分で、30代だしこういうのをサラッと乗って、小旅行に行きてぇ……伊豆とか日光とか行きてぇ……
なんて思ったぐらい、本当に普段のアシにしてぇ……と感じる程度に、なんか良いんですよ。
実際に運転した訳でもなんでもないのに、こういうのを所有するのアリだなって。

ラリージャパンの観戦に行くにしても荷物積めるし、友達乗せてどっか行くのも良い。
ステルヴィオがCX-5とかハリアーぐらいのサイズの所を、トナーレはもう少し小ぶりなのも筆者的には好感触で
カローラクロスとどっこいという感じ。故にキュッとしたエクステリアの締まり感が筆者の琴線をポロロンとかき鳴らしているのかも。
見た目はどう見てもアルファロメオ!と解るものですし、よっぽどなアルファロメオに対する一家言が無ければ
トナーレは"今どき"の流行を捉えたアルファロメオとして是非、検討して欲しい1台です!


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写真=トヨタ公式
14位:トヨタ ランドクルーザー"250" ☆NEW
【コメント】:THEクロカンってカンジ
ここまで今年のランキングはSUVがかなり躍進していて、その中に合ってこれを外すのは無理があるだろう!ということで今年の8月に発表されたランクルの250が14位にお目見えです。
クロカン系にちょっと疎い筆者は、70とか200とか300とかランクルにまつわる数字を見ても
えっとどれがどれだったかなと恥ずかしながらちょっと写真を見ないと頭にちゃんと出てこない……
でも、この250は一発で覚えるほどそのカクカクしたソリッドな見た目がカッコイイ!と思ったほど

トップエンドの300系がラグジュアリーさとタフネスさを高い次元でまとめているのに対し
先代までの"プラド"と名乗っていた廉価版の後継にあたる"250"では、よりタフネスさを全面に押し出した感じ。
見た目からも「さぁ使い倒して!」という雰囲気がありありと伝わってきます。

もっとガシガシヘビーデューティーに使うのならば、2015年以来の再販となったランクル70の方が筋なんでしょうけど
もうそこは好みというか、どこまで未開の地に乗り入れるかで選んだらいいんじゃないかなって。
見た目の上では70も250もどっちもらしくて良いなと思う限りで、筆者は250の丸目仕様がツボ。
先代のプラドはどちらかというと、都会的な雰囲気さえあるというか山男がスーツ着て東京駅で
なんかすげー荷物担いで活発にえっさほっさと歩いている感じがしましたが
今度はもう本当に富士山の登山口に降り立っているイメージ通りのエクステリアがホント好きです。
イメージ通りであり、300のおそるおそる触らないといけなそうな"高額なカンジ"もそこまで匂っておらず
川を渡ったり、泥濘の中を突き進んだり、砂丘から飛び出してきたりと色々なシーンを踏破する姿を想像します。

きっとこの250も大人気で納車待ちが大変なことになるのでしょうけど
70、250と需要が別れてある程度マシになったりするのでしょうか。筆者にはその辺どうとも言えないのですが
300と250と70と3系統も造り分けちゃうトヨタってほんと体力が凄まじいですね……


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写真=キメラアウトモビリ公式
15位:キメラ EVO37 ☆NEW
【コメント】:やっぱ上手い
実は、1位に躍り出た037が今の世の中、本気で買おうと思ったらオリジナルともう一つ選択肢があります。
いや、選択肢と言いましたが一般的にはほぼ手に入れることが出来ないと言っていいでしょう。
なので、このランキングにおいて入手性という点を考えると15位っていうのは
かなり無茶苦茶なランク付けとなってしまいます。けれども

カッコよさが振り切ってるのでしょーがないンだなコレが!

昨今、シンガーをはじめとした"レストア+コンプリートカー製造"が隆盛しており
アメリカなどでは特にそうしたコンプリートカー事業が珍しくありません。
だけれども、キメラアウトモビリが手掛けるこのEVO37はそれらとはやや異なっていて
オリジンとなるラリー037がベータ・モンテカルロをベースに希代の名車として誕生したのと同じく
こちらもベータ・モンテカルロをベースに構成しています。
しかも、その再構成にあたってこのキメラアウトモビリは元々037やデルタS4のレストアを
執り行っていた背景もあり、実際に当時のラリー037の開発に携わった数々のエンジニアを招聘。
そしてテストドライバーとしてミキ・ビアシオンが関わっていて、これ以上ない豪華な
イタリアーノラリースペチアーレを再考したものになっています。
この辺の、なんかサッと凄いメンツがぱぱーっと集まる感じは何ともイタリアって感じ。

EVO37は生まれ変わりというよりラリー037のすごーく年の離れた兄弟と言えなくもなく
世界限定37台のみの生産とされており、その価格は凡そ6400万円から。
凄まじい価格ではあるけれど、本家ランチアからは正式にリバイバルされる機会も無さそうだし
令和に生まれたラリー037のめっちゃ年の離れた弟を欲しいと思ったら
是非、キメラアウトモビリまでご連絡を、まだ1台ぐらい残っているかも。
それか売り切れてても、モーレツな愛を捧げれば、1台ぐらい増やしてくれるかも。


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写真=ROAD and TRACK
16位:スバル インプレッサ22B STi ☆NEW
【コメント】:永遠のロマン
昨年、エスコートRSコスワースをいいじゃん!って再認識した流れを汲んでいますが
この伝説的限定モデルである22Bも、今年改めて見て触ってやっぱいいよね!という簡単に篭絡されちゃったのでここにブチ込まれています。

22B自体は限定販売で、販売されるや否やソッコーで400台全て完売した実績があり、98年当時、95年~97年の3年連続メイクスタイトル獲得を祝って発売されたことは多くのファンが知るところです。
それから20年以上あまりの時を経て、プロドライブがP25という超高額限定モデルが派生するほどに
GC8のインプレッサWRカー(所謂S5型あたり)は未だに多くの人々の心に色鮮やかな記憶として残っているんだな~と思う訳です。

ちなみに先述のP25はお値段8850万円からで、日本ではアライモータースポーツが1台仕入れたらしいですが
日本での乗り出し価格はまぁ1億近いんじゃないでしょうか・・・そういう点では
15位にキメラEVO37が居ますが、そちらの方が現実感あってランクインしています。
P25はあまりに高すぎて流石にランキングに入れるのが憚られました。まだ22B本体の方が
中古で出物が出た際にP25よりは確実に安かろうと思われます。

そして今、日本では誰でも22Bと触れ合える場所が実はあります。
三鷹市にあるスバルSTIギャラリーに行けば、誰でも22Bに触れてあまつさえ乗り込むことが出来ます。
そしてもっと運が良いと、実際のWRカーと一緒に並んでいる場合があり、贅沢に見比べることができます。
筆者も今年の2月に初めて22Bを見て触り、子どもの頃の憧れを思い出し感激した次第で
街中で過去に1度~2度、野生の22Bを見かけたことはあれど、ちゃんとドアを開けて乗り込むまではありませんでした。
なので、本来であれば博物館で展示してあるであろうレベルの物を、贅沢にドアの開閉自由や
係員の方に頼めばボンネットやトランクまで開閉してもらえるので三鷹STIギャラリーはとても贅沢な空間です。

伝説的な日本車の1台に数えてもいい22Bに会えますので、東京に用事があれば是非三鷹STIギャラリーを訪れてみて下さい。


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写真=トヨタ公式
19位:トヨタ プリウス ☆NEW
【コメント】:エッグいのきた
初めて見た瞬間、マジかよって思いました。
初代は今見ると失礼ながら割合どんくさいまであるようなぽてっとした見た目で、愛嬌があるとも言えます。
2代目からはトライアングルモノフォルムとして、よこから見るとお寿司のような感じ。
それが3代目で結構キリッとしたなって雰囲気になり、4代目で吹っ飛んで
あのモリゾウさんをして「ダサいと思いました・・・」と波紋を呼んだプリウス。
4代目については、このランキングでも2016年版で「ちょい変グルメ」と表現しています。
その4代目の衝撃をいとも簡単に飛び越えてきたのがこの5代目。

見たら解ると思いますが、どうしたそんなにウェッジシェイプな感じマシマシで!
と言いたくなるほどフロントガラスが寝ている・・・いやいや本当にいったい
何がどうしてしまったのだろうかという佇まい。
確かにプリウスだと言われれば、そ、そうだね・・・と納得はできるけれど
端々に、GT300マシンになった時のため?なんて嘘みたいな冗談を想起しかねないディテールが詰まっています。

実は5代目プリウスはその役割とモデル背景から、モリゾウさんに「タクシー専用車」にするのはどうか?
との提案があったそうです。これは普及することで、環境に貢献するという考えからそうした方向に一時はなりかけたようですが
開発チームはそれに対し、手にしたユーザーに愛着を持って接してもらえるような車を!と奮起。
当初のコモディティ化という案を跳ね除けて、このスポーツカー然としたプリウスが生まれたのだそう。

大径タイヤはもちろん、そのシルエットは非常にスポーティーでやっぱりこれも早い所GT300仕様が見てみたい・・・
arpが開発をこっそりやっているものとは思われますが、来年見られるでしょうか。
なーんて思っていたら、スーパー耐久の方ではルーキーレーシングが、本車をなんだかゴソゴソしているところが
目撃されており、21世紀に間に合いました。と申して出てきた初代からすると
5代目は大分、今のトヨタらしいキャラクターでバチボコにインパクト満点なわけです。
5代目もモータースポーツシーンでの姿が見られそうで楽しみ!


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写真=2枚ともトヨタ公式(上がセダン、下がスポーツ)
21位:トヨタ クラウン(全タイプ含む) ☆Add Model
【コメント】:ファミリー勢ぞろい
スポーツとセダンもいよいよ正式に揃い踏みして、新しいクラウンは4系統中3つが実際に公道にデビュー!
残すはエステートのみとなりました。エステートは2024年デビュー予定となっており、多くの諸兄が知るところだと思います。
先行していたクロスオーバーは、今や街中でも結構な頻度で見かけます。

・セダン
まずはセダンから触れましょう。本車は通常のハイブリッドとFCEVの2種類をパワーソースとして選択できます。
FCEVは言わずもがな、ミライとコンポーネントを共用しておりミライが出たその時から
ミライは次期クラウンの青写真。なんて言われていました。本当にその通りでしたね。
エクステリア面についてですが、このセダンはついぞ全長5mの大台を突破
Eクラス(W214)だとか、現行A6よりも堂々たるボディを手に入れました。G60の5シリーズはそのクラウンよりも
もうほんの少しだけ大きく、こうしたドイツ御三家への対抗馬はレクサスのESが担っている領分でした。
そしてそれが、今回のセダンで5030㎜の全長、1890㎜の全幅、1475㎜の全高という真っ向勝負サイズ。
エクステリアは特に毛色がことなっており、割と柔和なカンジのEクラスやキドニーグリルの圧が凄い5シリーズ
フェイスリフトを受けて少しフレッシュさを取り戻したA6と比べて、クラウンセダンは装いが全く異なる雰囲気が
全く見劣りしないな!と感じます。身内のレクサスESとも全く異なるエクステリアなので
クラウン!としてのキャラクターがしっかり確立しており、推せる!と感じるわけです。筆者の稼ぎじゃ買えませんけど()

・スポーツ
クロスオーバーがあるのにこっちも?と思う方も居そうですが、こっちはよりアクティブな印象。
クロスオーバーが4930㎜の全長であるのに対し、スポーツは全長が4720㎜となっていて、より筋肉質かつマッシヴな印象を感じます。
クロスオーバーよりもスポーツは車内スペースが減少する分、運転するドライバーを主に据えた内装となっており
乗る人全員にオープンなクロスオーバーか、自分のスペースを求めるスポーツかでちゃんと購買層は別れることでしょう。
筆者は唯一のFRであるセダン以外で、クロスオーバー、スポーツ、そしてこれから出るエステートの3つで選ぶのはどれか
そう聞かれるとスポーツかエステートで悩みますね~クロスオーバーも捨てがたいのですが
トナーレの項目でも書いた通り、ある程度キュッとしているカンジのが好きなので、スポーツは結構惹かれるものがあります。
実は筆者的に密かにパトカーにしたらかなりカッコイイんじゃないかと思っているのもスポーツです。
セダンがパトカーになるのが本筋なんでしょうけど、なんせ大きいので現用のサイズ感を持っていくとスポーツでパトカーどうすか警視庁サン!

ここまで3種が揃って、来年はついに全ての4種類が出そろって来ます。そこできっとどこかしらの媒体で
売れ筋はどれ!とか人気はどれ!なんかも出てくると思います、様子を見てみましょう。


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写真=メルセデス公式
25位:メルセデスベンツ Eクラス(W214) ☆NEW
【コメント】:う~む好き
気が付けばEクラスもいつの間にか今年でフルモデルチェンジ。たしか、このランキングでもW213が出たぞ~!とかって書いてた様な気がします。何年でしたかな。
………
……

W213居ませんでしたワ(爆)

ついぞのこの前の世代群までは、Cクラスの方が好きなヤツいっぱいあったのでそっちに流されていました。新しいW214は顔とお尻がW213に比べてググッと筆者好みです。
電気自動車のEQEっぽい系統の意匠をちょいちょい見出すことができますが、お尻のクールな感じがいいですね。スッとしてヒュッ!みたいな(どんなだ)
現物なんて当然見てもいませんし、写真越しの感想なんでその程度なんですけれども()
それでも、やっぱEクラスはいいですね。新しいクラウンも良いけど、これも日本でそれなりに数は出るセールスが期待できそう。
テールランプをしっかり見ると、メルセデスのスリーポインテッドスターを意匠にあしらったデザインが織り込まれていて、テールランプ良いな~って思うこのあたりのサイズのクルマはDSオートモービルのDS9に続くものかもしれません。良いですよねこういうの、ニクい演出してくるね~メルセデス!

またW214も先代に引き続き、3Lの直列6気筒がガソリン、ディーゼルと共に用意されます。筆者的にはこの見た目が好みの方のW214でM256エンジンのガソリンターボを味わってみたいですね!W124の直列6気筒モデルに乗っていた経験があるので、そこはもう理屈じゃなくシンパシーを感じる部分があるので、お金さえあれば是非ってぐらいです!

日本での導入時期は来年のいつごろでしょうか、多分そうかからない内に導入のアナウンスがあるはずです。気になった方は是非、お近くのシュテルンまで!

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写真=米国トヨタ公式
28位:トヨタ カムリ ☆NEW

【コメント】:NASCARも新しい顔よ!
11月にアメリカで発表された新型カムリ、アメリカにおけるトヨタの顔ともいうべきこのモデルの最新型です。御多分に漏れず新しいトヨタファミリーの顔つきを持ち、プリウスの大きい親戚のおにーさん。って具合の装いを授かっています。
シャープでイイ感じなんですが、この顔、なによりも新しいNASCARの方でめっちゃ映えるんですよ!
2023年までのカムリは割と表情豊かな系統の顔つきですが、新しいこのカムリはまるで石川五右衛門(ルパン三世のあの人)みたいな寡黙そうな印象。でもNASCAR仕様になると、斬鉄剣を抜刀してデェェアアアアア!!!!シャキシャキシャキーン!!!!みたいな感じがしませんか!?しますよね!!感じろ(本日二回目)

新しいカムリはAWDグレードも用意されるので、もっぱらGRモデルが出るんじゃないかと噂が絶えないみたいです。どうなんですかね?NASCARのイメージを色濃く打ち出したGRモデルとかあり得るんでしょうか。V6エンジンもラインナップされていますが、GR仕様となるならばかなりハイチューンの物を持ってくるはずで
でもG16E-GTSの1.6Lではちょっと物足らない……でもバチボコにパワーカチ上げてるとなると、新たにダイナミックフォースエンジンの系統から新しく直4あたりでターボパワーマシマシのを用意するのでしょうか。うむむむわかりません。

でもアメリカとオーストラリアが主な市場なので、GRカムリの需要は決して低くないかもしれませんね。なんせモリゾウさんも会長となった今の方が、そういうのに寛容さが増しているというか、アメリカとオーストラリアの顧客からリクエストが多ければ造ってくれそうな気がします。

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写真=三菱公式
29位:三菱トライトン ☆NEW
【コメント】:ゴッツゴツやぞ!ゴッツゴツやぞ!
いやー良いですよね、新しいトライトン。ちゃんと現物触れたわけじゃないんで、完全に見た目だけの話なんですけど、
良い!ゴツゴツしてて如何にもピックアップでぇす!という感じ。
クロスカントリーラリーでも頑張ってますし、ラリーアートブランドも再興していることですし
やっぱここらでまた三菱のダカール活動が見たいと思う人も多いと思います。

トライトンはそういう意味で、セールスの宣伝としても、三菱の伝統を受け継ぐにしても、カテゴリー適正という意味でも
トヨタのハイラックスT1Uとかの対抗馬に仕立て上げるのに申し分ないと思うんですよね。
いや、スペックという意味ではなく、キャラクターとか車格としてすごく丁度いいと思うんです。

で、今の日産・三菱の流れで行くと、電気自動車として走る方になるので、さすればアウディの様に
中身は発電用エンジンを持ち、駆動は電気でやるぞー!っていうのでもいいんじゃないかなと。
日産のVCターボエンジンを三菱でちょちょいっといじくって、発電用のエンジンを競技の場で磨くとか
そういう柔軟なやり方とかも夢が広がりますよね。筆者が勝手に思っているだけで、ダカールで勝ちに行こうっていうのに
そんな熟成に時間を要するパッケージじゃ続かんわってツッコミ来そうですけれども。

でもなんか、よっぽどミラージュとかを無理やりRally1規定に合致させてWRC復帰とかよりも
ダカールの方が、なんかこう技術開発の場として今の三菱のビジョンに合わせ込みやすそうな気がするんですよね。
予算も多分ダカールにスポット参戦とかの方がトータルでお安いでしょうし。
クロスカントリーラリーの方はダカール優勝経験豊富な増岡さんが監督していますし
そのままダカールの舞台に舞い戻る未来が見てみたいですね。

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後編の【2/2】へ続きます。
Posted at 2023/12/29 16:22:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2022年11月08日 イイね!

ラリージャパンが開幕しました。

正式にはラリーウィークが開幕したので
ラリー本番が始まっているわけじゃないのですが
既に月曜日から、各チーム、ワークスからプライベーターまで
レッキが始まっていて、あちこちに
仮ナンバーをつけたレッキ車
わナンバーをのお馴染みレンタカーが溢れかえっているようです。

私も11月10日のセレモニアルスタートの日に
東京を出発し、新幹線で名古屋入り。
11月11日に丸一日サービスパークで過ごして
トヨタチームのサービス風景などを見るつもりです。

残念ながらSS観戦チケットは取りそびれましたので
これは来年リベンジです。

サービスパークが楽しみなのはもちろんですが
他にもWRC公式グッズを買い集めたり
運が良ければだれか有名な選手にサインを
お願いしてみようかなと油性ペンも準備しました。

後は、名古屋グルメ
ひつまぶしや豊川稲荷逗子、大あんまきに味噌煮込みうどん
色々会社の愛知出身の人に教えてもらったので
楽しみです。

当日は友人と一緒に回る+全ての移動を
公共交通機関で済ますので、ビール片手に中継大モニターで
生放送されるSSの様子も見るのが楽しみです。

帰宅はラリー続行中の11月12日ですが
帰りの新幹線も、Jsportを見ながら帰るプランを想定中

もうすぐで、WRC一色の週末がもうすぐ始まります。
もう仕事中もWRCのことで頭がいっぱい。
上の空(笑)

あのオジェにロバンペラ、エバンス、勝田、ラトバラ、
マキネン、カンクネン、ヒルボネンとそうそうたるメンバーが
日本に居ると思うと現実じゃないみたいです。

Mスポーツも、運よく総大将のM.ウィルソンとか
チラ見できるかな~と期待しています。
Mスポーツはラリー界のマクラーレンぐらいの
名誉あるチームですから、マルコムを一目見れるなら
是非生マルコムを見たいものです。

(日本に来てんのかな・・・?)

この他、WRC2で出走するカエタノヴィッチとかリンドホルムとか
下位クラスのサービスも是非見てみたいですね~
五平餅もしゃもしゃ食いながら、サービスの風景を見るのが
今か今かと楽しみです。

勝田選手は地元の利みたいのはほとんど無いですが
故郷パワーを手に表彰台を目指してほしいですねぇ。
なによりも、トヨタチームとしてはお膝元愛知で初開催なので
なんとしても優勝してほしいところ。

2004年の北海道の時はちゃんとスバルが日本初開催を優勝で飾ったので
トヨタもしっかり、お膝元豊田における優勝を確保して欲しいです。

どこかで国旗買っていかなきゃな・・・・・
フィンランド国旗、フランス国旗、イギリス国旗、日本国旗、アイルランド国旗

大変だぁ(笑)



Posted at 2022/11/08 16:56:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2022年11月04日 イイね!

俺的イケてる世界の自動車TOP100 2022年版【2/2】

前記事【1/2】の続きです。
前記事を読まれてない方は、1/2からどうぞ。

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写真=CNET
50位:VWゴルフR ☆NEW
【コメント】:気が付けば8代目

いままであんまりVWってなんかこう
正統派とかグローバルスタンダードとか基準とかってことで
あんまり乗り気じゃなかったんです。
斜に構えたかったのもあって
VWってほとんどノミネートしてませんでした。

勝手な私の趣向によるランキングなんで
そんなことでも全然良いワケですが
でもこのランキングも9年目、改めてちゃんとゴルフを見たら

あらやだカッコイイじゃないの

という、ちょっと冷静になってみたら
やっぱりいいじゃないかという至極単純な理由で
ここに入ってきました。
いや、実際8代目ゴルフの目つきは結構好きで
6とか7より圧倒的にカッコよく感じます。

で、ノミネートにあたって選んだのはやっぱり
ハイパフォーマンスを標榜するRってワケでして
GRカローラみたいな如何にも~!って感じではなく
黙って速いみたいなんも、車好きとしては魅力を感じる訳です。

GRカローラは自分走りイケます!っていう主張がエクステリアからダダ漏れですが
ゴルフRは澄ました顔して競ったらヤベェヤツだった。みたいな
そういう能ある鷹は爪隠してます。みたいなところが
非常に良いなと。

がちゃがちゃしていないというか
オトナな感じが良いですよね。
TTRSとかTTSだとヤンチャがすぎるけど
これなら家族もニッコリという体で、行けますよね。

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写真=evo
58位:フォード エスコートRSコスワース ☆NEW
【コメント】:大事なもん忘れてたわ

なんか忘れてんなっていう
歯に何か挟まった気分がずっとありました。
インプレッサ、ランエボ、セリカ、デルタ・・・・・

エスコート忘れてんじゃねぇか
オイィィィィィィイ!!!!!!!!

すっかりセミクラシックの部類で
今、日本でも片手で数えられる程度に
個体が出回っているのかすら不明ですが
復刻されたカウンタック LPI 800-4とか
キメーラEVO37とかプロドライブP25とか
あの辺の価格青天井の車達に比べたら

まだ根性で並行輸入すりゃタマあるだろ

という楽観的評価姿勢のもと
ロンドンの郊外に位置するボアハムが育んだ
Gr.Aベースモデルに焦点を当てたく思い
この度晴れてランクインしました。

WRCに投入されたのは1993年のこと
トヨタはST185を擁しており、ジョリークラブは開発の止まった
デルタHF、スバルがレガシィRSをまだ走らせているころ
シエラのコンポーネントを流用しつつ、エンジンを縦置きとして
セリカやデルタよりも重量配分に気を配ったモデルとして
WRCの檜舞台に立ちました。

ベースモデルの段階で、運動性能のために
エンジン搭載方式を通常モデルから大きく変えるというのは
実は当時、トヨタの看板を背負うTTEがやりたかったことで
TTEは、ST185を素体にアイデアル・サクセッサー1(IS1)として
縦置きエンジンのST185を提案しています。
後にAE92型カローラFXベースのアイデアル・サクセッサー2(IS2)も
作製され、トヨタに2500台のホモロゲモデル生産を
結構強く提案していた背景まであります。
Gr.Aで改造範囲が狭く、エンジンを縦置きに変更はできないため
そのような点で、エスコートRSは日本メーカーが中々できなかった
理想的なコンポーネントを引っ提げてWRCへ現れた訳です。

(93年の1000湖で、GC8もデビューしておりエスコートだけが
縦置きというわけではありませんが、あちらはボクサー故に
ちょっとまた話が異なるので、別とさせてください。)

WRCでは通算10勝(Gr.A+WRカー)、W2Lでは96年のモンテを制しています。
P.ベルナルディーニの名前、久々に見ました。懐かしい。
三菱で一時代を築く、マキネンのフィンランド連覇記録も
94年にエスコートに乗って輝かしい記録が始まりました。

今見ても、そのスタイリングは良く
競技モデルはサイドマフラーや7速MTなど、なかなか変態要素もあり
Gr.Aというとつい、日本車やデルタが出てきがちですが
生粋のラリースペシャルとして生を受け
古豪フォードの復活を支えたモデルに敬意を表し
ランクインとさせていただきます。

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写真=BMW公式
70位:BMW M4 CSL (G82) ☆NEW
【コメント】:中身はすごい、中身は

過去にCSLとしてグレード名があてがわれたのは
もうすでに20年も前の話。
E46型のCSLは非常にシックでカッコよく
未だに好きなモデルの一つ。当時中学生だった私は
ゲーム「グランツーリスモ4」の中で好き好んで使っていました。

それが時を経て、衝撃的なキドニーグリルでデビューした
現行M4/M3において、CSLの名前が三度登場といった具合。

が、です。が、ですよ。
中身はすごいんです。相変わらず100kg近いダイエットしてきたり
カーボンパーツじゃんじゃん使うし
遮音材は省くは、ブレーキはカーボンセラミック、リアシートは窓から投げ捨てます。
上段に出てきた、GRカローラやジュリアGTAmなんかもリアシートとっぱらってますから
まぁまだ2ドアクーペでリアシートの撤去をしている本車は
まだまともかなって感じはあります。
あちらさん達は後部座席へのアクセス用ドアが残ってるのに
リアシートを取り払うという、思い切り過ぎの権化です。いいぞもっとやれ(

話を戻して、M4CSLですがエクステリアがちょいと個人的に難点。
やっぱりこのドデカいキドニーグリルは見慣れないですし
赤い化粧ラインを引きすぎてのるのもちょっと残念。
E46の様な端正な佇まいとはなっていないように思います。

それに価格も、当時のE46が1000万円手前で止まっていたのに
本車は軽く2000万円オーバーです。時勢的な物価の違いがありますが
それでも相当な値上げ。

あと、今更それ気にする?という入手性も
日本向けには25台程度なんで、そこらへんで差し引いていくと
この順位が精いっぱいという感じ。

めっちゃハイパフォーマンスなクルマではあるんですが
見た目で損してるなぁというのが正直なところです。

ランキングには入ってませんが、新しいM2も
ん?んー????ってカンジなんで、BMWどうしちゃったんですかね。
でも、パフォーマンスは凄いと思うのでランクインしました。
多分来年居なくなります(

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ここまで、新しくランク入りした車か
ランクアップした車のみを書き出していたので
下記に、全体ランキングを掲載します。

今までランキングの真ん中にそれぞれ書き込んでいたので
読みにくいなと、9年目にして今更思いまして
今年から書き方を変えています。

☆殿堂入り
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第9代殿堂:タルボマトラ ムレーナS (前記事掲載)

☆1位—10位
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1位:日産フェアレディZ RZ34 (前記事掲載)
2位:トヨタ GRカローラ ☆NEW (前記事掲載)
3位:ホンダ シビック Type-R(FL5) ☆NEW (前記事掲載)
4位:フェラーリ296GTB/GTS (前記事掲載)
5位:レクサス IS500 ☆RANK UP (前記事掲載)
6位:DSオートモビル DS9 ☆NEW (前記事掲載)
7位:トヨタGR86
8位:ケータハム セブン170
9位:モーガン プラスフォー
10位:トヨタ ヤリス(PA10)


☆11位—20位
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11位:ルーフ CTRイエローバード
12位:ベントレー フライングスパー マリナー
13位:ランチア 037ラリー
14位:オペル コルサ (F)
15位:マツダCX-60 ☆NEW (前記事掲載)
16位:トヨタ GRスープラ ☆RUNK UP (前記事掲載)
17位:トヨタランドクルーザー GRスポーツ
18位:ルノー スポールスピダー
19位:ポルシェ911GT3 RS (992)  ☆RANK UP (前記事掲載)
20位:プジョー308 ☆NEW (前記事掲載)


☆21位—30位
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21位:トヨタ クラウン(全タイプ含む) ☆NEW (前記事掲載)
22位:マクラーレン F1
23位:メルセデス(W201)
24位:フェラーリ 288GTO
25位:マクラーレン 650Sル・マン
26位:ロータス エミーラ ☆NEW (前記事掲載)
27位:ニッサン スカイライン GT-R(BNR32)
28位:アルピナB8グランクーペ
29位:アウディRS3スポーツバック/セダン
30位:アルファロメオ ジュリアGTAm ☆RUNK UP (前記事掲載)


☆31位—40位
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31位:ホンダ インテグラType-R(DC2)
32位:メルセデスベンツ Sクラス(W223)
33位:シトロエン ベルランゴ2CVフルゴネット ☆RUNK UP (前記事掲載)
34位:メルセデスベンツ E450 4MATICカブリオレ スポーツ(A238)
35位:トヨタ MR2 GT-S(SW20)
36位:フェラーリ F8トリブート
37位:スバル WRX(VBH) ☆NEW (前記事掲載)
38位:トヨタ セリカ GT-FOUR RC(ST185)
39位:スズキ ジムニー(JB64)
40位:日産サクラ ☆NEW (前記事掲載)


☆41位—50位
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41位:ルノー トゥインゴ(Ⅲ)
42位:トヨタ86 ZN6後期
43位:スバル WRX STI(VAB)
44位:ミツオカ バディ
45位:フォード マスタングGT ☆NEW (前記事掲載)
46位:トヨタ アクア
47位:プジョー206RC
48位:ミツオカ ヒミコS
49位:ロータス カールトン
50位:VWゴルフR ☆NEW (上記掲載)


☆51位—60位
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51位:メルセデス 300SEL 6.3(W109)
52位:ホンダe
53位:ベントレー ミュルザンヌ
54位:プジョー 208
55位:シトロエン XM
56位:シュコダ ファビア
57位:ロータス エスプリ スポーツ300
58位:フォード エスコートRSコスワース ☆NEW (上記掲載)
59位:ポルシェ タイカン
60位:スバル レヴォーグ


☆61位—70位
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61位:ニッサン フェアレディZ 2by2 Z32
62位:フェラーリ F40
63位:マツダ3
64位:トヨタ スープラRZ JZA80
65位:ニッサン GT-R R35
66位:アルピナ ロードスターS
67位:ランチア テージス3.2V6
68位:マツダ サバンナRX-7 SA22C
69位:プジョー307ccスポーツ
70位:BMW M4 CSL (G82) ☆NEW (上記掲載)


☆71位—80位
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71位:シトロエン エグザンティア V-SX
72位:スバル インプレッサ WRX STi バージョン3(GC8)
73位:ルノー ルーテシアGT
74位:ヤマハ OX99-11
75位:フォード シエラRSコスワース4x4
76位:ランチア デルタHFインテグラーレ16V
77位:ランボルギーニ ウラカンLP610-4
78位:ルノー21ターボ
79位:フェラーリ エンツォ
80位:プジョー 205T16


☆81位—90位
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81位:BMW 635csi E24
82位:ホンダ NSX Type-S Zero NA2
83位:スズキ スイフトスポーツ ZC33S
84位:ランチア ストラトスHF
85位:メルセデスベンツ SL(R129)
86位:アウディ TT3.2クワトロ(8N)
87位:ジャガー XJR4.0スーパーチャージド
88位:ニッサン フィガロ(FK10)
89位:ブガッティ EB110GT
90位:フィアット500C ツインエア


☆91位—100位
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91位:アルピーヌルノー A110 1600S
92位:シェルビー GT500'67
93位:ホンダ S2000(AP1)
94位:トミーカイラ ZZ-S
95位:フェラーリ 365GTB/4 デイトナ
96位:プリマス スーパーバード
97位:トヨタ 2000GT(MF10)
98位:シュコダ オクタビアRS(1U)
99位:童夢 零



写真=Proudmag.com
100位:ベントレー バトゥール ☆SPECIAL RANK IN
【コメント】:18台限定ですって

この9月に「シャンティ・アート&エレガンス・リシャール・ミル」で
発表された世界18台限定の本車

まーまず買う機会なんて無いので、安定の特別枠です。

ベントレーのオーダーメイド部門「マリナー」が手掛ける新作で
既に販売早々完売済。
というのは、この手の車あるあるで、売れる分しか用意しないのも
当たり前のことなんで、さして驚くことじゃありません。

で、コンチネンタルGTは後席がありますが
バトゥールはそれをオミット、ってもジュリアGTAmやGRカローラっていう
頭のネジ飛んでます系ではなく、究極のパーソナライゼーションと
長距離グランドツーリングの実現のため
2シーターという空間に拘ったとベントレーは説明しています。

また、このバトゥールはベントレーの新デザイン言語の先駆者としても
誕生にその意味と価値を付加されており
ベントレーが移行していくBEV車両にも、このデザイン言語が
踏襲されていくことになります。

それすなわちW12気筒は見納めが近いということでもあります。

が、どうも聞いた噂では、新しい排ガス規制のユーロ7が
さほど厳しくならないどころか、ユーロ6からほとんど
据え置きなんじゃね。みたいなのがありまして
もしかすると、もうしばらくW12気筒を拝めるかもしれません。

しかし、いずれにせよ、バトゥールほどのモデルであれば
バッテリーであったとしても、そこにあるだけに
息をのむ美しさに言葉が詰まるのは変わりないでしょう。

猛々しいエグゾーストが響いても
粛々とモーターが突き動かしても
どちらも魅力的なクルマであったでしょう事は
疑いの余地がないと思います。

こんなGTに乗ってゆったりと北海道を旅してみたいものです。


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写真=トヨタガズーレーシング公式

2022年ランキングによせて

ついぞ9回目を数えます。
来年やれば10年。いやぁ後もう少し。

2013年当時の世界から、昨今の自動車事情は
目を見張るほど大きく変容しました。

って振り返るのは来年にしましょうか
まだ9年目なので、今年の話をしましょう。

今年、何よりも日本車のスポーツカー拡張年じゃないですかね。
Zは出るわ、シビックも出るわ、カローラもヤベェの来るわで
中々に濃ゆい国産スポーツカーラインナップが
更に充実しつつあります。

電気自動車についても、より市場が拡大し需要が高まっています。
が、2月に発生したウクライナ侵攻による
ロシアのめちゃくちゃな振る舞いのせいで
世界的に半導体が不足し、電気自動車のみならず
ガソリン車も軒並み納車が伸びきっており嫌な状況です。

中国からも、紅旗のほかBYDや五菱などのメーカーが
日本市場への上陸を果たそうとしており
国産メーカーを取り巻く状況は、刻一刻と変わろうとしています。

モータースポーツの方も、今年は色々ありました。
F1は、これを書いているアメリカGP直後の話で
いまだメルセデスが未勝利であることと
レッドブルが9年ぶりのコンストラクターズタイトルを獲得したこと
フェルスタッペン自身は、既に21年に初戴冠で
今年は圧倒的な戦績で連覇を鈴鹿で確定。
FIAの赤旗後の再開方法如何で、みな持ち越しと思っていた
連覇確定が鈴鹿で決定とお触れが出て
え?え?みたいなシーンもあって、語り草になること請け合いです。

WRCの方は、新規定元年でハイブリッドパワーを手にした
各ワークスが凌ぎ合いを見せてくれました。
中でも、神童K.ロバンペラが圧倒的な強さでシーズンを席巻。
トヨタに2年連続の完全制覇をもたらしてくれました。
ニュージーランドで決定の際には、オジェから
シューイ(※自分の履いてるレーシングシューズに酒を注いで振る舞うこと)
を受け、なんとも"手厚い"歓迎をうけたロバンペラ

後のインタビューで

「セブが靴を脱ぎ始めたので、勘弁してくれと思った」

と苦笑い。文句はマクラーレンでF1を走る某ダニエルにお願いします(笑)

ロバンペラの相方、ハルットゥネンは結構ノリノリでシューイの祝福を受けていたので
同じフィンランド人でもそこは結構差がある様子。

VW、Mスポーツフォード、トヨタで王座を渡り歩いたオジェから
ロバンペラへの印象的な引継ぎは、今後のロバンペラ王朝の
幕開けになるのでしょうか。
それとも来シーズンは、誰かがロバンペラを引きずり下ろすのか。

そんな今年のWRC最終戦ラリージャパン、SS観戦チケットは
残念ながら争奪戦に完全敗北して諦めたのですが
サービスパークの入場チケットは余裕がったのでゲット
11月11日の金曜日を丸一日サービスで過ごすつもりです。

すでに選手権は決着しているので、安心してみることができますが
悲願の地元開催のトヨタとしては
是が非でも、今季8勝目として、ラリージャパンの優勝を奪取して欲しいです。
今季まだ未勝利のエバンスが躍動してくれることを願います。

この他、今期から世界選手権に昇格した
世界ラリーレイド選手権(W2RC)でトヨタガズーレーシング南アフリカと
その正ドライバーであるナッサー・アルアティヤ選手が
それぞれ初代王者に輝きました。

そしてWECの方もトヨタは選手権制覇に王手がかかっており
トヨタが王者を獲得できれば、WRC、W2RC、WECと
3つのカテゴリーでメーカータイトルもドライバーズタイトルも
獲得することになります。
WECの方はアルピーヌと非常に競っており、前でゴールした方が
チャンピオンという状況。
バーレーン8時間で全てが決するわけです。

もし8号車が王者に輝くと、平川選手はWECフル参戦初年度で
王座戴冠ということになります。

そしてなんとそのバーレーン8時間の会期は
ラリージャパンの会期と全く同じなので、どっちを見たらいいのか
忙しい週末になります。

毎年、イケてるランキングの終わりにモータースポーツについて
取り扱うのが通例となっていますが
2013年に始めた時には、こんなに日本メーカーが
タイトル戦線にひしめき合うなんて想像してなかったので
ちょっと感慨深いです。
当時、世界選手権ったらトヨタがWECやってたのみ
F1もホンダがカムバックするかも~なあたりですし
日産もまだフォーミュラーEにも出てませんし

ある意味、日本メーカーがシーンッ・・・・としてた時期なので
こんなに変わるとは、自分自身も驚いています。

(本稿はクルマランキングなんで2輪については取り扱っていません)

とまぁ、第9回目のランキングはこんなところでシメたいと思います。
来年はついに10年目です。
それではまた秋の頃にお会いしましょう。

Posted at 2022/11/04 11:37:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2022年11月04日 イイね!

俺的イケてる世界の自動車TOP100 2022年版【1/2】

今年もこの時期が来ました。

俺的イケてる世界の自動車TOP100!
9シーズン目となりました。
10シーズンまであと一息です。

お馴染みの過去版は以下からどうぞ
2014年版[第1回]
2015年版[第2回]
2016年版[第3回]
2017年版[第4回]
2018年版[第5回]
2019年版[第6回]
2020年版[第7回]
2021年版[第8回]

このランキングの傾向は至って単純!

基本的に新車やお求めやすい価格にあるクルマが有利。
とは言いつつ、それ無視した車もチラホラ……
近年は完全にお求めやすさの概念が
軽んじられちゃっているいい加減さですがッ

今年もランキングの改定を頑張ったかなと思います。
新型車とかを中心に結構加えて
昨年、結構入れ替えがあったので
それを下地に、新型車や過去の名車も一部フィーチャーしつつ
って感じです。

分量が増えすぎて、30000文字オーバー扱い食らったので
今回は前編と後編になってます。

ではでは、9年目のイケてる自動車ランキングをお披露目いたします。






2022年の俺的イケてる世界の自動車TOP100






最初は栄えある殿堂入りの発表です.




「俺的イケてるカッケーの殿堂」

初代殿堂:メルセデス W124/C124/S124
2代殿堂:シトロエンC6
3代殿堂:マツダ ロードスター ND5RC
4代殿堂:レクサスLC500
5代殿堂:アルピーヌA110
6代殿堂:ベントレー コンチネンタルGTコンバーチブル
7代殿堂:トヨタ GRヤリス

8代目殿堂:
タルボマトラ ムレーナS



写真=英国Autocar公式HP

いい加減そうしとこうって

もうこの俺的イケてる世界の自動車ランキングも9年目ですし
ずっとTOP10圏内にウロつく、最新でもないし
世間的に知名度バツグンでもないし、変な前列3人乗り
ミッドシップ2ドアが不憫になってきました。
ので、ここで殿堂入りという事でケジメをつけましょう。

個人的にはやっぱり大好きな1台ですし
年を経ても、この特異なパッケージは
後にも先にもそうそうあり得るものじゃありません。

特に入手性が良かったりするでもなく
歴史に名を残したりとか、モータースポーツで
燦然と輝く経歴を得たとかでもないです。
(仏ラリークロスでちょっと使われたとかそんな程度だった気がします)

本来のこのランキング選定条件で言えば
ランクインしているのもウソみたいなクルマなんですけど
まぁいいよね。って思わせる謎の魅力があふれています。

具体的な謎の魅力としては
・当時らしいウェッジシェイプのボディ
・前列3人乗りミッドシップレイアウト
・僅か3年間の生産ながら1万台ちょい出したこと
・バゲーラで問題になった錆対策を行ったこと
 (当時でも珍しい亜鉛メッキでシャシー全体と構成部品を覆ったのは先進的)
・当時の自動車雑誌でもポルシェ924やランチア モンテカルロと比較して
 好ハンドリングとシャシーバランスが評価されていること

等々、全モデルのバゲーラからの改善点はシッカリこなしており
スタイリングも一気に洗練されている本車は
単に風変りなだけではなく、マトラがちゃんと
普段使いできる3人乗りスポーツカーとして、力を入れて
世に送り出したことが見えてきます。

ちなみに、9年前の私はこう書いてます
「前列3人乗り!これこそフランス車の極み!そう思うだろ!シンジ君!」
「カヲル君が何を言ってるか解らないよ!」

完全にネタ扱いです。当時はエヴァンゲリオンの新劇場版の
なんだったかな、なんかで結構話題になっていたので
それをもじった書き方してるんだと思うんですが
そこからずっとTOP10内をウロウロすることに。

ルノー内部でアルピーヌと競合してしまうために
エスパスの生産へと取って代わるため、表向きに売り出さなくなったため
ムレーナは短命に終わりましたが
ムレーナの生産当時はGr.Bラリーカーが花盛りだったこともあるので
ボタンが一つ掛け違っていたら、強烈なGr.Bモンスターとして
本車が037ラリーやクアトロS1、205T16なんかと
やり合ってた世界もあり得たんじゃないかと思っていて

そういう妄想を掻き立ててくれるという点でも
本車は非常に魅力的と言えます。
話のキッカケにも、話のオチにもどっちにも使える
仏製の珍妙スポーツカーの代表格は、今年をもって殿堂入りとします。



それでは本編ランキングをどうぞ


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写真=米国日産公式
1位:日産フェアレディZ RZ34 
【コメント】:むちゃくちゃカッコイイ
今年、顔をそろえたSuperGT御三家の一つ
昨年から引き続いての1位です。

SGTやS耐やらでも今年から投入されはじめた本車
単純にカッコイイんです。スタイリングはもうバツグンで
他車のスポーツカーラインナップにおいて
RZ34はピカイチと言って良いでしょう。

去年もこの順位ですが、ムレーナが殿堂入りした都合で
据え置きの1位でどうかご勘弁くださいな。

本車のエンジンはZ33、Z34と続いたNAユニットから変わり
V6ターボエンジンのVR30DDTTとなりまして、ついに405psを計上。
排気量は3.0Lにダウンサイジングですが
そこはターボ付きなので、VG30DETTの再来とも見て取れます。
RZ34は、スタイリング以外にもエンジンの点を紐解いても
直接的ではないにしろ、縁故を感じるスペックとなっており
特に意味は無くとも嬉しいトコロです。

スタイリングはS30Zを連想させ、一部にはZ32の風合いもあり
正直言ってめちゃめちゃカッコイイですこのクルマ
もうほんと大好き。
近年の日産車としては別格の、見た目良し、中身良し、雰囲気良しで
2020年代を代表する日産車になること間違いなしだと思います。
ミッションもMTとAT両方用意されており
GTカーとしても申し分ない、選択性があります。

また、先代と呼ぶとちょっと語弊がありますので
ビッグマイナー前のZ34は、あまりモータースポーツでは
大々的に見かけることがありませんでした。
タイミング的にR35 GT-Rが出ていたのもあるので
致し方なくはあります。
ただ今回からGT500はもちろん、GT4規定車両も用意され
今後、世界中のレースでZを見かけることができるはずです。

耐久レースは好きでよく見るので
Zの姿をそこかしこで見られるのを楽しみにしています。

そして何よりも、この後に続く2台の日本車とひっくるめて
20年代のスポーツカー3トリオのうち
古典的なFRターボの2ドアクーペという意味でも
とても存在感があり、イケてる1台だと思います。

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写真=米国トヨタガズーレーシング公式
2位:トヨタ GRカローラ ☆NEW
【コメント】:お前の席ねェから!

驚きました。何がって?

モリゾウエディションだよ!!!!!!!

後部座席なしってなに!!!!!

5ドアハッチバックなのに!!!!!!

GRヤリスでもそんなことやってこなかったじゃん!!!!!!
(でもよく考えたらライトパッケージというレギュレーション狙いのやつ居たわ)

なので、乗員数削減はGRヤリスでもやってましたね。
つーか、GRヤリスが殿堂入りした後にGRMNとか出るもんだから
取り上げる機会無くなっちゃったんですよね。
A110Rもそうです。最高イイネ!ってランキングの外に保存した後で
過激な別グレード来ちゃったよ・・・・という中で
カローラスポーツも例に漏れずやってくれました。

元々3ドアというところで、GRヤリスは普段使いが劣り
それを理由に欲しいけど、家族の目があるし・・・という
方にも極めつけで用意されてしまった本車
Zやシビックと比較すれば、やや年上感のあるカローラスポーツ
2018年に素体となるカロスポは出ているので
RZ34とZ34の関係性に比べれば全然若いか。

そもそもこうした特殊なカローラとしては、S耐に出ている
水素カローラがあり、それらの拡幅されたボディや
ややワイドでマッチョな見た目が
一部ではいいよねいいよねと囁かれていました。

で、やっぱり雑誌でもずっとGRカローラは出る出ると言われており
満を持して今回のGRカローラの登場で現実のものになりました。
本車は、アメリカに導入されなかったGRヤリスの代わりに
北米市場におけるGRスポーツカーの4WDターボ担当となる存在。
GRヤリスも存在する日本では、GR四兄弟を構成します。

デザインは元々のキーンルックに+でGRの象徴である
ファンクショナルマトリックスグリルが合わさり
すごくやる気な雰囲気。
カローラのバチバチ気合入ってるヤツといえば
97年~99年にWRCワークス活動の主役カローラWRCですから
20年ぶりに、そういう系統でカローラが戻ってきたって感じですね。

とはいえ、GRカローラ自体はWRCには直接関りはなく
下位カテゴリーのベース車でもありません。
競技の世界では、S耐の水素車かBTCC等が主な戦場ですから
本車がベースとしてその四駆システムを生かしてどうこうとか
ホモロゲーション的にどうこうとかは、あんまり無さそう。

しかしまぁ、トヨタは元気です。
昨今BEVが急激に需要が伸び、流行りというか
トレンドを形成している中で、BZシリーズとか
レクサスでBEVはちょいちょい出しといて
その横でガソリンバンバン燃やしていくマシンを
市場に上市しちゃうんですから
モリゾウさんの熱意たるや、会社巻き込んですっかりお家芸状態。

いいぞもっとやれ(

Zやシビックと変わらないサイズで、テンロクターボ4WDという
またこれも独特なキャラクターで、この最新日本製スポーツカー
トリオの一角を担っていると思います。

GRヤリスだけに手を緩めず、ボディバリエーションを増やして
あまつさえ搭乗人数までバリエーションを持たせたトヨタに
あっぱれと言うわけです。

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写真=米国ホンダ公式
3位:ホンダ シビック Type-R(FL5) ☆NEW
【コメント】:Rの血筋

シビックがフルチェンジして、早1年強
爽快シビックを掲げて、デビューしたのは記憶に新しく
ジ・インタラプターズがカヴァーした
ビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」をバックに
伸びやかに走るCMは未だ覚えてる人も多いはず。

で、その新型シビックにもType-Rが追加されました。
結局NSXはRが出ず、北米で復活したインテグラも
アキュラブランドですし当然日本にも導入が見込めません
Type-Rというホンダのすげぇアレ。みたいなのは
今やこのシビックのみが欠かさず継いで行っているのみで
本車が出たことでその伝統は守られております。

先代のFK8と比べて、すごくスマートになったエクステリアは
先代がランエボ3~6.5の様な所謂"ガンダムみたい"と揶揄された
派手派手しいものでした。
が、FL5からは一転して、スルッとスマートでランエボのライバルだった
インプレッサ22Bの様。

エンジンも非常に強烈、3代続けてのK20Cではありますが
最高出力は330ps、最大トルクは42.8kgf・mもはや
一時のインプとランエボとタメ張る状態で
これをFFで走らせるというのですから大したもの
すっかり4WD化されてもおかしくないスペックですが

FF最速を標榜し、FFに拘ったのは粋だなと思います。
良くある4WDのメリットで論じらるトラクションの
観点から考えたら、そうした方がここまで
パワーの上がった本車としては、合理的な感はありますが
長年のハイパワーFFについてのノウハウと
シビックType-Rのブランド等を加味して、伝統継続を
選んだのだとしたら、素晴らしい判断であると感じます。

FFなのに、FRや4WDをブチ抜いてくのがシビックType-Rの
野心的なスパルタンさを示す部分ではありますし
最新の本車もそれを受け継いだことをとても嬉しく思います。

刷新された国産FR代表格のZ
新たに追加された4WDターボのGRカローラ
伝統の最速FFスポーツのシビックType-R
これらが新車で買えるこれからの数年は、10年後20年後
ずっと記憶に残る車好きも多いんじゃないかと思います。

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写真=フェラーリ公式
4位:フェラーリ296GTB/GTS
【コメント】:なお素敵

え~も~素敵~~~!!!!!
屋根が開いても、閉じても端正なスタイリングで
開け閉めする内容は、開閉式のハードトップ
45km/hまでなら走行中に14秒で開閉完了とのことだそうで。
GTBに対しては凡そ70kgの重量増ですが
屋根が開くことはプレミアム、そんなこと気にしませんとも。

ただ、なんとGTSでもサーキット走行はイケるそうで
アセット・フィオラノ・パッケージが設定されております。

これでサーキット走っちゃうひとは走っちゃうんだろうけど
イチ個人としては、これでゆったり長野・岐阜くんだりを
2週間ぐらいゆったりブラブラしたい。すごくしたい。

お値段は4313万円からで、GRヤリスRC諸々オプション付き乗りだ価格の
凡そ10.5台分。ま、フェラーリだしね!

ボディのディテールやメカニズムについては
去年綴ってるので、割愛しますが
GTBもカッコよいし、GTSもカッコよい。
流石としか言いようがなく
F1でもこのぐらい仕事してくれれば・・・

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写真=米国レクサス公式
5位:レクサス IS500 ☆RANK UP
【コメント】:マジかよマジで?

日本導入だって!?
もっっっうお馬鹿~!!!ほんとお馬鹿~!!!
好きぃ~!!!!!!(今年も語彙崩壊

去年のランキングで本車について書き綴った際
並行輸入されるっしょ~みたいな書き方したんですけど

レクサス本人が日本に導入しちゃったよ~~~~!!!
お馬鹿~~~!!!!ほんとお馬鹿~~~~!!!!!
最高~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

IS 500 Fスポーツ・パフォーマンス・ファースト・エディション
という形で銘打って、まずは抽選で500台販売。
そして既に、その枠に対して10倍の申し込みがあったようで
いやはや、やはり大排気量V8はすべてを解決するみたいです。

2UR-GSEといえば、既にデビューが2006年
いささか、今どきとしては大分お古な感じが否めませんが
逆を返せば、周りがダウンサイジングターボに進行する今
大排気量NAの芳醇なトルクを、未だ新車で入手可能な点は
素晴らしいじゃありませんか。

RC F、LC500と選ぶことができますが、そこにIS500も加わる訳で
無理して左ハンドルを輸入せずとも、お近くのレクサスで
ちゃーんと保証付きで乗れる。

おやおや、おやおやおやおや・・・・
素晴らしい・・・実に素晴らしい・・・


( | )「排気量、排気量ですよ、ナナチ」

今後、この手の大排気量NAでV8を積んだスポーツセダン
というものは絶版になっていくほかないので
2022年の今、こんなのを未だにカタログへどーんと
掲載できてしまうレクサス及びトヨタは、どれだけ
CAFE(企業別平均燃費基準)に余裕あるんですかね。
GRスープラやGRヤリス、GRカローラでバリバリブリブリしてて
GR86みたいなNAの2.4Lの他、自然吸気大排気量V8まで揃えるって

ハイブリッド貯金すごいな!!!!!!!!!
度し難いぞ!!!トヨタ!!!!(好き)


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写真=DSオートモビル公式
6位:DSオートモビル DS9 ☆NEW
【コメント】:パリはいつだってパリ

実は今までDSオートモビルって、シトロエンの
一部車種から派生したサブブランドで
その立ち位置とフロントグリルにダブルシェブロンが座っておらず
いまいち、個人的にはどう捉えたら良いか掴めず
長年触れずにいました。

フォーミュラーEではテチータと組んで電動レースをやっていたりして
名前は聞きこそすれど、2015年に分家した新興ブランドなんで
特段コレ!っていう確固たるイメージを得ていなかったんです。

ですが、ふとしたキッカケでDS9をよくよく見てみたら
あーこれイイっすね(チョロい

という具合でして、今まで結局のところシトロエンの
派生モデルでしょ?程度だったのが
DS7クロスバックあたりから、専売モデルに切り替わり
デザインが特にDSオートモビルらしさを出すようになって
ぐぐっと良くなった様に感じます。

このランキングで殿堂入りしたシトロエンC6の様な
得も言われぬ艶やで奇妙という系統ではなく
割とパキパキっとしたガラス細工の様な感じ。

オノマトペで言えば、ヌルヌルスベスベっぽいC6に対して
サラサラキラキラって感じ。自分で言っててよくわかんねぇや

つまりシックにモダンで爽やかでっしゃろ!?と
言いたいわけです。言えたわ。

特にお尻が良くて、お尻が良ければ
勝手に前も良く見えてくるもんで、段々じーっと眺めてると
好きだなこれ・・・という感情がムクムクしてきます。

各所にあしらわれたクローム装飾は「セイバー」と
呼称され、車体各部へあしられ、中でもボンネットの縦方向に据えられた加飾は
パリの石畳をモチーフにした、クル・ド・パリ模様が奢られており
一層の格式の高さを窺わせる仕上がりになっています。

本車はガソリン車とPHEVの二本立て
PHEVに関してはEVのみの走行が61㎞ほど可能だそうで
PHEVとなるDS9 Eテンスであれば、システム合計は250psを計上します。
Eセグメント車種としては十分でしょう。

DS9を改めてちゃんと見たことで
ようやく、私の中にDSオートモビルというブランドが
納得の立ち位置に降り立ったような気がします。
いままで特に気に留めていなかったのですが
これからの展開に要注目です。

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写真=Goo-netより
15位:マツダCX-60 ☆NEW
【コメント】:正統派異端系

先述のやりやがった!第1弾をIS500国内導入とすれば
本車はやりやがった!第2弾です。

何がって、あなたね、御覧なさいよ。
直列6気筒3.3Lディーゼルターボ!?!?!?
しかもディーゼル単体とマイルドハイブリッド仕様も選べる!?!?
更に更に12月頃にはPHEVも追加予定!?!?!?
2WDはFRだって!?!?!?!

?????????????????

直6でFR??????????????

SUVなのにFR????????????

は????????????????

好き()

大分取り乱しました。
ちょっとマツダさんいきなり攻めすぎじゃないですかね。
そんないきなりチャーリーズエンジェルズの3人が
窓蹴破って突入してくるシーンを映画冒頭に持ってきて
まだタイトルロゴすら出てませんっていうぐらい驚き。

今どきにあって、その揃えられたスペックの字面は
もう見ることが叶わないとさえ思うような組み合わせ

直6、FR、ターボ、平成初期じゃねーんよ。

なんかこうBMWとかがやりそうな組み合わせを
マツダがPON☆と出してきまして、すげぇサプライズ。

でもこれマツダのラージ商品群の第1弾で
マツダは今後、既存のコンパクトカーやFF車種を
スモール商品群、そして電化を担うEV商品群に大きく
分けるとのことで、なんとCX-60がまだ序章だということ。

ヒェッ

つまるところ、FRの車種を採算ベースに乗せる流れが
出来つつあるということは、2015年にコンセプトとして
発表されたRX-Visionもようやく日の目を見るのか?と
少なからず期待が膨らみます。
16Xと一時期名前が広まった新ロータリーエンジンも
どうなるのか、今は未だ全く見当がつきません。

ですが、この商品群の仕分けと、新規投入車種の売れ行きが
マツダの思っている以上に好調であれば
我々の前に再びRX-7が帰ってくる日も無くは無いかもしれません。

CX-60はこれからのマツダを、バラ色へと導いてくれるのでしょうか
いっぱい売れろ~~~!!!!!!!

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写真=トヨタガズーレーシング公式
16位:トヨタ GRスープラ ☆RUNK UP
【コメント】:3ペダルの殴り込み

本日のやりやがった!第3弾はこちらです(
3ペダル本当に用意してきたよぉ
もう本当にモリゾウ体制に怖いモノ無しですね。

デビュー当時から、3ペダルMTの追加導入は
にわかに噂されつつも、当時の開発主査の方が
コストの兼ね合いと、大排気量MTを万人が楽しめるようにするのは
商品力的に熟慮の余地があるため見送った。
メディアからの質問に答えていました。

しかしながら、3ペダル待望論は根強く
特に80スープラがチューニングベースとして
世界中で愛されていたのもあり
現行型にそうした声が寄せられるのも
無理も無いか。という感じで私は思っていましたが

本当にブッ込んでくるあたりが今のトヨタだな・・・・

実は、開発主査の方は既に退職されており
現在、スープラの商品改良や開発に関して
どなたが担当されているのか、良く知らないのですが
ついぞこのMTはトヨタGRとトヨタモーターヨーロッパがZFと
共同開発したそうで、このミッションは兄弟車種たるZ4にも
と報じられてた気がしましたが、この10月頭に
商品改良でマイチェンしたZ4の概要に、このMTにまつわる
話は見られなかったことから見送られたのだと思います。

ここからは私の妄想なんですが、このA90/A91は
法的規制という時間制限の中で、FR+直6というパッケージングの元
スープラの名を復活させるのに、BMWとの協業となりました。
が、モリゾウさんのことなので、きっとエンジンも自前が欲しいよね
って多分言ってると思うんです。

なので、このGRスープラへのMT追加も
次期型を内製でやるための下地作りなんじゃないかなと
疑っているところです。

もしくは商品改良でこのA91がA92となった時に
エンジンが替わるか。ってことはないか。流石にそれは無いですね。
生産はオーストリアのマグナシュタイアなので
そのラインに乗せている本車が、トヨタ自前の6気筒とするなら
生産効率の観点から望ましくないので、モリゾウさんがブっ込むとしたら
次のスープラだと思うんですよね。
次があるのかは誰も知らないんですけど。

でもGRヤリスはセル生産方式で、オール自前でやっちゃいましたし
確実に外堀を埋めてっている気がするので
こちらも気長に待ちましょう。

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写真=ポルシェ公式
19位:ポルシェ911GT3 RS (992)  ☆RANK UP
【コメント】:相変わらず容赦ない

前年度順位は、ベースのベースモデルだった
992型の911(39位)を指していましたが、今回のGT3RS登場で
一気に19位へジャンプアップしました。

何がまず凄いって、その派手なエアロが目に留まります。
まんま911GT3 RSRがナンバーつけて出てきたんじゃないの
っていうスパルタンさが凄い迫力。

リアウィングはDRS機構を備えており、直線では寝かせて
ブレーキングでは立ててという
もうこのままマン島の4輪タイムアタックでもするんですか
と言わんばかりの勢い。

285km/hだせば最大860kgのダウンフォースを得られる
エアロパッケージだそうで
これは同型のカップカーよりも多いのだそう。

これ市販車だよね・・・・?

心臓部は自然吸気の4.0L水平対向6気筒でお馴染み
そこから絞り出されるパワーは最高で525ps
昨今4桁代の最高出力も珍しくないので
525psと聞くと、そんなんでもないか?なーんて
思ってしまう方もいるでしょうけど

この525psをキッチリ使ってくるとなると
話は別ですよ。812スーパーファストみたいな
800psを標榜してても、エアロの都合から
本車のダウンフォース量の4分の1程度だと
コーナー抜け出しの踏み込んでいくタイミングが異なるでしょうし
何せ、ダウンフォースが無けりゃコーナーリング速度も
全然違ってくるでしょう。

なので、アヴスみたいな(古い)超直線的コースならいざ知らず
普通に富士とか鈴鹿とか走ったら、911GT3RSがブッチ切りだと
思われます。

なんせニュル1周が6分49秒328っつーことなんで
R35のニスモが7分8秒679ってのを鑑みると
19秒も911の方が速い。大きく溝を開けられちゃいましたねぇ・・・

といっても、このGT3RSの上にはGT2RSが居て
そっちは更に6秒速いんですけど、ターボのありとなし
どちらを買っても、ここ1年は世界最速スポーツカーを
乗っているようなものなので、6秒は些細な違いでしかないでしょう。

目玉焼きにソースか醤油、どっちかをかけたかぐらいのね。

(※ニュルのタイム計測はタイムコントロール位置が2020年以降と以前で
ちょっとばかり変わっており、本稿に記載されるタイムは
その辺を考慮せず、タイムのみで感想を述べています。)


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写真=Top Gear
20位:プジョー308 ☆NEW
【コメント】:キリっとしまして

先代の308は正直まったく全然いかほどにもなく好みじゃありませんでした。
フロントフェイスが全然自分の趣向に合致してなくて
先々代のおフランス~って感じから、なんか急に
ドイツ車っぽくしてみたんですけどどうですか!?
みたいな感があって。え、こんなのプジョーらしくないよ。

ってすごく感じていました。フェイスリフトが入ったあとも
先代308は全然趣向に合わず、208が結構良さ気だったのに
なぜ308はこんなことに?って思いながら、その存在が段々と
頭の中から抜け落ち、更に自分が206RCを降りたこともあって
プジョーに関心が寄らなくなりつつありました。

で、プジョーとすっかり疎遠になったタイミングで
エンブレムが替わったり、世界耐久選手権に戻ってきたり
まぁなんやかんやで、今年からまたプジョーに
むむむっと関心度が回復し始めたところで
本車がポンッと出てきました。

エクステリアはとてもイイと思います。
先代308より断然こっちの方が好き。フロントの精悍な顔つきと
スタイリッシュでありつつもフランス車らしい風合いが漂い
私としても大変ナイスでーす!なフルモデルチェンジをしてきました。

内装はi-コックピットで208あたりから未来感ある
直線基調を上手く使いつつ、落ち着きの良さが美点ですが
本車も漏れなくその系統で、Cセグメントの中では
かなり質感の良い部類を占めていると思います。

後、ボディカラーのヴァーティゴ・ブルーとオリビン・グリーンが
むっちゃ良いです!ボディの堂々としたサイズ感に上手くフィットしています。
逆にパール・ホワイトはちょっと微妙かも。

日本国内では3種類のエンジンが展開しており
1.6Lの4気筒ターボ+モーター
1.5Lの4気筒ディーゼル
1.2Lの3気筒ターボ
が選べます。全幅は1850mmにも達するので
ゆったりさと余裕という意味でも、GTハイブリッドかディーゼルを
選びたいところですね。

どうやらPSE(プジョー・スポール・エンジニアード)も
近々出るらしいので、出てきたらGRカローラ、ゴルフR、308PSEの
Cセグ5ドアハッチの比較が各メディアから出されて欲しいですね~

PSEがどんなんかで来年のランキングで更に
上位進出もあり得るかもしれません。

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写真=トヨタ公式
21位:トヨタ クラウン(全タイプ含む) ☆NEW
【コメント】:開けてびっくり見てびっくり

いやはや、なんかすごい事になりましたねクラウン。
今までのトヨタセダン系のヒエラルキー頂点を務める
お偉方のマイカーという立ち位置は、一部セダンタイプが引き継ぐものの
クラウン クロスオーバーは、昨今流行っている
CUVタイプのちょっと腰高な感じ。

発表当初からこんなのクラウンじゃない!とか
こんなの認めない!!!みたいな老害(失礼)
旧来のセダン愛好家(めんどくせぇのがSNSで良く目立つ)から非難轟々ですが

私はこれ、売れると思います。
あのトヨタがマーケティングにおいてしっかり
市場を見極めたうえで、こうした商品展開をしたということは
しっかり数字に繋がる見込みがあってことだと思います。

なにより「いつかはクラウン」で聴いて育ってきた層は
今後、もっと年老いていくばかりです。
そんな層のために、旧来のクラウンでいたのでは
後先やせ細るばかりなのは目に見えています。

もとより、アメリカでもクラウンを再上陸させるにあたって
北米で展開していたアバロンを、これに吸収統合させた
そういう背景もあって、よりマルチロールなモデルとして
展開するに至ったとすれば、実に自然なことだと思います。

よく、既存のモデルが大きく刷新されると
ぶーたらと文句を垂れる層が必ずいますが
大抵そういう連中は、文句だけで買わないので
今回のクラウン大刷新も、ハリアーの売れ行きが好調なのを見れば
この手のクロスオーバータイプ投入も
実に意味のあるものだと思います。

現在、納車が始まっているクロスオーバーは全グレードE-Fourの
四駆グレードなので
今まではクラウンが姿を現すレジャーの場といえば
ゴルフ場がメッカでしたが、今後はスキー場などでも
王冠をお目にかかる日が来るかもしれませんね。

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写真=ロータス公式
26位:ロータス エミーラ ☆NEW
【コメント】:最後の嘶き

ロータスが自称最後の純ガソリンエンジンスポーツとして
送り出したエミーラ。
その名前の意味はアラビア語で"姫"を現すのだそう。

ロータスのGTモデルといえば、旧来からエスプリがあり
エスプリの後は、直接的な後継ではないものの
エリーゼよりもややサイズが大きく、GT的な
側面を担っていたヨーロッパ(Type121)がありました。
ロータスはリバイバルしたヨーロッパを
ビジネスクラスGTと名乗っていたので、出自的には
エリーゼに近しいですが、立ち位置はエスプリの方が
やや近いかなとも思います。

そんで、そのヨーロッパが退こうかというタイミングで
エヴォーラが出てきました。
エヴォーラは正真正銘、エスプリの後継として扱われ
なんだかんだ2009年から2021年まで生産された
長寿モデルです。

そして、今年、エミーラがバトンを引き継ぎました。

エミーラは、エヴォーラ同様にトヨタ製V6を搭載するモデル
併せて、AMG製の直列4気筒もラインナップしています。
価格も馬力も、V6モデルの方が高いのですが
直4モデルの方も、動力性能的にそん色はないと
ロータスは案内しており、完全に購入者の好みに依存するとのこと。

ただ、V6モデルは3ペダルMTの設定がありますが
直4モデルの方は8速ATのみだそう。更に、競技用として早くも
設定されたGT4規定バージョンもV6を積んでいることから

ロータスとしては使い慣れたV6の方を、今まで通りの
古風なスポーツモデルと位置付けて、直4については
旧来のV6から刷新したパッケージも用意したというところでしょうか。
V6モデルならエヴォーラGT4のノウハウや、保守部品なんかも
一部引き継げるでしょうから、既にエヴォーラGT4で
競技に参加しているユーザーとしても、利が有るのでしょうね。

しかしロータスも2GR-FEを使いこんで結構長いですね。
エキシージやエヴォーラで積んで、尚、エミーラでもまだ使うのですから
これだけ長く使っていれば、良いも悪いも良く理解してるでしょうし
最早ロータスといえば。みたいな味の部分に2GR-FEアリ。みたいな
そんな所もあろうと思われるので、ロータス最後の
純ガソリン車のラインナップに、2GR-FEが残ったことは
やっぱり嬉しいですね。

エミーラ自身は、エヴォーラと比べると
大分質感が上がったように思います。
エヴォーラがいまいちこう、ポテポテとした感じで
なんかこう説得力に欠ける印象だったのに対し
エミーラはシャープで、機敏そうな印象を持たせてくれます。
ってエヴォーラよりも重量は増えていますが。

でもカッコイイのでOKです!!!

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写真=ステランティス公式
30位:アルファロメオ ジュリアGTAm ☆RUNK UP
【コメント】:軽量化ってのはこういうことよ

GRカローラのモリゾウエディションで、5ドアなのに
リアの座席ねぇんかい!すげぇ!最高!って言いましたが
実は他でも、すでに先駆者が直近でポロポロおりまして
このジュリアGTAmもその一人。
他にもメガーヌR.S.トロフィーRや、下位にランクインした
M4CSLなんかもそうですが、結構リアシートを投げ捨てるのが
流行ってきます!来てますよ!来てます!もっとみんな
リアシート捨てていきましょう!(圧

おふざけはこの辺にしといて、実はジュリアGTAm
このランキングにはクアドリフォリオとして長年50位代に居ましたが
GTAmのリアシートかなぐり捨てる姿勢が良くて
また30位代にランクアップです。

ジュリアGTA(GTAm含む)自体は、世界限定500台
そのうち、84台が日本に割り当てられたそうで
16.8%も枠を日本に用意したと聞くと
めちゃくちゃ多く感じる。日本人どんだけアルファ好きなんだよ。

むしろ、売れると踏んで、それだけ割り振ったアルファロメオも
日本市場ではウケがいいと踏んでるのか、よくわかっている。
SNSでアルファロメオの信じられない故障"自慢"が
結構バズったりする昨今。日本人は昔から
外車の故障に見栄を張りたい傍ら、ため息が多いのも
言わずと知れた話なんだけれど、ことアルファロメオに関しては
バグっているというか、話題になる不具合連発のわりに
全く糾弾されていない。

多分VWやメルセデスがおんなじことしたら
相当ヤンヤヤンヤ言われると思うけれど
アルファロメオは「ま、アルファロメオだしな」という
謎の役得と、鍛えられた愛好家たちによって
慎ましくも図太く日本市場に根を下ろしていると言える。

GTAm本体の話に戻ろう、GTAmは、GTAよりも更に軽量化を断行
リアシートが無いのは先述の通りで
リア周りのウィンドウ類はすべてポリカ製
フロントガラスも肉厚が減らされ、エアロパーツはカーボン製を
ふんだんに奢られている。2000万円オーバーの
プライスタグも当たり前だなといった内容。

エンジンはV6ツインターボで、540馬力を発揮
これを4WDで走らせるのだから遅い訳は無く・・・・
と思いきやFRなのである。ちょっと待てと、クアドリフォリオがあって
4WDのコンポーネントがあるのにFRってあんた。

540psもあるなら、4WDの方が安定するだろ!と
思いたくなるのだが、そこにGTAの名を込めたアルファロメオの
矜持というか名前に対する自負があるのだと思う。

グラントゥーリズモ・アレッジェリータ

GTAのAは軽量化を示すので、FRとしたのも軽さへの
譲れぬプライドがあったことと思います。

1580kgと聞くと、なんだそんなに軽くないじゃん。
って思いたくなりますが
C205のC63Sは1790kg
G82のM4CSLは1625kg
似たようなリアシート取っ払ったM4でさえ1600kg代で
留まっているので、4ドアながら1580kgを実現した
アルファロメオの気合は相当なものと受け取れます。

ただアルファロメオなんで、ソレも外しちゃったのォ!?
みたいなことがあったら、それはそれで
凄く話のネタになるので、アルフィスタ達におかれましては
そのような事が確認された場合、広くお知らせ願います。
当方もそういう話大好きなので、是非お聞かせ願いたく。

よって入手性はすごく低い本車ですが
アルファロメオの気合に乾杯ってことで30位に帰ってきました!

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写真=カゼラーニ公式、シトロエン公式
33位:シトロエン ベルランゴ2CVフルゴネット ☆RUNK UP
【コメント】:ブッッッサ可愛い

シトロエンから発表されたこの何とも言えないベルランゴ。
ええ、とても、すごく

ブッサ可愛い

これ、よくある社外製の外装パーツだろ?って思うじゃないですか。
違うんです。シトロエンの正式ライセンスを得た
イタリアのコーチビルダー、カゼラーニによるもので
いわば日産でいうとこのオーテック仕様とかそういう感じのもの。

もちろん本車の意図するところは、51年~87年まで製造され
フランスの商用車界隈を支え続けた
2CVフルゴネットであることは語るに及ばず。

本家本元2CVよりはふくよかで大柄ですが
ちゃんと元ネタが良くわかるので
一時期、ゴシップ誌を賑わせた
太ましいマライア・キャリーみたいなものですね。

太っててもマライアとわかるでしょう?

そういうことです(ドユコト

日本でこれが買えるかどうかは不明で
シトロエンジャポンも特にこのことについては正式に
アナウンスをしていませんが
きっとフレンチブルーミーティングあたりに
ひょっこり現れるかもしれないので

現物を見たい方は、秋の色濃くなりつつある
車山高原で出待ちしてみては如何でしょうか。

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写真=米国スバル公式
37位:スバル WRX(VBH) ☆NEW
【コメント】:それはちょっと

出ましたね、新世代のWRX
ただまぁ、中身の進化はねそりゃーもうバシッとね
その辺はスバルですから、パフォーマンスに
抜かりはないぜ!ってことでイイと思います。

エンジンはついにEJ20からFA24Fへ
しかし、日本国内向けには6速MTが無く
ATのみの設定で、しばらくはSTIの設定も無いそうです。

けど、どう見てもフェンダーのブラックアウトされた部分が
クロスオーバースタイルの車に見えちゃって
VBAまでの4ドアスポーツカー!って具合は
ちょっと迷子になってる感。

スバルはWRXをもうあまりモータースポーツで
積極的に活用する気は無いのか
まだまだこれから温めている計画を
順を追って出していくのか、私は知りませんが

現在アメリカで現地法人がワークス体制敷いて
ARA(米国ラリー選手権)を走ってますけど、そっちでは新WRXをベースに
ニューマシンを仕立てるのでしょうか。
向こうだと6速MTの設定もあるみたいですし
北米市場がメインだろうということは、なんとなく察するところです。

まぁ世界的にもラリーカーの規定がグループRallyとなって
ハイブリッドを持つRally1を頂点に、Rally5までの中で
2.4Lのセダンボディを持つWRXが有利に戦えるクラスは無く

スバルが本格的にWRCのひのき舞台に戻るならば
Rally1規定を利用して、クロストレックをベースに
フォード プーマRally1のように
スケーリングを駆使して、競争力あるボディを
仕立て上げることからになりそう。

なので、そこにラリーの名前を継いだWRXの姿はありません。
ちょっと寂しいですが、仕方のない事。
スバルが本気で復活は、旧来ファンの希望ですが
スバル本体としてはそこまで余裕が無いので
北米市場にアジャストしたVBHは必然なのだなと思います。

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写真=AutoCar JAPAN
40位:日産サクラ ☆NEW
【コメント】:もうガソリン車に乗らなくてもええようにウチがしますから!(パンッ

鈴原じゃありません、日産です(

案外、こういうのはトヨタかスズキが出すと思われがちですが
日産がやりましたね。ようやっとやっちゃえ日産したかなって思います。
本車は、とにかく航続距離争いは無視して
日常の自宅から半径20㎞圏内の利用が主だろうという割り切りが
とっても良いと思います。
ホンダeもその辺は割り切っていたエポックメイキングな一台ですが
あちらはちょっと大きいというか、狭い日本の住宅地では
存外取り回しに頭が悩まされるサイズ
しかし、サクラは軽規格なので、クッソ狭い住宅地も
込み合う都会もサイズ感はバッチリ、これぞ求められる日本のBEVだと思います。

それにこうした軽規格のBEVを受け入れらる市場を日産が開拓したことで
今後、スズキやダイハツも黙ってはいないでしょう。
明確にサクラがまとまった数でハケることを示してくれたので
日本の軽自動車マーケットにおいてとても大きな転換となっていると
私は思います。
これを機に、軽自動車は一気にBEVも念頭に置いた開発が進み
ICEとEVとの並列か、それぞれ専売モデルを用意するなどの
多種多様な展開が為されると思います。

テスラ モデル3とかBZシリーズとか、EQEみたいな大きいEVは
車庫事情的にも、値段的にも、全く選択肢ではない。
けれど、大手メーカー製の小さいサイズがあれば、検討する。
という層がかなり居たというのをサクラは掘り起こしてくれたと思います。

つまりこれが拡大していけば、日本メーカーの中で
一気にコンパクトカーや軽自動車のセグメントで
BEVの切磋琢磨となり、日本に根差したモデルが
続いてくれるのではと期待が高まります。

サクラを起爆剤に、国内で日本メーカー達お得意の
小型車のBEVというのが普及し、我々消費者の選択肢が広がれば
非常に歓迎したい未来です。

日産サクラは一般層へ初めて触れるBEVとしては
うってつけなのではないかと思います。
特に近所スーパーにちょっと買い物、みたいなシーンにおいては
ベストチョイスになりえると思います。

補助金などのタイミングもありますが、今BEVを選ぶならサクラだと思います。

ただし、一つ懸念事項が
どうやら中国の「上汽通用五菱汽車」が格安小型BEVの
「宏光MINI EV」を引っ提げて日本上陸を画策している様子。
なんと価格は65万円からという壊滅的な安さ。

239万円からのサクラとは約3.6倍の価格差で
補助金をフル活用して138万円と計算したって約2.1倍の価格差
まぁ聞きなれない五菱汽車なんてブランド知らんわって
一個人としてはそんなに買わないかもしれませんが
社用とかリース用で数が増えて、触れる機会が増えると・・・・
安くてこれでいいじゃん。ってなったら日産含め、
スズキもダイハツ、ホンダも大ピンチ。

結構ヤバいです。この状況、軽自動車で食ってる国内メーカーは
急いでサクラに続いてエントリーモデルのEVを揃えて
中国製EVの襲来に備えて欲しいところです。

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写真=フォード公式
45位:フォード マスタングGT ☆NEW
【コメント】:そろそろ60周年ですって

ポニーカーと愛され、多くの銀幕スターや時の若者
世界中のレースに、歌謡曲やポップスの歌詞の中
世界各所を多くの人々と走り続けてるマスタング。

ネイザンロードを尖沙咀へ~♪
スポーツカーで飛ばすのさ~♪

(香港グランプリ/クレイジーケンバンド)

おっと失礼
マスタングの最新モデルがお目見えしました。
ついに7代目を数えて、その歴史は60年にも及びます。

日本では2016年にフォード・ジャパンが撤退してしまい
正規輸入は無くなってしまいましたが、6代目は
並行輸入という形で一部インポーターが仕入れています。
この7代目もそのようなルートに日本に入ってくるでしょう。

エクステリアは6代目に続いて引き続き精悍な印象です。
5代目で一気にリバイバル路線に入り
それが7代目でも上手く継承されています。

エンジンは2.3Lの直4ターボと、5.0LのV8自然吸気の2種類
これは6代目から引き続きといった感じ。
トランスミッションはもちろん6速MTも生存しており
MT好きも納得のパッケージングです。

本車は早くもGT3規定やGT4規定
NASCARにオーストラリアのV8スーパーカー規定車両など
既に幅広く横展開している点もポイント高し。

どこかのレースイベントではGRスープラやRZ34と一緒に
マスタングが競う姿が見られると思うとワクワクします。

そもそも、電動化の急速な進展が市場を賑わせる昨今。
19年にデビューしたマスタング マッハEに吸収統合とすることなく
純ガソリンエンジン車として7代目マスタングが
この世に降り立ったことを非常に嬉しく思うわけです。

フォードもマスタング本来のブランドというものを大事にしつつ
新しくマスタング マッハEなど展開している手腕は
器用だなと思う次第です。

このランキングの92位にもシェルビーGT500が居ます通り
私にとって、マスタングはすごくカッコイイクルマと感じる
モデルの一つです。

大先輩"エレノア"のようにこの7代目が銀幕を駆け抜けるのも
もうすぐだと思いますので、期待を胸に
7代目の誕生を祝福したいと思います。

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後編の【2/2】へ続きます。

Posted at 2022/11/04 11:28:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ

プロフィール

「V100マンデッロ詳細が明らかに http://cvw.jp/b/715559/46735644/
何シテル?   02/10 09:07
Dell@一二四朗ともーします。 V7iiストーンでドコドコと走ってます あっちにドコドコ,そっちにドコドコ 気ままにゆったり適当がマイルール ...
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2016/09/05 22:37:13
 

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