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それ以来、動かしたのは片手ほどしかないかも知れません ^^;

ただ、新しく買ったOrtofonのMMカートリッジの音が何だか私の耳にはしっくりきません。音の良し悪しが判るいい耳は持ってないので、単に好みの問題ですが。

でも、オーディオは「好みの音」が一番重要なんです。

で、昔使っていたMCカートリッジを再登場させることにしました。

それにはまず、MC用のフォノイコライザーを入手せねばなりません。とは言え、あまり安物には手を出したくないし、かと言って新品のイコライザーは高過ぎて手が出ない。

オーディオテクニカのAT-PEQ20、１万円程。

このライン出力をAVアンプのAUX入力に接続します。

使うカートリッジはヤマハのMC-7、３０数年前にTRIOのプレーヤKP-700Dと一緒に購入したものでした。

ヤマハは自然で綺麗な音ですが、入り口（レコード針）から出口（スピーカ）まで

ALLヤマハで組むと綺麗過ぎて物足りないので、アンプはONKYO製で力感を加えて鳴らしていました。バラコンって、自分の好みで機器を選んで自由に組み合わせると音が変わる面白さがありました。

今のAVアンプも実はONKYO製、相性は良い筈（？）

試聴、やっぱり良いです、まさに私好みの音👌

イコライザーアンプはMC/MM両対応なので、レコード針をOrtofonに戻し、トーンアームのバランスを再調整し、イコライザーをMMポジションに切り替えて、試聴。

傾向はAVアンプ内蔵イコライザーの場合と同じでした。

比較試聴ついでに、レコード盤で聞いた同じ楽曲をCDでも聴いてみました。

（このCDプレーヤも30数年前のYAMAHA CDX-1000です）

アナログソースvsデジタルソース、音は違っていました。好みはレコードです。

何も知らずに片方だけ聞かされたら判らないですけどね。

でも、改めてレコード盤での音楽鑑賞の良さを感じました。

音を出すまで手間暇かかるし、一度開始したら、曲を飛ばしたり、シャッフルしたり

できませんから、作者が曲順に込めた思いを含めて、片面２０〜３０分ほどの間、

ながら無しでどっぷりと聴くことになります。

今の人、こんな聴き方する人は殆ど居ないでしょうねぇ。