昨年から会社のPCはVAIOです。強靭かつ美しい表面加工が施されたアルミの厚板2枚で挟まれたような薄い筐体。ストロークは短いながら超絶妙なタッチのキーボード。家電もICT機器もアジアメーカーの後塵を拝するようになって来ましたが、
「日本には、まだVAIOがある!」と言える・・・
・・・言える?・・・言えるのかな?
いえ、VAIOは十分に使いやすいPCです。13インチちょっとのモニターも十分、筐体の剛性感もすごいし、しかも軽い・・・そういうわけで、文句をつけるところは少ないのですが、じゃあ、VAIOってどこが決定的にいいの?と考えると、それが無いのです・・・ブランド価値を少しずつ食いつぶしている、という嫌な感じがします。
一方、自宅のLenovo ThinkPad。マグネシウム+カーボン製筐体は軽いのですが、ちょっとねじり剛性が足りず合格点ギリギリ。筐体表面は弱くてすぐ傷がつきますし、SDカードスロットが無いとか、突っ込み所はあります。でも、ThinkPadには赤いトラックポイントがあります。独立した3つのクリックボタンもあります。
「ThinkPadには、
赤いポッチがある!」という誇りがあります(笑)
VAIOは結局マウスを使いたくなります(実際会社では、みんなマウスを使ってます)。信じられませんが、VAIOのトラックパッドは「滑りが悪い」のです・・・なんでこうなった?という感じ。
ThinkPadはよっぽどのことがない限りマウスは不要。マウス並みの精度で動かせる赤いトラックポイントだけでなく、トラックパッドも至福のスムーズ感で指先が滑って、かつ、行き過ぎることがありません。ダブルで用意されたポインティングデバイスとクリックボタン、贅沢かつ「これがThinkPad、だよね!」という決定的な(ある種病みつきになる)優位さがあります。
VAIOや、VAIOや、汝を如何にせん?
追伸:ただし、ThinkPadは明日から入院します・・・嗚呼、所詮アジアンパーツの寄せ集めの国内組立て品、ということか・・・保証期間が過ぎてきっちり1ヶ月で決定的に壊れるなんて、どうすればいいのか?
ちなみに、引き取り→修理見積もりで5000円ほど(ここでやめても5000円とられる、と)
修理の基本料金が2万円以上。それにパーツ代がかかるそうです。
今回の症状(画面の明滅→ブラックアウト)だと、システムボード(マザーボードに、いろんなものが直付けされた、いわゆるPCの中身ほとんど全部)交換になりそうで、最低でも4万円以上だそうです。
最低6万円スタート、という修理代となると・・・Lenovoや、Lenovoや、汝を如何にせん?
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Posted at
2017/03/03 23:55:13