二日ほど前にRN1ステラカスタムのスロットルボディの二つのカプラー電極にカーボンナノチューブペーストを施工しました。
既に基本となるバッテリーの±電極部と+側から車体にGroundさせるケーブルの車体側、そして追加アーシング部には施工済み。
これはキルヒホッフの法則に則って行う手法ですね。
電流則(キルヒホッフの第1法則、Kirchhoff's Current Law, KCL)
回路網中の任意の接続点に流入する電流の和は 0(零)である
「流れ込む電流の和と流れ出る電流の和の大きさは等しい」
電圧則(キルヒホッフの第2法則、Kirchhoff's Voltage Law, KVL)
回路網中の任意の閉路を一巡するとき、起電力の総和と電圧降下の総和は等しい
「電圧降下の総和がゼロである」
以上Wikipediaより
この基本施工ではメリットが沢山得られるようになっていたのですが、その中でちょっと気になる現象がCVTのクリープが強力になったことなのです。
オートエアコン稼働時運転中で信号などで停車中にエアコンがONになり、アイドルアップした際にブレーキ踏力がエアコンOFF状態のままだと車体がブレーキ踏力がそのままだと動き出すようになったんですね(トルクUP)。
これ、ソレノイドによって作動しているISCVの動きがスムーズに動いていないのでは?と仮説を立てたんです。
ソレノイド本体の物理的なフリクションで動きが鈍い状態の中で、制御ではなく動作信号のみを敏感に受けている状態?
ワイヤー式スロットルボディなのでスロットルポジションセンサーとISCVによってECUからの運行時の微妙なスロットルコントロールを行っているこの時期の車両。
じゃあ、このISCVの制御、スロットルポジションセンサーの制御全体の通電条件を良くすればスムーズな運行状況が造れるのではないかと・・・
カプラー電極への施工には細心の注意が必要です。油断した施工を行うとブリッジ短絡を起こして下手をすれば大きな損害に繋がりますから。
今日、乗ってみて・・・
オートエアコン稼働時での設定温度に合わせるためのエアコンONOFF時のクリープの強さが唐突に表れる事がなくなりましたね。停車時での突発的トルクの発生により半暴走?しそうになる事が無くなったので逆に面白くない?(笑)
かなりスムーズな運行状態が実現できるようになりました。
以前はフル加速して車速を落とした後にまた加速しようとスロットルを開けた際に一瞬息つく症状が出ていたんですがそれが殆ど無くなったのもありがたいですね。最初は負圧センサーの寿命かな?と思っていたのですがそうでは無かったので安心です。 まあそのうち来るでしょうが・・・
次はCVT制御カプラー部ですかね・・・
徐々に行いながら検証していきたいです。
カーボンナノチューブペーストはヒューズチューニングとは違って若干旧いタイプの車にも効果があると思います。
iQの時は一気に作業したら一瞬機能不全に陥ってしまいましたから(;^_^A
Posted at 2022/06/01 20:00:37 | |
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