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今 車はその数を減らしている


慣れ親しんだ名前が消えていくのだ
日本だけ消えて海外では健在であったりするが…


ハイソカーブームを作り上げた
大トヨタ ソアラも
2代目までは大人気だったが 三代目になり
あまりにアメリカンな風貌になり過ぎ


一瞬にして不人気の烙印を押され
挙げ句四代目は途中からLEXUS SCとなり…
それすら消滅した


ハイソカーブームで表舞台でスポットライトを浴び続けたのが
マークII三兄弟


クラウンほどゴージャスじゃない
でも…コロナよりは高級感がある
庶民にも手が届く位置にある


そんなマークIIたちも段々車体が大型化され ついには車体自体が1700㎜を超えるようになり
エンジンが2.0リッターでも3ナンバーとなった


GTが初めてツアラーを名乗ったモデルは リアセクションのあまりの腰高ぶりにびっくらポンした覚えがある
分厚いリアバンパーは テールランプが細い分余計目立っていた


スポーツカー並みの動力性能を誇るツアラーVはまさに憧れのモデル


トランクに鎮座するリアウィングは
まさに高性能の証だ！
確かグランデ系には装着不可だったような…
まぁ あとから取り付け出来たが…
エンジン違いのツアラーSも少ないがいた


引き締まった足回りはツアラーV譲り


ふわふわなグランデ系よりこちらを好む方々もいた訳さな！


そんな中 ディーラーがテレビCMを流していたんだが
その中にこういうフレーズがあった


『憧れの3ナンバーに乗れるチャンス』


的な感じ…
遥か記憶の彼方のものだから正しいかはわからんが
ニュアンス的にはそう


ただし リーズナブルな価格だが
エンジンは直4 1.8リッターである
本来直6 2.5リッターが基準排気量の車を1.8リッターで動かすのは


ちょいと力不足であろう
でも時代はまだ3ナンバーは少ない
物品税が撤廃され排気量ごとの税区分が敷かれたため


車体が3ナンバーエンジンが5ナンバー2.0リッターの三菱ディアマンテが飛ぶように売れた


まだ3ナンバーは憧れの対象だった時代だからこその売り文句と言える


今 見回すと
5ナンバーって何種類あるかしら？
3ナンバーが当たり前になった
もちろんグローバル化で 車体も海外に合わせているから


日本仕様も引きずられて大柄なボディになっている


もう慣れちゃったもんな
私が駆った初代ハリアーも
車幅が1815㎜だった
LEXUS RXの日本名だから海外…特に北米を見ていたからそうなった


開発はホントはもうちょいスリムでもよかったかな？と言っていたのだ


今なら別に大した大きさではないが
当時日本車でこの幅を越える車は少なかった
間もなく現れるカローラクロスは1825㎜らしい


コンパクトの日産ノートの上位版たる
オーラもまた3ナンバーである


隔世の感が…