こんなの作ってみました(^_^)v
要は運転席にいながら2人作業と同等の
エア抜きができるアイテム!
以前何かの記事で、エンジンルーム内にブリーダーを
移設するキットが出てたの思い出してヒントに!
何だかいつまでもエアが抜けない?ような感覚が続くうちのCL7、、、
いくら抜いてもブレーキが効きはじめる感覚が曖昧で、踏み応えがある前から効き出すような。
車を買った当初はそんなこともなかったし、恐らくメッシュホースに交換した時じゃないかなぁ。
これまで色々と考えて作業してみたものの、効果はなかったんですよね(-_-;)
・ピストン内にエアが溜まってる?
<これは散々やったんで、もうないと思う。
・ABSモジュール内にエアが噛んでる?
<サービスマニュアルを見る限り特別なエア抜きは必要ないので可能性は低い。
・マスターシリンダー出口付近にエアが停滞してる?
<タンクを空にした覚えがないので、これも可能性は低い。
じゃぁ何が悪いのか?と言えば通常二人作業で行うエア抜きを一人でやってるからか?
ではないかという点に着目してみました!
表面張力等の関係で、配管内のどこかに停滞しているエアは勢いよく排出しないと
フルードだけがチョロチョロと壁面を伝って流れるのでは?という仮説。
流体は配管の内壁に沿って流れようとする特性がある為です。
マンツーで行う作業では数回のポンピングの後に液圧を保持(ペダルを踏みっぱなし)しつつ
ブリーダーを開放して一気に抜くのが基本ですから、原点回帰ということで。
ということで、今回はリモートタイプのワンマンブリーダーを作ってみたわけなんですね~(^_^)/
一人でお店やってる人はどうなんだ?とか考えると、何か方法はあるはず!だと。
早い話二人でやれば不要なんですけど、仲間は子供が生まれたりして誘いづらくなったのよ(笑)
ヤツの話では負圧式は買ったけど使えねぇって言ってたんで、基本に忠実が一番かなと?
まずは材料ですけど、接続が簡単でそこそこの耐圧があるのでワンタッチ継手を使います。
チューブ外径6mm用のRc1/4(M10用に使用)と1/8(M8用に使用)の継手です。
ブリーダーのネジ径はフロントM10*P1.25,リアM8*P1.25ですが、
そんなネジ径に合う継手は売ってません!
ネジ径を変換するブッシングなども管用ネジからミリネジに変換するものはまず売ってなく、
一社見つけたものの入手ルートや納期の関係で却下。
現品を加工した方が早いなと思ったので、ネジを切り直しました(^_^)v
継手自体はSUSっぽく見えますが、真鍮のニッケルメッキ品なんで加工が楽です☆
ボール盤に咥えて棒ヤスリで必要径まで削って、ダイスでネジ切りしました(^_^)/
タップ&ダイス加工に不安のある方は、ボール盤で最初の2山位を切ると真っ直ぐ行きますよ!
ちなみにうちのボール盤、16ミリまで咥えられるチャックなんですw
100V機でここまで大きなチャックはなかなか珍しいでしょ?意外と重宝するんですよこれが(^_^)v
今回の継手は対辺が14mmなんで、普通のチャック(13mm)だとアウトなんですね~w
あとは、ワンタッチのボールバルブを2か所設けました。
一か所はメインのエア抜き作業に使うバルブで、もう一か所は長いホースの末端に付け
外した際に多量のフルードが漏れないようにする為の保険です。
<別に無くても流れ出ることはなかったです(^_^;)
キャリパー側は不乾性のシール剤+シールワッシャーを使って装着します。
<ロックタイト561を愛用。
あとは運転席に座りながら、ワンマンでありながらマンツーと同等な作業ができます!
タイミングもすべて自分でコントロールできるので最強ではないかと思ってます(笑)
継手、ホースとも耐圧性能は1MPa程度ですのでエンジンを切った状態では十分ですが、
エンジン掛けてやったら多分ブッ飛んでフルードまみれになるでしょうwww
※エンジンOFFだとせいぜい1~2MPaですが、ONだと7~8MPa程度まで上がるらしいです。
やりきった結果といえば・・・まぁ、悪くないですね。
小さい気泡が多少見えたので、効果は有ったのかな??
強く踏むと気泡が圧縮される様子が良く見えて面白かった(笑)
やる前と比べると踏み応えの感覚がつかみやすくなって、
パッドの食いつき始めが分かるようになったのは確かです(^_^)v
他に原因があるとすれば、パッドが減ったことによりピストンの飛び出し量が増え、
キャリパー剛性が低下した為とマスターシリンダーの劣化くらいでしょう。
あとは多少ハードに走ってもフィーリングが変わらないかどうか、ひとっ走りして評価します!
日曜日は雨だったんですが、いい機会なんで頑張って走りました(^_^;)
かなりの霧で山頂付近は道が良く見えませんでしたけどw
走り終わった後のペダル変化はあまりなかったので、成功といえるのかな?
冷えてからスポンジーになる感覚は殆どなかったです。
それよりもノックバックの方が大きくて気になるくらいでした。
あと、UC-01に戻してから改めて走ってみたのですが、追従性抜群ですね!!
路面に張り付くという感覚がまさにそれ。
これはちょっと飛ばしたくらいじゃ全く問題ない位良い!
流石にジャンピングスポットみたいな部分ではヤバいですけど(^_^;)
アンジュレーションのある路面でも気持ち良く走れて、スーパーオーリンズ最高です(^_^)v
※基本的に街乗り~ワインディングは15段戻し。
ただ、初めてウェットを走りましたがタイヤ(R-S3)がちょっと弱いかな?という印象。
ドライを100するとウェットは70位のグリップ感覚。
もうちょっとグリップするはずと思ってたんですけどねぇ。
今現在F220kPa、R200kPaですが、もっと圧を上げた方が良いかもしれません。
※純正のロードインデックスを基準に算出してますが、まだ探っているところです。
キャンバーが付いてるので、街乗り主体であまり圧を上げると内減りしそうなんで様子見ね(^_^;)
ラジアルしか使ったことないですが、経験上240~250辺りが一番良いことが多かったです。
確かR-S3は260辺りが一番オイシイとか開発ドライバーの木下さんが書いてたような気が・・・
タイヤサイズは関係ないのかも?
あと、他の方のインプレにあるようなネガな部分は今のところは感じないのですが
もうちょっと走りこんでみないと自分なりの評価が出せないですね。