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Y32セドリック/グロリアは、生産台数が多かったためか、今となっては修理する人が少ないのか、その辺は分かりませんが、内装の在庫が残っています。
R32GT-RやZ32では、内装のパネルなどがなくなっているという話を聞きますが、Y32に関しては、もうしばらくは大丈夫なのかも知れません。

とは言っても、部品の値上がりという問題もありますので、少しずつ、部品のストックをはじめました。



今回、取り寄せたのは、写真に写っている部品です。

クラスターリッド　\11,130
リヤドアパーティションシール　\7,098（１本：\3,549）
※このシールには、プラスチックのツメが付けてあり、ドアに空けられた穴にはめ込んで一体性を高めるようになっています。後期に流用する際には、ドアに穴が空けられていない可能性がありますので、ツメを外して接着することになると思います。

エスカッション　\21,044（１本：\5,261）
マスターキー　\2,919
　
※フロアシフトフィニッシャー　\12,810
当初取り寄せたものに不具合があり、別のものを取り寄せていただくことにしました。

今後は、メッキモールの類や、ウェザーストリップも、部品がなくならないうちに用意したいと思います。

Y32セド/グロは、マイナーチェンジでコストダウンがされたという話があります。

先日のハチマルミーティングで、運良く、後期型アルティマの走行距離30000kmという極上車にお乗りの方とお話しすることができまして、前期と後期をじっくりと比較することができました。

結論から言うと「値段が高く見えるのは前期」というのは、後期のオーナーさんには申し訳ありませんが事実かもしれません。ただ、後期の名誉のために言っておきますと、アルティマでは、助手席にパワーシートが付いたりと、市場から要望のありそうな装備品の向上はしてありますし、何より、機械的な信頼性は高くなっているんだと思います。
「前期は、華美・過剰な装備や新機構がことごとく壊れて大変なことになる」という声をよく聞きますので。
前期の質感と後期の信頼性というのが最高の組み合わせかも知れません。

Y32セド/グロのオーナーで、この記事を見てくださっている方が何人いるかは分かりませんが、後期になってなくなってしまった「余計な」物のうち、簡単に取り付けられそうなものをいくつかご紹介したいと思います。


以前にご紹介した、時計の縁取のメッキです。エアコンのベンチレーターごと移植することになると思いますが、若干色が異なるかも知れません。


ドアパーテーションモール（正式な名称は分かりませんが）。黄色の枠囲み付近にある、ゴム製のモールです。エーモン工業で汎用品があったと思いますが、この車には専用品があります。後期の方は、新車時からなかったとのことですので、マイナーチェンジ時になくなった可能性があると思います。部品としては日産自動車に在庫がありますので、注文が可能です。（部品番号：828380P015と828390P015）　あまりに多くの方が注文してしまうと、在庫がなくなる恐れがあるので、在庫数が少なかったら教えてください・・・


ボンネットストライカー付近のカバーですが、前期のグランツーリスモは3枚、対して、後期は2枚で、黄色丸内のものがありませんでした。これも、後期は新車時からなかったとのことでした。

その他によく知られているものとして、センターコンソールボックスと、グローブボックスの内側に、生地が張られているかいないかというのもあります。

最後に、トランクルーム内のラケッジベルト。これは写真を撮るのを忘れましたが、ご希望があればアップロードしたいと思います。
Y32シリーズの開発に関わった方に「これは何に使うんですか？」とお聞きしたところ「ゴルフのキャディーバッグを１セットだけ乗せた際に、トランク内で暴れて音をたてないように固定するためだ」とのことでした。うちの父親の話では、バブルのころは、乗合で行くのではなく、各自の車で現地集合というのが多かったとのことで、納得です。私の世代は、「みんなで駅に集合して、レンタカー」になってしまいました。
ちなみに、このベルト。締め直すのがやや面倒なこと、滑り止めを敷き、周りにスポーツバッグやシューズケースを置けばキャディーバッグは動かないこと、そもそも音があまり気にならないことなどから、私にとっては無用な装備です。
流用の際には、車体側の金具も必要なので、少しハードルが高いかもしれません。