こんばんは。
どれだけいるか分からないY32シリーズのオーナーの皆様向けではありますが、重要な情報がございますのでお伝えいたします。
日産純正部品が製造廃止となり、在庫も尽きている「製廃部品」について、ごく一部ではありますが、代替品の用意ができる可能性がありますため、お知らせいたします。
なお、お問い合わせについては、メッセージにていただければと考えておりますが、ご自身で適合確認を行っていただいた上で、興味本位や冷やかしではなく、その部品を本当に必要としているという方のみ、お願いできればと思います。
こちらは、以前にも記事にしました「フードロックステー」になります。
当方で保有している純正部品を現行車両の純正部品を製造しているメーカーの代理店に送り、ほぼ同スペックの製品を探し当てていただいたものになります。
こちらは、最小ロット10台分から購入可能とのことですので、それだけの注文がありましたら皆様のお手元に届きます。
価格は注文数により変動しますが、最小ロットの場合で1台分で約20,000円と想定ください。
※当方が購入した純正部品より20%ほど安価です
※純正部品の刻印やラベルはありません
次は、リヤのホイールベアリングとシールになります。フロントは供給が続いていますので当面は問題がありませんが、駆動輪であるリヤは供給が終了しています。
こちらも現行車種の純正部品を供給しているメーカーの代理店から取り寄せが可能です。ただし「ベアリング2個、シール4個を1台分セットとカウントさせていただきますので、バラでの供給は致しません」とのことです。こちらも最小ロットは10台分で、最小ロットの場合は1台分で約30,000円です。
※当方が購入した純正部品よりも10%ほど上昇します。
※純正部品の刻印はありません
次は、プロペラシャフトです。こちらはセンターベアリングの供給は続いていますので、当面の心配はありませんが、ミッションとプロペラシャフトの接続部にある部品は一般的には消耗部品と思われるところ、単体での供給がなく、プロペラシャフトASSYも製造廃止です。
こちらについては、希望者5名以上の場合には当方が保有している純正部品をプロペラシャフトのオーバーホールが可能な業者に送り、当該部分の代替品の手配も含めた検討を依頼します。なお、最短で2月、遅くとも4月には新品のプロペラシャフトは当方の車両に搭載する予定のため、時間的にご希望に添えない場合は、ご容赦ください。
※価格は未定ですが、調査費の分担をお願いする可能性がございます。
今回の最後は、ミッションマウントです。
こちらについては、希望者が10名以上の場合に、当方が保有している純正部品をゴム部分と金属部分に分離し、ウレタンゴムの加工業者と金属加工業者に引き渡してレプリカを作成します。ただし、ゴム部分の3Dスキャンとウレタンゴムを機械加工で削り出す必要があることから、最小ロットの場合は安価でも約100,000円となります。
※当方が購入した純正部品の約7倍となります。
目安の価格は、あくまで目安でありますので、変動の可能性はあるものとお考え下さい。特に、一部は輸入の必要がありますので、状況によっては送料の変動が考えられます。
全ての入手ルートは「数量確定→当方が代理店や専門業者に注文→まとめて納品→皆様に即日発送」となります。当方が在庫を一切抱えない仕組みにご理解をお願いします。
今回、このような検討に至ったのは、みんカラをご覧になったのか、当方に対し純正部品の供給に関する質問が続いていること。当方がお世話になっているディーラー(90年代車両の入庫の絶対数が多い)にも同様の問い合わせが多いということから、比較的簡単に代用品が入手できるのであれば、動くべきであると考えたためです。
ご依頼の場合、当方もあくまで個人ですので、全てはお世話になっているディーラーやその他の整備事業者の協力を得て情報を得ております。
そのようなことに鑑み、「要した総経費を均等分担すること」、「適合確認や装着はご自身の責任において行っていただくこと」、「横流しを防止するため、お一人様で1セット(友人知人の分も合わせて複数というのも不可)」をお約束いただければと思います。
また、良くいらっしゃるのですが、「当方の車両が入庫している整備工場(ディーラー)や担当者を紹介してほしい」、「部品の流用情報を教えて欲しい」、「当方がコンタクトを取った業者を教えて欲しい」、「今は購入できないので在庫を残しておいてほしい」といったものに関しては、関係者に迷惑がかかることや当方に保管スペースがないことからお断り申し上げます。
以上、よろしくお願いいたします。
Posted at 2022/01/17 00:51:56 | |
トラックバック(0) | 日記