前回書いたCO2ボンベはコイツの為の物でした。
バイク用のエアバッグベストですっ!(≧∇≦)
保護エリアはなかなか広いです♪
ヒップに当たる部分は普段折り畳めますので、ぷらぷらと垂れ下がってはいません。
ネックの部分も、普段は襟の様に折り畳まれています。
広げるとこんな感じ。
ここが膨らんで首と頭部を守ってくれます。
内側はこんな感じ。
更なる保険なのか柔らかめの脊椎パッドがあります。
で、コイツはいつも通り?大陸から入手しました。
以前から手に入れようとは思っていたのですが、去年辺りからやっと安価なモデルが出てきましたので、手を出してみた次第です(^-^)
で、手を出す切っ掛けがCO2ボンベのネタだったんです。
大陸ではエアバッグベストこそ普通に売っていますが、CO2ボンベに関しては空輸出来ない事もあってか、問い合わせしたらこんな返事が来ました。
this vest is use the 33g cylinder , the thread of the cylinder is 1/2 20UNF,you can check it in the local store.
ガスカートリッジのサイズと規格を教えてやるから、
あとはテメーの国で手に入れてね(≧∇≦)
こういう話ですねw
で、これがまともに買うと高いんですよ……送料まで入れると一本¥4000以上とか平気でするんです(-_-;)
なので、安いので代用してやるっ!と思ったのが、前回のボンベ10本だったんです。
ちなみにこれは38gで、仕様とされる33gより容量が多い。
仕様よりガス量多かったらエアバッグが破裂するんじゃねーの?
友人にこう言われた訳ですが、そもそもが規格品で容量の違いはそのままボンベの大きさに比例してる事からも分かりますし、それこそ当たり前の話ですがガスの保管圧は決まってますので33gだろうが38gだろうが最高圧力はどちらも同じ筈なんで、破裂はしません(直射日光当たって暖かくなってたらその限りじゃないですけどね)。
なので、
それを友人に証明する為だけでポチッたってのが今回のネタの真相です。
友人が「人柱ヨロw」って言うもんだから、やっちゃるわとw
それに、安く済ませる方法があるなら、皆さんの役にも立つんじゃないかなと(^-^)
なので、到着したその日にブバッと膨らませてみましたっ!(≧∇≦)
ってな訳で、実際に使用してみましょう。
まずはガスカートリッジ装着です。
左が肝のインフレーターユニットで、カートリッジを装着するとこんな感じです。
構造としては、ワイヤーが繋がっている球でスプリングを押し止めていて。
この球が転倒時に引っこ抜かれる事で、杭が強力なスプリングに押されてガスカートリッジにぶっ刺さり、その瞬間ガスが噴き出してエアバッグを瞬間的に広げるって形で作動します。
で、38gボンベですが、ギリギリではあるもののちゃんとジッパーも閉まりました(^-^)
そしていよいよ作動試験っ!
まずは膨らむ前。
そして、ワイヤーをかなり強めに引っ張ってエアバッグを作動させると。
いい感じで広がりました(^-^)
後ろはこんな感じ。
脊椎は大丈夫そうですね(≧∇≦)
あと尾てい骨辺りもしっかり守ってくれそうです。
横から見ると、すごく厚みがありますね。
首回りはムチ打ち防止にもなりそうで、ヘルメット被ってたらおそらく首は下を向いてたと思いますので、転倒時に頭を強打する可能性も低いと思います。
元々はヒッ◯エアを買おうかなと思ってたんですが、季節ごとのジャケットチェンジに難がある上にお高い事もあって……ついでに言うと製造工場どこなのか判明したりもして、その金額出すのもなぁ……と悩んだ末のエアバッグベスト購入になりましたが、個人的には満足できる商品でした。
これなら夏のメッシュジャケット時でもギリギリ風を通してくれると思いますしね(^_^;)
ちなみにベストの重さはボンベ込みでジャスト2kgでした。
結構重いです……けど、重さの大半がボンベとインフレーターユニットが占めてますので、この辺は安全装備と思えば仕方がないですね。
で、使ったからには復旧しなければなりません。
原理的には膨らんだ直後からガスがゆっくり抜ける構造なんだそうです……が、思った程抜けは良くありませんでした。
一応パンパンな状態から柔らかくはなりましたが、そこからはもう抜けないみたいです。
なので、復旧させる為にカートリッジを外します。
左が使用前、右が使用後です。
で、ここからが肝心の復旧作業です。
インフレーターユニットから球が抜けた状態になります。
穴から僅かに見える緑色のブツがスプリングで、コイツをどうにかして球を元通りセットしなければなりません。
なので、画像下の黒いキャップを外します。
すると、糞デカいアルミボルトの頭が出てきます。
で、コイツをモンキーで緩めます。
ここまで緩めたら、球をセットする窪みも元の位置に戻せますので。
球をセットしてボルトを締め込んでいきます。
締め込み終ったら、あとはキャップを戻して。
これで復旧完了です(^-^)
最後にカートリッジを再装着して。
全て元通りっ!(≧∇≦)
こんな感じて、作動試験から復旧までやってみましたが、如何でしたでしょうか?
再使用可能で復旧も簡単ですので、安全を買うと思えばかなりお買い得じゃないでしょうか?
ちなみに今回使用したCO2ガスカートリッジは別用途品(の未使用長期在庫品)を転用しています。
なので、送料込みで1本あたり¥200以下とかなり安く入手出来ています……が、一応用途外使用となりますので、同様の使用を考えられた場合は自己責任でお願いします。
それ以外にも、CO2ガスの圧力は温度にかなり左右されますので、直射日光当てて50℃超えたら、下手すると封入口(杭が刺さった部分)が破裂しますしね……。
そんな環境に近い高温な状態で破裂させると、確かに容量多い分でエアバッグが破裂する可能性はなくも無いのです……が、自分はこれを使います(^-^)
真夏のクソ暑い日はまず乗らないですしねw
それに空気入れにも転用出来ますから、バイク乗りとしては使い勝手が良いので♪
ってな訳で、バイク用エアバッグのネタは以上になります(^-^)
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グランキャニオン | クルマ
Posted at
2021/06/18 14:47:46