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2019年09月29日 イイね!

9月の読書

9月の読書燃えたキャリパーは早めにOHしとかないと危ないですよ(挨拶)←
バキンッ!ていってボルト飛んでったw 旅先でw

年間50冊へ向けて良いペースではないか(9月終了時点で、あと10冊)、と一人でニヨニヨしてます(笑)。















 フランク・シェッツィング 『深海のYrr -イール-』 (2004)

原題『DER SCHWARM』


ドイツで記録的なベストセラーとなった話題作。
取材・執筆に4年を費やし、ハードカバーの原書で1,000頁(もはや鈍器w)、日本語訳のこの文庫は上中下3冊で1,500頁に及ぶ超大作。
ざっくり乱暴に分類すると “海洋SF” にあたるが、地球に住む人類全員が読むべきではないのか、と思える地球科学小説である。

一番大きいテーマは海洋の環境破壊だが、
資源エネルギー問題、危機管理、海洋生物、生態系、海流大循環、地質学、遺伝子学、地球外知的文明探査、文化人類学、宗教論、海洋テクノロジー、船舶構造、軍事技術等、非常に多くの切り口を盛り込んであり、その全てが専門家のアドバイスを受けた膨大な裏付けによるもの。
実在の研究機関や研究者等が実名で登場し、フィクション作品でありながら、ノンフィクションのドキュメンタリーを読んでいるようなリアルさが凄い。
かといって抑揚の無い長いだけの話かと言うと全くそうではなく、サスペンス染みた先の気になる展開と、各主要キャラが立っているのでグイグイ引き込まれる。
登場人物も非常に多く、同時平行で幾つもの場面が進行するが、その場面・背景描写がこれまた緻密に描かれていて、頭の中でビジョン化もしやすい。


敢えて、粗筋などは述べません。
Red13指定 必読図書。
というか、今の時代に生きる人類として読んでほしい。
原題の Schwarm は「群れ」の意。


しかし、同じ著者のデビュー作を読んだ時にも強く思ったし、今まで読んだ数多くの本の中でも、特に “西側の欧州” の作家でたまに感じるのが、
やっぱりアジア(日本)とは宗教的な土台が絶対的に違うんだなという所。
キリスト教に批判的な姿勢は見せながらも、2000年続いているその圧倒的な文化背景・道徳観なんかを否定しきれないジレンマ、というのが見える。
本作の終盤でこのテーマについてメタ的に論じる場面があるが、
「キリストが全ての罪を背負う事で人間は神に赦された」というのがあの宗教の屋台骨。
しかし、人間が神の創造物であるならば「全能の筈の神が作ったその人間はなぜ過ちを犯したのか?」
「即ち、神は本当に全能なのか?人間は神の失敗作ではないのか?」
だとしたら「全能ではない神に祈りを捧げて何の意味がある?」と、かなり切り込んでるなぁと思う。
が。
そこで「いや、そもそも神なんかおらんやんw てーか逆やん、人間が神という都合のいい存在を作ってるんやん」という、そもそもの根本的な所までは公然とは口に出来ない世界なのかな?と思う。
















 クリスティン・テリル 『15回目の昨日』 (2013)

原題『All Our Yesterday』


目覚めると、少女エムは傷だらけの体で独房に繋がれていた。排水溝の奥には見覚えの無い自筆の15行のメモ。
これまで14回、過去に戻り未来を変えようとしたが失敗し、15行目に示された最後の手段は、天才科学者ジェームズを ━━初恋の幼馴染みを殺すことだという。



タイムトラベルものは当たり外れが激しい、というのが個人的な経験則なのですが、コレは結構好きな方かな。
必ずついて回る “過去改編のパラドクス” にどんな説明をするかで、「オモロいやん」と思うかシラケるかになる(笑)。

過去に飛んで誰かを殺し、未来を変える。というとよくある話ですが、
本作で面白いのは、
4年前に遡ってジェームズを殺しに行くエムと、4年前の世界でジェームズを守ろうとするマリーナが同一人物である所。
世界を変える為に初恋の相手を殺さねばならない。しかし、いざかつてのジェームズを目の当たりにすると引き金を引けないエム。
更にもう一人、フィンという少年の立ち位置が過去と未来で大きく異なる所も物語に躍動感を生んでいる。

一見スケールの大きな話に見えるけど、思春期男女のあるあるを切なくやるせなく描いた物語。
人は変わる。時間の流れは残酷。人を愛するということ。

軽く読んで終わりのつもりの1冊でしたが、
読後に心に何かが残る良作。
暫く経ってからもう1回読んでみようと思う。




Posted at 2019/09/29 12:00:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 活字部 | 日記
2019年09月20日 イイね!

短絡・浅薄化する世界に於ける “塗装済み完成品” の価値 に関する一考察

少し涼しくなってくると、また色々頭の中で考えが廻り始めるのは何ででしょう。
あーだこーだコッ恥ずかしい事をホザきだすのはいつも秋冬のような気がするw



まぁ、モヤモヤ漠然と抱いているネタは幾つか有るんですが、
“一考察” というほど話を起承転結纏められるか?というとビミョーな感じで。










あ、とりあえず恒例のBGMをどぞ。
ちょっといつもと違う毛色で、Jazzなど如何でしょう。
関西ローカルで活動しているバンドで、一度生で観て好きになりましたん。
PVではこぢんまりと纏まった音ですが、この曲、ライヴやとめっさカッコいい。














しかし…
…こういう徒然なるグダグダを書きなぐるという事自体が、昨今の世の中では稀な気がする。
今や “ブログ” というものすらオワコンになりつつあるんじゃないの?
今の主流のFBやTwitterやInstagram、どれも長い文章を書くには向かない。
その瞬間の思い付きや、見せびらかしたいネタを衝動的刹那的に呟くだけ。
短絡的。“的” というか、The 短絡。



かくいうワタクシも上で挙げた内のSNSのアカウントを持っていますし、“短絡的” な使い方もしてます。
が、
やっぱり自分の頭の中をじっくり整理してちゃんと表現しようと思うと、長文に耐えられるブログという手段じゃないと無理。
自分の中で、あくまでメインはこのブログ。



短絡的、衝動的な単純な思考が日常的常態化すると、元々使えていた頭も使えなくなると思う。
人間、“楽” に慣れると退化する。
楽から得られるモノは乏しい。
お助け装備満載の昨今のクルマ見てても思うでしょう?
本来、運転者が自分の意思と技術で行っていた事が、全て自動化されて一見楽になる。
だが、それで失うモノは意外と大きいんじゃない?
元々出来てた人が出来なくなるならまだマシ。
次の世代は最初からそんな概念が無くなる。

“楽” に慣れた人間は、底が浅い。
物事の本質を考えない。
長い文章考えたり、真面目な話し合いは苦手やけど、Twitterではやたら雄弁な人とか居るじゃないww





一概には言えないし、世代という概念で一元的に切る事は嫌いではあるけども、
やっぱり今の20代を見ていると「あぁ… “違う” んやなぁ…」と思うことも色々。



例えば。
スバル製のクルマに「86」という名前をつける。
バイエルン製のクルマに「スープラ」という名前をつける。
それって “違う” やん。物凄い欺瞞を感じる。

でもそれを素直に喜ぶ人も少なからず居る。
それは今後増えていくだろうし、
“ルノー製のランエボ” も手放しで喜ぶ子達が出てくるんでしょうね。



例えば。
結構前の事ですが、某・読者参加型の輸入車カスタム雑誌で、年度表彰を受けたクルマがいまして。
ワタクシ自身、そのクルマは所謂 “引き算の美学” でカッコいいな!と思ったんですが。
オーナーさんはそのクルマを “造る過程” が大事だったようで、完成して年度表彰を受けた後、すぐに売却していました。
あぁ、残念だけどこのクルマをもう紙面で見ることは無いんだなと。
そしたら半年後くらいにまた載っているではないか…
若いオーナーに代わってほぼそのままの仕様でまたエントリーしてる。

それってどーなの?と思う。
他人が作ったクルマを「今は俺のだから」と思える感覚。
「他人のまわしで相撲をとる」という意識が無いのね、と。







楽して得た結果からは何も身に付かない。
考えて歩んだ過程が自分の肥やしになる。





“結果” を手に入れる事だけを見て、
そこまで最短距離で楽する事だけを考えて、
そうして得たモノにプライドは持てるの?
効率良くやれてる自分が優秀だと思う?

それじゃあ、裸になった時に何も残らないよ。

それとも、
自分に何も無いのがわかっているから、焦って “結果” を手に入れようとする?
それが張り子の虎だとしても、相手によっては立派な “虎の威” を発揮する?
だが、本人がそれを張り子とわかっていない場合は憐れの極みである。







自分の言葉を語ろう。

拾った知識だけでは自分の言葉は作れない。

自分の目で見た事自分の体で経験した事と、拾った知識が合わさって初めて知恵になる。

出来上がったガンプラが凄いのではない、
それを作った人が凄いのだ。















…こんなこと言ってるともう完全にオッサンやなw




Posted at 2019/09/20 15:00:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 思う事 | 日記
2019年09月17日 イイね!

いつもの芦有日報 2019.9/15

いつもの芦有日報 2019.9/159月も半ばになり、ようやくちょっと過ごしやすくなってきた?
と思ったら、この日は36℃まで上がる予報。
そのせいか皆さんいつもより早めにお集まり?
10時過ぎたら減っていく一方でしたね。( ̄▽ ̄;)

なぜか売店のブレーカーが落ちてて、
隣の自販機が全て沈黙していたという予想外のネタもあったり。



あ、ちなみに、先週スマホを機種変しました。
…が、前の機種から大してスペックアップしていない&現像アプリの解像度は以前と同じ設定(元画像よりサイズダウンさせている)のままなので、何も変わっていないハズ…
だけどなんかビミョーに綺麗になってる…ような…?(笑) シランガナw













































この日の “オッサンホイホイ” は…















ディーラー試乗車の992。
さすが芦有、こんな形で時間外営業活動が展開(笑)。
何度も試乗ドライブに出ておられました。





で。
この992のデザイン、個人的にはなんかボテッとしててダサくない?と思うんですが…
エンジンフードのフィンにはこんな遊び心が込められているそうで…









へぇー!Σ(*゚Д゚*)
そりゃ知ってるとちょっとオモロい。
















ALPINA5シリーズ×3世代!(;´Д`)ハァハァ

















TVRカッコいいべ(´ω`)
















下山後は西宮で もっこす 食べて帰りました。
リズムさんが言ってたから…ではなく、
完全にたまたま偶然です(笑)。( ̄▽ ̄)




Posted at 2019/09/17 11:11:12 | コメント(2) | トラックバック(0) | 芦有 | 日記
2019年09月08日 イイね!

昔取ったナントヤラ ネットの恥は掻き捨てられぬw

さてさて。





ahoり運転&ahoられ運転にまつわる論争があちこちで勃発している今日この頃。
ワタクシも一考察ブチ上げようかと思っていましたが、なんかもうだいたい言いたい事をあっちこっちで代弁されてるし、別にいいか…的な(笑)。(・ε・` )

とりあえずアレですよ、
劇団オマワリサンが、暗に「多少の法定速度超過はむしろ適切」と忖度している
「実際の交通の流れに沿った円滑な運転を」という表現が全てかと。






























ソンナコンナデ。











こないだの台風の影響で地元のお山が
この状態↓なもので…











絶賛、走り屋難民中wで、
昨夜は南のお山へ。





まー、もうタイヤが終わってる(&一回パンクした)からどっちみち本気走りはできないんですけど。
来月の運動会の事もあるし、ここらで一回顔出しておこうか、と。











行ったら、まー台数多い多いw
停めるとこ無くて隅の凹地に停めたら、その前に更にクルマ置かれて出れなくなる仕打ちw

入れ替わり立ち替わり20台以上で、現役Top5揃い踏み。





けっこー遅くまでウダウダしてましたが、
劇団オマワリサンが(半笑いの呆れ顔で)登場したので麓のコンビニまで撤退。











そこでもまたダラダラしてましたが…





初めて会ったFDのお兄さんが
「カッコいいGRBですね!」と話し掛けてきたので
またいつもの「いや、コレGRちゃうねん…w GHでどこまでやれるかタイヘン ヘンタイ的にやってますねん」な説明を。( ̄▽ ̄;)











そしたら、
「え…? 赤のGHでそんな話…どっかで…
もしかしてブログやってはります!?
読んだことあります!!






キタ━━((( ;゚Д゚)))━━!www
恥ずかしい過去の所業がゾンビのように息を吹き返すぅぅ!ww(爆)





「うわーーー!本物やぁ!こんな所で見れるなんて!うわー!!
大阪の人やったんですね!お山の人やったんですね!
僕、半年前までGRB乗ってたんですよ、その時に会いたかったぁー!」
とハイテンション勃発(笑)
嬉しいっちゃ嬉しいけど、それ以上に恥ずかしいw( ̄▽ ̄;)





「GR乗ってる人間で知らん者は居ないと思いますよ!
“日本で一番お金掛かってるGH”!」
…また変な恥ずかしい称号出た…w orz





「ホンマにGRとタメ張ってるのがカッコいいっす!
同車種やったら絶対トップですよね!良いなぁ!そんなんなってみたいー!」
…と、こそばゆい御言葉をシャワーのように頂きました。( ̄▽ ̄;)





「ノーマル(+α程度)のGRBには絶対負けないで欲しいです」と、
元GRB乗りなのに、どっちが好きなんだお兄さんw

まー…
今まで、恥ずかしい偉そうな事を散々大口叩きまくってきましたが…
こんな事があると、悪くなかったなとも思う。( ̄▽ ̄;)
ファンもつけばアンチもいるやろうけど、







昔の偉い人もこう言ってますしねw






しかし、そんなお兄さんも、
前期(2型)のFDで後期とタメ張るのがテーマだそうで、
誰も彼も結局似たような事やってるやん(笑)。





彼、“降りた今” だからこそ単純にハシャイでくれてるだけで、
GRB乗ってる時だったらガチ勝負を挑んできたんじゃないかな?と思う。
だし、ワタクシもそういう相手を望む。

とりあえず、今度会った時はFDと一緒に走ろうと約束しました。(´ω`)










皆さん、ネットの世界はいつでもいつまでも影のように背後にいて、
良いことも悪いこともいつか忘れた頃に降りかかってくる事がある、とお気をつけください(笑)。










でも、
「このクルマ、停まってるだけで雰囲気ありますもん」と言われたのが一番嬉しいかな。
お金掛けたとか、意地だプライドだだけでは纏えない、
“走ってるクルマ” じゃないと身に付かないそれを、
同じ “お山の人” から言われるのが一番嬉しい。





Posted at 2019/09/08 20:00:26 | コメント(3) | お山 | 日記

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何シテル?   12/24 00:00
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