前作のレギンレイズ ジュリアが色々詰め込みまくってハイカロリーお腹いっぱいだったにもかかわらず、
依然その熱量を保ったまま次のネタへとなだれ込んでおります。
みんカラなのに最近ガンプラばっかです。
今回は
皆大好き赤いヤツ、シャアズゴです。
と…
ゆーても…
ワタクシ…
大きな声では言えませんが…
1stガンダム好きじゃないw
細かく言い出すと色々とアレなんで自重しますが、
そもそも根本的に
昭和ロボットアニメのノリが一番無理w
兵器として有り得へんカラーリング&デザインとか
天パのガキ強すぎやねんwとかもね←
シャアの人間的な部分は面白いけど、WB側の話はどーでもいー←
というワタクシの「それは貴方の感想ですよね」がありつつも。
実は以前、ゆーのさんとはまた別の所から、
「コレ作って~」という声があり。
その時は
「ヤだよそんなコテコテの50番煎じくらいのネタ」(マジ目に答えると、想い入れの無い原作再現なんか作ってもワタクシ自身は何も楽しい要素が無いので)と却下したんですが。
ジュリアを作っている途中でふとワタクシ特有(?)の、天の邪鬼精神&下剋上精神がムズムズと化学反応を起こし、
ジムじゃなくてガンダムでやったらちょっと面白いんじゃね?(・∀・)
シャアズゴの爪でガンダムのコクピット貫通。
アムロ死亡で一年戦争終結ルートwww
1st信者にヌッKOROされるw
プランが決まったんで、もうジュリア作ってる途中でさっさとキットを確保。
ズゴックは、どうせなら原作のドスコイ立ちよりもっと腰を落として “エグり込むように打つべし” なポーズができるようにと、最も可動域が広いRGをチョイス。
ディティールも半端なく細かいので文句なし。
(ただRGはその細かさゆえにパーツのポロリが多い…)
ガンダムは
ヤラれ役だしどのキットでも良いやと、たまたま店にふつーに並んでたのを。
といっても「ガンプラ40周年記念」の新規設計モデルで、コレも可動域オバケのキット。
成形色の色合いが薄目で、あの強烈なトリコロール配色が嫌いなワタクシの目に優しいw
一方、
原作再現的な事をやるにあたって気になっていた事。
・ガンダムの武装
・お互いの被弾箇所
・ジャブロー迄のそれぞれの進軍過程
その辺りを確認しようと思ってググっても「ジャブローに散る」では
コレしか出て来ないんすよw
なので、
参考資料として原作視聴ww
我ながら真面目やなぁw
ほほぅ、ふつーにビームライフルとシールドだけね。
この静止画ではわかんないけど、ここのズゴック、MS離れしたトンデモ機動で跳びハネてますww
おぉ!ズゴックの粒子砲を盾で受ける。
この被弾痕は再現せねば。(・∀・)
そしてズゴックのビームは黄色…とφ(..)
ゑ…何この映えるカット…( ゚д゚)ポカーン
被弾した盾を放棄してズゴックの視界を塞ぎながら盾越しにズゴックを狙い撃つ。
こんなカッコいいシーンあるのに認知度低すぎなん何でよw
で、これによって
何故かメインカメラをやられたズゴックは一時撤退。
編成し直し、今度はアカハナらのアッガイ部隊を引き連れて破壊工作に潜入。
「潜入」つって皆目立たない色の機体&戦闘服着てんのに、なんか1人だけ全身真っ赤で隠れる気皆無の頭オカシイ人が…w
でも、赤って光が当たらなかったら黒に見えるので、水中や夜間、ひいては宇宙ではあながち迷彩色として間違ってはいない。
破壊工作が失敗し、撤退する際にアムロに腕を1本落とされる。
以上でズゴックの出番は終わりw
…言うほど活躍してなくね?w
なお、シャアはジャブローまでマッドアングラー(潜水母艦)で来ているが、何故か突然ガウ(輸送機)から降下するw
てーか、最初の攻撃でも2回目の潜入でも、シャア以外の水泳部MS全部やられてんねんけど…
青ズゴックもゴッグもゾックもアッガイも全滅。
いくら連邦本拠地やゆーても、MSの性能差ではまだまだジオンが優位やのにやられすぎ。アムロ ワンマンアーミー過ぎ。
ジオンもね、敵本拠地まで攻め込んでんのにアッサリ引き下がり過ぎ。本拠地王手まで行ってて最終的に負けるとかw
…こーいうところが嫌いなんですよねぇ1st…
一方のガンダムは、ここまで
ルナツー→北米(ガルマ)→西海岸→太平洋横断→南シナ海?(ククルス・ドアン)→中東(ラル)→カスピ海(塩が足らんのです)→オデッサ(三連星)→ベルファスト→ジャブロー
と
無駄に地球一周してきて転戦連戦半端無い。
となると…
ヤラれ役のガンダムは手抜きで良いかと思っていたけど、
むしろガンダムの方を強めウェザリングにするのがリアリティ。( ゚д゚)
ズゴックは受領直後の新品なので綺麗でいい。
と、こんなことをあーだこーだ真面目に考察してしまうのがワタクシの性格ですねぇ。(´-ω-`)
どーせやるからにはクオリティとリアリティ(=説得力)を追及したいという病気。
~ ~ ~ ~ ~
ソンナコンナデ
考察面の土台が固まったので、後は作るのみ。
ガンダムの方はちょっとディティール追加するくらいで無改造でいくけど、
原作逆転下剋上をヤラカすにはズゴックの強化は必須だろう。
説得力的に。
と、また余りパーツを引っ掻き回してガチャガチャ組み換えていたら…
こ…これは…( ゚ε゚;)
ヤベェものを生み出してしまったかもしれん…w マタカヨw
鉄血のとあるキットの
腕と脚がふつーにポン付けドッキングできるのに気付き、
その状態で背中から生やしてみたら…
有りじゃね!?(・∀・)
ただ、このキットは左右非対称デザインな上に所々装甲が無いので、
「同じフレームを使ってて、左右対称で、デザイン的にズゴックに合いそうなキット(かつ、可動域確保の為にあまりゴテゴテしていないスマートな物が望ましい)」を探しました。
ありました。
バルバトスのルプスレクス。
やや丸みを帯びたラインに、手は巨大な鉤爪状。
ズゴックに移植する為だけにポチッw
どう見てもEVAの使徒www
モンスター感半端ねぇw( ̄▽ ̄;)
でも、元々腕と脚なので関節いっぱい有って可動範囲は↓この通り。
この流用マジ天才じゃね?w
「ちぃっ!シャアのモビルスーツは化け物か!」
「くっ!来るなぁぁぁ!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
アカンw
既にちょー楽しいwww
~ ~ ~ ~ ~
今回の新要素は
キャンディ塗装とラップ塗装で御座います。(`・ω・´)
・キャンディ塗装は、シルバー下地の上にクリアカラーを重ね塗りして深みのある艶を出す手法。
・ラップ塗装は、クシュクシュに丸めた食品ラップにちょっと塗料を付け、ポンポンしてランダムパターンの模様を付ける手法。
今回やるのはこの合わせ技です。
大きく分ければキャンディ塗装で、その中の派生形。
①黒下地
②シルバーをラップ塗り
③クリアカラーで色を乗せる
が基本の流れ。
(キャンディ塗装は②のシルバーを普通に塗って③を重ねるだけです)
②の時点では黒地に銀の斑が散らばってるだけで、
最後③のクリアカラーを何色にするかで仕上げ色を決めます。
黒には何色を上塗りしても黒のままなので、銀の部分にだけ色がついて浮かび上がるという寸法。
クリアカラーの商品ラインナップ分しか色パターンが有りませんが、
・クリアカラーは重ね塗りすると色が濃くなる
・下地は必ずしも黒である必要はない(最後に塗る色と同系色の暗いメタリックにすれば、本来は黒だけになる背景にも色がついて明るくなる)
・暗いシルバーと明るいシルバー(や、ゴールドとシルバー等)を2色使い分けてラップすると発色が違ってグラデーションぽくもできる
・更に………っと、これは後述(謎)。
と、微妙な色合い調整をする手段が色々あり、意外と奥が深い。
だし、“クシュらせたラップでスタンプ塗りする” というテクは
そのまま迷彩塗装に使える。(`・ω・´)
複数部位を出来るだけ1つに纏めて(斑模様がパネルラインに跨がっている方が綺麗)、黒下地。今回は黒サフ1500。
さっきの色合い調整の2つ目で言ってたテク。
“顔” の正面周辺にレッドメタリックを少し噴いてハイライト化。
↓
↓
↓
「コイツ、(むちゃくちゃ)動くぞ!」w
というのがラップ塗装(厳密には、ラップ塗装を応用したキャンディ塗装)の基本。
…とかなんとか偉そうに言ってますが、初めてやりましたw
Soco'n'Toco YOLOshic!! (σ・∀・)σ
で。
ここまでやって、このブログの「ラップ塗装とは」を下書きし始めたんですが、
書いてる途中でふと気付いた。
これ、クリアブルー重ねたら紫にグラデーションできんじゃね?( ゚д゚)
それがさっき「後述」とか勿体ブッてたアレ。
結果、
ビンゴ♪(・∀・)
テユーカ シレッと完成w
どーすか!この悪役感!w( ・`ω・´)
禍々しさと美しさのHarmony~♪(人´ з`*)♪
ただ、
赤+青→紫 は思った通りになりましたが、
赤+黄 でオレンジになってくれるかと期待したものの、殆ど色変わらず。
結局、オレンジの所はふつーにクリアオレンジを使用。
(グラデーションを明るくしたい部分はオレンジ前にイエローを噴いて発色良く、赤に隣接するところは先に赤を軽く噴いてます)
絵の具で考えたら分かりやすい、色は重ねる度に濃く(黒く)なる。
赤は黄より黒いから明るい方向には戻らない。
軽い色から重い色にしていかんとアカン。
クレオスの缶スプレーで言うと 黄→オレンジ→赤→青だな。
緑にしたかったら、黄を先に塗ってから青。たぶん。シランケド
あ、で、言い忘れかけた。
キャンディ(&ラップ)塗装は
深い艶がウリなので、十中八九 “鏡面仕上げ” とセットで、大抵皆さんヌルッヌルのテカッテカにしておられますw
しかし、ワタクシのやることですから、もうおわかりかと思いますが、艶消しにしてますww
これはこれで色の輪郭がパキッと出て良いと思うけどね。
ソンナコンナデ
とりあえずズゴック出来たので何枚か(笑)。
爪はどちらもダークグレー系の上にクリアレッドを筆塗り。
錆びにも見えるし、血糊にも見えるw
どうもワタクシ、“刃” 系を意地でも銀にしたくない病の模様←
バルバトスの手は指先をヤスってシャープ化。
僅かな差だけど、印象は随分変わる。
ハイドロジェット×2を捨ててサブアームを生やしているので、水中での機動力はガタ落ちw
でも原作時点では連邦MSは実質水に入れないから良くね?←
だし、アンタ空から降ってきたやんw
せめて1つだけでも腰の後ろにタヌキの尻尾みたいに移設しようかと思ったけど、更に背中が重くなるし、こんだけ水流抵抗デカいモン背負ってて今更なぁ?だし、単純にダサかったので不採用w
カラーリングが雄弁に語ってくれるのでデカールは少なめ。
頭のテッペンのジオンマークは、ラップ塗装と同じ原理で白デカールを埋め込んだモノ。
脚がグニングニン動かせるせいで、逆に接地グリップが悪いんですが、
元々不安定やのに更に重心上がってるからポージングしにくいしにくい。
常に前傾姿勢w
…足の中にパテでも詰め込むか…(´Д`)
腕組みまではいかんけど、手を組めるってだけでも普通なかなかできない。
5関節の威力w
……半ばネタで組んだのに、塗ったら滅茶苦茶レベル高く纏まってしもたw
ズゴック×ガンダムのセットで1つの作品にするつもりだったのに、なんかジオラマに使うの勿体無いw
これは単品でも勝負できるやないかw
というわけで、ここで一旦切りますが、
引き続き78-2ガンダムも作って2体絡ませたいと思います。