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Red13のブログ一覧

2021年04月30日 イイね!

4月の読書

4月の読書さてさて、2ヶ月に及んだクラッチ諸々の修理がようやく完了しそうです。
連休中に引き取りに行って、
オラ、8日にMLSの走行会さ行くだw

しかしまぁ…
ミッションのOHを目論んだものの、
ナンダイカンダイ断念した話はまた後日改めて。(・´ω`・)





















 テア・フォン・ハルボウ 『メトロポリス』 (1926)


なんとまぁ、約100年前の作品。
著者夫婦が一次大戦後のニューヨークにインスピレーションを受けて “未来都市” を書き上げたもの。
最初から映像化前提で、映画の原作として書かれている。

100年前基準の “未来” なのだが、
先入観無く読むとそれはそれで面白い。
今の感覚で勝手に “未来的イメージ” が補完される(笑)。
(個人的には九龍城や、FF7のミッドガル等)
が、当時の映画を見ると色々と( ゚д゚)ポカーンするのだろうw


物語は、まぁ、この手の題材ではよくあるパターンと言っちゃなんですが、
管理社会で機械に搾取される労働者。それらを率いて、神にも等しい管理者に反旗を翻す扇動者。
破壊・混沌・再生・融和。
親子二代に渡る、三角関係痴話喧嘩w


時代的なものなのか、この著者がそうなのか、
かなり哲学的、象徴的、神話的な要素が強い。
小説というより戯曲的な印象を受ける。
話の展開は早いのだが、(原文も訳文も言い回しが古いせいか)あまり頭に入ってこないww
ご都合主義全開のシナリオも相まって「なんかよくわからんけどそういうことになったみたいだな」的なザックリ理解で読み進めてたのは秘密w

まぁ…要はそんなもんってことで(爆)。
映画の方は、無声映画時代の最高峰の撮影技術で、映画史を語る上で非常に重要な作品らしいです。
文学どうこうより映像の方が語られる機会が多いっぽい。

ちなみに、著者の名前にある「フォン von」は、ドイツ人名で貴族の家名の前につける前置詞。英語のofやfromに相当。
この著者の場合は「ハルボウ家のテア」という意味。
ヨーロッパ語族では同じ意味の前置詞がよくあるが(「ヴィンチ村のレオナルド」等)、例えばイギリスの爵位敬称サー sirは個人に対してだが、ドイツ語のフォンは家に対して世襲で使用できる。















 夏海 正隆 『スクランブル 復讐のフランカー』 (2002, 2009)

2月に読んだシリーズの続き。改題した「僕はイーグル」の3巻。

大ボリュームの上下巻分割。
相変わらず、1巻からずっと続く一連のストーリーの流れなので、途中から読んでもワケワカメになりますw

今回も相変わらず「射てない自衛隊」をまざまざと描き出すわけですが、
1、2巻でいわばそのリアルな “基本ルール” を徹底的に説明してきたあとで、
今回はかなりフィクション強めで冒険してる。
今まで色々と法や権力に抑えつけられて来た多くのキャラクターが鬱憤を晴らす回。

前半上巻では、敵方テロ組織〈亜細亜のあけぼの〉のエースパイロットにスポットを当て、
敵方組織も一枚岩ではない所や、“その母体となる某国” が何処なのかわかるような情報が。まぁ最初から丸わかりなんですけどねw
白昼の東京都内で “某国” の諜報員同士の銃撃戦やビル爆破。
ようやく冒険アクション小説っぽくなってきたじゃないか(笑)。(・∀・)

そして下巻では、いよいよ日本海で〈亜細亜のあけぼの〉Su27&ミグ編隊 vs 自衛隊F15編隊 の空戦が。
今回、敵エースは(偵察機の)Su24フェンサーから、生粋の戦闘機Su27フランカーへ乗り換え。
電装系が西側に大きく遅れをとっているものの、空戦能力 “だけ” なら今でもアメリカの最新鋭機より強いと言われるフランカー。 (個人的に、世界で一番美しい戦闘機だと思う)
クルマで例えるなら、電子制御一切無しの超ハイパワー車。空冷ポルシェターボやコブラ、TVRとかのイメージ?

作中では、この「電装系がローテクな兵器」という点を逆手に取った不意討ち作戦によって、イーグル6機が墜とされる。(そんな墜とされたらもう空自終了ちゃうんかいw)
それに対して、非武装の救難ヘリで戦闘ヘリを墜とすという離れ業を披露する元戦闘機乗りの空自ヘリパイロット。
さて、どんな方法で戦ったのか…?

戦闘機乗りと言えど、その多くは20代半ばの若者。
まだ大人とは言い切れない彼らの、精神的な成長も本シリーズの見所の一つ。
相性の悪い女子パイロット2人が、普段と逆のポジションでの編隊訓練を重ねる内に、コンビネーションが良くなっていく辺りはニヤッとする。

しかし…日本社会に浸透している “某国の休眠工作員” というのは、多少の誇張はあれど現実なんだろうなぁ。
右とか左とか赤とか、政治の金、官官接待、政権とヤクザ、国家権力の裏側、そういうのをわかりやすく勉強できる、良い “現代社会” の教科書です。















 サム・ロイド 『チェス盤の少女』 (2020)

原題『The Memory Wood』


チェス大会の会場で誘拐された13歳の少女 イリサは、気付くと真っ暗な地下室で鎖に繋がれていた。
床をチェス盤に見立て、物理的な地図と記憶の整理として活用して頭を使って犯人に対抗しようとするイリサの前に、イライジャという少年が現れる。
そばの森で遊んでいて、以前もこの地下室で別の少女に会ったという。
やがて現れた粗暴な犯人は、イリサにメッセージを読ませYouTubeで公開するが…



誘拐・監禁された少女が頭脳戦で脱出を謀る、というのが一つのテーマではあるんですが、
後半、なかなか劇的な “基本ルールの変更” が入り、
ありきたりな監禁モノとは一味違う新しさがあります。

ちょいバレすると、2人の人物が実は同一人物。
それに更に時間のトリックも絡めて、「ふほほぉ、そう来たか(笑)」。

「イリサを助けたい」と言いながら、積極的な行動は何もしないイライジャ。
それでもイリサは最大限イライジャを利用して外界にコンタクトを取ろうとする。
その方法が「ほぇー!この子頭良いねぇ!( ゚д゚)」と膝を打つ。
事実をベースに嘘を混ぜて、わかる人にはわかる暗号メッセージにして送るというテクニックは好きだ。
終盤なかなか凄惨な泥沼劇になるも、読後感はむしろ爽やか。

なお、少女監禁ですが性的要素は一切御座いません。




Posted at 2021/04/30 10:00:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 活字部 | 日記
2021年04月24日 イイね!

社会が世界が病んでいく

難しいタイトルつけましたが
そんな深い話はしませんw





ナンダイカンダイ、
もはや何回目かわからん(し、もう恒常的になってる)なんちゃら宣言。

ワタクシの周りでは、ダイニングバーをやってる友達が一番直撃で厳しい状況のようです。
いつも服買ってる店の店員さんも、2年連続のGW休業に諦め顔。
「去年は持ち堪えたけど、今年はもう無理」っていう店や会社、多そうですよね…





最近仕事で少し関係のある某大学。
新学期当初はほぼ全面的に対面授業で毎日登校してましたが、それも一週間で終了…
学生のTwitterをチラ見していたら、最初の一週間は
「大学に着ていく服買いに行きたい!」とか、
「全部の専攻コースの友達作る!」とか、
テンション高めの発言が多かった。

よく考えたら、今年の2回生って、
去年1年丸々オンライン授業で登校してなかったんですよね。
事実上 “初登校” で、同級生とも “初リアル” だったのかもしれない。
そらテンション上がるわね。オシャレもしていきたいわよね。
でも「やっぱり梅田行くの怖いし…」と続く。
「通学以外、外出禁止って親から言われた…自宅軟禁や」なんて声も。





確かに新年度で人の動きが増えて交流の機会が増えて、ってのもあるんやろうけど、
既に感染している大陸の人々が、タダで治療できる日本に「入院ツアー」しに来てるんちゃうの、て気がするが。
政府や自治体の対応は、オリンピック絡みの政治的忖度の臭いしかしないアレですな。
身内贔屓かもせんけど、大阪の吉村君は「ようやっとる」ほうやと思うよ。
最近えらいやつれたし。





で、
最初の話に戻って。





世の中全体でもそうらしいですが、
ワタクシの周りでも
抑鬱状態(鬱の一歩手前)の人が多いと感じる。
知り合い・友達の中にもチラホラ。
普段やったらコイツこんなこと言わんのになと。

去年のGWは、店閉まってようが
「走り屋にゃ関係ねぇぜ!むしろ俺らにゃ最高!」
みたいな感じでお山が賑わってましたが、
今は皆そんなモチベーションあんま無いよね。
(サーキットは結構賑わってるみたいですけど)










じゃあワタクシはどうなのと言うと。










引きこもり趣味も多数持っている為、
けっこー元気ですw

特に、とあるスマホゲームとガンプラ。
この2つが(結果的に)大きな柱になっていて、精神衛生は周囲の人々に比べてかなり良いと思いますw

スマホゲームの方は、ゲーム内のメンバーチャットでなんやかんややり取りしてますし、
そこでは世の中の話なんて全く出ない。
良くも悪くも現実逃避みたいなもん。

ガンプラはガンプラで、
コツコツやってたらアッちゅーまに時間過ぎるし、
先の工程を「あーしよう、こーしよう」と考えてたら
これも現実から意識を逸らせる。
(まぁ、元からあんま意識してないですけどw)






別に今のこの世の中に限らず、古今東西、
趣味人は総じて心の健康力が高いですよね。
今ほどそれが顕著に出ている時は無いんじゃないかと。










 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~





余談ですが。
そのスマホゲーム、プレイヤー名を登録する時に「Red13」が使えなかったので、
ドイツ語で「赤の部隊」みたいな意味の名前にしたんですが。






日常的にチャットで「Rotさん」「ろっとさん」と呼ばれるお陰で、
最近、Redさんと呼ばれる方に違和感を感じるw







あとガンプラの方はというと、
作品No.7がなかなか出てこねぇじゃねーか!とお思いかもしれませんが…(笑)







人から頂いた某・紅いヤツを制作中ですw
頂き物ということと、後発の精巧なグレードが複数ある機体ゆえに、
見劣りしないようにと、かなり気合い入れて手間も時間もかけて丁寧にやっております。
着手してから1ヶ月以上経ってるけど、
まだ進行度でいうと30~40%( ̄▽ ̄;)










さー…
今年のGWはどうなるやら。
インプまだ帰ってこないしwww




Posted at 2021/04/24 18:18:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

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