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2021年11月28日 イイね!

11月の読書

11月の読書めっきり寒くなって参りまして、
そろそろ冬のアウターを引っ張り出しつつ、
「今年、秋服殆ど着とらんがな…( ゚д゚)」とボヤく。

見栄っ張りのカッコ付け服って、
アウターで隠しちゃったら意味無いのが多いんでw←
見栄っ張りのカッコ付け服って、
春&秋が本領発揮の晴れ舞台なんですよねー…

一軍仕様のピンのイイ服増やしても、このご時世どこに着ていくねん、って出番が無い。
二軍仕様のまぁまぁお気に入りな服を増やす方が色々と幸せな気がする。



…と、全く別の話。



自分でもビックリするくらい最近
新しいクルマに全く興味が無くなったワタクシ。

前はそれでも話題のスポーツ系車種やゴルフのFMCなんかは一応試乗しに行ってたんですけど、
もう全く何も調べようとも思わない…
新型BRZ、新型WRXも大して…
自分が乗るクルマでは無いわなぁ。

まだ40なってないのに今からこんな頑固ジジイみたいな頭になっててどーすんだww













 ダニエル・シルヴァ 『教皇のスパイ』 (2020)

原題『THE ORDER』


“人類史上、最悪最長の名誉毀損”

我々東洋人にはピンと来ない話ですが、
西洋人には切っても切れない、社会の、歴史の根底に深く横たわる問題。
ワタクシも子供の頃から釈然としないまま、それなりに自分なりに解釈して、たぶんそういうことなんだろうな、と思っていた事が、
この本を読んで、「概ねそれで合っている」と正解を貰ったような気分です。


なぜ、ユダヤ人は憎まれるのか。


日本人レベルの知識でパッと思い浮かぶのは聖書で語られる “使徒ユダの裏切り” 云々? だけどよく知らないw
実は、新約聖書の元ネタと言える4つの福音書の中に、もっとハッキリ明確な記述があるんですと。


諸説ありますが、時は西暦33年?(±5年くらい?)
場所はローマ帝国ユダヤ属州(現在のイスラエル周辺)。
ユダヤ人は唯一神ヤハウェを信仰する一神教。
対して古代ローマは(日本の八百万の神に似た)多神信仰。
ユダヤ属州の民衆(ユダヤ人)は、支配者のローマの信仰より自分達の信仰の方が上だとして、ローマ帝国への抵抗意識が少なからずあった。
しかし、ローマ帝国は支配地域への宗教干渉を基本的には行わなず、帝国の直接的な脅威にならない限り信仰の自由はあった。


福音書によると、
イエスは「暴動を煽動した」として捕らえられ、即時裁判に掛けられ、磔刑に処されたとされる。
その際、属州総督ポンティオ・ピラトは、集まった群衆に向け「この血(イエスの死)の責任は私には無い」と宣言し、
それに対し群衆が「その血の責任は、我々と子孫にある」と応えたとされる。


これが後2000年に渡って続くユダヤ人への憎悪の根源。
…なのだが、
まぁ、あからさまに、あきらかに、ひじょーに、嘘くさいw

そもそもこの “福音書” と云うモノ。
イマドキ風に言えば、イエスという人物についての伝聞を個人が好きにブログで書いたり同人誌にしたようなもの。
一番最初の(古い)「マルコの福音書」ですら、イエスの死後30年程経ってからとされる。
一番有名な「マタイの福音書」はイエスの死後約70年。
古代に於いてはその時間は永遠にも等しく、正に “神話” のレベル。
そういった同人誌が無数にあった中から、教会が「これとこれを公式認定する」と選んだ4つを更に纏めたのが新約聖書。

その教会≒ローマ帝国はなぜ、
他民族のユダヤ人であるイエスを神格化し国教としたのか。


ユダヤ人は既にローマ帝国の全土に何万人も住んでいて、帝国の運営に必要不可欠であった為、
ローマ帝国内のユダヤ人を惹き付け、かつ純ローマ人にも抵抗なく受け入れられる求心システムが必要だった。

イエスの死に関して明確な事、動かせない事実は
総督ピラトの治世下で、何らかの経緯によって捕縛され、磔刑に処された。という事だけ。
要は、ローマ人によって捕らえられ、ローマ人に殺された。
だがそれではユダヤ人の反感を買う。
ならば、刑を執行したピラトは自分の意思ではなく “民意に圧されて仕方なく” イエスを処刑した、ということにすれば良いのではないか?
「神の遣い イエス を殺したのはユダヤ人だ」
と、教会にとって都合の良い内容に脚色、改竄したものが福音書であり聖書である。
多数ある福音書の中でも、古いものより新しいもの程ユダヤ人への責任転嫁の表現がよりストレートになっていくという。

極論を言えば。ピラトは実在の人物であるが、イエスという者が実在したかすらも確かなことは言えない。
まぁ、実在したとして話を進めると(笑) 伝道者イエスに弟子が居たかどうかは、まぁ居たんじゃないの?って感じですが、
聖書で語られる12使徒というのはまぁほぼほぼフィクションだよね。
(ほら、現代に於いても歴史系のゲームで史実の武将をそらもう好き放題描写しまくってるやんw アレと一緒よw)


…というのが、ザッと簡単に纏めた起源。
でもまぁここまでは多くの人が「わざわざ言わないけど思ってる事」じゃないです?


そこからもう少し踏み込んで、時代も進めていくと。


中世の十字軍。
聖地エルサレムを “異教徒” イスラム教から奪還する為に編成された遠征軍、という認識が一般的ですが、
対イスラムだけでなく、要は “教会の敵” に対する武力侵攻である。
その中で、最終目的地はイスラム勢力圏であっても、その遠征途中でユダヤ人の虐殺を行っているケースもある。

この “教会の敵” というのがその時々その時代によって色々変わりはするものの、
そのリストの先頭には常にユダヤ人が据えられ続けている。
だって「神の子 イエスを殺した民族」ですからw

だいたい、 “神の子” とか言ってるけど、その神=ヤハウェ自体、元々ローマにとっては縁の無い存在。
ついでに言えば、イスラム教の唯一神アッラーは、ヤハウェのアラビア語名なだけで同一の存在。
つまり、神格位で言えば、ユダヤ教とイスラム教は同列で、キリスト教はそこから1つ落ちるww
まぁ、そこはイスラム教が後出しジャンケンしてるんでキリスト教がキレるのもわかるけど、
それでも両者が1500年近くいがみ合って殺し合い続けているのは、端から見たら完全に救いようの無いアフォである。
し、キリスト教の自己都合で2000年近くユダヤ人が迫害され続けている事実は正に、冒頭に記した史上最悪最長の名誉毀損であるというわけです。



そして!
ここからが面白い所(と言っては不謹慎ではあるのだが…)で。


もうここまででお気付きの方もおられると思いますが。
こうした本質上、ローマカトリックは極右独裁政権と非常に相性が良い。

二次大戦当時、実は教皇庁は2つのファシズム政権を支持していた。
教会はファシズムを、東の脅威 “社会主義” からヨーロッパを守る最強の防壁と考えていた。
(ソ連は宗教を否定し、ロシア正教の施設を大量に破壊した。カトリックからすれば仲の悪い正教会が破壊されるのは構わないが、ソ連はそもそも宗教自体を否定している。
もうひとつついでに、ファシズム政権の方針はイギリスや北欧のプロテスタント系を痛め付けるにも都合が良かった)

おまけにユダヤ人の排除も買って出てくれたとあれば、これはもうヒトラー様々なわけです。
実際、ナチスの “最終解決” に関して、教会が “遺憾の意” を表した事は無かった。
どころか、ホロコーストの嵐が吹き荒れる中、極右思想の会派が、ユダヤ人を助ける引き換え条件に資産を寄付させ、“不運な手違いによって保護が間に合わず” そのユダヤ人家族達が収容所送りになった、という案件が数多くある。

つまり、あの大戦は実は、形を変えた十字軍だったという見方ができる。
この切り口は我々日本人にはなかなか新鮮ではないでしょうか?

そうした戦時中の態度について教会が、回りくどい官僚的な言い回しで謝罪コメントを出したのは戦後随分経ってから。


…と…線が繋がると世界史は面白いでしょ!?(`・ω・´)















 デヴィッド・ヒューソン 『ヴェネツィアの悪魔』 (2001)

原題 『Lucifer's Shadow』


↑でヴェネツィアの描写が出てきて、
同じくユダヤ人ネタも入っているこれを思い出して再読。

現代と18世紀のヴェネツィアの物語を交互に展開。
18世紀の世界でユダヤ人が押し込められている “ゲットー” 。
檻のような隔離区域内にのみ居住が許され、夜間外出は禁止。昼間の外出時も、男はダビデの星、女は紅いスカーフの着用を命じられ、違反者は厳罰。
作中のユダヤ人兄妹は理不尽を唱えながらも、“どうしようもない現実” として受け入れている。

まぁ…つまり…大多数一般的にふつーはそこまでの描写しかせんよね。
あくまで “歴史的事実” としての範囲。
そこの根源に切り込んでいくのは、我々東洋人にはわからないタブー感があるのかもしれない。

とはいえ、本作では、
“神の家” たる大聖堂内での演奏会で、“ユダヤ人” が身許を隠してコンマス(コンサートマスター。第一バイオリン奏者。オーケストラに於いて指揮者の次に “偉い” ポジション)を務めるという場面がある。
これは明らかにアンチテーゼであり、西洋人もおそらくこーいうネタは嫌いでは無いのだろう。たぶん。一部の石頭を除いて。
喝采を浴びるそのソリストが、教会に立ち入る事を禁じられているユダヤ人であると判ったら、当時の “敬虔なキリスト教徒” 達はどういう反応をするのだろう。


と、今月はちょっと小難しいテーマでお送りしました。




Posted at 2021/11/28 22:22:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 活字部 | 日記
2021年11月06日 イイね!

車高調OHへ、お預け&電車帰り

車高調OHへ、お預け&電車帰り昨日、平日休み。
朝から(久しぶりに)インプを動かし、
裏山を越えてDr.hのラボへ。



暫くお山来てなかったから、バス用の切り込み出来ててビックリw
あのスペース、夜使えるん?( ̄ー ̄)




やっぱねー…
ちゃんと走れるクルマは素晴らしい。
アシ車や代車に慣れて、たまに自分のクルマ乗るとハッキリ思う。
踏む、踏める、踏んでいける。
(タイヤのショルダー全然無いけどw)



お山の紅葉はまだもうちょい先ですねぇ。
既にチャリダーやハイカーがまぁまぁの出足。











これ↑は亀岡に降りてから。
法貴峠のバイパス工事、なんなんあれ。
全然おもんない道になってまうやん。( ゚д゚)
「私の愛した法貴峠」が無くなるww





 ~ ~ ~ ~ ~





シーズン準備真っ盛りシーズン(何語w)なので、
「込み合ってて早く出さんと遅くなりますわ」ゆーて
朝イチで預けに行って、夕方にはもう梱包してくれてました。
┏○アザース











ウチの子は亀になってるけど、なんか凄い並び…w











外したリア。
ブーツが “無い” w
「破れてる」とかじゃなくて「無い」w

フロントもピロが完全にお亡くなりだったそうでw
ピロは異音も違和感も無かったけどなぁ…(;´∀`)

誰やさっき「ちゃんと走れるクルマ」とかゆーたヤツw
全然アカン状態やんけw





1ヶ月あればいけるやろ、と思ってますが
…ま、なんぼ遅くても12/18には間に合うやろ…たぶん。










ま、ソンナコンナデ。










今回、代車無しで預けっぱなしなので帰りは電車。
次の京都行きまで20分近くあったので、
駅前をブラブラしてたら…





前職の元同僚氏と遭遇。Σ(・ω・ノ)ノ
いつぞや、氏のBRレガシィと連れだって
芦有関西舞子と巡ったこともありました。
今は通勤用オモチャにヴィヴィオをゲットしてブイブイしているそうです♪イイナ(ノ゚∀゚)ノ

まさか当ブログをチェックし続けて頂いていたとは!(o゚Д゚ノ)ノ
アリガタキ キョウシュク!

















そこから電車でガッタンゴットン。
嵐山の紅葉はまだもうちょっと?
















途中、京都駅で一旦降りて、











八条口近くのイオンモール内にある
ガンダムベース 京都へ。
まー、大して期待せずに行きましたが、
そこらの量販店よりは品揃えマシだけど、やっぱ少ないねー…
ベース限定品のクリアカラーシリーズはいっぱい有りましたが、
クリアの何が良いのか理解できないw

とりあえず、友達から頼まれてたのがあったので1つ買ったものの、自分用は特に無し。



しかし、京都も人少ないねー
外人おらんだけでこんな快適に歩けるんかとww











京都駅でしばし電車ウォッチング。
↑分かりにくいけど左奥に近鉄が入線中。





んで、新快速で梅田まで。

…久しぶりにJRで立ち乗りしたけど、
めっさ揺れるなwww
阪急の感覚でいるとメチャクチャ揺れる。( ゚д゚)
狭軌と広軌の差?
あれはキツいで…










またまたガンプラを物色するべくLoft(の上のオタク屋さん)へ向かうと、
なんかRockな装いの方々が屯してる。
この日、ワタクシもそれっぽいチャラい格好してたんで、仲間みたいな溶け込み感(笑)。
何だと思ったらGLAYの物販イベントやっとる。
ちょっと興味はあるものの、整理券配ってなかなか並んでたのでモウイイヤ(*´_`)





ここでも頼まれてたのを見つけて、
今度は自分用にもゲット。











ダブルオーばっかやw
さて、ワタクシの自分用はどれでしょう(笑)。










ほんで
帰って、せっせとウェザリング(笑)。
















さー、
暫くクルマ無いですわ。
(有っても乗ってないとか言うなw)




Posted at 2021/11/06 18:00:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | イヂリ・維持り・悪巧み | 日記

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