終日ころんころんと
・・・・・・寝てました、
ええ、なにもしてません凹
「大掃除?? ナニソレOH! 掃除?」 「オイシイノ?」
ってくらいな惨状@喪女宅
それはさておきどうでもいいこと。 よくないけど凹
先日のこと。
祈るのは傲慢で身勝手
というような事を言われてかなり凹むしシオレるし、しかし反論もしたいわで混乱していた。
、というのも。
たまーーーに立ち寄るとある古着屋さん。 おさがりの服が好きなのデス。 安いしたくさんあるから、、、、って中古車のようでもありますが古着は古着。 エンジンかかりませんw
ものすんごい量の洋服がさげられている店内をカニ歩きでペケペケ歩いて、、、 いくつか足し算しながら欲しい・要る服を何点かチョイスしてレジに向かうといつもいた「ような気がする」おじさんがいない。
しょっちゅう行くわけでもないし最近にちょっと発見したお店なので詳しくはわからない。
レジで、こちらはよくサイズのことなどで話をしていた奥様、、、、らしいおばさまがいたので
「おじさん、今日はお休みなんですか?」
もしかしたらランチで外か店の奥に、とも思いつつかるーい挨拶くらいの気持ちで声をかけた。
「ちょっと体調崩してね。。。。糖尿が悪くなってガンになったのよ。 入院してたんだけど検査して結果が来年に出るまで転院か自宅ってことで今は自宅に帰ってるんだけどね、もう寝てるだけでなにもできないから、、、、お店にはこれないわ。きっと」
とちょっと残念そうに、しかし淡々と聞かせてくださった。
驚いてちょっと聞くと
「家には子供はいないから一人だけど猫がいるし。 ラーメンとかそういう簡単な食べるものはあるし手すりつけたからトイレくらいは一人で行けるから大丈夫なのよ」
とのこと。
「店にいるときもなんとなく弱々しかったでしょ、みんな言ったりしたり気づいてない人もいたけど」
会計のときに何回か、しか姿は見ていないしお店のおばさんほどしゃべってないから印象もなくわからない。。。。。そう、印象が薄い感じでわからんのだ。 それが病気で弱っているからなのかもともとのものなのかもわからない。
おじさんがそのお店を作って、夫婦でずっとやってきた店らしい。。。
その話を聞いてお店を出てから、ずーっとそのおじさんのことが気になってやるせない気持ちになっていた。
なにかしたくても、なにもできない。 店の手伝いといっても私にできることはないだろうし病人の看護なんてまさかそんな厚かましい。
けれど、ものすごく身近な人の話のような気持ちで夜までずーーーっといろいろ胸をつまらせつつ考え・悩んでいた。
先日。
どうしても、というほどの用事もなかったけれど別の用事を作ってその店にまた、行ってきた。
ゆっくりと店内を一周して「まだなにか買えそうな、いる服はないかな」と。
またしても足し算しながら良さそうなセーターとか上着を手にしてレジに行き、先日はいろいろありがとうございました、と持ってきていた病気平癒のお守りと災いを転じてくれるお守り、そして奥さんには厄除けのお守りが入った神社の袋を出して
「これ、ご利益あるんでよかったら」
とかなんとか言って差し出して説明した。
奥さんすごくビックリして
「ええのに、こんなにしてもらわんでも」
とおっしゃるけど
「いえ、気持ちの問題なので(^o^;) こんなのいらへんわ、というなら構いませんし持っててもらえたら良かった、ですし」
「ありがとう! じゃ私、何すればいいかしら、、、」
と店の奥からちょっと悩みそうな小さめのぬいぐるみ? を持ってきて下さって 「これ、それじゃよかったら」 とおっしゃる。
さすがに私にそれは、、、、、、いただいてもどうすればいいのかわからんよ、ということで丁寧にお断りして「本当に勝手な気持ちの問題なので」と。
奥さんものすごく驚くし 「ちょっと待ってて、奥のちゃんとしたとこしまってくるわ」 とレジから離れてどこかに消える始末^^;
戻られて会計をしながら、またいろいろな話をさせていただいた。
信心深い訳でもないけど。。。。近くにお寺さんがあるのでよくお参りには行くんですけどなぁに祈ってんだか^^; とか 年末の話や託したお守りはどうすればいいのかとか、、、、、
本当に身勝手で押し付けがましい女だな、と思うけどなにかせずにはいられなかった。
おじさんが少しでも良くなって持ち直してもらえたら、とかお守りみてパワーつけてもらえんかな、とか。。。
人からお守りをもらうことはないけれど、なにかその手の後ろ押しのような気持ちだけでも「凸」っと背中にワンプッシュされたように感じるから「もしかして」という勝手なゴリ押しにも似たような、そんな気持ち。。。。。書いていて恥ずかしくなってきた。
自己満足でもいい、ちょっとでも、喜ばなくても受け取ってもらえたらそれだけで。
上に書いた信心深いの話から、会計のあとおばさんは
「私ね、いつも感謝してるの。 毎日の仕事や一日の終わりに 「今日も無事に一日が過ごせました、ありがとう」って」
と伝えてくれた。
「それで十分じゃないですか、私ももっと学ばせてもらわないと、ありがとうございました」
とありがとうございましたを三回くらい元気に伝えて一礼してお店を出た。
ものすごく寒かったけど、なんだかとても心が暖かかった。 うれしかった。
年末までお仕事とのことでも今年は例年より少し早めに店じまいするらしい。
暖かくて優しい、穏やかな年末年始を夫婦とにゃんこでのんびりゆっくり安心して過ごしてもらえたら。
もしかしたら来年に出るという検査結果も少し良くなってたらもっといいし。
お店に出てこれなくても奥さんに負担のないよう、ご主人にも不便のないよう。。。。。。
こうしていつも祈る人の対象が増えていくけれど、やっぱりみんなが元気で居心地よく笑顔でゆとりある生活ができればいいのになと思う。
「気持ちの問題ですから」
とちょっとニッコリしつつも強引だったかな、「気持ちの問題」ってどんな、なんの、誰の気持ちなんだろうな、と改めて考えるとやはり自分勝手な事しちゃったなぁ。。。。。。と猛省でもある。
いつもみんなが笑顔で豊かに、元気に無事に、、、、
けれど自己満足でも身勝手でも、
そんな気持ちにさせていただけることがやっぱりありがたいのな、と思う。
ありがとうね、ありがとうね、よかったね、よかったね、
受け取ってもらえてよかったし、ありがとうでいっぱい。
いつかまた、もしレジにおじさんがいたらもっといいな。