武器使用許可～中国 海警法が成立

事の重大さが理解できるだろうか

中国 海警に武器使用許可　尖閣諸島での影響懸念も ／FNN PRIME

などと述べると、またネトウヨが大袈裟なことを言ってくらいにしか思わないのだろうが、そもそも中共は尖閣への領土的野心をこれまで隠そうとしたことはない。

ましてや、先般の日中外相共同記者発表で王毅外相に尖閣の日本漁船航行禁止まで言及されたが、
中国外相 日本漁船の尖閣進入禁止要求

茂木外相は反論どころか、ニヤニヤ、ヘラヘラしているだけで世界中に恥をさらしたうえ、「谢谢」まで言う始末。のちに「尖閣は日本固有の領土」と国内向けに吠えたところで時すでに遅しだ。

これは、中共の尖閣付近での活動が強化されるという話ではない。尖閣は中国の領土と宣言しているので、法的根拠も整えたうえで尖閣が略奪されることになる。

１月２３日

中国、武器使用認める海警法成立　尖閣諸島周辺での活動強化の恐れ

政府はどのように対応するのだろうか。
まさか、このまま何もしないわけではないよね。

尖閣が奪われれば、宮古島や石垣島も危ない。
一度奪われてしまえば、戦争でもしない限り取り返せないのは、竹島や北方領土で実証済みだ。

だが、
菅政権も、１１月にオーストラリアのモリソン首相が来日し、日米豪の安全保障の枠組に合意する首脳会談を行った。
日豪　訓練円滑化で合意

更に、日米印豪の海上共同訓練「マラバール」の第２弾を、インド沖のアラビア海でおこなっている。

ただし、米国があれでは、益々中共は図に乗ってくる一方だ。
国民が「命の危機」に気づく年に

ともかく、日米豪印に台湾を加えた柱のもとに対中包囲網であるアジア版ＮＡＴＯ創設は絶対に必要だろう。

海警は既に人民解放軍に編入され第二の海軍となり、船も大型化している。最早海保の警察権では対処できない。

ただ、海警が日本の領海または付近で先制攻撃があったとすれば、日本は正当防衛による自衛権の発動が可能になる。

過度に恐れることは、敵の思う壺になるだろう。
我が国の自衛隊も、我々が平和ボケしている間も有事に備えて訓練しているのだ。ともかく、すぐに駆け付けられる場所に待機していることが条件となるが・・・