D-SPORT CUP & DAIHATSU Challenge Cup2023 in FSWショートコース【後半】

さて後半はいよいよ走ります。

※ここからくどいので興味のない人は一気に下までスクロールして下さい。

去年走ったとはいえ雨の中。
1枠目は習熟に使います。
目いっぱい時間を使って各コーナーの走り方を変えながら12周を走る。
タイムアタックはしなかったのでベストラップは41.8秒。

パドックに戻るとスポーツMさんが飛んできて「フロントが何かを引き摺ってる」と。
月曜にバラした右前のアンダーカバーの固定が甘く、もともと千切れかけていたこともあり脱落寸前だったのでぶっ千切った。
フロントとリアの補強でステアリングレスポンスとロードインフォメーションが良くなっていることは感じられた。
ただしタイヤが終わりかけているのとエキマニ交換が仇になったようで加速が鈍い。
特にこのコースではトルク不足が顕著に影響するのできつい。

2枠目はお昼過ぎだったのでスポーツMさんのテントにお邪魔して弁当を食らう。
気温は26度だったけど蒸し暑くて寝不足の体を蝕む。
現状変更にはまだ判断材料が足りないと思ったのでセッティングを変えずに2枠目を走る。
11周走って6，7周目がクリアだったのでタイムアタックしてみた。
2，3コーナーだけ2速で3速メイン。
1コーナーと最終コーナーは安全マージンを取って39.0秒。



3枠目はトルク不足をカバーするのに2速で高回転域を使ってみることにする。
あとフロントタイヤがインナー当たっていたので車高を5mm上げた。
前荷重が抜けるのをカバーするため5mmスペーサーを噛ませてみた。
が、これまた仇になる。
12周走ってクリアラップは2周で39.2秒。
ギア比が合わない。
無理やり2速に落としているので3、5、最終コーナーのボトムスピードが落ちてしまった。
あと2速全開での加速時にフロントショックの減衰不足でジャダーが出てしまい、更に加速が鈍る。

パドックに戻って車両チェック。
タイヤがもう限界。
あとこの時気付くべきだったのがクラッチワイヤーの伸び。
最後のタイムアタックで最終コーナーからの加速でシフトアップをミスっていたのを自分のミスだと思っていたが実はクラッチワイヤーが伸びていた。

いつもラストのタイムアタックでマージンを削って１秒はタイムアップしているが、今回は厳しいかもと感じていた。

４枠目。
スポーツＭさんにポーズを決めて出走。


皆、タイムアタックのタイミングを計っているのでなかなかクリアラップが取れない。
よし！と思って行ったら途中で引っかかる。
速いシャレードの後ろが一番いいポジションなので付いていく。
シフトチェンジで何度も引っかかるので３枠目のミスでシンクロを痛めたかもと懸念しながらチャンスを伺う。
そしてタイムアップ寸前の11周目にチャンスが来た。
しかし最終コーナーからの立ち上がりでアンダーを出して加速ミス。
更に１コーナーの突っ込みでアンダーを恐れて安全に走ってしまった。
ギア比の合わない4コーナーは一瞬迷ったが２速に落としてボトムスピードを犠牲にしてしまった。
そして最終コーナー進入でのシフトミス、立ち上がりで盛大にジャダーを出してしまい終戦。
タイムは39.2秒と問題外。
38秒切るつもりで走ったけどミスが多過ぎた。

最後は表彰式。
まあ昨年と同じ結果です。
2位ではあるけどシャレードが圧倒的に速いのでその他大勢って感じです。
コペンを馬鹿にするわけじゃないけどコペンの最速タイム（37.3秒）に勝ちたかったのが本音。


それにしてもシャレードは速い。
１コーナーの突っ込みから２コーナーへの動き。
5，6コーナーの切れ味。
ちょっと真似できないです。

走行会終了後はいよいよ本コースのパレードラン。
いやあ、これが楽しみで参加したようなもんです。

整列後に大急ぎでボンネットを開けてクラッチワイヤーの調整をしました。
お手伝いしていただいた黄色いkeiさんありがとうございました。


いやあ、いつか本気で走ってみたい！


最後に主催者様、関係者様には心よりお礼申し上げます。
オープンクラスは昨年も賞典外でしたが来年は何卒ご褒美をいただけると凄く嬉しいですｗ

最後に。
ラストチャンスってことで夜８時にさわやかに突撃したら「２時間待ちです」と言われてこりゃもうダメだと諦めました。
とにかく自分にお疲れ様ってことで地元の寿司屋で夕食。
北陸の人間なんで魚には煩いつもりだけど凄く美味しかったです。


参加された皆さん、絡んでいただいたオープンクラスの皆さん。
また来年！と言わずにどこかのサーキットでお会いできたらいいですね。