フロントにモデリスタのハーフスポイラー、リアにエムズスピードのハーフスポイラーという組み合わせで1年乗ってきましたが、ついに新しい形にフュージョンアップしました。エムズスピードのフロントバンパーとリアスポイラーとリアゲートウイングというエムズ3種を装備しました。これぞエムズトリニティ。一気に統一感が出ました。サイドこそモデリスタが残っていますが、塗り分けのカラーリングを揃えているので全く違和感はありません。これでエアロはついに完成形となりました。
ストーリー紹介も通常のTVシリーズではなく、2018年に公開されたウルトラマンオーブの劇場版「絆の力、おかりします」を紹介します。映画ではウルトラマンオーブがウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリー、そしてウルトラマンエックスの3人の力を借りてオーブトリニティにフュージョンアップ、そこに駆けつけたウルトラセブンと共闘するという超豪華演出です。昭和のウルトラセブンでお馴染みの森次晃嗣もモロボシダンとして出演し、松岡修造のようなキャラのガピヤ星人サデスの声は山寺宏一が担当、そして宇宙魔女賊ムルナウは椿鬼奴という出演陣も豪華なタッグとなりました。それでは劇場版ということでストーリー紹介が長くなるので前置きはこの辺にしておいてストーリーを紹介していきます。
ハワイの島に奇機械怪竜ギャラクトロンが出現、駆けつけたウルトラマンオーブが立ち向かっていた。ギャラクトロンは宇宙魔女賊ムルナウによって改造されていて、あらゆるものを宝石化できるギャラクトロンジェムスパークを撃てるようになっていた。ウルトラマンオーブはギャラクトロンに捕まり宝石に換えられようとしていた。
そこにウルトラマンゼロが現れウルトラマンオーブのピンチを救う。ウルトラマンオーブとウルトラマンゼロは激闘の末、オーブスプリームカリバーとワイドゼロショットでギャラクトロンを倒すことに成功する。
ウルトラマンゼロは全てを宝石化する怪獣を出現させている黒幕がいると話し、その調査に行ったウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーが行方不明になってしまっていると告げた。そしてウルトラマンオーブに油断はするなと警告して自身も再び調査へと向かった。
一方、SPPは事務所のある建物の1階でシンが開発したパワードタイツをナオミに着せ動作テストをしていたが、そのテスト中タイツが故障してしまう。
ナオミが動けなくなって困っていると、そこにユウカという少女が不思議なデバイスのようなものを拾い、SPPまで届けに来た。それはかつてXioの隊員でもあった大空大地がウルトラマンエックスにユナイトするために使っていたエクスデバイザーだった。
ジェッタとシンがエクスデバイザーを受け取ると電源が突然入り、その中に入っていたウルトラマンXがSPPの3人に話しかけてきた。ウルトラマンXは地球に危機が迫っていると警告し、大地という青年を捜してほしいとSPPの3人にお願いした。
ウルトラマンXの依頼を受け、3人が街頭でビラを配っていると、そこにナオミの叔父でビートル隊の隊長でもある渋川一徹がやって来るが、その直後、そこに黒スーツの怪しい4人が迫ってくる。
黒スーツの男がエクスデバイザーを奪おうとナオミに襲いかかるが渋川一徹がそれを阻止すると男はクラカッチ星人に変貌、残りの3人もセミ女、ガルメス人、ヒュプナスへと変化し、SPPと渋川一徹に襲いかかろうとする。そこに突如アロハシャツを着てウクレレを弾きながらガイが現れる。
ガイは4体の宇宙人を撃退、宇宙人たちはその場から逃げていった。
その後ガイはナオミとともにSPPの事務所へと戻りエックスデバイザーの中のウルトラマンXから事情を聞くこととなった。それによると、大地とユナイトしたウルトラマンXは超空大凶獣デザストロを追って月へと向かっていたが、その途中何者かが仕掛けたワームホールによってウルトラマンXと大地は分離されてしまい、ウルトラマンXもエクスデバイザーから出ることができなくなってしまっていた。
ウルトラマンXと大地が再びユナイトできるようナオミは大地を探そうとするが、ガイに危険だからやめろと止められてしまう。そこにジェッタとシンと渋川一徹が戻ってきて新たな情報を口にした。それは街外れに謎の洋館が突然出現したというものだった。それを聞いたガイはSPPと渋川一徹をSPP事務所に残し、エクスデバイザーを持って洋館へと向かった。
ガイが洋館の玄関を開けようとすると、中からジャグラスジャグラーが現れる。ジャグラーは不気味な笑みを浮かべ、ここに就職したと言ってガイを中に招き入れる。
ジャグラーの案内でガイは階段を上がり2階へと行くが、ジャグラーは突然姿を消してしまう。その直後、洋館の奥にいたムルナウがダークリングにブルトンの怪獣カードをセットすると、突然洋館内の時空が歪み、エクスデバイザーを洋館に残したままガイだけが違う次元の世界に飛ばされてしまう。
置き去りにされたエクスデバイザーはジャグラーに回収されてしまう。違う次元へと送り込まれてしまったガイの前に突然奇機械宇宙人ガピヤ星人サデスが現れる。ガピヤ星人サデスはガイに攻撃を仕掛けると巨大化しガイに戦いを挑んできた。
ガイもウルトラマンタロウとウルトラマンメビウスのカードでウルトラマンオーブバーンマイトへとフュージョンアップした。
ウルトラマンオーブはサデスにストビューム光線を放つが、ガピヤ星人サデスの勢いは止まらず、ハリケーンスラッシュにフュージョンアップしガピヤ星人サデスを攻撃する。しかしガピヤ星人サデスも応戦、ウルトラマンオーブはエネルギーを消耗しピンチに陥ってしまう。すると物足りなくなったガピヤ星人サデスはまだまだやれるだろうとウルトラマンオーブに張り手を見舞い奮起を促すが、その様子を洋館から見ていたムルナウはガピヤ星人サデスの愚行に耐えきれず、テンペラー星人とヒッポリト星人とガッツ星人送り込み、ウルトラマンオーブを自分の元へ連れてくるよう命令した。戦闘の邪魔をされ文句を言うガピヤ星人サデスを無視しテンペラー星人らはウルトラマンオーブを捕まえるとムルナウの元へと戻っていった。
ガイが心配になったナオミたちと渋川一徹もガイを追って洋館に侵入するが、そこでガッツ星人に遭遇し、追い回されてしまう。ガイはムルナウの前で目が覚める。
ムルナウはガイに宝石化させたウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーを見せつけ、ガイも宝石に変えてやると告げる。
ナオミとジェッタとシンは何とかガッツ星人から逃れるが、渋川一徹が行方不明になってしまう。するとナオミはパワードタイツを装着し洋館内を調査しようとするが、そこにジャグラーが現れる。ナオミたちはジャグラーを怪しむが、ジャグラーに案内され洋館の奥へと進んでいく。
するとジャグラーに案内された部屋で拘束された大地を発見する。大地は拘束され、用心棒としてサーペント星人とレキューム人がその両脇に立っていたが、そこにジャグラーが侵入、サーペント星人とレキューム人を蛇心剣で倒すと大地を解放した。それでもまだナオミがジャグラーを疑っていると、ジャグラーは回収していたエクスデバイザーを大地に渡し、ナオミたちを黙らせた。そしてジャグラーは再びナオミたちと大地を案内しながら洋館の奥へと進んでいく。
しかし洋館の奥ではガイを拘束していたムルナウがダークリングを使い奇機械怪獣デオボリックを召喚、市街地に送り込みを街を宝石化させその様子をガイに見せつけていた。
ジャグラーの案内でムルナウのいる部屋の入口まで辿り着いたナオミたちと大地も宝石化されていく街を目にする。大地はウルトラマンXとユナイトしようとするが、洋館内の次元の歪みでユナイトできなかった。するとジャグラーはムルナウの持っているダークリングを壊せばいいとアドバイスする。ナオミとジェッタとシンは部屋に侵入しムルナウの用心棒であるガルメス人とクラカッチ星人とセミ女とヒュプナスの気を引き、その隙に大地がエクスデバイザーでガイを救出した。部屋の中ではナオミたちやガイ、大地と宇宙人たちの戦闘で入り乱れていると、ムルナウがそれをやめさせ、みんな宝石にしてあげるとつぶやきダークリングを構えようとすると、その背後からジャグラーが蛇心剣でムルナウを切りつけ、ダークリングを強奪し部屋を出て行ってしまう。
ナオミたちは慌てて部屋を飛び出し、洋館から脱出、ガイと大地も外に出て、追いかけてきた用心棒の宇宙人たちを撃退、SPPの車に乗り全員でデオボリックの暴れる街へと急いだ。デオボリックの前に到着したナオミたちは宝石化された街を見て驚愕、大地はウルトラマンXにユナイトし、ガイもウルトラマンオーブへとフュージョンアップしデオボリックに挑む。
ウルトラマンXとウルトラマンオーブはデオボリックの全身から発射される光線に苦戦しながらもザナディウム光線とスペリオン光線を発射しようとするが、突然現れたガピヤ星人サデスによって阻止されてしまう。ウルトラマンオーブはサンダーブレスターへとフュージョンアップしガピヤ星人サデスに挑むが、その背後からデオボリックがジュエリックブレーズでウルトラマンオーブを狙う。ウルトラマンオーブの危機にウルトラマンXが立ちふさがりウルトラマンオーブをかばうが、ウルトラマンXはジュエリックブレーズを浴び宝石化されてしまった。
それに気付き気を取られたウルトラマンオーブはガピヤ星人サデスの強烈なパンチを浴び吹き飛ばされ敗れてしまう。
ナオミは急いでウルトラマンオーブが消えた場所へと走り出し、ジェッタとシンも後を追う。するとナオミの向かったサキに傷ついたガイが倒れていた。
それを見たジェッタとシンはガイがウルトラマンオーブであることを知ってしまう。宝石化されたウルトラマンXの上空に洋館が現れると、洋館の中にいたムルナウは宝石化したウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーをウルトラマンXの横に並べ、悦に浸っていた。
デオボリックはナオミたちに向かって進撃をはじめるが、ナオミたちはガイを守ろうとガイの前に立ちふさがる。
すると宝石化された3体のウルトラマンからガイの持つオーブリングに光が降り注いだ。3人のウルトラ戦士のウルトラカードを手に入れたガイは再び立ち上がり、そのカードを使いウルトラマンオーブトリニティにフュージョンアップする。
オーブトリニティにフュージョンアップしたウルトラマンオーブはガピヤ星人サデスにトリニティウムブレイクを放つと一瞬にしてガピヤ星人サデスは倒された。
するとムルナウは手下のヒッポリト星人とテンペラー星人を送り込む。
その時ナオミたちの前にジャグラーが現れ、ゼットンとパンドンの怪獣カードをダークリングにセット、合体魔王獣ゼッパンドンにフュージョンアップする。
しかしゼッパンドンはウルトラマンオーブを攻撃せずヒッポリト星人とテンペラー星人にゼッパンドン撃炎弾を浴びせる。ジャグラーはウルトラマンオーブを倒すのは自分だと告げ、他の宇宙人たちにウルトラマンオーブを倒されては困るとばかりにテンペラー星人とヒッポリト星人を攻撃する。
デオボリックもウルトラマンオーブに強烈なパンチを浴びせられ、ムルナウの怪獣軍団が劣勢になるが、その時ナオミとジェッタとシンの背後にガッツ星人が現れ、3人を拘束し人質にとるとそれをウルトラマンオーブに見せつける。
ゼッパンドンもそのことに気付き、攻撃を戸惑ってしまうとヒッポリト星人とテンペラー星人の反撃に遭い倒されてしまう。ゼッパンドンから元の姿に戻ったジャグラーは「正義の味方って面倒くせえ。」とつぶやき倒れてしまう。ナオミたちが人質にとられたことでウルトラマンオーブも攻撃できずピンチに陥るが、ガッツ星人の背後に現れた渋川一徹がガッツ星人を銃撃する。攻撃を受けたガッツ星人は一瞬ひるみ、その隙に渋川一徹とナオミたちはその場から逃げ出す。
そして逃げる途中にダークリングを発見、悪の源であるダークリングを壊そうとするが、そこにガッツ星人が追いつき、再びガッツ星人から逃げ回る。しかしガッツ星人に追いつかれそうになり、シンがダークリングを落としてしまう。それをガッツ星人が拾い上げるが、拾い上げた直後ジャグラーがガッツ星人に体当たりをし、ダークリングはジャグラーの手に渡ってしまう。ジャグラーはダークリングをかかげると、蛇心剣で作り出した闇の空間にダークリングを葬ってしまった。
ダークリングが封印されたことによって宝石化されたウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーとウルトラマンXの封印も解かれ復活、するとガッツ星人もついに巨大化し4対4の戦いになる。
ウルトラマンオーブはトリニティム光輪でデオボリックを攻撃、ウルトラマンXもゴモラアーマーで2体に分身したガッツ星人にダメージを与え、ヒッポリト星人とテンペラー星人もウルトラマンギンガのギンガサンダーボルトとウルトラマンビクトリーのビクトリウムスラッシュで追い込まれる。
しかし倒されたはずのガピヤ星人サデスが再生し復活、デオボリックと合体しデオボリックキャノンをウルトラマンオーブに向け発射する。デオボリックキャノンの威力は強大で、ウルトラマンオーブのバリアを突き破りウルトラマンオーブを吹き飛ばす。ガピヤ星人サデスはすかさず第2波でウルトラマンオーブにとどめを刺そうとする。絶体絶命のウルトラマンオーブだったが、そこにモロボシダンが現れる。
モロボシダンはウルトラアイを取り出すとウルトラセブンに変身し合体したガピヤ星人サデスとデオボリックのデオボリックキャノンをアイスラッガーで防ぎ、合体を切り離す。
ウルトラセブンのパンチやドロップキックにガピヤ星人サデスは圧倒されてしまう。
ウルトラマンオーブはデオボリックに向けトリニティウムシュートを発射する。
デオボリックはそれをバリアで何とか弾くが、バリアで弾かれたトリニティウムシュートは上空のムルナウがいる洋館に直撃してしまう。それにより洋館は地上へと墜落、爆発炎上してしまった。
ウルトラマンXもガッツ星人の分身の術で翻弄されそうになるが、ガッツ星人の光線をバリアで防ぐと、上空に飛び上がり、アタッカーXでガッツ星人を粉砕した。
ヒッポリト星人とテンペラー星人もウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーの合体技ギンガビクトリーアルティメイタムで大爆発し倒された。
残されたガピヤ星人サデスとデオボリックは合体してウルトラマンオーブとウルトラセブンに対抗しようとするが、最後はウルトラマンオーブのトリニティウム光輪を受け真っ二つに切断され倒された。
その後ムルナウの怪獣軍団を倒した5人のウルトラマンは夜空へと飛び立って行った。
ウルトラマンオーブからもとに戻ったガイは洋館の墜落した場所へと向かった。そこには瀕死のムルナウがいた。ガイはムルナウに「美しさは流れゆくもの。去年の花も、今年の花も美しい。だが、次の世代を信じ命を託すことで美しさは永遠に続くんだよ。」と諭すと、ムルナウは全身が宝石になり絶命した。
その後、ガイはジェッタとシンとともに銭湯に行くことになった。するとそこには先客のジャグラーがいた。ジャグラーは3人を見ると先に風呂から出て行った。外では先に銭湯から出たナオミが待っていて、そこに渋川一徹が通りかかる。ジェッタとシンもそこに合流するが、ガイを見失ってしまう。
ガイは密かに着替え、荷物を抱えナオミたちの前から立ち去ろうとしていた。それに気付いたナオミたちは急いでガイの後を追いかける。渋川一徹が大声で呼び止めるとガイ立ち止まり振り向いた。
そしてナオミやジェッタ、シンたちに「あばよ。」と別れを告げて去って行った。
平成も後半世代のウルトラマンが主役のこの作品でしたが、ウルトラセブンのオーラは半世紀以上経った今でも全く色褪せていないですね。車が時代を追うごとに、モデルチェンジを重ねるごとに派手になったり豪華になったりしていきがちですが、最近のウルトラマンも同じでゴチャゴチャしすぎてデザインが破綻している感があります。その隣にシンプルながら完成されたデザインのウルトラセブンが並ぶと、その洗練されたデザインの良さに改めて気付かされますね。最近のMazda3のような感覚でしょうか。個人的にはCX-30が気になるところですが、スカイアクティブXのフィーリングが未知数なのと、次期ハリアーも来年か再来年にはわかってくるでしょうから、数年後はその辺りが候補になってくるところですかね。SUVにコダワリはないので、次期Mazda6とかでもいいのですが、現状を踏まえると、残念ながら時期Mazda6は手が届かない価格帯になってしまいそうです。