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2022年10月09日 イイね!

プジョーへ

プジョーへ最近アジサイの育種ブログばかりで久しく車の話しを書いていないので、車の話しをしようと思います。先に書いておきますが、プジョーの208が楽しすぎて今回は文章が長くなっておりますが、それだけ良かったという、以下、個人的な感想になります。

先日プジョーディーラーに行ってきました。CLAがそろそろ2年半となりますが、今回はこちらの乗り換えではありません。さすがにまだCLAは乗り換えできません。とはいえ、現行の508と新しくなった新型308のオリビングリーンはとにかくカッコイイと思います。今乗り換え時期なら間違いなく候補には入ります。でも今回の目的はそれではなく、ヴィッツの乗り換え候補の検討です。



CLAは実家に停めるので1850mmくらいまでは許容範囲なのですが、もう1台はアパートの駐車場で狭くて停めにくい位置のためサイズを選ばないといけない事情があります。メインで運転するのも自分ではないため、車幅1750mm程度が現実的なサイズとなります。そこで候補として考えたのが日産オーラNISMO、マツダCX-3、スズキジムニー、プジョー208なのですが、CX-3はさすがにモデルとしてはもう古いので除外、ジムニーもMTならいいかなと思うのですが、MTだと自分しか乗れないため却下となりました。日産も何度か商談し、NISMOとしてはかなり良いお値段を出していただいたのですが、とりあえず今日はその話しではなくプジョー208について書きます。

まずプジョーディーラー、栃木県には1ヶ所しかありません。スタッフも少ないのか、マンパワー不足な印象を受けました。このあたりはシェアを考えたら仕方ないのかもしれませんが、近年のデザイン刷新で注目度が上がってきている今はあと1~2人営業さんがいると良さそうです。朝一で試乗予約の電話をしたら、営業が午後しか空いていないとのことで、午前中は時間潰しをして午後に伺いました。

ディーラーへと着くと、208の他に、新型308、508などが置いてありました。日の当たる場所にあったオリビングリーンの308がやはり目を惹きます。下の写真は手前から508、208、2008です。508のリアデザインもカッコいいです。



208はイメージカラーの黄色の他に赤、青がありました。どれも3コートパールで、日本メーカーには無い艶と深みがあります。





赤といえばマツダのソウルレッドが深みがあり綺麗ですが、それとはまた違い、こちらはとにかくマイカがかなり主張していて、間近で見ると圧巻の輝きでした。黄色は個人的にはルノーの色合いが一番だとは思いますが、208のこの黄色も艶感がわかりにくい黄色にしてはかなりの光沢を感じる色でした。そして個人的に一番良かったのがヴァーディゴブルーという青色です。今まで色々な色を乗りついできましたが、唯一自分で買ったことがないのが青系カラーです。これはこれまで購入検討してきた日本メーカーの車には欲しいと思える青がなかったからです。しかしこのヴァーディゴブルーは非常に美しく、208のボディラインにも合うカラーでした。特にハイライト部は一瞬グリーンを感じる色目で、マイカの粒子が緑がかっているのでしょうか。とにかく反射している部分がとにかく綺麗でした。



試乗もさせてもらいましたが、プジョー特有の小径ステアリングとそのステアリング位置がとにかく良かったです。乗り味というフィーリングについては人によって好みがありますが、これまた素晴らしいものがありました。個人的には乗り味はAクラスよりもこちらの方が好印象です。運転していると小さいサイズながらも剛性感のある強靱なボディというのを感じられます。しかしステアリングフィールはそれとは少し違う印象で、Aクラスのようなドッシリとしたものではありません。センター付近は若干の緩さはありますが、そのセンター付近から少し切ると、とにかく曲がります。軽快、軽やか、俊敏、そのような言葉がピッタリな印象で、よく「ヒラヒラと曲がる」と表現されるマツダロードスターよりも「ヒラヒラと曲がる」という言葉がしっくりきます。小径ステアリングと短いホイールベースがそうさせるのだと思いますが、これがとにかく楽しいの一言でした。

足回りは想像以上に硬く、少し表面が飛び出たマンホールを60km/hほどで通過させてみるとそこそこの衝撃がきました。一番上のGTグレードでタイヤサイズが違うというのを差し引いてもかなり硬い足だと思います。右左折時は僅かにロールしながら吸い付くように曲がります。

エンジンは1200ccのターボですが、8ATとの組合せのため、市街地、郊外ともにパワー不足は全く感じませんでした。このあたりは最大トルクが非常に低回転で出る仕様で車両も軽量ですから当然かと思います。おそらく高速道路でも通常使用であれば力不足を感じることはなさそうです。

ブレーキは停止寸前にブレーキを抜くとスッと意図しない推進力が発生します。綺麗に停まろうとするとそれが気になります。昔のCVTでそのような仕様の車がありましたが、それに少し似た感覚でした。ちなみに通常走行時のブレーキは輸入車らしくしっかりと利きます。

突き上げ、制止寸前のブレーキだけが気になるところではありましたが、それがどうでもよくなるくらい走りは楽しい車でした。この208の前にオーラも試乗しましたが、楽しさという点では断然208でした。スペック表を見れば一目瞭然ですが、出力、トルクの最大値はオーラの方が高いですが、数値では計れない楽しさがこの車にはありました。もちろん国産コンパクトカーの中ではオーラも走り、質感、経済性等のトータルバランスでトップクラスで間違いないのですが、今回は自分の中では圧倒的に208でした。何を重視するかで評価は変わるので、購入後の経済性やディーラーの店舗数を考えた時の利便性を考慮する人はこの2択だったらオーラになると思います。

しかしこれまでもS660やスイフトスポーツ、ロードスターといった走りが楽しいと言われる小さな車から、FRのクラウン、スカイライン、メルセデスのEクラスまで色々と試乗してきましたが、ここまで曲がることが楽しいと思った車は記憶にないくらいです。これ、もしMTがあったら相当楽しいホットハッチではないでしょうか。でもこのままでも十分に楽しいので、フランス車ですしATでスタイリッシュに楽しむというのも粋な車かもしれません。

それにしてもプジョーの308といい508といい、DSのDS4といい、最近のフランス車は群を抜いてデザインが秀逸ですね。元々輸入車には興味の無かった人間ですが、国産車は価格は上がるし、それなのに楽しい車は少なくなるし、需要減とセンサー等の問題によるカスタムパーツの減少、もうここまでくると輸入車も常にチェックしておかないと個人的には候補に挙がる車が殆どなくなってしまいます。もう究極に狭くてもいいからスープラくらいのサイズに落とし込んだRX-ビジョンとか出してほしい。あと5年後、魅力的な車が出ていることを願います。
Posted at 2022/10/09 17:48:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗レポート | クルマ

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