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Agent ジンのブログ一覧

2021年12月29日 イイね!

アジサイ育種プロジェクト2021 vol.6‐Hydrangea‐

アジサイ育種プロジェクト2021 vol.6‐Hydrangea‐今シーズンはタイヤを替えようと思い、先日とあるお店へと行ってきたのですが、何とホイールが在庫切れで無いと言われ、入荷予定が2月下旬から3月上旬だと告げられました。コロナの影響なのかわかりませんが、職場でもやはり同じようなことを言われた人がいたようなので、結構な品不足なのかもしれません。元々今回はスタッドレスではなくオールシーズンにするつもりだったので、仕方なく3月上旬でもいいということで発注をお願いしてきました。そんなわけで、相変わらず大きな車ネタはそれほどないので、今年最後のブログもアジサイで終わりにしようと思います。

去年はひとまずお試しでアジサイ育種をはじめたのですが、今年はより本格的に育種をスタートしました。だいぶ前にも少しだけならやったことはありますが、今年が実質2回目です。というわけで、去年の今頃と今現在、どれくらい生育に差があるのか比べてみました。まずは1年前、つまりオリジナル2020の去年の様子です。



こうやって見ると、去年の12月はまだかなり小さく、こんな小さい状態で鉢上げしていたのかと思うくらい小さかったことがわかります。そしてこれがオリジナル2021、つまり今年播種した交配の今現在の様子です。今年は本格始動したという点や、播種した時期も少し早めにしたせいか、去年とは生育状況が全然違います。去年のノウハウや、種蒔き培土をオリジナル配合にしたのが活きたのかもしれません。今年はここまでかなり順調と言っていいかと思います。



ちなみに去年のオリジナル2020も1年前は1cmくらいの小さな芽でしたが、現在はだいぶ立派になりました。もう12月なのでほぼ落葉していますが、先端の芽はかなりしっかりとした芽がついています。特に成長の良かった苗はもう一回り大きなスリット鉢に移植して別の場所に置いてあるので、下の写真に写っているのは少し成長の遅い苗たちです。それでも十分立派な苗に育ってくれました。





去年の12月24日に播種したオリジナル2020の第4弾もしっかりとした苗といえるサイズになっています。



サイズ的には来年開花するか微妙なところですが、これだけあれば、何本かは開花する個体が出てこないかとちょっとだけ期待はしています。特に第4弾の苗は他よりも少し小さいですが、種子親、花粉親ともに新梢咲きの性質が強い品種の掛け合わせなので、その性質を引き継いでいれば咲いてくれるかもしれません。



そして気が早いですが、あと半年後にはまた開花シーズンを迎えることになります。早くも来年の交配計画も立てています。交配するには花を咲かせないとどうにもならないので、花芽がやられないように、やや耐寒性の低いものや絶対に交配に使いたいものなどは霜よけのためにハウスへと移動しました。無加温ハウスですので、夜間の室温は外気温とほぼ同じですが、アジサイは寒風や霜で花芽が飛ぶことが多いのため、無加温でもハウスはある程度効果があります。去年は不織布を使い冬囲いもしたのですが、今年は無加温ハウスのみで冬越しさせたいと思います。



来年もアジサイが中心の生活になりそうです。もちろん洗車もきとんと毎週しますけどね。
Posted at 2021/12/29 20:58:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | アジサイ | 趣味
2021年12月23日 イイね!

アジサイ育種プロジェクト2021 vol.5‐Hydrangea‐

アジサイ育種プロジェクト2021 vol.5‐Hydrangea‐オリジナルアジサイの今年最後の鉢上げ作業をしました。前回紹介した鉢上げ苗は8月下旬~9月中旬に播種したもので、今回鉢上げしたのは10月7日に播種した播種区のものです。管理番号は21-12Ssです。鉢上げには少し小さめでしたが、種の量が多かったことと、発芽率がかなり良かったこともあり、ぎゅうぎゅう詰めになってきたため早めの鉢上げとなりました。

21-12Ssの親品種は少しヤマアジサイの血が入っていると思われる品種で、F1もこのサイズで既にその雰囲気が現れています。播種したポットはかなり芽が密集した状態だったので、ひとまず成長の悪いものや発芽が遅かったものを1本1本丁寧に取り除き、大きめのものを選抜しました。200本以上は発芽していましたが、その中から8本を選んで角2号ポットに移植しました。移植後、よく観察していると、そのうちの1本に斑入り葉のようなものを見つけました。とはいっても、1cmくらいしかない小さな苗なので、見慣れない人では見逃してしまうような斑ですがしっかりと模様が入っています。この斑は選別時には全然気付いていなかったので、偶然この芽を残していたようです。



わかりにくいので、斑入りの箇所に赤い矢印をつけてみました。



葉の裏側なども何度も確認しましたが、やはり汚れや水滴ではなく、この箇所だけ色が抜けていました。親品種は斑入りの品種ではないため、これが固定されるようであれば変異による斑となります。植物によっては親に斑入り品種を使用するとF1でも斑が出現するようですが、アジサイの場合もそうなるのかはわかりません。そのあたりの性質も来年以降調べていけたらと思います。ちなみに、去年から数えると何千という数の芽を見てきていますが、この段階で斑入りを発見したのはこれが初めてです。今年の2021オリジナルの成長が更に楽しみになってきました。
Posted at 2021/12/23 20:05:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | アジサイ | 趣味
2021年12月20日 イイね!

アジサイ育種プロジェクト2021 vol.4‐Hydrangea‐

アジサイ育種プロジェクト2021 vol.4‐Hydrangea‐今年も残すところあと僅かとなりましたが、この時期は秋に播種したアジサイの鉢上げシーズンでもあります。今年はとにかく大量に蒔いたため、鉢上げもかなりの数になりそうです。一応それを見越して2号角ポットはたくさん用意はしてありますが、鉢上げ作業は時間と手間が掛かります。プロの方々がいつ播種してどれくらいのタイミングで鉢上げしているのかわかりませんが、自分は基本的に秋に蒔いて年末に鉢上げしています。プロの育種家の元へ何度か訪問はしたことがありますが、育種については一度も聞いたことがありません。プロの育種家ともなれば基本的に職人のような人が多いので、そのような野暮なことは聞きません。結局自己流でやっていますが何とかなっているので問題はないのかなと思います。というわけで、今年播種したオリジナルの現状です。こちらは8月下旬から9月上旬に播種したものを鉢上げしたポットになります。それ以降に蒔いたものはまだ鉢上げできるサイズになっていないので、これでまだ全体の4分の1です。ここに入りきらなかったポットがもう1個あるので、現時点で14ポット×4本ということで56本鉢上げしました。



ちなみに鉢上げするということは、当然ながら選別漏れというものも出てきます。年末の鉢上げがいわゆる最初のオーディションになるわけですが、約100~200本の中から4~16本ほどを選抜します。つまりこの第1次選抜で大半が選別漏れになるというわけです。1つの播種用ポットからこれだけの選別漏れが出てきます。まだ何本かはオーディションを通過できそうなものもありますが、そんなに多くは育てられないので、残念ながら特に見込みのある苗だけを選別します。ちなみにこの段階で自分が見ている選別ポイントは、一番は大きさですが、それ以外に葉の形や色なども確認し、少しでも他とは違った特徴が出ているものなどは加点して残す方向にしています。



それではここからはいくつかのポットを見ていきます。まずは21-01WOです。この播種区は一番最初に蒔いたグループの中でも特に成長が早いグループです。大きいものはだんだんとアジサイらしさが出てきています。この21-01WOは4本×4ポットで現時点で16本残っています。



こちらは21-03WGです。こちらは発芽率がイマイチでしたが、それでも成長が良いものが2本、そして少し小さめでしたがプラス2本抽出して合計4本残しました。



続いて21-04MNです。こちらは成長差が大きい播種区でしたが、大きめのものや個性のあるものなど4本×3ポットで12本選抜しました。



そしてこちらが21-05EOです。こちらは種が殆ど採れず、種の数は10粒未満でしたが、それでも発芽率はまずまずでしたので、何とか4本残すことができました。他の播種区であればこのサイズは間違いなく選別漏れでしたが、こちらは選別しようがなかったのでとりあえず大きい順に4本残しました。



こちらは21-08ENです。こちらは発芽率が良く、さらにこの時点でいくつか個性が既に現れているものがみられたので、大きいものや他とは少し違う見た目のものを選抜し、4本×4ポットの合計16本となりました。ただ、この播種区だけ、鉢上げ後に2本ほどダメージが見られ、次の植え替えの時にはもしかすると1本か2本脱落するものが出てくるかもしれません。とにかくこのサイズでの植え替えは根へのダメージのリスクがあるので、鉢上げはとにかく慎重さが求められます。



最後は21-09Ssです。こちらは人工交配をしている蒴果ではないため、花粉親の特定が難しい種になります。そのため、そこまで期待はしていない種ということもあり、8本くらいは残せる芽はあったのですが、4本のみ残すことにしました。4本とも一重の白色ガク咲きの可能性が高いですが、化ける可能性もゼロではないですし、F2を作れば八重も作れる交配ですので一応育ててみます。



とりあえず現在の鉢上げ状況はこんな感じです。今回鉢上げしたこのポットたちは順調にいけば来春に次の移植を迎えることになります。花は最短でも再来年になると思います。まずはその前に去年のオリジナルの花もまだ見ていないので、来年2020のオリジナルを確認する方が先ですね。
Posted at 2021/12/20 21:05:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | アジサイ | 趣味
2021年12月08日 イイね!

アジサイ育種プロジェクト2021 vol.3‐Hydrangea‐

アジサイ育種プロジェクト2021 vol.3‐Hydrangea‐今年は現時点で20通りの交配アジサイを播種しました。去年はあくまで試験的に交配をしただけでしたが、今年の掛け合わせはどれも楽しみな交配ばかりとなっています。前にも書きましたが、それで生計を立てるプロとは違い、商業的なことなどは一切無視して交配できるというのがアマチュアの強みだと思っています。母の日用にピッタリな万人ウケする花ではなく、一部のマニアがこぞって欲しがるような眉唾物を作出したいというのが狙いです。プロと同じ路線で交配したところで、資金面、設備面を考えてもなかなかプロを超えるような花を作出することは難しいですし得策とはいえません。車においてもそうですが、全メーカーがトヨタやレクサス、メルセデスやBMWを目指さなくてもいいわけで、選択と集中を謳うマツダや水平対向に拘るスバル、ニッチな市場を狙う光岡みたいなメーカーがあってこそ車好きが楽しめるわけです。今自分がやろうとしているのは、言うなれば光岡並みの個性派を作りだそうという試みです。(トヨタのような大手の立場である)プロの育種家たちが(光岡のオロチやヒミコのような)ニッチな需要に特化した品種改良しかしなかったらおそらくすぐに廃業となってしまうと思います。しかし、アマチュアの立場なら“業”としてではなく、“趣味”としてできるのでリスクはほぼありません。とはいえ、やるからには“最善か、無か(ゴットリープ・ダイムラー)”の信念で挑戦します。

少し前置きが長くなりましたが、そんなわけで今年は100種類以上ある手持ちの品種から、相当マニアックな品種を使い交配しました。F1ですぐに狙い通りの花が咲かないと思われる組合せもありますが、そこは地道にやっていくしかありません。先日一番成長の早い21-01WOを鉢上げしましたが、これもF1ではなくF2に期待の交配です。まずは鉢上げ直前の写真をご覧下さい。写真左上のポットが21-01WOです。01~08までは同じ日に播種したのですが、01だけかなり成長スピードが早いです。



01のポットを拡大した写真です。かなり密になってきたので、2号の角ポットへと移植することにしました。



かなり密集しているので、根を傷めないようにピンセットなどを使い慎重に堀り上げます。地上部はまだまだ小さいですが、それでもしっかりと根を伸ばしています。



そして成長の良い16本を選抜し、無事移植が完了しました。今後も幼苗を大量に育成することになるため、残念ながら小さいのはこの段階で選別漏れとなり処分することになります。どのみちこの時点で成長の悪いものを残しても、指数計算レベルでどんどんと生育差が広がってしまいモノにはなりません。特に今年は去年とは比べものにならない程幼苗ができる予定なので、選別作業は必須となってきます。





というわけで今年のオリジナル作りも軌道に乗ってきました。また進展があったら記事にしていきます。
Posted at 2021/12/08 19:48:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | アジサイ | 趣味

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