一昨日、北関東マツダのとあるディーラーに立ち寄ってきました。県南の北関東マツダは全て訪問していて、県央の北関東マツダも一昨日訪問したディーラーで全ての店舗に行ったことになります。普段はわざわざそのディーラーに行くことはないのですが、近くでイチゴ狩りをした帰りについでに立ち寄ってみました。今回は自分は試乗せず、一緒に行った人がMazda2を試乗して、自分は珍しく助手席に座りました。今回は色々と話しを聞くことができたのですが、今日はそのなかの100周年記念車について情報を提供しておきます。ここ最近日本での100周年記念車の話題が少しずつ出はじめていますが、やはりその話題通り、内装色の「白」と「赤」がテーマになるようです。3月になってから公開された商標の「WHITE COMFORT」と「URBAN DRESSER」がおそらくそれになるのではないかと予想されます。そして手始めにMazda2の100周年記念車が発表されると以前書きましたが、
一昨日聞いた話では、なんと全車種で100周年記念車が展開されるとのことでした。ここで言う全車種というのはおそらく登録車のことかと思いますが、そうなると現在殆ど台数の出ていないCX-3にも100周年記念車が設定されるということになります。それは予想外の話しでした。ちなみにここのディーラーでは先日訪問したディーラーとは違い、白内装のMazda2については把握しておらず、代わりに
赤内装のMazda2が出るという話しをしていました。そして
ロードスターの100周年記念車に関しては夏くらいには発表されるのではないかとのことでした。この話からすると、これまでのロードスターの特別仕様車の発表から考えて、6~7月くらいには発表になるのではないかと予想ができます。バーガンディ内装のロードスターは今でもRFで確認することができますが、果たして白内装バージョンは出てくるのでしょうか。今後の動向に注目です。
ここで最近ディーラーなどで個人的に収集した100周年記念車の情報についてまとめておきます。
・現時点で「WHITE COMFORT」と「URBAN DRESSER」という名前が商標出願されている
・100周年記念車は全車種で展開予定
・100周年記念車のトップバッターはMazda2
・Mazda2は4~5月くらいに発表予定
・Mazda2の記念車の内装は白と赤の2種類
・ロードスターは夏くらいに発表
・外装色については現行ラインナップ以外のカラーの追加予定は無し
あくまで訪問したディーラーで聞けた現時点での情報で、まだ確定していない部分も含まれます。参考程度にしてください。
というわけで、今日は100周年記念車の現時点での動向について書きましたが、ウルトラシリーズでも周年記念と題して制作されたシリーズがいくつかあります。今日はその中からウルトラセブン誕生30周年を記念して制作された平成ウルトラセブン1997の第1話「失われた記憶」を紹介します。地球の自然を破壊する人間の記憶を消去して地球を侵略し、再び太古のような緑溢れる星を復活させようとするヴァリエル星人と、それに立ち向かうウルトラ警備隊、ウルトラセブンの物語です。ウルトラ警備隊の特殊車両といえば昭和のポインターが有名ですが、平成シリーズではホンダが車両提供をしていて、なんとポインターがNSXになっています。バブル崩壊後の不景気真っ只中で制作されたシリーズですが、車両は非常に豪華なキャスティングとなりました。それでは1997年にオリジナルビデオ作品として制作された平成ウルトラセブン1997「失われた記憶」のストーリー紹介です。
ウルトラ警備隊極東基地が新しい隊員5人とそれを率いるシラガネ隊長の6人で発足した。シラガネ隊長は新しい隊員たちを紹介するためフルハシ参謀の元を訪れ、シマ隊員、ミズノ隊員、サトミ隊員、ルミ隊員、カザモリの5人を紹介した。
フルハシ参謀は6人を歓迎しつつ、7番目の人物を思い浮かべていた。7番目の人物とはダンのことだった。その頃ダンは遺跡発掘調査の現場で調査の手伝いをしていた。しかし発掘現場では調査を指揮するヨシナガ助教授に調査を終了するよう開発関係者が迫っていた。
そこにダンが現れ、にらみをきかせると工事関係者は去って行った。その様子を離れたところから怪しい女が見ていた。
一方、中央病院では1人の男が救急搬送されていた。それはテクノシティの理事長だった。理事長は会議中に突然記憶を失い、救急搬送されてきたのだった。森永医師は理事長の脳レントゲン写真をチェックするが、理事長の脳には特段の異変はみられなかった。
その夜、病院に不思議な植物を持ち込む白衣姿の女が現れる。それは発掘現場に現れた怪しい女だった。
一方のダンは村田家で世話になっていた。記憶を失っていたダンは村田家に居候していた。村田家では中央病院で看護婦長をしている恭子とその娘の麗が暮らしていた。
テクノシティでは記憶喪失の患者数が急激に増加、そのことはウルトラ警備隊にも知らされた。記憶喪失者の中には行政関係者や教育関係者が多く含まれていた。ミズノ隊員とサトミ隊員は原因を究明すべくポインターでテクノシティの中央病院へと向かった。
しかしその時、既に森永医師にも記憶喪失の症状が現れ、病院の廊下で動けなくなってしまう。するとその前に白衣の女が現れる。白衣の女は忘れてしまった記憶は忘れるべき記憶だと告げ、新しい記憶を森永教授に植え付けた。白衣の女は洗脳宇宙人ヴァリエル星人が化けていた人間だった。そこにミズノ隊員とサトミ隊員が駆けつけると、ヴァリエル星人の女は立ち去っていった。
森永医師は村田婦長によって介抱された。村田家で夜を過ごしたダンは、翌朝再び発掘現場へと向かった。しかしテクノシティで多発する記憶喪失事件の新聞記事が気になったダンはヨシナガ助教授の車でテクノシティへと向かう。
中央病院ではミズノ隊員とサトミ隊員が調査をしていた。そこでミズノ隊員は不思議な植物を見つけるが、そこで突然記憶喪失になってしまう。記憶喪失状態でサトミ隊員の前に現れたミズノ隊員は、サトミ隊員に殴られ気を失ってしまう。
そしてサトミ隊員はミズノ隊員が持っていた鉢植えの植物が怪しいと目をつけた。サトミ隊員は気絶したミズノ隊員を引きずり、病院から出ようとするが、ヴァリエル星人に洗脳された人間たちに取り囲まれてしまう。サトミ隊員は洗脳された人間たちに立ち向かうが、その人数の多さに仕方なく麻酔弾を使い、事態を収束させた。そして目を覚ましたミズノ隊員とともに基地へと戻った。
その後、ダンは中央病院を訪れ、恭子に病院は危険だと告げ、逃げるよう言い聞かせるが、恭子はそれを拒否した。その夜、家へと帰った恭子はダンに過去のことを話した。そしてダンが倒れていた時に持っていた所持品を引き出しから取り出すと、それをダンに渡した。それはウルトラアイだった。
一方ウルトラ警備隊の基地ではサトミ隊員とミズノ隊員が中央病院から持ち帰った植物の分析結果が報告されていた。分析によると、その植物は光合成で通常の植物の数十倍から数百倍の量の酸素やオゾンを吐き出していることが判明した。それは1鉢で小さな林1つ分の排出量だった。
植物と記憶喪失の因果関係を疑ったウルトラ警備隊はその植物が栽培されているグリーンハウスへと急行した。しかしウルトラ警備隊が到着した時には既にハウス内に植物は残されておらず、人も誰もいなかった。そして基地に残っていたルミ隊員からシラガネ隊長に連絡が入る。それは植物は地球上のものではなく、酸素とオゾンの他に脳神経を麻痺させる神経性ガスを排出するという連絡だった。シラガネ隊長は隊員たちにテクノシティに広まった植物を回収するよう指示をした。
テクノシティの植物は全てウルトラ警備隊によって回収、処分されたが、グリーンハウスの人間の行方はわからず、ウルトラ警備隊は引き続き捜査を続けた。
発掘現場ではついに発掘調査が強制終了させられ、開発関係者による工事がはじまっていた。ヨシナガ助教授とダンは呆れてその様子を眺めていたが、そこに多くの若者が突然乱入し暴徒化してしまう。それはヴァリエル星人によって操られた若者だった。それに気付いたダンはヴァリエル星人を追いかけようとするが、暴徒化した若者に行く手を遮られてしまう。
そこにウルトラ警備隊も駆けつける。ダンは植物の置かれたテントに身をよせ、シマ隊員の気を引くと、一瞬の隙を見てシマ隊員の乗ってきた車を奪いヴァリエル星人を追いかける。
シマ隊員もカザモリとともに工事現場に置かれていた軽トラでダンの後を追う。シマ隊員とカザモリはダンの車を行き止まりまで追い詰め、身柄を確保しようとするが、突然工事現場で地響きとともにヴァリエル星人の宇宙船が出現してしまう。
するとダンはシマ隊員とカザモリに車に乗るよう指示し、急いで工事現場へと引き返した。工事現場に戻ったシマ隊員はカザモリに近くの人たちを避難させるよう指示し、宇宙船に立ち向かう。ダンは工事現場近くに恭子と麗がいるのを見つけ、早く逃げるようにと告げる。恭子と麗はダンが置き忘れていったウルトラアイを届けにきていた。
ダンはそれを受け取ると、車に乗り、助手席にカザモリを乗せ宇宙船の方へと車を走らせる。しかし宇宙船は駆けつけたウルトラ警備隊のウルトラホークによって撃墜され、その宇宙船がダンとカザモリの乗る車に向かって落下する。ダンは急ブレーキを掛け難を逃れるが、隣のカザモリは気絶してしまう。
ダンは車を降りると墜落した宇宙船の方へと向かっていく。そして森の中でヴァリエル星人と対峙する。ヴァリエル星人は一旦母星に戻り、再び仲間たちとともに地球に来るとダンに告げた。ダンが地球侵略が目的なのかと尋ねると、ヴァリエル星人はそれを否定し、地球の自然を破壊する人間から再び緑溢れる地球へと変えるためだと答えた。
そして過去の記憶を失っていたダンにウルトラセブンであることを教え、光線銃を向け乱射する。ダンは光線銃の爆発に巻き込まれてしまい姿が見えなくなってしまう。
その後、ヴァリエル星人は墜落した宇宙船の方へと戻ろうとするが、宇宙船が大爆発すると、ついに巨大化して本性を現す。
爆発に巻き込まれたかに見えたダンは無事で、自身がウルトラセブンであるという記憶も戻り、ウルトラアイでウルトラセブンに変身、ヴァリエル星人に立ち向かう。
ウルトラセブンはエメリウム光線をヴァリエル星人に放つが、パーティクルビームで逆襲されてしまう。
さらにシードミサイルの乱射を受け爆発に巻き込まれたウルトラセブンは姿が見えなくなってしまうが、炎の中から再び現れたウルトラセブンはヴァリエル星人に再び立ち向かう。そしてエメリウム光線とワイドショットを立て続けに発射しヴァリエル星人を撃破した。
そして残されたパーティクルビームもトルネードビームによって宇宙へと吹き飛ばした。
その後、記憶を失った人たちも無事回復方向に向かった。ダンも何事も無かったかのように恭子と麗の元に戻り、河川敷を散歩していた。「私たちの存在を証明するのものは、積み重ねられた記憶の一つ一つ。そこには楽しい記憶ばかりではなく、辛い記憶、悲しい記憶もあるかもしれません。それでも人はそんな記憶と共に生きていくのでしょう。また、新たなる記憶を求めて。」
創立100周年を迎えたマツダですが、そのマツダも100年の間には華やかな時代だけでなく、厳しい時代もありました。スカイアクティブ技術や魂動デザイン導入以降、何かと注目されることの多いマツダですが、その評価に反して販売台数はついてきていないというのが実際のところで順風満帆とはいっていないようです。それでもこれまでのマツダの歩んできた道のりを知っていれば、また何かやってくれるのではないかという期待をしてしまうのではないでしょうか。またマツダに新しい記憶を求めているのは私だけではないでしょう。もちろんその新しい記憶とは新世代のロータリーエンジンであることは言うまでもありません。