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Agent ジンのブログ一覧

2020年02月26日 イイね!

♯CODE NAME“R”【シビックタイプR“Limited Edition”】

♯CODE NAME“R”【シビックタイプR“Limited Edition”】 先日シビックタイプRとその特別仕様車であるリミテッドエディションが発表されました。情報収集とやらをしてこようと早速ディーラーに行ってきました。現時点ではお客さん向けに公開できる情報はなく、ディーラーの端末に社外秘として送信されているデータのみのようです。社外秘ということで、そのデータの画像などはありませんが、とりあえず新色であるレーシングブルー・パールとポリッシュドメタル・メタリックの2色が追加になることと、今ネット上でも先取り情報として上げられているダンパー制御の変更などが載せられていました。まだ200台限定のリミテッドエディションについても販売方法は未定のようですが、おそらく抽選になるのかなと思われます。基本3年スパンでの乗り替えをしている自分には突如現れた気になる候補なのですが、3年後に80%近く戻ってくる補償は無いですし、今後、逆輸入から国内生産になって納期が短くなる可能性も無いわけではなく、そうなるとリセール面では少し不安材料も残ります。さらにシビックタイプRだと納期がかかりそうなことが予測されるので、ハリアーの車検までに間に合わない可能性も高いというマイナス面もあります。やはり主軸はロードスターで考えるべきなのか悩むところです。ここ数年は(予算の範囲内で)即決でコレが欲しいと思わせてくれる車が無いのが困ったもんです。もっともシビックタイプRは完全な予算オーバーですので、リセールに期待できる場合のみという条件付きの候補です・・・。

というわけで、今日はタイプRの話題ということで、2007年10月12日放送のULTRASEVEN X 第2話「CODE NAME“R”」を紹介します。ULTRASEVEN Xでは従来の防衛チームのようなものは存在せず、DEUSという組織に属するエージェントたちが怪事件を解決していきます。そしてそのエージェントたちはアルファベットのコードネームで呼ばれ、今回は元エージェントだったアールが事件の鍵を握るということでタイトルが「CODE NAME“R”」となっています。今の世界に自分を見出せなくなったRは、自分と同じような境遇の人たちを宇宙船に乗せ自由の身にさせ、自身もジンからウルトラアイを奪い宇宙船へと乗り込もうとします。しかし最後はジンに諭され、ウルトラアイをジンに返すと、それが反逆と捉えられ、宇宙船の光線を受けたアールは抹殺されてしまいました。結末は少し違いますが、どことなく昭和のウルトラセブンの「円盤が来た」を思わせるような内容になっています。現代版かつ大人向け「円盤が来た」といった感じでしょうか。時間に追われ、必要以上に他人に気を遣い、孤独感と先の見えない不安に苛まれ、どんなに働けど収入は一向に増えない・・・そんな人が増える現代、そのうちこのドラマのようにその想いが宇宙から船を呼び寄せてしまうかもしれませんね。それではストーリー紹介に移ります。



仕事を終えたエリコは夜の街を歩きながら家路に着いた。



マンションに着き、部屋へと戻ったエリコはテレビのスイッチを消すが、画面は消えずサンドノイズが映り続けていた。その後、エリコはパソコンから音楽を聴きはじめる。



しかしその直後、エリコは外に出てタクシーに乗り込むと、呼び寄せられるかのように埠頭へと向かった。タクシーの車内でエリコは焦りながら「お願い急いで。船が出る。」と運転手を急かした。



タクシーが埠頭近くに着くと、エリコは車内にコートを置き去りにしたまま埠頭へと走って行った。深夜午前3時にもかかわらず、埠頭にはエリコの他に21人の人がいた。しかしエリコとその21人の人たちは謎の光に包まれると消息不明になってしまった。



深夜の人間失踪事件はこれが3回目だった。DEUSの指令を受けたジンとケイはそれぞれ捜査を開始した。



ジンはタクシー運転手の証言を元に事件の謎を探りはじめた。ジンはエリコの「船が出る。」という言葉で3日前のあるできごとを思い出した。ジンは3日前に立ち寄ったバーで奇妙な男に出会っていた。その男はカウンターで飲んでいたジンの横にいきなり現れると、「あんた、船に乗らないか。」と話しかけていた。ジンはそれを断ると、男は「次の船は13日に来る。」と言い残して立ち去っていった。エリコが消えたのは13日の午前3時だった。



男のことが気になったジンは再びバーを訪れた。するとカウンターにはその男がいた。男はジンに「船は人を連れ去るんじゃない、船を望む人々のために船は来るんだ。」と告げた。ジンは男に正体尋ねると、男はアールと名乗り、走り去る。ジンはアールを追いかけるが、アールは曲がり角を曲がると姿を消してしまった。一方、ケイは失踪したエリコの部屋を捜査していた。エリコの部屋ではテレビのサンドノイズが流れたままになっていた。その後、ジンは小型カメラで記録していたアールの画像をケイに見せた。するとケイはアールのことを知っていた。アールはかつてDEUSのエージェントとして任務を遂行していたが、1年前、アールは突然行方不明になってしまっていた。



ケイは失踪した一部の人たちの部屋でテレビ画面がサンドノイズになっていたとジンに伝えた。ジンはそのサンドノイズとともに何かメッセージのようなものが流され、それによって被害者たちは誘き出されたのではないかと考えた。それを聞いたケイはDEUS司令部にサンドノイズに関して問い合わせると、その電波はΣエリアY16であることがわかった。ジンとケイはその発信地へと急行するがそこには誰もいなかった。



ケイは失踪事件の首謀者がアールであると確信するが、その後の調査で、電波にはサンドノイズ以外にメッセージらしきものは送信されていなかったことが判明した。ケイは被害者たちがどのよう誘き出されたのか検討もつかず悩んでいた。するとジンはアールが「船は人を連れ去るんじゃない、船を望む人々のために船は来るんだ。」と言っていたことをケイに伝え、アールは誘き出そうとしているのではないのかもしれないと告げた。そしてジンはアールがどのような人物だったのかとケイに質問した。ケイによると、アールは失踪の直前、妻を自殺で亡くしていた。しかしケイにはそのことがアールが失踪した理由かどうかはわからないと答えた。そこに再び電波が発信されたとDEUS司令部から連絡が入る。ジンとケイは発信地へと急行した。発信源をつきとめたジンとケイは建物の中に突入、電波を発信しているパソコンを見つけたケイはパソコンを破壊しようとするが、ケイはいつどこに船が来るのか解読しなければ事件は防げないとケイを制止した。ジンはケイにメッセージ送信を停止させ内容を解読するよう告げ、アールの行方を追った。



ケイはメッセージから午前3時にシンタグマ広場に船が来ることを突き止め、それをDEUS司令部に報告した。一方ジンもアールを発見し、追い詰めていた。



アールは「俺は船からのメッセージを伝えている、本当にそれを必要とする者にだけ届くように。」とケイに告げる。



アールは失踪した人たちは幸せになるために懸命に努力してきたが、努力すればするほど自分を見失ってしまった人たちであるとケイに話した。アールもまた、凄腕のDEUSエージェントだったが、妻を自殺で亡くしたことから今の世界に疑問を持ち、自分を見失っていた。そしてアールは船が発する「帰ろう まだ見ぬ故郷へ そこで待っているのは 本当の私」というメッセージを自分を見失ってしまった人たちに向けて送信していた。そしてアールはジンにも「君は、本当の君なのか。」と問いかける。一瞬迷いの生じたジンの前にエレアが現れ、「騙されないで、彼の本当の目的はあなたを船に乗せることよ。」と告げた。



しかしジンが我に返った瞬間、アールはジンからウルトラアイを奪いシンタグマ広場へと逃走する。ジンはアールを追いかけ、「この船が本当に君の言う通りのものなら、君にはそんなものは必要ない。何も持たずに行けるはずだ。」と叫ぶ。するとアールはウルトラアイを投げ捨てるが、その直後、船の意思に背いたアールは船から発射された光線を受け抹殺されてしまった。



ジンはウルトラアイを拾い上げ、ウルトラセブンXに変身すると、宇宙へと逃亡を図る船にワイドショットを撃ち込み爆破した。



事件は解決したが、船とアールの関係は最後まで謎のままだった。そして船が消えた世界では、孤独にさいなまれる人たちが残されていた。



というわけで、シビックタイプRの限定車も候補入りしましたが、どれだけ値上がりするのでしょうかね。
Posted at 2020/02/26 19:51:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他の車 | クルマ
2020年02月25日 イイね!

♯ゼットンの娘/恋するキングジョー【上原正三追悼特集vol.19】

♯ゼットンの娘/恋するキングジョー【上原正三追悼特集vol.19】 上原氏追悼企画の最後は上原氏がウルトラシリーズの脚本家として最後に執筆した回を紹介したいと思います。それが2005年9月24日に放送されたウルトラマンマックスの第13話「ゼットンの娘」とその翌週10月1日に放送された13話の続編となる第14話「恋するキングジョー」です。原点回帰を前面に打ち出した本作で久々に執筆した上原氏ですが、そこに登場させたのは、まさに原点回帰に相応しいゼットンとキングジョーでした。昭和シリーズの中でも人気と強さを兼ね備えた二大巨塔を満を持して登場させ、さらにはゾフィのようなお助け役としてウルトラマンゼノンまで登場させるという豪華な2本立てとなりました。ストーリー面では「怪獣使いと少年」や「ウルトラの星」のようなインパクトはありませんでしたが、昭和シリーズのファンとしてはゼットンとキングジョーをほぼ当時のデザインのまま再登場させてくれただけでも満足だったのではないでしょうか。原点回帰を目指した本作において、この13話と14話は大きな意味を持つ作品となりました。それでは13話「ゼットンの娘」と14話「恋するキングジョー」のストーリー紹介に移ります。



UDFは侵略者を防ぐために最新の宇宙監視衛星を世界中の宇宙空域に配備した。そんなある日、UDFに浴衣姿の小田夏美という美女が訪れる。そして自分を「ゼットンの娘」と名乗り、ヨシナガ教授に会いたいと言ってきた。



ヨシナガ教授はカイト、ミズキ隊員と一緒に夏美の元へと行くと、夏美はゼットンによってウルトラマンマックスが殺されると3人に言った。その後ゼットン星人がDASHの通信機能を使いゼットン怪獣がウルトラマンマックスを倒すと予言してきた。その通信の発進元へと急行するカイトとミズキ隊員。しかし途中で発信元の電波が消えてしまう。その時、目の前で夏美がトラックにはねられてしまう。2人が夏美を搬送し、カイトが輸血をするが、重傷を負ったはずの夏美は翌日元気に保育士の仕事をこなしていた。



それを不審に思ったヒジカタ隊長はカイトとミズキ隊員に夏美の身辺調査をさせた。しかし近所の評判は良く、何も不審な点は出てこなかった。ところがある夜、夏美の元にゼットン星人が現れる。



すると夏美に異変が表れる。そして夏美はUDF基地に侵入、急いで隊員たちが出動するが、外へと逃げていく。外に出た所で追い詰められた夏美の手を撃つヒジカタ隊長、そしてコバ隊員とショーン隊員が取り押さえようとするが、全く歯が立たず、空へと飛んでいく夏美。



その後カイトとミズキ隊員は夏美の家を訪れ、夏美の手を見るが、その手に傷はなかった。その時、監視衛星を破壊しゼットンが地球へと侵入、2人の前が出現する。カイトはウルトラマンマックスに変身、ゼットンに立ち向かうが、全く歯が立たない。ヒジカタ隊長らもマックスバードで攻撃するが、全てゼットンシャッターで防がれてしまう。ウルトラマンマックスはマクシウムソードを放つが、それもゼットンシャッターで防がれてしまう。そしてマクシウムカノンもゼットンシャッターに防がれ、カラータイマーの点滅が早くなるウルトラマンマックス。



絶体絶命のピンチに陥ったウルトラマンマックスの前に突如赤い火の玉が出現、中からウルトラマンゼノンが現れる。そしてゼットンと互角の戦いをし、ゼノニウムカノンを発射するが、ゼットンシャッターで防がれてしまう。



するとウルトラマンゼノンはマックスギャラクシーを天から召喚、ウルトラマンマックスへと与えた。マックスギャラクシーを手にしたウルトラマンマックスはそこからギャラクシーカノンをゼットンに発射。ゼットンシャッターを打ち破り、ゼットンは倒された。



ウルトラマンゼノンはウルトラマンマックスに正体不明の宇宙戦闘機が地球に迫っていると告げ、地球をウルトラマンマックスに託し、再度火の玉となって帰って行った。

そして翌週の14話へと続く。



破壊された監視衛星を埋めるべくUDFは新しい監視衛星を打ち上げた。そしてゼットンと一緒に地球に侵入したと思われる4機の宇宙戦闘機の行方を追っていた。DASHが出動すると上空で戦闘機の1つと遭遇するが見失ってしまう。



その頃カイトは特命で夏美の働く幼稚園に行くと、近くの松本板金の前で子どもたちと遊んでいた。そこには青年ケンが作ったキングジョーのロボットがいた。



カイトが板金工場を捜索しているとそこに夏美が現れる。夏美はカイトが自分の偵察に来ていることに気付いていた。カイトは夏美にゼットン星人から守ると約束した。しかし夏美は自分にゼットンナノ遺伝子が組み込まれていることを知っていて、ゼットンの娘であることを受け入れようとしていた。



その夜、夏美のもとにゼットン星人が現れ、夏美に憑りついてしまう。翌日カイトとミズキ隊員はキングジョーと遊ぶ子どもたちのもとを偵察に行くと、そこに夏美の姿はなかった。そして突然上空へと舞い上がるキングジョーはDASHバードの攻撃をものともせず巨大化、ついに正体を現した。カイトがキングジョーを攻撃しようとすると、目の前に夏美が現れ、キングジョーの頭部へと吸い込まれていった。そしてキングジョーを操縦し始め、カイトを襲う。



カイトはウルトラマンマックスへと変身した。しかしキングジョーのパワーの前にウルトラマンマックスは苦戦する。



分離しながらウルトラマンマックスの攻撃をかわすキングジョー。するとウルトラマンマックスはマックスギャラクシーを使い、ギャラクシーカノンを撃つ。そして夏美に憑りついたゼットン星人を追い出そうとする。夏美は今までのカイトとの思い出を回想し、我に戻りキングジョーの頭部から脱出する。するとキングジョーは急激に弱まり、それを見たウルトラマンマックスはマクシウムカノンでついにキングジョーを倒すことに成功する。



ウルトラマンマックスからカイトの姿にもどると、カイトは異空間にいた。そして目の前に夏美とゼットン星人の姿があった。夏美にカイトを討つよう命令するゼットン星人だったが、夏美が刀を振り下ろしたのはカイトではなくゼットン星人だった。



ゼットン星人に打ち勝ち、元の姿へと戻った夏美。その後、カイトらは夏美の働く幼稚園へ訪れる。そこには幼稚園の先生として笑顔で子どもたちと遊ぶ夏美の姿があった。

約1ヶ月に渡りできる限り上原氏の作品を紹介してきましたが、ウルトラシリーズにおいて上原正三という脚本家は無くてはならない存在だったことが改めて感じられました。上原氏は脚本家という立場から戦争や差別、公害問題といったものをウルトラマンを通じて訴えてきましたが、それから半世紀以上経った今、日本はどれだけ変わることができたのでしょうか。上原氏が脚本家としてその思いを発信しはじめた頃に比べると改善されている部分も多いかもしれませんが、時代は変わり、SNS問題、見えない貧困、高齢化社会など、新たな問題も増えてきているように思います。現代はウルトラマンの放送が開始された53年前には想像もつかない世界になっています。この先50年後の日本はどのようになっているのでしょうか。上原氏は晩年、日本も「第四惑星」のようになってしまったと嘆いておられたようですが、わらに「第四惑星」化が進まないことを願います。
Posted at 2020/02/25 19:31:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記
2020年02月21日 イイね!

♯チュラサの涙【上原正三追悼特集vol.18】

♯チュラサの涙【上原正三追悼特集vol.18】 上原氏追悼企画第18弾は1998年7月18日放送のウルトラマンダイナ第45話「チュラサの涙」です。ウルトラマンティガでも終盤に1作品を書いた上原氏ですが、ウルトラマンダイナでも終盤にこの1作品を制作しています。そしてウルトラマンティガでは凶悪なヤナカーギーという怪獣を登場させましたが、今回はチュラサという善良な宇宙人を登場させました。ヤナカーギーは沖縄の言葉で「酷い顔」という意味だそうですが、この回に登場するチュラサはそれとは真逆の「美しい」という意味のチュラサンから命名しています。ネーミングからしてどちらも沖縄出身の上原氏が書いた作品というのがわかりますね。ただ、ウルトラマンティガの「ウルトラの星」がお祭り要素たっぷりだったのに対し、この「チュラサの涙」はいたって普通の作品だったので、それほど印象に残る回ではありませんでした。むしろ、ウルトラマンダイナ全51話中、視聴率(関東地区)も一番低い3.8%(最高は1話の9.0%)となってしまった回でもありました。視聴率の問題ではないと思いますが、これ以降、再び上原氏はウルトラシリーズから少しの間離れることとなりました。個人的にはウルトラマンティガやウルトラマンダイナではもう少し上原氏の作品を見てみたかったなと思います。それではストーリーの紹介に移ります。



ミヤタ参謀は10年前のネオマキシマ航法の実験中にギガール星に不時着し遭難した過去があった。その時、ミヤタ参謀は宇宙超獣トロンガーに襲われるが、ギガール星人チュラサに助けられていた。ミヤタ参謀はその時の悪夢で目が覚めた。



その後、リョウ隊員に本部に呼び出されたミヤタ参謀はサプライズの誕生日パーティーを開いてもらいお祝いされていた。



その最中、突然TPCの施設内にトロンガーが出現する。スーパーGUTSはトロンガーの元へ急行した。ミヤタ参謀は隊員たちにトロンガーの弱点は右肩だと告げ、接近して攻撃するよう無謀な指示を出す。無茶な命令に怒ったアスカはαスペリオル号で急接近して見事にトロンガーの右肩を撃ち抜くが、トロンガーの傷はすぐに回復してしまった。そしてトロンガーの逆襲に遭ったαスペリオル号は撃墜されてしまう。



後席のカリヤ隊員が意識を失ってしまい、脱出不能の危機が迫る中、アスカはウルトラマンダイナに変身し、αスペリオル号を救出した。ウルトラマンダイナはフラッシュ光弾でトロンガーを攻撃するが、トロンガーは青色稲妻光線をウルトラマンダイナに見舞った隙に姿をくらましてしまった。



基地に戻ったコウダ隊員は無謀な命令を出したミヤタ参謀に怒りをぶつけた。



その後、ミヤタ参謀はフカミ総監に呼び出された。フカミ総監は10年前のネオマキシマ航法の実験事故についてミヤタ参謀から事情を聞いた。



ミヤタ参謀はトロンガーに襲われたところをチュラサに助けられたと事故報告をしていたが、隣にいたゴンドウ参謀がそんなことなどあるわけがないとミヤタ参謀を馬鹿にする。ヒビキ隊長はミヤタ参謀にチュラサのことを信じると話し、皆を説得しトロンガーを倒すために確証がほしいと告げた。





トロンガーはTPC関連施設を次々と襲ってはすぐに姿をくらますという行動を続けていた。しかしミヤタ参謀はかつての悪夢にさいなまれ怯えていた。その時、スーパーGUTSのレーダーが不思議な音波を捉えた。その周波を見たミヤタ参謀はチュラサからのメッセージであることを確信した。ミヤタ参謀はチュラサとコンタクトを取るため1人で森に入り、その時が来るのを待った。そしてその夜、ミヤタ参謀の上空にチュラサの円盤が現れ、ミヤタ参謀はその中に吸い込まれた。



ミヤタ参謀は円盤の中でチュラサと再会した。しかしそのチュラサは死んだチュラサの霊だった。チュラサはトロンガーの復讐に遭い命を落としていた。チュラサの霊はミヤタ参謀にチュラサの涙と呼ばれるペンダントとギガール銃を託し消えていった。



ミヤタ参謀は自ら囮になり、トロンガーが現れるのを待った。



そしてついにミヤタ参謀の前にトロンガーが現れる。ミヤタ参謀はトロンガーに襲われ絶体絶命の危機に陥るが、そこにナカジマ隊員とアスカが駆けつける。ナカジマ隊員はミヤタ参謀を連れ森を脱出、アスカがトロンガーに立ち向かうが、アスカも突き飛ばされ、その隙にトロンガーは走り去ってしまう。



森を脱したナカジマ隊員とミヤタ参謀だったがその後ろからトロンガーが追いかけてきた。トロンガーは待ち受けていたβ号とγ号の攻撃で爆破されたかに見えたが、逆に巨大化してしまう。アスカはウルトラマンダイナに変身し、トロンガーに立ち向かう。しかし俊敏な動きのトロンガーにウルトラマンダイナは翻弄され、ピンチに陥ってしまう。



その時、ミヤタ参謀の手にあったチュラサの涙が光輝いた。ミヤタ参謀はチュラサの涙をギガール銃にセットすると、トロンガーの心臓を撃ち抜いた。



そして立て続けにウルトラマンダイナのソルジェント光線も受けたトロンガーは爆発して絶命した。その後、ミヤタ参謀はチュラサを証明するためにギガール銃をヒビキ隊長に手渡した。



冒頭でも書きましたが、この回を執筆後、上原氏は再びウルトラシリーズから少しの間離れることになりました。その理由はわかりませんが、確かにウルトラマンコスモスやウルトラマンネクサスのような世界観と上原氏の世界観は合わないような気もしますので、それはそれで良かったのかなと思います。そして再び原点回帰の方向性が見られたウルトラマンマックスの13話と14話で再登板を果たすことになりますが、これがウルトラシリーズでは最後の執筆となってしまいました。というわけで、次回、そのウルトラマンマックスの「ゼットンの娘」と「恋するキングジョー」を紹介してこの追悼企画は終了としたいと思います。
Posted at 2020/02/21 20:41:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記
2020年02月19日 イイね!

♯ウルトラの星(再投稿)【上原正三追悼特集vol.17】

♯ウルトラの星(再投稿)【上原正三追悼特集vol.17】 上原氏追悼企画第17弾は、平成シリーズであるウルトラマンティガで24年ぶりにウルトラシリーズに復帰を果たした上原氏の作品を紹介します。1997年8月9日放送のウルトラマンティガ第49話「ウルトラの星」で上原氏は久々にウルトラシリーズの脚本を担当しました。また、この回は昭和のウルトラQ時代から円谷プロダクションを支えてきた満田かずほが監督をつとめています。ストーリーの内容は通常とは違い、主役のダイゴが、昭和の円谷プロダクションにタイムスリップ、特撮番組「ウルトラマン」誕生のドラマと融合させた懐古ツアーのようなストーリーとなっています。昭和シリーズのファンにとっては嬉しい作品で、満田かずほらとともに初期のウルトラシリーズを知る上原氏だからこそ作ることのできた作品です。しかも今では当たり前のように昭和のウルトラマンと平成のウルトラマンが競演していますが、当時、世界観の違うウルトラマンティガに昭和のウルトラマンが登場するなど想像もできない時代でした。それがサワイ総監の台詞にゴジラやモスラといった言葉が出てきたり、助っ人として初代ウルトラマンが登場してウルトラマンティガとの共闘を果たしたり、エンディングはまさかの初代ウルトラマンの映像が流れるというサプライズまでありました。とにかく、リアルタイムでこれを見た時のインパクトは計り知れないものがありました。「怪獣使いと少年」とは全く別物ですが、これもまた、上原氏の残した傑作の一つだと自分は思います。それではストーリーの紹介に移ります。



チャップリンのような姿に変装した宇宙魔人チャリジャは宇宙恐竜ヤナカーギーを探し街を歩いていた。すると近くに怪獣のぬいぐるみで遊ぶ子どもたちの姿を見かける。チャリジャは子どもたちに近寄り、手品でハンカチの中から花を出現させ、その花と怪獣を交換してほしいとお願いする。しかし子どもたちは応じてくれなかった。代わりに子どもたちは怪獣が欲しいなら近くの円谷プロに行けばいいと教えてくれた。



たまたまシャーロックで通りかかったダイゴは怪しげな風貌のチャリジャのことを遠目から眺めていた。そしてチャリジャが円谷プロへ行こうとシャーロックの横を通り過ぎる。それをサイドミラー越しに見張るダイゴ。するとサイドミラーに写ったチャリジャの姿が一瞬本来の宇宙人の姿へと変わった。それを見たダイゴはシャーロックから降り、チャリジャの後を追う。



チャリジャは円谷プロの建物の中へと入っていく。そして受付に行くと円谷英二監督に会いたいと伝える。しかし円谷英二は既に故人であり、困った受付の職員は専務に相談に行く。するとチャリジャの元に専務が来る。チャリジャは専務に名刺を渡す。名刺には怪獣バイヤーと書かれていた。



チャリジャは円谷英二監督に会って怪獣を買いたいと専務に頼み込む。すると専務は1965年の円谷プロに行けば元気だった頃の円谷英二に会えるとチャリジャに伝える。外で待機していたダイゴの前にチャリジャが円谷プロの建物から出てくる。そしてチャリジャはタイムマシン装置を1965年にセットすると、発生させた時空に吸い込まれて消えて行った。



ダイゴはGUTS本部に戻りそれを報告する。しかしあまりに不可解な出来事に隊員たちは釈然としない様子だった。若いヤズミ隊員は円谷英二のことを知らず、どんな人なのか他の隊員たちに聞いていると、そこにサワイ総監が現れ、昔ゴジラやモスラの迫力にスクリーンから飛び出てくるかと思ったと興奮しながら話し、「特撮の神様で、世界の円谷と言われた映画監督だ」とヤズミ隊員に教える。



その頃1965年にタイムスリップしたチャリジャは円谷プロを訪れていた。そこで入口にいた熊ちゃんというスタッフに円谷英二監督に会いたいと伝えるが、円谷英二監督は忙しい人でスタッフでもなかなか会える人ではないと断られる。すると今度は怪獣を買いたいとお願いするが、怪獣は空想の産物でフィクションだと言われ呆れられてしまう。困った熊ちゃんは脚本家金城哲夫のところに助けを求めに行く。しかしその時金城は脚本が書けず相当悩んでいるところだった。金城は「ウルトラQ」に続く新たな特撮を依頼されていたが、思うように脚本が書けずにいた。



その間にチャリジャは円谷プロの中を物色していた。リアルの世界ではダイゴがチャリジャを追って円谷プロへ再度訪れる。そしてチャリジャが消えた付近で手をかざすとチャリジャのセットした1965年の時空へと飲み込まれ、1965年の円谷プロへとタイムスリップしてしまう。



円谷プロではちょうど撮影が始まろうとしていた。しかし助監督の長野がどこかへ行ってしまい、カチンコ役が不在で撮影できずにいた。ダイゴが偶然撮影現場を覗きに行くと長野と瓜二つだったダイゴは間違われ、カチンコをやらされることになってしまう。そして撮影が始まり、OKのカットがかかるが、ちょうどその時、後ろから突然円谷英二監督が現れ、臨場感が足りないとダメ出しをする。



そしてテイク2を撮ることとなる。チャリジャはその様子を隠れて見ていた。円谷英二監督からOKが出て無事撮影は終了する。カチンコ役が終わり、ホッと一息ついていたダイゴだったが、チャリジャが隠れていたことに気付くと、急いで後を追う。そして別のスタジオへと入るとそこでチャリジャと遭遇する。ダイゴはチャリジャに何故円谷英二監督を付け回すのかと聞くと、それは内緒と答え、持っていた傘を開き乗り込むと、宙に浮き、手から光線を出しダイゴを攻撃する。ダイゴもガッツブラスターで応戦すると、チャリジャは煙とともにどこかへ消えてしまった。



その頃金城は完成した脚本を円谷一に持っていくが、この脚本では意欲が湧かないと突き返されてしまう。そのことで自暴自棄になっていた金城を見た円谷英二は金城を自宅に招く。



そして才能がないとうなだれる金城に円谷英二は謎の赤い石を見せる。その赤い石は、昔円谷英二が竜ヶ森湖近くを散歩していた時、宇宙恐竜ヤナカーギーを竜ヶ森湖へと沈めた異星人ウルトラマンと遭遇、その時に友情の印だと渡された石だと円谷英二は金城に説明する。



それを盗み聞きしていたチャリジャは竜ヶ森湖へと向かい、ヤナカーギーを復活させる。そしてチャリジャもチャップリンのような風貌から本来の宇宙人の姿へと変わる。チャリジャの命令でヤナカーギーは街を壊し暴れはじめる。それを見たダイゴはウルトラマンティガへと変身。しかしヤナカーギーのパワーに圧倒されるウルトラマンティガ。円谷英二はそれを心配そうに見ていた。しかしヤナカーギーの前にウルトラマンティガは追い込まれ、ヤナカーギーに動きを封じられるとエネルギーを吸い取られはじめる。



エネルギーをどんどん吸い取られたウルトラマンティガはカラータイマーが鳴り始め、絶体絶命のピンチに陥る。その時円谷英二の想いがオーラーとなって奇跡を起こす。円谷英二の想いが届き、赤い光の玉が出現。赤い光の玉はヤナカーギーを弾き飛ばし、ウルトラマンティガを救う。そして突如赤い光の玉から初代ウルトラマンが出現した。ウルトラマンはエネルギーを吸い取られてしまったウルトラマンティガにエネルギーを分け与える。それによりカラータイマーが青に戻ったウルトラマンティガはヤナカーギーにゼペリオン光線を発射、ウルトラマンも同時にスペシウム光線を発射する。二人のウルトラマンから光線を受けたヤナカーギーは大爆発を起こし倒された。



ヤナカーギーが倒され落胆するチャリジャは「ウルトラマン、また会おう」と告げ、どこかへ消えてしまった。



ウルトラマンはウルトラマンティガと握手を交わし、空の彼方へと飛び去って行った。



円谷英二はこの日見た出来事を金城へ伝え、「ヒーローが必要なんだよ、金城君。ヒーローが必要なんだ、ヒーローが・・・。」と告げる。それをヒントに金城は脚本を仕上げる。こうして監修円谷英二、脚本金城哲夫、監督円谷一らによって国民的ヒーロー番組ウルトラマンははじまった。

平成シリーズでは上原氏はメインの脚本家をつとめることはなかったため、ウルトラマンティガでは上原氏の作品はこの1作品のみとなりました。次回はウルトラマンダイナの「チュラサの涙」を紹介します。
Posted at 2020/02/19 19:24:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 | 日記
2020年02月18日 イイね!

♯復讐鬼ヤプール【上原正三追悼特集vol.16】

♯復讐鬼ヤプール【上原正三追悼特集vol.16】 上原氏追悼企画も第16弾になりますが、もう少しだけ上原作品を紹介していこうと思います。今回紹介するのは1972年9月1日放送のウルトラマンA第22話「復讐鬼ヤプール」です。この回は美川隊員が主役の回です。ウルトラマンAの主人公は北斗と南(のちに南は降板)ですが、そのルックスもあり美川隊員も主人公に負けない人気を博しました。ウルトラセブンのアンヌ隊員ほどの知名度はありませんが、昭和シリーズの女性隊員では間違いなく人気トップ3に入ると思います。そんな美川隊員が気を許してしまったのがヤプール人が地球に送り込んだ宇宙仮面でした。美川隊員に接近し、地球侵略のための超獣製作を手伝わせる宇宙仮面でしたが、最後は化けの皮が剥がれ、怒りに満ちた美川隊員によって倒されるという展開でした。そしてこの回で美川隊員は浴衣姿とミニのワンピース姿といういつもの隊員服とは違った服装も披露していて、美川隊員ファンには見所の多い回でした。それでは今回は主役である美川隊員のスクリーンショットを多めにストーリーを紹介していきます。



タックスペースで夜間パトロールに出ていた北斗と南は上空から落下する隕石を発見した。



北斗は落下した隕石を上空から確認すると、特段変わった様子はないと判断して基地に戻ってしまう。しかしその後隕石から現れた銀星人宇宙仮面が人間を襲う事件が発生する。



TACは急いで現場へと駆けつけ、被害者から宇宙仮面の存在を聞かされるが、付近には何の痕跡も残されていなかった。事件を受けTACは非常警戒態勢に入ったが、宇宙仮面にいとも簡単に基地への侵入を許してしまう。隊員たちはタックガンを手に宇宙仮面の元へ急行する。隊員たちは基地内に時限爆弾を仕掛けている宇宙仮面を発見するが、倒すことができず逃げられてしまう。



基地の外へと逃げた宇宙仮面はバイクでさらに逃走を図る。タックパンサーでパトロール中の山中隊員と美川隊員に宇宙仮面逃走の連絡が入ると、2人は宇宙仮面のバイクを追走するが、宇宙仮面の念動力でタックパンサーはガードレールを突き破り崖下へと転落させられてしまう。





山中隊員は奇跡的に軽傷だったが、美川隊員は死んでしまっていた。



死んだ美川隊員を発見した山中隊員は慌てて崖を登り、そこに駆けつけた竜隊長たちにそのことを報告、急いで崖下へと戻るが、そこに美川隊員の姿はなかった。そこに美川隊員が病院に搬送されたという連絡が入った。隊員たちは急いで病院へと向かうと、そこには元気な美川隊員と坂井次郎と名乗る彫刻家志望の青年がいた。美川隊員は坂井に応急処置をしてもらい助かったと隊員たちに説明した。竜隊長と山中隊員が坂井に礼を言うと、坂井は病室をあとにした。



それから1週間後、北斗と南がタックパンサーでパトロールをしていると、幼稚園の庭で超獣のオブジェを作る坂井とそれを手伝う浴衣姿の美川隊員を発見する。北斗と南が駆け寄ると、美川隊員は坂井からもらったという犬のぬいぐるみブーワンを嬉しそうに見せた。





北斗はオブジェ作りを手伝いはじめるが、その時、坂井の手首に巻かれていたブレスレットに目を留めた。それはTAC基地に侵入した時に宇宙仮面の手首に巻かれていたものと同じものだった。



そのことに気付いた北斗は竜隊長が呼んでいると美川隊員に嘘を言い、美川隊員を基地に帰らせようとするが、それに気付いた坂井は念動力で子どもたちが遊んでいたボールを操り脚立から北斗を転落させた。転落した北斗は脚を負傷してしまう。その後、基地に戻った北斗は美川隊員に坂井のブレスレットのことを話すが、美川隊員は全く聞く耳を持たなかった。しかし竜隊長や山中隊員も坂井を疑っていた。



そこに梶隊員がペンダントを持って現れた。そのペンダントはつけた人間の細胞体や血液などの情報をキャッチすることのできる特殊なペンダントだった。それを聞いた美川隊員は坂井の潔白を証明するため、自ら坂井にペンダントをつける役を買って出た。



美川隊員はペンダントを持って幼稚園を訪れた。そこには完成間近の超獣のオブジェを作る坂井と子どもたちがいた。美川隊員は助けてくれたお礼だと言ってペンダントを坂井の首に掛けた。



そこに美川隊員を心配した山中隊員が現れ、オブジェ作りを手伝いはじめた。基地ではペンダントから送られてくる情報を梶隊員が分析していた。そして分析の結果、隊員たちの予想通り、坂井が宇宙人であることが判明した。竜隊長は隊員たちとともに出動するが、脚を負傷した北斗は基地に残るよう言われてしまう。竜隊長たちが幼稚園に駆けつけると、坂井はペンダントを外し、TACを挑発する。それでもまだ美川隊員は坂井を信じようとするが、坂井はついに宇宙仮面の姿に変身し、その正体を現した。そして完成した超獣のオブジェを巨大化させ、凶悪超獣ブラックサタンに変化させ周囲を破壊しはじめる。





タックアローで待機していた南はブラックサタンを攻撃するが、ブラックサタンに反撃され撃墜されてしまう。基地のモニターでそれを見た北斗も出動しようとするが、梶隊員がそれを制止しようと止めにかかる。すると、机上にあった坂井から美川隊員にプレゼントされたブーワンが北斗と梶隊員にミサイルを発射した。



北斗と梶隊員は間一髪それを避け、北斗がタックガンでブーワンを破壊した。ブーワンは宇宙仮面である坂井がぬいぐるみに細工をした武器だった。



北斗はタックアローに乗り込むとブラックサタンの元へと急行した。タックアローで駆けつけた北斗はブラックサタンを攻撃するが、ブラックサタンの吐くガスで撃墜されてしまう。墜落寸前、北斗と南のウルトラリングが光ると、南は落下するタックアローに飛び込んでいき、北斗と南は空中でウルトラマンAへと変身した。ウルトラマンAはブラックサタンの破壊光線をバリヤーではね返し、弱ったブラックサタンを投げ飛ばすとブラックサタンは動かなくなるが、宇宙仮面がブレスレットからエネルギーをブラックサタンに照射すると、ブラックサタンは再び暴れ出す。





ウルトラマンAはブラックサタンの逆襲に遭い、カラータイマーが点滅をはじめる。ウルトラマンAのピンチに、美川隊員は小型小銃を持ってビルの屋上にいる宇宙仮面の元へ急行する。美川隊員は宇宙仮面の弱点であるブレスレットを銃撃すると、宇宙仮面は屋上から転落して絶命した。



ブラックサタンを操っていた宇宙仮面が死んだことで、ブラックサタンはほとんど動けなくなってしまう。ウルトラマンAはブラックサタンに石油タンクを叩きつけオイルまみれにするとタイマーボルトで炎上させる。そしてさらにメタリウム光線を撃ち込みブラックサタンを爆破した。



美川隊員は焼け焦げた宇宙仮面をジッと見つめていたが、南にうながされ、隊員たちとともに基地に帰って行った。





美川隊員主役の回でしたが、4話しかり、美川隊員はサイコパスのようなろくでもない男に遭遇してしまい男運の悪い人というイメージがついてしまいました。また、ウルトラマンダイナの15話のマイ隊員も、この回の美川隊員のように宇宙人を信用しようとして逆に利用されてしまうという似たようなストーリーがありました。ただ美川隊員とマイ隊員の決定的な違いは、マイ隊員はわかりやすいイケメンが好きというキャラクターでした。なお、ウルトラマンAで上原氏が脚本を担当したのはこの回が最後になります。そしてこの回の後は、ウルトラマンタロウの「大海亀怪獣東京を襲う!」「親星子星一番星」を最後にウルトラシリーズをしばらく離れることになりました。ウルトラマンAでは、今回の追悼企画で紹介した作品以外に、「大超獣を越えてゆけ!」、「太陽の命エースの命」、「サボテン地獄の赤い花」、「夏の怪奇シリーズ怪談ほたるヶ原の鬼女」があります。「サボテン地獄の赤い花」は以前に紹介しているので、ストーリーはそちらをご覧下さい。他の作品については機会がありましたら紹介します。次回は上原氏が久々にウルトラシリーズに復帰したウルトラマンティガの「ウルトラの星」を紹介します。
Posted at 2020/02/18 19:53:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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