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Agent ジンのブログ一覧

2020年05月26日 イイね!

♯青い火の女【Stay At Home With ULTRAMAN part.4】

♯青い火の女【Stay At Home With ULTRAMAN part.4】 Stay At Home With ULTRAMANと題した円谷プロの在宅支援プロジェクトの第4弾が更新されました。4話目として公開されたのは2006年11月18日放送のウルトラマンメビウス第33話「青い火の女」です。登場する怪獣は帰ってきたウルトラマンでも登場した人魂怪獣フェミゴンです。正直有名所ではなく、むしろマイナーな怪獣です。さらにウルトラマンメビウスはウルトラ兄弟の豪華な客演が見られる回も多く、この回に関してもそれほどインパクトのある回ではありませんでした。とはいえ、医学部生だったテッペイ隊員が主役の回で、台詞のところどころに命を救う葛藤が見受けられることから、「命を守る仕事」というテーマで今回の第4弾に選ばれたようです。

テッペイ隊員:「ミライ君は正義を守るウルトラマンだからね。でも僕は彼女を守る。僕は人間として彼女を見捨てることはできない。」

サコミズ隊長:「どんな優れた医者だって、全ての患者さんを救えるわけじゃない。悲しい結果を受け止める時もあるよね。」

サコミズ隊長:「どんな結果が待っていようと、諦めず、最後の最後まで精一杯頑張る。人の命を守る仕事っていうのはそういうことじゃないのかな。」

テッペイ隊員:「僕らはベストを尽くした。そして彼女を救った。約束を果たしたんだ。それで十分じゃないか。たとえ何の代償がなくても、最後まで頑張る。医者もGUYSも、それにウルトラマンもね。」

最大限の努力をしても報われなかったり仇となって返ってくることは良くあることです。今の時代、代償を求めるなという美学の押しつけは良しとされる時代ではないとは思いますが、代償を考えずに尽力できる人を見ると素晴らしいなと思ってしまいます。今回の新型コロナウイルスでも医療現場では報酬は変わらずとも今まで以上に尽力した人たちが大勢いたはずです。その人たちの努力が少しでも救われるよう、早くこの状況が収束することを願います。ちなみにチョイ役で登場した霊媒師を演じるのは赤星昇一郎です。やっぱり平成のウルトラシリーズには欠かせない名脇役ですね。それではストーリー紹介に移ります。



ある日、テッペイ隊員は先輩であるタカムラから頼み事を受けた。それはタカムラの妹ミサが悪魔に取り憑かれ、助けてほしいという依頼だった。



1週間前の夜、タカムラとミサが友人たちと海を訪れた際、青い火の玉に遭遇していた。それ以来、ミサは突然パニックを起こすようになり、それと同時にミサの周囲のものが発火し燃え上がるというという奇妙なことが起きるようになった。



タカムラは後輩でGUYSの隊員であるテッペイ隊員にミサを助けてほしいと頼み込んだ。テッペイ隊員はタカムラに連れられ、ミサと会うこととなったが、綺麗なミサに助けを求められたテッペイ隊員は尻込みをしてしまう。するとそこにタカムラの友人が連れてきた怪しい霊媒師が現れ、ミサにムジナが取り憑いていると言って50万円の除霊セットを押し売りしようとする。





追い詰められたミサを見たテッペイ隊員は自分がミサを守ると言って霊媒師を追い払おうとする。霊媒師はテッペイ隊員にオカルト扱いされたことに怒り、さらにミサに詰め寄り除霊セットを売りつけようとする。霊媒師に迫られミサはパニックになってしまう。するとその時、霊媒師が持っていた除霊セットが突然燃え上がった。ミサの異常を目の当たりにしたテッペイ隊員はミサをGUYSの基地に連れて行き、ミサの体を調べたが、体組織に異常は認められなかった。テッペイ隊員はミサに喜んでもらおうとミサの病室を訪れ、花瓶に花を飾った。そんなテッペイ隊員の様子を伺おうとその様子をリュウ隊員とジョージ隊員とミライがそれを覗き見していたが、3人はミサに気付かれてしまう。しかしGUYSが怖いと思っていたミサは慌てる3人を見てGUYSの印象が変わり、笑みを見せた。



その夜、工業地帯に突然人魂怪獣フェミゴンが出現する。GUYSは現場に急行、攻撃を仕掛けるとフェミゴンはすぐに消えてしまった。





その後、GUYSのドキュメントMATにかつて同種族の怪獣が出現していた記録が残っていることが判明する。フェミゴンは人間に憑依することで実体化する怪獣だと知っていたテッペイ隊員は、ミサにフェミゴンが憑依していると気付き慌てて病室へと向かった。しかしそこにはミサの姿はなかった。テッペイ隊員はミサにフェミゴンが取り憑いていることを確信した。その直後、テッペイ隊員の背後にミサが現れる。ミサは右肩に傷を負っていた。それはGUYSがフェミゴンを攻撃した箇所と同じ場所だった。



ミサはテッペイ隊員にすがり付き、本当に助けてくれますかと懇願した。



その後、テッペイ隊員の調査により、かつての防衛チームMATに所属していた女性隊員が同種族のフェミゴンに憑依されたが、その時はウルトラマンがフェミゴンを倒したことで無傷でフェミゴンを取りはらうことができたことが判明した。しかしテッペイ隊員は今回のミサはフェミゴンが攻撃を受けた箇所と同じ箇所に傷を負っていて、フェミゴンを倒せばミサも死んでしまう可能性があると隊員たちに訴えた。テッペイ隊員は再びミサの病室を訪れると、ミサは自分で手作りしたミサンガをプレゼントした。



ミサンガを身につけたテッペイ隊員は必死にミサを救う方法を探るが、解決策が見つからず焦っていた。そんな中、ミサが病室から消えてしまう。そしてコンビナートにフェミゴンが出現、周囲を火の海へと変えていく。サコミズ隊長は隊員たちを出動させるが、ミサがフェミゴンであることを知っている隊員たちは攻撃することができなかった。コンビナートが燃え上がる様子をただ見ることしかできない隊員たちを前に、ミライは自分が行くと宣言してウルトラマンメビウスに変身する。しかしウルトラマンメビウスもフェミゴンに対し何もできずに防戦一方になってしまうが、フェミゴンの近くにコンビナートの作業員がいることに気付いたウルトラマンメビウスはフェミゴンに咄嗟にメビュームシュートを放とうとする。



それに気付いたテッペイ隊員が叫び声を上げると我に返ったウルトラマンメビウスはメビュームシュートを撃つのをやめるが、その直後、フェミゴンはまたしても消えてしまった。



基地へと帰ったテッペイ隊員はウルトラマンメビウスであるミライに対し、「ミライ君は正義を守るウルトラマンだからね。でも僕は彼女を守る。僕は人間として彼女を見捨てることはできない。」と吐き捨て本部から出て行ってしまう。



そんなテッペイ隊員にサコミズ隊長は優しく声を掛け、屋上へと連れ出した。サコミズ隊長はテッペイ隊員に「どんな優れた医者だって、全ての患者さんを救えるわけじゃない。悲しい結果を受け止める時もあるよね。」と告げ、「どんな結果が待っていようと、諦めず、最後の最後まで精一杯頑張る。人の命を守る仕事っていうのはそういうことじゃないのかな。」と優しく諭した。



自分の間違いに気付いたテッペイ隊員は急いで本部に戻り、ミライに謝罪、最後まで諦めずにミサを助けたいとミライにも協力をお願いした。



そしてテッペイ隊員はミライと協力してスピリットセパレーターを完成させる。スピリットセパレーターはメビュームシュートと融合させることでミサからフェミゴンを分離させることができるメテオールだった。



ミサを救う手段を完成させたテッペイ隊員は大喜びでミサの病室へと報告に走るが、そこにミサの姿はなかった。慌てて外へと飛び出したテッペイ隊員は外でミサを発見する。



テッペイ隊員はミサを呼び止めるが、ミサはテッペイ隊員に涙ながらに助けを求めながら炎に包まれフェミゴンへと姿を変えてしまう。



そこにミライも駆けつけると、ミライはすぐさまウルトラマンメビウスに変身する。ウルトラマンメビウスは暴れるフェミゴンを押さえつけると、テッペイ隊員にスピリットセパレーターを撃つよう合図を送る。



そしてテッペイ隊員がフェミゴンにスピリットセパレーターを撃ち込んだ直後、ウルトラマンメビウスはメビュームシュートを発射、それによりミサはフェミゴンから分離することができた。



その後、ミサは無事に元の体へと回復した。ミサの退院の日、テッペイ退院はリュウ隊員とジョージ隊員とミライに見守られながらミサに花束を渡しに向かった。



テッペイ隊員は病院から出てきたミサに向かって手を振ると、ミサもテッペイ隊員の方へと駆け寄ってきた。しかしミサはテッペイ隊員の横を素通りして、テッペイ隊員の後ろにいた青年に抱きついた。ミサはフェミゴンに憑依されている間の記憶を全て亡くしていて、テッペイ隊員のことは全く覚えていなかった。



その後、屋上で涙をこらえていたテッペイ隊員の元にミライが現れ、「これで良かったんでしょうか。」と悲しげに尋ねた。するとテッペイ隊員は涙をこらえながら「僕らはベストを尽くした。そして彼女を救った。約束を果たしたんだ。それで十分じゃないか。たとえ何の代償がなくても、最後まで頑張る。医者もGUYSも、それにウルトラマンもね。」と気丈に振る舞った。



円谷プロのYoutubeによる在宅支援プロジェクトがはじまって以降、毎週それを紹介していますが、それ以外の話題でまだ書いていないことがあるので、それも近々書いていこうと思います。
Posted at 2020/05/26 21:00:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2020年05月20日 イイね!

♯第三番惑星の奇跡【Stay At Home With ULTRAMAN part.3】

♯第三番惑星の奇跡【Stay At Home With ULTRAMAN part.3】 円谷プロの在宅支援第3弾の動画がYou tubeに公開されました。第3弾として公開されたのは2005年10月8日放送のウルトラマンマックス第15話「第三番惑星の奇跡」です。この回に登場した完全生命体イフはウルトラファンの間では最強の怪獣の一つとして挙げられることがあります。元祖最強のゼットンやバードン、ガタノゾーアやダークルギエルなどが最強の怪獣としてファンの間では議論されることが多いですが、その中にマイナーながらイフの名も挙げられることがあります。確かに最強の呼び声高い怪獣たちは一度はウルトラマンを圧倒するもその後倒されるという展開になりますが、このイフは少し毛色が違います。その展開こそがこの在宅支援プロジェクトの動画に選ばれた理由になっています。その展開のカギを握るのがこの回の主役少女アッコです。

アッコ:「怪獣さん、ここにいるよね。怪獣さんは音楽嫌い。私はね、大好きなの。」

それ以外にもヒジカタ隊長のセリフがまさに今の全世界に向けた言葉にもなっているように感じます。

ヒジカタ隊長:「太陽系第三番惑星、滅びるにはまだ、惜しい者たちが住む星だ。」

争いや環境破壊を続ける人類はまだ惜しまれる存在であり続けられているのかはさておき、太陽系第三番惑星に住む地球人は新型コロナウイルスとこれからどう立ち向かい、そして奇跡を起こすことはできるのでしょうか。それではストーリー紹介に移ります。



絵を描くことが大好きだった少女アッコは、目が見えなくなってしまい手術を受けることになった。しかし病状が進行していて手術をしても視力は戻らなかった。



しかしアッコは目が見えなくても耳は聞こえるから音楽をやればいいと前向きに頑張っていた。そしてアッコはピッコロを習い始めた。そのピッコロの発表会前日、アッコの発表会場の下見に行くためミズキ隊員はカイトとともに会場の公会堂へと向かっていた。するとベースタイタンのエリーからカイトに宇宙から正体不明の落下物が飛来したとの連絡が入る。カイトはミズキ隊員とともに現場へと急行した。そこには巨大な白い物体が鎮座していた。エリーの分析の結果、生命反応が無いことからヒジカタ隊長は焼却処理することを決め、ダッシュバードでコバ隊員とショーン隊員を現場に向かわせた。コバ隊員は火炎弾で白い物体を焼き払い、その後ショーン隊員が消化剤で鎮火させた。



しかしその直後、焼き払ったはずの白い物体がトゲに覆われた黒い物体へと変化しコバ隊員のダッシュバードに火炎を放った。すかさずショーン隊員がミサイルを撃ち込むが、黒い物体もミサイルを撃ち返し、コバ隊員とショーン隊員に反撃を開始する。



そして黒い物体に足と頭が発生、完全生命体イフとなって周囲を破壊しはじめた。



エリーは攻撃するとそれと同じ攻撃方法で反撃してくると予測し、攻撃すればするほどイフは強くなる怪獣だとヒジカタ隊長に警告した。



ヒジカタ隊長はコバ隊員とショーン隊員に慌てて攻撃中止を指示するが、凶暴化したイフは公会堂に向かって進撃を開始した。ミズキ隊員はアッコの発表会の会場を守るため、ダッシュライザーでイフを威嚇し公会堂から遠ざけようとする。



しかしイフはミズキ隊員の乗るダッシュアルファにミサイルを発射する。



ミズキ隊員の危機にカイトはウルトラマンマックスに変身し、間一髪でミサイルからダッシュアルファを守った。



ウルトラマンマックスはイフを公会堂から遠ざけるとマクシウムカノンを放つ。



マクシウムカノンを受けたイフはバラバラに粉砕されたかに見えたが、粉砕された破片が再び集合すると、さらに強化された姿で蘇ってしまう。



蘇ったイフはウルトラマンマックスのマクシウムカノンもコピーし、ウルトラマンマックスにマクシウムカノンを撃ち返す。それをまともに受けたウルトラマンマックスは吹き飛ばされカラータイマーが点滅をはじめる。



ピンチに陥ったウルトラマンマックスは接近戦でイフに挑むがそれも倍返しで反撃されてしまう。



ウルトラマンマックスは倒れ込みながらマクシウムソードで打開をはかるが、そのマクシウムシードもコピーされ撃ち返され、さらにマクシウムカノンまで受けてしまう。





為す術なく追い込まれエネルギーの限界が近づいたウルトラマンマックスは一旦その場から退散した。その直後、公会堂は無残にもイフに破壊されてしまった。そして街もみるみるうちに破壊されていった。



ヒジカタ隊長は破壊されていく街を呆然と見ながら「我々は、決して開けてはならないものを開けてしまった。おそらくあいつは、地球上に存在する全ての兵器を集めて、一斉に攻撃を仕掛けても、その全てを撃ち返すものに育ってしまう。はじめは、何でも無いただの白い塊にすぎなかったものを。」と悔やんだ。ミズキ隊員はアッコの元を訪れるが、アッコは部屋に閉じこもりドアを開けてもらえなかった。ミズキ隊員はドア越しにアッコを励まそうとするが、アッコはウルトラマンマックスでもダメだったのにDASHにできるわけがないと部屋の中で泣き叫ぶ。



その直後、アッコの声が聞こえなくなり、ミズキ隊員は慌ててドアをこじ開け中へと入った。しかしそこにアッコの姿はなかった。アッコは窓から外へと飛び出し、ピッコロを片手に炎に包まれた街を彷徨っていた。



ミズキ隊員はダッシュアルファでアッコを探した。その後、イフは眠りはじめ動きを止めた。ベースタイタンではコバ隊員とショーン隊員が何もできないことに苛立ちを露わにしていた。ヒジカタ隊長は「太陽系第三番惑星、滅びるにはまだ、惜しい者たちが住む星だ。」と呟いた。その頃、外に飛び出したアッコは眠るイフの近くへと辿り着くと「怪獣さん、ここにいるよね。怪獣さんは音楽嫌い。私はね、大好きなの。」と話しかけると持っていたピッコロを演奏しはじめた。





イフはアッコのピッコロの音色で目を覚ますと、立ち上がって攻撃態勢に入るかに見えた。しかしイフはアッコのピッコロの音色に合わせて音楽を奏ではじめた。アッコのピッコロの音色を聞きつけアッコの元にミズキ隊員が駆けつけイフにダッシュライザーを構えるが、イフは女神像のような姿に変わり黄金色に輝きはじめる。



遠くからその様子を見ていたカイトはウルトラマンマックスに変身し、ミズキ隊員とアッコにダッシュアルファに乗り込むよう指図した。ウルトラマンマックスはミズキ隊員とピッコロを吹くアッコの乗ったダッシュアルファを手に乗せ空へと静かに飛び立った。するとそれを追うようにイフも空に舞い上がった。



アッコのピッコロの音色に導かれるように空へと舞い上がったイフは、ウルトラマンマックスに誘導されて宇宙へと帰って行った。宇宙へと帰って行くイフを眺めながらヒジカタ隊長は「攻撃には攻撃、音楽には音楽か。世界は美しい。」と呟いた。ショーン隊員もいつかDASHを解散できる日がくればと願った。ヒジカタ隊長はその時こそ「本当の平和が、地球に訪れた時だからな。」とショーン隊員に答えていた。





自粛でストレスが増えている社会に対し、怒りには怒りで対抗するのではなく、協調性を大切にして心と心で繋がろうというのが今回のメッセージのようです。今は経済面も含め、また普通の日常が訪れるまで、少しずつではありますが前進していくしかありません。
Posted at 2020/05/20 20:07:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2020年05月13日 イイね!

♯小さな英雄【Stay At Home With ULTRAMAN part.2】

♯小さな英雄【Stay At Home With ULTRAMAN part.2】 円谷プロダクションの在宅支援プログラムStay At Home ULTRAMANの第2弾が今週公開されています。今回の第2弾に選ばれたのは1967年3月26日放送の初代ウルトラマン第37話「小さな英雄」です。メインはイデ隊員で、タイトルの小さな英雄とは友好珍獣ピグモンです。

イデ隊員:「我々科学特捜隊がどんなに頑張っても結局敵を倒すのはいつもウルトラマンだ。僕がどんな新兵器を作っても大抵役に立たんじゃないか。いや、新兵器だけじゃない。我々科学特捜隊もウルトラマンさえいれば必要ない気がするんだ。」

自身の存在意義だけでなく科学特捜隊そのものの存在にさえ疑問を抱くイデ隊員の劇中のセリフです。悩み苦しみ自暴自棄になったイデ隊員に命を掛けたメッセージを送ったのがピグモンでした。身を呈してイデ隊員を守ったピグモンは再生ドラコによって命を落としてしまいます。

ハヤタ:「ピグモンでさえ我々人類の平和のために命を投げ出して戦ってくれたんだぞ。科特隊の一員としてお前は恥ずかしいと思わんのか。」

命を掛けて自分を守ってくれたピグモンとハヤタの喝で目を覚ましたイデ隊員の活躍で再生ドラコとジェロニモンは倒されました。

イデ隊員:「依頼心を捨てて人類の平和のために頑張ります。」

自身の手で怪獣を倒し自信を取り戻したイデ隊員はこう誓いました。ピグモンもその功績が認められ科学特捜隊特別隊員の称号を与えられました。

第2弾としてこの回が選ばれた理由は何でしょうか。おそらくみんな一人一人が小さな英雄なんだという円谷プロからのメッセージなのではないでしょうか。他人任せにせず、一人一人が自分にできることをやる、その行動の積み重ねが新型コロナという目に見えない大きな敵を倒す鍵になるんじゃないでしょうか。他人の力を便りにしない、これはこの回だけでなく、帰ってきたウルトラマンやウルトラマンタロウの最終回でも「ウルトラ5つの誓い」や東光太郎がウルトラバッジを空に投げるシーンでも見られます。また、自分にできること(人としてできること)、これはウルトラマンティガの主役ダイゴのセリフでも度々登場してきました。自分にできることを精一杯やる、それでもどうにもこうにもならない時に救世主はやってくるはずです。「ギリギリまでがんばって ギリギリまでふんばって どうにも こうにも どうにもならない そんな時 ウルトラマンがほしい」、そうウルトラマンガイアでは歌われています。いつの時代もウルトラマン(円谷プロ)は努力を怠ってはいけないとメッセージを送り続けています。それでは「小さな英雄」のストーリーを紹介していきます。



ある日銀座のデパートに突然友好珍獣ピグモンが出現、人々はパニックになり警察が出動する事態になった。しかし駆けつけた警察官も手出しできず、結局科学特捜隊を呼ぶことになった。ピグモンは駆けつけた隊員たちに必死に何かを訴えるが、隊員たちにはピグモンが何を言おうとしているのか理解できなかった。



その後ピグモンは科学特捜隊に引き取られることとなり、アラシ隊員の提案で権田博士にピグモンの言葉を解析してもらうこととなった。しかしピグモンの言葉の解析は困難を極めた。



一方、本部ではアラシ隊員がイデ隊員を怒鳴りつけていた。アラシ隊員はイデ隊員にスパイダーとマルス133の修理を依頼していたが、イデ隊員はそれを3日間も放置していた。



フジ隊員は怪獣翻訳機の開発に取り組んでいたイデ隊員を庇うが、イデ隊員はか細い声で謝るとスパイダーとマルス133を持って本部を出て行こうとする。そこにムラマツ隊長とハヤタが現れ、怪獣翻訳機はまだかと尋ねられてしまう。イデ隊員は怪獣翻訳機も夜には完成させると言って本部を出て行った。その夜、イデ隊員は徹夜で作業にあたっていた。そこにイデ隊員を労いにハヤタがやってきた。ハヤタはイデ隊員を励まそうとするが、イデ隊員は「我々科学特捜隊がどんなに頑張っても結局敵を倒すのはいつもウルトラマンだ。僕がどんな新兵器を作っても大抵役に立たんじゃないか。いや、新兵器だけじゃない。我々科学特捜隊もウルトラマンさえいれば必要ない気がするんだ。」と本音をぶつけた。ハヤタは科学特捜隊の活躍でウルトラマンが救われたことも幾度となくあったではないかとイデ隊員をなだめた。



同じ頃、権田博士の研究室にいたピグモンが突然騒ぎ出す。それに呼応するかのように大岩山に彗星怪獣再生ドラコと地底怪獣再生テレスドンが出現する。



夜が明けると権田博士とピグモンが科学特捜隊にやってきた。そしてイデ隊員が完成させた怪獣翻訳機を使い、ピグモンの言葉の翻訳が開始された。



翻訳の結果、ウルトラマンと科学特捜隊に倒された怪獣たちが怪獣酋長ジェロニモンにより復活させられ科学特捜隊に復讐しようとしていることが判明した。そして5時間後に60体もの怪獣が日本に集結するとして、その前にジェロニモンを倒せというメッセージだった。ピグモンは人類の見方であったが、ジェロニモンはそのことに気付かずピグモンまで復活させてしまっていたのだった。科学特捜隊はピグモンの案内でジェロニモンの潜む大岩山へビートルで急行した。



科学特捜隊が大岩山に到着すると既に再生ドラコと再生テレスドンが集結していた。ハヤタとイデ隊員は再生ドラコを攻撃、再生テレスドンはムラマツ隊長とアラシ隊員とフジ隊員で攻撃する作戦が開始された。イデ隊員はハヤタとともに再生ドラコの方へと走り出すが、その途中、いまにウルトラマンが来てくれると言ってウルトラマンに頼ろうとする。



怒ったハヤタは「ウルトラマンは我々が力一杯戦った時だけ力を貸してくれるんだ。」とイデ隊員を一喝した。それでもイデ隊員はウルトラマンの助けを求め続ける。ハヤタはイデ隊員を置き1人再生ドラコを攻撃、そしてベータカプセルを取り出しウルトラマンに変身しようとするが、イデ隊員のウルトラマンを呼ぶ声を聞き変身するのをやめてしまう。



すると再生ドラコがイデ隊員に接近、イデ隊員は再生ドラコに押し潰されそうになり絶体絶命の危機をむかえる。その時ビートルの中に残っていたはずのピグモンが外へと飛び出し、再生ドラコに気を引き始めた。それに気付いた再生ドラコはピグモンを叩き潰してしまった。



ハヤタとイデ隊員が急いでピグモンの元へ駆けつけるが、ピグモンは命を落としてしまった。



するとハヤタはイデ隊員に激怒し、「ピグモンでさえ我々人類の平和のために、命を投げ出して戦ってくれたんだぞ。科特隊の一員としてお前は恥ずかしいと思わんのか。」とイデ隊員を張り倒した。



ようやく自分の過ちに気付いたイデ隊員は自身が開発した新兵器スパーク8を取り出し再生ドラコを攻撃、それにより再生ドラコは消滅した。





再生テレスドンもムラマツ隊長とアラシ隊員とフジ隊員のトリプルショットで倒された。するとついにジェロニモンが出現する。



ムラマツ隊長とアラシ隊員とフジ隊員はジェロニモンにスーパーガンを撃つが、怒り狂ったジェロニモンの反重力ガスによって3人は空高く舞い上げられてしまう。



ムラマツ隊長たちの危機にハヤタはウルトラマンに変身する。ウルトラマンは3人を空中でキャッチすると地上へと救出し、ジェロニモンに挑む。





しかしウルトラマンはジェロニモンの毒針羽根の攻撃を受けてしまう。立て続けに発射される毒針羽根にウルトラマンは空へと飛び上がるが、毒針羽根もウルトラマンを追って空へと向かう。ウルトラマンは上空で毒針羽根に取り囲まれてしまうが、スペシウム光線で毒針羽根を全て破壊すると、再びジェロニモンの元へと戻った。



そしてウルトラマンはジェロニモンの背後からドロップキックを浴びせジェロニモンを地面に押さえつけ、頭部の羽根を全て抜き取る。ジェロニモンは反重力ガスで抵抗しようとするが、それもリバウンド光線ではね返され逆に自分が浮かび上がってしまう。



舞い上がったジェロニモンをキャッチしたウルトラマンはイデ隊員にスパーク8を撃ち込むようアイコンタクトで訴えた。



そしてイデ隊員はスパーク8を発射、それを受けたジェロニモンは消滅した。



イデ隊員は自分の手でジェロニモンを倒すことができて大喜びした。ムラマツ隊長とアラシ隊員、フジ隊員もイデ隊員の元に駆けつけイデ隊員を称賛した。そこにピグモンの亡骸を抱えハヤタが戻ってきた。ムラマツ隊長は人類の平和のために尽くした功績を認め、ピグモンに科学特捜隊特別隊員の称号を与えた。そして隊員たちはピグモンに黙祷を捧げた。



さて、自分に今できることは何でしょうか。職場の動画配信システムの構築と不必要な外出はしないことでしょうか。ただ幸いにも栃木県は関東では一番感染者数が少なく推移しているので、必要な経済活動はしていこうと思います。いつになるかはわかりませんが10万円も入ったらすぐに使いたいと思います。今できることをやろう、自分ができることをやろう、これが円谷プロからのメッセージです。
Posted at 2020/05/13 21:42:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2020年05月08日 イイね!

♯明日のエースは君だ!【Stay At Home With ULTRAMAN part.1】

♯明日のエースは君だ!【Stay At Home With ULTRAMAN part.1】 新型コロナウイルスによる影響を受け、円谷プロダクションも今週から在宅支援プログラムとしてYouTubeで10週に渡り怪獣ブースカ1話とウルトラシリーズ9話分をを無料公開すると発表しました。その第1弾として現在1973年3月30日放送のウルトラマンA第52話「明日のエースは君だ!」が公開されています。せっかくの機会ですので、ここでもその無料公開に合わせてそのストーリーを紹介していきたいと思います。

第1弾に選ばれた「明日のエースは君だ!」はウルトラマンAの最終回です。前作の帰ってきたウルトラマンの最終回と並び、この最終回も名台詞が生まれました。おそらくその名台詞が今回この回がチョイスされた理由の一つだと思います。

「優しさを失わないでくれ。弱いものをいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえその気持ちが何百回裏切られようとも。それが私の最後の願いだ。」

この台詞は主人公である北斗の性格をストレートに表現した言葉だと思います。新型コロナウイルスによる自粛などで人々から精神的な余裕が失われている今だからこそ、優しさを忘れず、困っている人を助けようという円谷プロからのメッセージだと解釈できるのではないでしょうか。そしてこのような未曾有の事態で自分の善意が伝わらないとしても、その心を捨てずに持ち続けてほしい、そう捉えることができます。個人的には直接的な融資はできませんが、このコロナ騒動で窮地に陥っている所の商品を購入するなど、ほんの気持ち程度ではありますができる範囲でやれることをやっています。県内では軽度の感染者を受け入れたホテルに火をつけたと思われる不審火がありましたが、そんなことをして何の解決になるというのでしょうか。こういう時こそ、火をつける元気があるのならもっと違うことにそのエネルギーを使ってほしいものですね。それでは「明日のエースは君だ!」のストーリーを紹介していきます。



正体不明の円盤同士が空中戦の末、そのうちの1機が地上へと墜落した。



TACが現場を調査していると、北斗のセンサーが反応を示した。隊員たちが反応のある方へと行くと、そこでウルトラ兄弟のお面を着けて子どもの宇宙人をいじめる子どもたちがいた。子どもたちは宇宙人を悪者扱いするが、北斗は悪さをしない宇宙人をウルトラ兄弟はいじめたりはしないと叱った。そしてその宇宙人はタックパンサーで隊員たちに保護された。



車内で北斗は保護した宇宙人が遊牧宇宙人サイモン星人の子どもであると推測した。竜隊長はサイモン星人が母星をヤプールによって滅ぼされ追放された遊牧星人だということを知っていた。しかしその道中、サイモン星人の角が光り出すと、その直後、上空にかつてウルトラマンAに倒された超獣たちの怨霊が現れ合体、最強超獣ジャンボキングとなって出現した。



北斗はサイモン星人を避難させ、他の隊員たちはジャンボキングに集中攻撃を仕掛ける。しかしジャンボキングの攻撃により、北斗は負傷、隊員たちも反撃に遭い基地へと撤退することとなってしまう。



一方、北斗はサイモン星人を連れ、子どもたちの隠れ家に避難した。隠れ家で北斗は子どもたちに応急処置をしてもらい、子どもたちもサイモン星人に謝罪し仲直りした。



しかしその直後、サイモン星人を引き渡せというヤプールの声が響いた。ヤプールはサイモン星人を渡さなければ街を破壊すると宣戦布告するが、子どもたちは北斗の教えを思い出し、サイモン星人を守ることを決心した。それを聞いた北斗はサイモン星人を子どもたちに任せ、基地へと戻ろうとするが、サイモン星人の光線を受け北斗は動けなくなってしまう。子どもたちは北斗を心配したサイモン星人が基地に戻らせないようにしたんだと北斗に告げる。基地へと戻った隊員たちはファルコンとアローで再び出動するとジャンボキングを攻撃する。しかしジャンボキングに効果は無く、竜隊長は市街地からジャンボキングを移動させるため投げ網作戦を開始する。ファルコンとアローはジャンボキングに網を放つが、暴れるジャンボキングによって撃墜されてしまう。



その直後、明日の朝8時までにサイモン星人を渡せというヤプールの声とともにジャンボキングは姿を消した。北斗もサイモン星人を子どもに預け基地へと帰還した。基地ではジャンボキングについて隊員たちが話し合っていた。山中隊員は要求通りサイモン星人を引き渡して様子を見たらどうかと提案する。しかし北斗は家や街は戻っても子どもたちの心は一度踏みにじったら戻らないと反論した。すると竜隊長は試作段階である細胞分解ミサイルを試してみようと提案、街も子どもたちの心も破壊させてはいけないと隊員たちの意を汲んだ。



その夜、北斗は基地の外で夜空を見上げながら明日はどんなことがあってもウルトラマンAになろうと決心する。



すると夜空に夕子の姿が現れ、「もしあなたがエースだと知れたら、二度と人間の姿にもどれないのよ」と忠告し消えていった。



そして夜が明け、約束の8時が近づいてくる。TACは細胞分解ミサイルの発射準備に取り掛かる。竜隊長は北斗にサイモン星人と子どもたちの所へ行くよう告げた。北斗が子どもたちの隠れ家に行くと、そこにはサイモン星人を守ると決めた大勢の子どもたちが集まっていた。



そしてついに時計の針が8時を告げる。すると突然サイモン星人の角が光り出す。それに呼応するかのように街にジャンボキングが出現した。竜隊長の合図で吉村隊員は細胞分解ミサイルを発射するが、ジャンボキングには全く効果がなかった。隊員たちはジャンボキングの反撃に遭い窮地に陥る。ジャンボキングはサイモン星人のいる隠れ家に向かって進撃をはじめる。北斗はサイモン星人に疑念を抱きながらも子どもたちとサイモン星人を避難させる。すると避難の道中、サイモン星人が突然テレパシーで「渡しの声に聞き覚えがないか」と北斗に語りかける。その声はヤプールの声だった。サイモン星人はヤプールが化けた偽物で、その偽物のサイモン星人がジャンボキングを操っていたのだった。北斗はサイモン星人にタックガンを構えるが、子どもたちがそれを止めようとする。子どもたちはサイモン星人が善良な宇宙人だと信じ込んでしまっていた。サイモン星人は「みんなの前で私を撃つがいい。誰も私をヤプールだと信じてないぞ。私を撃てばお前は子どもたちの信頼を裏切ることになるのだ。人間の子どもから優しさを奪い、ウルトラマンAを地上から抹殺するのが私の目的だったのだ。」と北斗を挑発する。それでも北斗はサイモン星人を射殺した。



子どもたちはサイモン星人を殺した北斗を責め立てる。北斗はサイモン星人がテレパシーでヤプールだと告げてきたことを説明するが、子どもたちは人間がテレパシーを使えるわけがないと言って北斗のことを信用しなかった。北斗は昨夜の夕子の言葉を思い出しながら、自分がウルトラマンAであることを子どもたちに明かした。子どもたちはそれは嘘だとまだ北斗の言うことを信用しない。すると北斗は「見ていてくれ、これがウルトラマンA最後の戦いだ。」と言い残し、子どもたちの前でウルトラマンAに変身した。



ウルトラマンAは最強超獣ジャンボキングに苦戦を強いられるが、子どもたちの声援を受け、起死回生のメタリウム光線を放つと、最後はギロチンショットでジャンボキングを撃退した。





そしてウルトラマンAは子どもたちにメッセージを残し地球を去って行った。

「優しさを失わないでくれ。弱いものをいたわり、互いに助け合い、どこの国の人たちとも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。たとえその気持ちが何百回裏切られようとも。それが私の最後の願いだ。」




今後円谷プロの在宅支援プログラムによる動画公開は2ヶ月半続きますが、余裕があればそれぞれのストーリーを紹介していきたいと思います。
Posted at 2020/05/08 22:21:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記

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