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Agent ジンのブログ一覧

2019年12月25日 イイね!

♯復活!ウルトラの父【復活?迷走の日産】

♯復活!ウルトラの父【復活?迷走の日産】 今日は12月25日、クリスマスです。クリスマスに関する車の話題というのはそれほど多くはありませんが、今年は日産が不思議なことをやっています。リーフをイルミネーションでキラキラにしてしまったようです。そんなことをするヒマがあったらもっと違うことをやれとディーラーやユーザーから聞こえてきそうな感じですが・・・。先月のモーターショーで発表したアリアコンセプトは来年にもデビューするとの情報が出てていますが、デザインがかなり悪くなるという話しもあるようですし、価格も大方の予想通り高額になりそうとの噂です。EV路線で復活を期すはずが充電定額制を廃止すると言い出したり、今日になって最高執行責任者も突然退社するという始末。日本でキックスなんて出したところでライズ・ロッキーに敵う気もしませんし、仮に価格で勝負したところでジムニーやハスラーにも勝負にならないのではと思ってしまいます。とはいえ、ジュークのような奇抜なデザインは瞬発力はあってもその売り上げが持続的に続くものではないですし、どうしたらいいのでしょうかね。風前の灯火という状況下で最後の望みは来年出るであろうノートですね。そのノートも3列なんていう噂も出ていますが、仮にそうなったとしたらそれが吉と出るのか凶と出るのか・・・日産に未来はあるのか・・・。

さて、今日はクリスマスということでクリスマスをテーマに描かれた回を紹介します。去年はウルトラマンタロウの「ウルトラのクリスマスツリー」とウルトラマンマックスの「クリスマスのエリー」を紹介したので、今年はウルトラマンAの第38話「復活!ウルトラの父」を紹介します。タイトルにはクリスマスの文字はありませんが、ストーリーは全ウルトラシリーズの中でも最もクリスマスらしいストーリーになっています。この第38話が放送されたのは1972年12月22日で、この回から3ヶ月ほど前の第26話で死んでしまったウルトラの父が復活、この38話でサンタクロースとなって地球に駆けつけ、ウルトラマンAのピンチも救うというものです。また、第28話で月へと帰ってしまった南夕子もゲストとして再登場して華を添えています。さらにさらに孤児院のユカリ先生役を演じた女優八代順子も売れっ子というほどではありませんでしたが、昭和のウルトラシリーズにゲスト出演した女優の中ではトップクラスのルックスで、それも含めて華やかな回となりました。それでは「復活!ウルトラの父」のストーリーを紹介していきます。



北斗はダンとダンの姉の香代子の3人でたくさんのクリスマスプレゼントを買い込み、孤児院へと慰問に訪れた。3人が孤児院に着くと、そこには巨大な雪だるまがあった。孤児院のユカリ先生によるとその雪だるまはその日の朝、見知らぬ人がプレゼントだと言って庭に置いていったとのことだった。



北斗たちは部屋へと招かれ、子どもたちとクリスマスパーティーをはじめた。



楽しい時間が過ぎていくが、その日はなぜかいつまで経っても夜にならなかった。午後6時半になっても空が明るいことに気付いたユカリ先生が窓から外を覗くと、外に置いてあった雪だるまの目が光り真っ二つに割れ、中から雪だるま超獣スノーギランが出現する。





そしてスノーギランの発する閃光を浴びたユカリ先生は失明してしまう。ユカリ先生は北斗に雪だるまが割れて中からお化けのようなものが出てきたと証言した。その直後、ダンは空からサンタクロースが飛んでくるのを目撃、急いで外へと飛び出す。サンタクロースは孤児院の煙突に入ると子どもたちの前へと現れた。喜ぶ子どもたちを前に突然現れたサンタクロースに北斗とダンは不審がる。



しかしユカリ先生はサンタクロースの声は雪だるまを置いていった人の声とは違うと言って、悪い人ではないと北斗とダンに告げる。その時、基地の美川隊員から北斗に都内B地区で怪光線を浴びた人たちが失明状態になっていると連絡が入った。



そして街に巨大化したスノーギランが出現する。TACは現場へと急行、北斗も孤児院からスノーギランの元へと向かった。隊員たちはスノーギランの閃光から目を守るサングラスを着用し、ファルコンとスペースで攻撃を仕掛ける。



その様子をビルの屋上からナマハゲの姿をした怪人がいた。それはスノーギランを操る伝説怪人ナマハゲだった。ナマハゲは日本古来の神々を蔑ろにし、西洋文化のクリスマスとサンタクロースをもてはやす日本人に怒り、スノーギランを使い街を破壊していたのだった。



スノーギランはナマハゲの命令で冷気を吐き出しファルコンとスペースを撃墜させる。スペースからパラシュートで脱出した北斗はウルトラマンAへと変身しスノーギランに挑む。しかしウルトラマンAはスノーギランの吐き出す冷気と怪光線に苦戦、メタリウム光線で打開を図ろうとするも、全く効かずに再び冷気と怪光線を受けて倒れてしまう。





撃墜され負傷した竜隊長は隊員たちに市民を避難させるよう指示した。隊員たちは孤児院に向かい子どもたちに避難を促すが、失明し動けなくなったユカリ先生を置いて逃げるのは嫌だとそれを拒否した。ナマハゲは子どもたちが取り残された孤児院をスノーギランを使い破壊させようとする。孤児院に迫り来るスノーギランを前に、隊員たちは自分たちがおとりになるため外に出ようとするが、それをサンタクロースが呼び止める。そしてサンタクロースは自分に任せなさいと告げ外へと出て行く。



その直後、外に巨大なサンタクロースが現れる。巨大なサンタクロースは倒れたウルトラマンAに立ち上がってスノーギランを倒すよう奮起を促す。そしてサンタクロースは立ち上がったウルトラマンAにエネルギーを分け与える。



復活したウルトラマンAを見たナマハゲは再びスノーギランに指示を送る。その直後、サンタクロースの姿がウルトラの父へと変化する。サンタクロースに化けていたのはウルトラの父だった。ウルトラの父はファザーショットをナマハゲに見舞うと、ナマハゲはビルの屋上から転落して撃退された。



そしてスノーギランもウルトラマンAの反撃を受け、最後はスーパーメタリウム光線で倒された。その後再び孤児院に戻ったサンタクロースは子どもたちやダンにプレゼントを渡そうとする。しかしダンはユカリ先生の目が治っていないことにその気になれないでいた。失明してしまった街の人たちの目も治っていないことを知ったサンタクロースは、みんなの目を治してあげることがプレゼントになるのではないかと考えたが、自分にはどうすることもできないと話すと、煙突から再び外へと出た。そしてサンタクロースはトナカイの引くソリを呼び出した。そのソリには月へと帰った南夕子が乗っていた。夕子が腕から光を放つと、失明していた人たちの視力は無事回復した。



その後、サンタクロースはウルトラの父の姿へと戻ると、夕子とともにソリに乗って宇宙へと帰って行った。



この話が放送された1972年は海外のイベントといえばせいぜいクリスマス程度で、バレンタインデーもまだ定着したとは言えるものではなかったようです。それが現在ではクリスマスはもちろん、ハロウィンやらブラックフライデーやら、そして次はイースターが来るのではないかという予測もされていますが、「復活!ウルトラの父」放送から47年、今伝説怪人ナマハゲが復活したらこの現状をどう思うでしょうね。
Posted at 2019/12/25 20:58:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他の車 | クルマ
2019年12月23日 イイね!

♯まぼろしの雪山【希少なMTのCX-30に試乗】

♯まぼろしの雪山【希少なMTのCX-30に試乗】 昨日、CX-30に試乗してきました。先月Mazda3には乗っていましたが、CX-30はこれが初めてです。本当はロードスターに乗る予定だったのですが、天気が微妙で幌を開けられなさそうだったので、急遽CX-30に変更しました。CX-30にしたのはMTの試乗車があったからです。どういう風の吹き回しか知りませんが、珍しく北関東マツダで1台CX-30のMTの試乗車が導入されました。最近はロードスターを除けばMTの試乗車なんて滅多に用意していなかったのですが、今回はMTがあるというこでどんなもんか試乗してみました。ネット上でもシフトが入りやすいという評判は聞いていましたが、やはり自分が前に乗っていたアテンザと比べると上質さが増したシフトフィールでした。ただ、ATのMazda3もそうですが、「美しく走る」をキャッチコピーにしているマツダらしく、MTの割りには楽しさはあまり感じませんでした。扱いやすさ重視の実用的MTといった感じです。やはり楽しさを求めるのであればロードスターを選ぶのが賢明だと改めて思いました。でもロードスターのような車を選択肢に入れられる人の方が少数だと思うので、そういう意味ではCX-8を除いてMTを用意しているマツダはやはり車好きにはありがたい存在ですね。というわけで、試乗した感想は良い意味で普通の車でした。このように書くと良い車な感じがしないように聞こえますが、全てにおいて普通というハードルを越えられる車は少ないので、トータルで見ると上質でフラットな乗り味の良い車です。当然ながら同じNA2000ccのハリアーと比べると車重が軽い分、重苦しさなどはありませんし、街乗りでは普通の人なら不満は感じないと思います。MTだったこともあってか、エンジンも軽快に感じました。そして今回の試乗で一番素晴らしいなと思ったのは純正のスピーカーです。BOSEではなく標準装備のスピーカーでしたが、この第7世代からマツダハーモニックアコースティックスと銘打って登場した音響装備で、これが純正かと驚くレベルの音でした。正直ナビもスピーカーも純正には今まで全く興味が無かったので、今回のマツダハーモニックアコースティックスも所詮純正だろうと確認するつもりもなかっったのですが、試乗が終わった時に是非聞いてみて下さいと勧められて聞いて見たところ、その音の良さに愕然としました。第7世代のBOSE仕様を聞いていないのでそことは比べられませんが、何だか社外品に何万円も出すのが馬鹿らしいと思うほどでした。アルパインの車種専用設計のスピーカーはそこまで本格的でないのはわかっていますが、それでも自分のハリアー用のアルパインのシステムもトータルで10万円弱はします。なのに純正スピーカーでそれを超えるレベルとは・・・。ついにマツダは音響にまで本気を出したかと思わせるものでした。同じ第7世代であるMazda3のエクステリアデザインが好みだったら購入候補になったかもしれませんが、残念ながら今のところ候補にはなっていません。でもスカイアクティブXが出たら一応試乗だけはしてみようと思います。今回のマツダハーモニックアコースティックスでも思いましたが確認しないことには何もわかりませんので。ということで、スカイアクティブXの試乗車が出たらまた来ますといってディーラーを後にしました。今回の営業の方もマツダハーモニックアコースティックス並みに好印象な人でしたので。

今回は第7世代2番目の車であるCX-30の試乗ブログということで、ウルトラ兄弟2番目の兄にあたるウルトラマンの第30話を紹介します。1967年2月5日に放送されたこの第30話はウルトラマンの中でも有名な回として知られる「まぼろしの雪山」です。怪物だと疑われた子どもがいじめられてしまうという帰ってきたウルトラマンの「怪獣使いと少年」のような人間の闇が強調されたストーリーです。最後にウーが倒されないで済んだというのが救いでした。それではそのストーリーを紹介していきます。



ある日、飯田山の近くにあるスキー場に遭難した町村という猟師が搬送されてきた。



町村は飯田山で狩りをしていたところ、雪ん子の少女に遭遇していた。町村はここのところ雪ん子に狩りの邪魔されていたこともあり、その腹いせと雪ん子に猟銃で威嚇をしてしまう。



すると雪ん子が突如ウーと叫び始めた。ウーは飯田山に潜む伝説怪獣ウーのことで、雪ん子の母親の亡霊だった。雪ん子の助けを求める声で山からウーが出現、町村は命からがら逃げかえってきた。



町村の証言を受け、科学特捜隊からハヤタ、アラシ隊員、イデ隊員の3人が調査へと向かった。その頃、村では雪ん子がウーを呼び出したことが知れ渡り、雪ん子は村の子どもたちからいじめられていた。



ハヤタたちはスキー場で現地の人から話を聞くことにした。それによると飯田山は夏でも雪に覆われていてまぼろしの雪山と呼ばれていることがわかった。そしてウーの噂により、最近ではスキー場の客足が遠のき、山岳救助隊も近づくことを拒んでいるとのことだった。



ハヤタ、アラシ隊員、イデ隊員はスキーで飯田山へと向かった。しかしハヤタたちは飯田山に向かって滑っているはずにもかかわらず、何故か飯田山から遠ざかってしまっていた。ハヤタたちは不思議に思いながらも先を進むと、突然ハヤタが穴に落ちてしまう。その穴は調査を妨害しようとした雪ん子が掘った落とし穴だった。



ハヤタが穴に落ちるのを陰から見ていた雪ん子だったが、雪ん子はイデ隊員に見つかり取り押さえられてしまう。イデ隊員は何故落とし穴を掘ったのかと問い詰めると、雪ん子は「何でもかんでも怪獣呼ばわりして殺してしまう恐ろしい人たち」だと科学特捜隊に怒りをぶつけ、イデ隊員の顔に雪玉を投げつけるとその隙に山奥へと逃げていった。



ハヤタたちはスキー場へと戻り、雪ん子について話しを聞いた。雪ん子は15年前、雪山で母親を亡くし、1人でいるところを保護されていた。しかし村人たちは雪ん子を雪女の娘だと恐れ、誰も引き取ろうとはしなかった。そんな中、飯田山で炭焼きをしていた喜助という老人が雪ん子を保護し面倒を見ていた。ところがその喜助も2年前に亡くなってしまっていた。再び1人になってしまった雪ん子はまたしても村人たちから嫌われ、ウーの一件もありさらに孤立してしまっていた。その話しを聞いたイデ隊員は自身も早くに母親を亡くしていたことから雪ん子に同情していた。そんな中、ウーがスキー場近くに出現してしまう。



負傷したハヤタをロッジに残しアラシ隊員とイデ隊員は外へ出てスーパーガンでウーを攻撃しようとするが、雪ん子がその前に立ちはだかり攻撃しないようにと訴える。



雪ん子はウーに山に帰るよう説得しはじめるが、猟銃を持って駆けつけた町村がウーに発砲してしまう。それでも雪ん子の必死の説得でウーは山へと帰って行った。



しかしその後、雪山で落とし穴に落ちた猟師が死んでしまう事件が起きた。村人たちは雪ん子の仕業だと怒り、科学特捜隊にウーも始末するよう訴えた。村人の訴えを聞き、アラシ隊員はイデ隊員を連れビートルで出撃するが、イデ隊員は気が重いと浮かない表情を見せる。そんなイデ隊員にアラシ隊員は「怪獣は所詮人間社会には入れてもらえない悲しい存在なんだ。」と言い放つ。そしてウーが潜んでいそうな谷間にミサイルを撃ち込んでいく。一方の雪ん子も村人に追われていた。追い詰められた雪ん子は助けを求めウーを呼ぶ。



すると雪山からウーが出現する。アラシ隊員とイデ隊員はビートルでウーを攻撃するが、撃墜されてしまう。そしてウーはスキー場へと侵攻、ロッジにいたハヤタはウルトラマンに変身する。





ウーはウルトラマンに投げ飛ばされ弱ったところをスペシウム光線で倒されそうになるが、その時、雪ん子がウーに声を掛ける。



雪ん子の声でおとなしくなったウーは姿を消した。



その後、ビートルの中で気を失っていたアラシ隊員とイデ隊員の元へハヤタが駆けつける。目を覚ましたイデ隊員は雪ん子のことが気になり雪ん子はどうしたのかとハヤタに尋ねる。ハヤタは山へ帰ったそうだとイデ隊員に教えた。するとイデ隊員は「やっぱりそうか。オレはこんなことを考えていたんだ。雪ん子って女の子は実際にはいなかったんじゃないかって。俺たちの会っていた女の子は、雪山のまぼろしだったんじゃないかってね。」と話した。アラシ隊員もイデ隊員の言葉に賛同していた。

車選びでも感じることですが、みんなが良いという車が自分にとって良い車かというのは乗ってみないとわかりません。しかし人間は周りの人間に同調したがり、大きい集団の方が正しいと感じてしまう傾向があります。やはり物事の良し悪しにおいてイメージだけで決めつけるのは良くないことです。この「まぼろしの雪山」に登場する雪ん子も実際は何も悪くない少女でしたが、噂話によるイメージで村人から気味悪がられる存在になってしまいました。自分も今回マツダの新しい純正スピーカーを聞きもせずに大したモノではないと先入観で決めつけてしまっていましたが、やはり自分自身できちんと確認することの大切さを改めて感じました。ちなみに音響という面では圧倒的に不利なロードスターにも今後このマツダハーモニックアコースティックスが搭載されるのか、搭載される場合はどのようなスピーカーレイアウトになるのか、それも今回の試乗でちょっと気になりました。
Posted at 2019/12/23 20:14:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗レポート | クルマ
2019年12月11日 イイね!

♯DIAMOND“S”【ホンダ“S”】

♯DIAMOND“S”【ホンダ“S”】 先日、とあるホンダのディーラーに行ってきました。今のホンダには正直欲しいと思わせてくれる車はありません。なので試乗は二の次で、別の目的のために訪問しました。そのディーラーにはかつて色々と面倒を見てやったやつが営業として入社したということだったので、ちゃんとやっているか様子を見に行ってみようというのが一番の目的でした。車を停めると面識の無い主任営業が出てきたので、目的の営業を指名して呼んでもらうことにしました。いきなり指名したため、少々怪しまれたようですが、その後、主任営業も事情を理解したようでした。久々の再会でしたが、向こうもちゃんと覚えていて、特別にシビックのタイプRを奥から出してきてくれました。冷やかし目的での来客を防ぐため、HPでもタイプRの試乗車があることは公表していないとのことでしたが、せっかく来てくれたのでと試乗させてくれました。乗った感じは想像以上に普通でした。もっとスポーツスポーツしてるのかと思いきや、普通に運転するには扱いやすい車に仕上げられていました。もちろん普通じゃない運転をすればそのような反応はしそうな感じでしたが、それはやらなくてもある程度想像はつくのでしませんでした。そして後でメシでも行きましょうと誘われ、後日、行ってきました。ここからが本題です。一言で言うなら、

ホンダは密かにS2000の開発を続けているらしい


ということでした。その営業が研究所で実際に見た人から聞いたということだったので、それなりに信憑性はあるのではないかと思います。もっとも開発段階でボツになることもあるので、今後はどうなるかはわかりませんが、もし本当だとするならS2000クラスのスポーツカーを完全にはまだ捨ててはいないようです。とはいえ、現状を見る限り、今後1~2年で出てくることはなさそうですが・・・。出るかどうかは不透明でも、そのような朗報があるだけでも良いとしましょう。とりあえず来年は創業100周年を迎えるマツダと、新型車を5車種連続で投入すると表明した日産あたりに注目ですかね。おそらくその5車種の中には東京モーターショーで突如発表されたアリアコンセプトも含まれることでしょうし・・・。ロードスターの100周年記念車で新色の外装色が出てさらに内外装の変更を含むビッグマイナーチェンジ等があれば購入の後押しになるのですが・・・。アリアはやはり高額になりそうという話も出てきていますし、ロードスターの外装色についてもそこまで期待はできなさそうです。ん~、結局ロードスターと86で検討することになるのかなぁ・・・。

というわけで、今日はホンダのSシリーズについて書いたので、ストーリー紹介もS繋がりでいきたいと思います。紹介するのは2007年10月26日放送のULTRASEVEN X第4話「DIAMOND“S”」です。タイトル通り、エージェントのエスがメインの回です。大人向けの深夜枠として作られたULTRASEVEN Xですが、当然他のウルトラシリーズとは180度違う作風となっています。いわゆる防衛チームのようなものは存在せず、それに近いDEUSという組織があり、そこに属するエージェントがエイリアン事件を解決していく物語です。そのエージェントの一人として登場するのがエスです。エージェントとして登場する人物の中では唯一の紅一点ですが、かなりの武闘派で非常にカッコイイ人物として描かれています。ちなみに演じたのは伴杏里(現在は伴アンリ名義で活動)で、Mr.Childrenの「君が好き」のMVにも出演しています。それではエスがメインに描かれた「DIAMOND“S”」のストーリーを紹介していきます。



街で突如人間がミイラ化して死亡するという奇怪な事件が相次いで発生していた。



ジンとケイは同じDEUSのエージェントであるエスとともに捜査にあたるよう指示を受けた。しかし2人もエスがどんな人物かはまだ知らなかった。ジンとケイはカフェでエスがどんな人物か予想していた。ケイはエスがエージェントの中でも特に過激な武闘派だという噂を聞いていて、そのことからエスはモヒカンで鮫のタトゥーが入っているような人物ではないかとケイに話していた。そこにウェイトレスの女が大きなプリンを運んで来た。



その直後、路上でひったくり事件が発生する。するとそのウェイトレスはお盆を犯人に投げつけ転倒させると、回し蹴り一発で犯人の男を確保した。そのウェイトレスの女こそ、エージェントのエスだった。エスは潜入捜査を専門としていた。



その後、エスはジンとケイにミイラ化して死亡した被害者のリストを手渡した。エスの捜査によると死亡した人間はみなナノサイバティクス社製の機能生化学薬品シャイナー05を購入していた。シャイナー05は脳の活動分野を拡大させる効能があり、それを使用した普通の大学生が突如画期的な論文を発表したり、主婦が突如指折りのデイトレーダーになったりと桁違いの成功を手にしていた。相次ぐ成功者によりシャイナー05は入手困難な人気ぶりを博していた。





DEUS司令部はシャイナー05を入手し分析にかけた。すると成分はいたって普通のものだった。ケイはシャイナー05は人間の体内に入ると特殊な反応を起こすのではないかと考えた。ケイは気の強いエスにまだ馴染めず、ジンと2人だけで雑誌の取材という名目でナノサイバティクス社へ潜入捜査に入った。ジンとケイは社長室へと招かれ、社長の田崎にシャイナー05について話を聞いていた。



そこにお茶を出しに若い女が入ってきた。女はあのエスだった。それに気付いた2人は動揺を見せ、ケイがお茶を喉につまらせむせてしまうが、ジンの機転で何とかその場を切り抜けた。



エスもまた従業員としてナノサイバティクス社に紛れ、独自に調査を進めていた。そして社長の田崎と秘書の山根がエイリアンであることを掴んだ。エスはそのことをジンとケイに伝えた。その後、ケイがナノサイバティクス社の監視を続けていると、会社の地下から謎の超低周波が発せられていることに気付く。一方エスは地下室の奥の部屋を調べようとその扉の前まで来るが、社長の田崎が背後に現れる。エスは田崎にウルトラガンを向けるが、田崎はパラサイト宇宙生物ペジネラに寄生されていて、ペジネラは撃てばホストである田崎が死ぬことになるとエスを牽制する。



そこに偶然従業員の女が現れ、社長の田崎の様子を見て悲鳴をあげる。エスは従業員を連れ田崎から逃げるが、その途中、秘書の山根に襲われ倒れてしまう。すると助けたはずの従業員の女がエスの腕からビデオシーバーを取り上げる。従業員の女もペジネラに寄生されていたのだった。そしてエスを取り囲むかのように従業員たちが集まってくる。



ペジネラに寄生された人間たちに囲まれ窮地に陥ったエスはネックレス型の閃光弾を使い難を逃れた。山根はエスを逃がすまいと社内の扉を自動で閉鎖させる。エスは急いで階段を駆け上がるが、その途中、1人の男と遭遇する。その男はシャイナー05を手に入れようとナノサイバティクス社を訪れていた客だった。エスはその男を連れ誰もいない部屋へと入った。しかしそこに山根たちが迫りくる。エスはDEUSの暗号をメモした紙を男に渡し、男を隠れさせた。そして誰もいなくなったら外に逃げ、外にいるであろう2人の男にそのメモを渡すようにと指示した。その直後、山根が従業員たちを引き連れ部屋に突入してきた。するとエスは山根たちの前でシャイナー05を取り出し水に溶かして一気に飲み干し同調する素振りを見せた。



その後エスと山根たちが部屋をあとにすると男は外へと脱出し、そこにいたジンとケイにエスからのメモを手渡した。そのメモには全員がペジネラに寄生されていること、ペジネラに寄生されているホストは撃てないこと、最後に万一の時は自分を撃てという暗号が書かれていた。ジンとケイは急いでナノサイバティクス社へと突入した。すると地下で山根と従業員たちと遭遇する。ジンとケイは従業員らを倒し、地下3階へと向かった。そこには謎の箱が置かれていた。そして箱の陰から田崎が現れる。田崎はジンとケイにその箱がペジネラの新たな体になると告げた。その直後、捕らえられたエスが現れ、さらには従業員たちが現れジンとケイにウルトラガンを捨てるよう命令した。





絶体絶命に追い込まれた3人だったが、一瞬の隙をついたエスが周囲の従業員らを蹴散らし床に置かれたウルトラガンをケイに投げ渡す。ウルトラガンをキャッチしたケイは箱を撃つが、田崎は無駄なことだと吐き捨てると、田崎や従業員たちに寄生していたペジネラが箱の中へと入り込んでいき合体、ナノサイバティクス社の外に巨大なペジネラ集合体が出現する。



ケイはエスを連れ外へと脱出、ジンはULTRASEVEN Xに変身する。ペジネラは粘液状の小型ペジネラを吐いてULTRASEVEN Xを攻撃、ULTRASEVEN Xはアイスラッガーでペジネラを仕留めようとするが、アイスラッガーはペジネラに受け止められてしまう。するとULTRASEVEN Xはペジネラに強烈な蹴りを見舞い、ペジネラが空中に吹き飛んだところにエメリウム光線を発射し粉砕した。





その後シャイナー05は回収、破棄され、ペジネラが抜け出たことでホストとなっていた人間たちも元に戻った。

ULTRASEVEN XはULTRASEVEN Xに変身する主人公のジンと、ヒロイン役にエレアという女性が登場しますが、個人的にはエレアよりもエスのキャラクターの方が好きでした。意外とメインの女優よりそれい以外の女優の方が良かったりすることも多いんですよね、「やまとなでしこ」や「あまちゃん」のように。ちなみに「あまちゃん」のキャスト、改めて見ると過去にウルトラシリーズに出演している俳優が多くいることに気付きます。主人公の祖父を演じた蟹江敬三は昭和シリーズの悪役で相当なインパクトを残しましたし、平泉成は昭和シリーズだけでなくウルトラマンガイアでは参謀役でレギュラーをはりましたし、木野花もウルトラマンギンガではレギュラーとして活躍しました。さらには美保純もウルトラマンメビウス、片桐はいりもウルトラマンダイナでそれぞれ重要な役を演じた回がありました。また、今回ナノサイバティクス社の社長として登場した田崎を演じてるのは、ウルトラマンダイナでミシナ教官を演じたエド山口です。モト冬木の兄と言った方がわかりやすいでしょうか。特撮番組とはいえ、ウルトラシリーズには意外と豪華なメンバーたちが出演しています。ホンダのカーラインナップにも以前のような豪華キャスト陣のような華やかな車名が戻ることはあるのでしょうか・・・。
Posted at 2019/12/11 20:58:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他の車 | クルマ
2019年12月04日 イイね!

♯闇からの使者【地底からの震動波】

♯闇からの使者【地底からの震動波】 昨日地震の話題を挙げたところでしたが、今日もまた北関東で地震が続いています。先ほども栃木県北部を震源とする震度4の地震がありました。そして昨日ちょうど話題にしたこともあり、地震のことを気にしていたので瞬時にYahoo!の強震モニタを目にすることができました。地学でもやる分野ですし、先日研修でも地震の震動の伝わりについて聞いたところだったので、実際の地震の時にこの強震モニタがどういうデータを示すのが気になっていたところでした。もちろん大きな地震などはのぞんでいませんが、今日くらいの揺れくらいであれば、どんな感じになるのか興味はありました。そして今日ついに震度4クラスの揺れの広がり方を見ることができました。もっともYahoo!でこのサービスをはじめる前から、同じようなデータが閲覧できるサイト等はあった気がしますが、やはりいざという時は常に見慣れたYahoo!だと咄嗟にページを開くことができるので便利です。起きてほしくはないですが、地震が無くなるなんてことはあり得ないので、いつかはこのYahoo!の強震モニタが広範囲に赤く染まるXデーが来ます。その時までにできる限りの準備をし、いかに被害を抑えることができるようにしておくかが重要なのではないかなと思います。

昨日はタイトルに地震が入ったウルトラセブンの「地震源Xを倒せ」を紹介しましたが、今日は地底に潜み地震を引き起こしていた地底怪獣テレスドンと太陽の民が登場するウルトラマンパワードの「闇からの使者」を紹介します。「闇からの使者」は1995年4月29日に放送されたウルトラマンパワードの第4話です。1話の対バルタン星人戦もそうでしたが、ウルトラマンパワードは夜の市街地が非常に似合います。帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックは夕焼けが似合うウルトラマンとして有名ですが、ウルトラマンパワードもそれと同じくらい夜の街というイメージがあります。実際全13話しかないうちの4話が夜の市街地戦だったのもそういうイメージになった理由かもしれません。その4話のうちの一つがこの「闇からの使者」です。戦闘シーンは全13話の中でも特に良い出来映えなのではないかと思います。さらにテレスドンとともに登場する太陽の民のクオリティが非常に素晴らしい。昭和の初代ウルトラマンのミイラ人間も時代を考えれば相当なクオリティでしたが、アメリカのこの太陽の民も相当なデザインです。ということで、その戦闘シーンと太陽の民のスクリーンショットを多めに入れながらストーリーを紹介していきます。



地震研究所では地震が発生していないにもかかわらず地震計が反応してしまうという怪現象が続いていた。研究員の女は地震計の故障だと決めつけ、技師のカイルに修理するよう言いつける。しかしカイルは修理は済ませており、異常は無いと告げるが、研究員の女はそれを信用せず、ちゃんと修理するようにと苛立っていた。



その後、地震研究所の依頼を受け、ベック隊員とカイが地震計の設置してある鉱山に訪れた。ベック隊員とカイはカイルに案内され鉱山内部の地震計をチェックするが、異常は見られなかった。



カイはカイルに誰かが鉱山近辺で採掘作業をしてるのではないかと聞くが、カイルによるともう何年も採掘はおこなわれていないとのことだった。その直後、鉱山で地震が発生、地震が収まるとカイは姿を消していた。救助隊がカイの捜索をするが、カイは見つからなかった。基地へと戻ったベック隊員は一緒にいたカイが行方不明になってしまったことに責任を感じ気を落としていた。



その後、W.I.N.Rに地震研究所から連絡が入る。連絡をしてきたのはカイルだった。カイルによるとまたしても地震が発生したが、その震動パルスが規則的で不自然だとという内容だった。ベック隊員がその地震を調べると、震源が市街地に向かって移動していることが判明した。そして震源が市街地に入ると、街に地底怪獣テレスドンが出現した。



エルドランド隊長はサンダース隊員とヤング隊員にビートルで出撃するよう指示した。しかし街では逃げ遅れた市民がたくさん残っていて攻撃はできなかった。その頃、カイは地底にいた。カイを地底に引きずり込んだのは自らを太陽の民と名乗る地底人だった。





太陽の民は、昔、自分たちは地上で生活していたが、巨大隕石の落下により地上は破壊されてしまったとカイに告げた。そして地上の世界が滅びてしまった時、太陽の民の前にエルドラの神が現れ、彼らを地底へと導き、「再び光が訪れる時を待て」と言い残したと伝えられていた。



エルドラの神の言い伝えを信じた太陽の民はその時が来るまで待ち続けたが、その間、地上では人間が現れ、地上の世界を汚してしまったとカイに怒りをぶつける。太陽の民は地上の世界を人間から奪い返すため、テレスドンを使い街を破壊して再び地上を支配するとカイに宣告した。カイは人類が現れた時から太陽は地上を照らしているが、何故今になって光が戻ったと言えるのだと地底人に尋ねる。すると太陽の民は光とは太陽ではなく、カイが持ってきた光だと告げ、カイが持っているはずのフラッシュプリズムを見せつけた。太陽の民はカイを地底へと引きずり込んだ際にフラッシュプリズムを奪っていた。



太陽の民はフラッシュプリズムをエルドラの神の像に捧げ、再び地上へと戻れるよう祈り始めた。そのエルドラの神の像はウルトラマンパワードそっくりだった。



その頃地上では市民の避難が完了、サンダース隊員がテレスドンにレーザー攻撃を仕掛けようとするが、テレスドンは地底へと逃げてしまった。隊員たちは攻撃を受けていないにもかかわらず何故テレスドンは逃げたのか考えていた。そしてベック隊員は地底の生物であるテレスドンは夜行性で光が苦手なのではないかと推測した。ベック隊員は次にテレスドンが出現した際は大量のライトを照らしテレスドンを追い払う作戦を提案した。そこに陸軍将校が現れ、「降伏しなければテレスドンが再び街を襲う。」という太陽の民から送られてきたメッセージをエルドランド隊長に伝えた。



エルドランド隊長はベック隊員とサンダース隊員に大量の光源を街に用意するよう指示した。その夜、街にテレスドンが出現した。エルドランド隊長は用意した光源を一斉にテレスドンに照射するよう指示を出す。それにより、夜の街は目映い光に覆われるが、テレスドンには全く効果が無かった。テレスドンの眼には遮光フィルターが装備されていた。エルドランド隊長は急遽作戦を変更し、テレスドンに一斉攻撃を仕掛けるが、それも全く効果が無かった。地底では太陽の民がその様子をカイに見せつけていた。人間の無力さに地底人は余裕を見せるが、カイは光さえ呼ぶことができないのに地上など支配できるはずがないと太陽の民を挑発、さらに本物の光はカプセルの中だと言うと、太陽の民の一人がそれならばやって見せてみろとカイにフラッシュプリズムを手渡した。



フラッシュプリズムが戻ったカイはすかさずウルトラマンパワードに変身、テレスドンに挑む。



ベック隊員は通常の攻撃は効果が無いが、接近して眼にマグネシウム照明弾を撃ち込めば効果があるとサンダース隊員とヤング隊員に告げる。その作戦にエルドランド隊長も了承し、ウルトラマンパワードがテレスドンを持ち上げたところでマグネシウム照明弾が撃ち込まれた。



それによってテレスドンは弱り、最後はウルトラマンパワードのメガスペシウム光線を受け爆死した。



隊員たちが基地に戻ると、そこにはカイの姿があった。カイの無事を知ったベック隊員は誰よりも喜んだ。



カイは地震の際に窪みに落ちて彷徨っていたが、何とか地上に出てきたところをカイルに発見されて助けられたと釈明した。そしてカイは自分がいない間何か事件が起きたのかととぼけていた。

最後はみんカラですので、車の話題も少しは触れようと思いますが、地震などの災害を考えるとPHVや電気自動車は確かにメリットがあるんですよね。それでも普及しているとまではまだまだ言える状況ではないのが現実です。それでも来年はRAV4でPHVが出そうな感じですし、4輪駆動2モーターEVのアリアも早ければ来年には登場しそうですので、トヨタと日産が今人気のSUVで攻勢をかけた時、市場がどうなるのかが注目ですね。アリアは価格によっては考えてもいいのですが、どうせ検討することもなく終わりそうな予感がします。最近はロードスターを3回ほど試乗したので、久々に今度は86にでも乗ってきてみようかなと思います。モデルチェンジとは言わなくても、特別仕様車でもいいので、コレがイイっていう決定打があれば即決する準備はできているのですがそういう時に限って出てこないもんなんですよね・・・。
Posted at 2019/12/04 20:04:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記
2019年12月03日 イイね!

♯地震源Xを倒せ【体感首都直下地震ウイーク】

♯地震源Xを倒せ【体感首都直下地震ウイーク】 今日の午前中、関東北部で震度4の地震が発生しました。今日は朝から沖縄、東北でもマグニチュード4以上の地震が起きていて、3回続けてマグニチュード4以上の地震が続いたことや、今週からNHKが「体感首都直下地震ウイーク」と題して特集番組を組んでいることもあり、大きい地震の前触れかとネット上がざわつきました。煽るわけではありませんが、先週の11月28日にはYahoo!が新たに強震モニタのサービスも開始しました。確かにストーリーとしての準備は整った感はありますが、杞憂であればいいのですが・・・。

今日は地震が話題になっていたので、タイトルに地震が入った回を紹介します。地震がタイトルに入れられているのは数あるストーリーの中でもウルトラセブンの第20話「地震源Xを倒せ」しかありません。何だか意外な感じもしますが、昭和から令和まで一通りチェックしてもこの1話のみです。地震を起こす地底の怪獣なら他にもいたので、もう少しあるかなとも思いましたが、この1つのみということで、今日は「地震源Xを倒せ」を紹介します。1968年2月18日に放送されたこの話は、地球に潜伏していたシャプレー星人が地球の中心核に存在するウルトニウムを採掘することで地震が頻発、ウルトラ警備隊の調査によって正体が発覚してギラドラスとともに撃退されるというストーリーです。シャプレー星人が化けていたサカキ助手を演じていたのは日活第一期のニューフェイス北原隆で、同期には宍戸錠がいます。ウルトラセブンに登場した俳優陣の中でもなかなかの二枚目俳優ではないかと思います。シャプレー星人に変身する際のポーズは今見てもなかなか秀逸だと思います。それではストーリー紹介に移ります。



ソガ隊員とダンはヤマオカ長官からの指令で国際核研究センターのイワムラ博士を迎えにいくことになった。しかしイワムラ博士の元に行った2人は一喝され門前払いを食らってしまう。



ソガ隊員とダンは仕方なく基地へと帰ると、キリヤマ隊長はそのことを予測していたかのように笑い飛ばした。キリヤマ隊長もイワムラ博士がどんな人物かをよく知っていた。イワムラ博士は頑固者ではあるものの、地球内部の核の研究者としては世界有数の学者だった。キリヤマ隊長は頻発する局圧性地震について専門家でもあるイワムラ博士の意見を聞きたいと考えていた。同じ頃、アオサワ山岳地帯ではラリー大会が開かれていた。その大会に参加していた女子学生のリツコとレイコは途中で道に迷ってしまいさらに脱輪までしてしまう。タイヤの様子を確認するため外へと出た2人は足元に奇妙な赤い石が落ちているのを発見する。レイコがその石を拾い上げた直後、マグニチュード6.5の大きな地震が発生する。



その地震はウルトラ警備隊でも観測された。地震の大きさから再度データを検討した方がいいと考えたキリヤマ隊長はソガ隊員とダンにもう一度イワムラ博士のところへ行くよう指示するが、ソガ隊員は堪忍してほしいとキリヤマ隊長に愚痴をこぼし、フルハシ隊員の方が適任だとフルハシ隊員にその役目を押しつけようとする。しかしフルハシ隊員もそれを拒む。するとソガ隊員はアンヌ隊員に目を付け、アンヌ隊員に代わりに行ってくれるよう頼み込む。アンヌ隊員はそれを了承し、ダンとアンヌ隊員はイワムラ博士のいる国際核研究センターへと向かった。



国際核研究センターについたダンとアンヌ隊員はイワムラ博士の部屋へと入ろうとするが、そこでサカキ助手と鉢合わせする。サカキ助手によるとイワムラ博士は機材を持って既にアオサワ山岳地帯に出発していて、サカキ助手もすぐに出発するということだった。



ダンとアンヌ隊員は基地へ戻ってそのことをキリヤマ隊長に報告すると、キリヤマ隊長は地震源の調査とイワムラ博士の警護にダン、アンヌ隊員、フルハシ隊員の3人を出動させた。現地についた3人は乗り捨てられたラリー車を発見する。



そして近くの草むらにリツコとレイコが隠れているのを見つけた。リツコとレイコはものすごい大きなうなり声がすると怯えながらダンたちに話した。フルハシ隊員はリツコとレイコに一緒に着いてくるように言って、アオサワ山岳地帯の奥へと入って行く。すると山の中で一軒の家を発見する。フルハシ隊員が入口の扉をノックするが、反応が無く、再度強く扉を叩くと中から怒鳴り声とともにイワムラ博士が出てきた。イワムラ博士に怒られながらダンたちは家の中へと入って行く。



リツコとレイコも部屋へと入るが、イワムラ博士はレイコが赤い奇妙な石を手にしていることに気付き、それを手に取るとサカキ助手にその石を見せた。イワムラ博士はその赤い石がウルトニウムという石で、地球の核の一部であると説明した。イワムラ博士は地球深くの核部分に存在するウルトニウムが地上に転がっているわけがなく、誰かが地下深くから運び出したのではないかと推測した。



一方、作戦室に残っていたソガ隊員とアマギ隊員もアオサワ山岳地帯の地底調査のため出動することとなった。アマギ隊員とそこに合流したダン、フルハシ隊員の3人はマグマライザーで地底へと突入した。



地底へと入るとアマギ隊員が何か音が聞こえると異変を訴える。それはリツコとレイコが聞いた謎のうなり声だった。フルハシ隊員は作戦室へ連絡を試みるも通信不能に陥り、マグマライザーは孤立してしまう。そこに追い打ちをかけるかのようにマグマライザーの操縦室内の温度がどんどん上昇しはじめる。アンヌ隊員もマグマライザーにいるダンに連絡を取ろうとするが、通信ができなくなっていた。それを見たイワムラ博士はアンヌ隊員のビデオシーバーを横取りしダンに呼びかけるが何も反応はなかった。すると隣にいたサカキ助手がマグマの中に突っ込んで溶けてしまったのではないかと告げる。



イワムラ博士は心配そうに窓の外を眺める。その時イワムラ博士の陰が怪物の形の陰へと変化する。それに気付いたサカキ助手はアンヌ隊員にそれを報告すると、イワムラ博士に気付かれないようこっそりとアンヌ隊員とともに外へと飛び出した。



しかし急いで飛び出したサカキ助手はポケットから金属片を落としてしまう。そこにラリー車の様子を見に行っていたリツコとレイコがちょうど戻ってきて、サカキ助手が金属片を落とした場面を目撃する。リツコとレイコはその奇妙な金属片を不審に思い、それをイワムラ博士に届けた。その頃家を飛び出し山中を歩いていたサカキ助手はイワムラ博士は宇宙人だとアンヌ隊員に話すと、隊員たちは罠に落ちていると警告した。そこに金属片を持ったイワムラ博士が追いかけてきた。イワムラ博士が宇宙人だと思い込んだアンヌ隊員はウルトラガンを向けるが、イワムラ博士は地球外の金属でできた金属片をどうして持っていたのかとサカキ助手に問いただす。



サカキ助手が知らないふりをすると、それならばとイワムラ博士は金属片を投げ捨てようとする。するとサカキ助手は力尽くで金属片を奪い取り、暗黒星人シャプレー星人へと変身した。シャプレー星人はアンヌ隊員を催眠術にかけ、イワムラ博士を宇宙人だと思い込ませていたのだった。アンヌ隊員とイワムラ博士の危機にソガ隊員が駆けつけると、シャプレー星人はソガ隊員とアンヌ隊員のウルトラガンで倒された。



しかしシャプレー星人の断末魔の叫びによって地底から核怪獣ギラドラスが出現してしまう。ギラドラス出現の煽りを受け、地底にいたマグマライザーはさらに深い地底の窪みへと落下してしまう。そのすぐ横にはマグマが流れていて、マグマライザーの室内はさらに上昇、50℃へと到達しようとしていた。冷却装置も効かず、アマギ隊員、フルハシ隊員は倒れてしまう。ダンも暑さに苦しみながら何とかウルトラアイを手に取るとウルトラセブンへと変身する。



ウルトラセブンはマグマライザーとともに地上に出ると、ギラドラスに挑む。ギラドラスは天候を操り猛吹雪を発生させると、有利に戦いを進めるが、アンヌ隊員の声に奮起したウルトラセブンのアイスラッガーでギラドラスは倒された。





その後、アンヌ隊員の通信によって基地のキリヤマ隊長に事件解決の報告が伝えられ、マグマライザーも無事であることが確認された。安堵をみせるキリヤマ隊長は隊員たちに帰還するよう伝えた、フルハシ隊員を除いて。フルハシ隊員はイワムラ博士のボディーガード兼助手として残れとキリヤマ隊長に言われてしまいガッカリしていた。

ちなみに今回登場した核怪獣ギラドラスの体重16万トンという設定で、これはウルトラセブンに登場した怪獣の中では宇宙竜ナースや軍艦ロボットアイアンロックスの15万トンを超え、ウルトラセブン登場怪獣の中で最も重い怪獣でした。
Posted at 2019/12/03 20:04:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 暮らし | 日記

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