今年の年末年始は暖冬だそうでして…このお山のふもとの町で、冬の風物詩ともいえる「スプリンクラーを浴びながら走る東海道新幹線」の姿は、今シーズンはまだまだ見られないようです。
ですので今のうちに、その地を訪れてみようと思い、さっそく行ってきました。
…というか、7月末に行ったときに「再訪」を決めてましたし、大河ドラマでもこの地での出来事が描かれてましたもんね。
1600年の「天下分け目の決戦」の地…関ケ原です。
今回の目的地は、先回行った時にあいにく休館日だった「関ケ原古戦場記念館」。
チケットの絵柄は…
合戦で、家康率いる東軍の勝利のきっかけを作ったといわれる小早川秀秋。
西軍ながら裏切りによって東軍に加勢した武将なわけで、なかなか渋い選択だなと思いきや…どうもこの図柄はランダムに券売機から出てくるようで、私に前に並んでた人のチケットは
この小早川の裏切りによって真っ先に攻め落とされた大谷吉継だったりする。。。
チケットが一緒に出てこなくて良かった良かった?!
で、ここ、すごくわかりやすく合戦の状況が解説されてます。
何も予備知識が無くても、十分に楽しめる…そんな施設になってます。
例えばシアターでは、開戦の合図とともに刻一刻と変わる各陣営ごとの状況が大迫力の映像で描かれ、大音響とともにシートも振動、時折吹いてくる風も顔に感じられると、あたかも自分が合戦の場にいるかのような感覚で…臨場感が高まりますしね、思わず引き込まれました。。。
ただし館内は基本的に撮影禁止でしたので…
最初にあった「動く屏風」くらいしか展示物は撮影しておりません。。。
しかし展示場を見たのちに最後に到達するのが…5階の展望室。
ぐるっと合戦場が見渡せるわけで…天気の良い日は最高の眺望が眺められます!
当然、昨日も晴天でした…
が
西日が眩しくて(汗)
西軍率いる石田三成は赤丸のところに陣を構えてたそうで…ここは、7月末に現地を見てきたんでしたっけ。(上まで登らなかったけど)
で、対する家康は
当初は青丸の位置に陣を構えていたそうな。
ほんと、グルっと見渡すことのできるこの場所はまさに…
合戦の中心地やぁ~っ。。。
でもねぇ、つくづく思ったんです。
昔の人たちって…よくご主人様のために命を張ったもんだと?!
だって、矢や鉄砲の球がどんどん飛んでくるわ、槍や刀で突いてくる相手の中に、自ら飛び込んで行って戦うわけですからね…しかも一対一じゃなく、四方八方からも当然狙われるわけで、圧倒的に生き残る確率は低いんじゃないだろうか?!
そんな状況下でもひるまず果敢に立ち向かっていったわけですもん…何がそんなに勇気を奮い立たせたんでしょうね???
よほど褒美がよかったのか、あるいは名声を得たかったのか…それにしても「あまりに割が合わない」って思うのは、この平和な世にどっぷり漬かって幸せな日々を送れている私だからなのか???
戦国の世の兵たちは…なぜ主のために命をかけて戦うことができたのか??
ほんと、不思議な気持ちになりますね。。。
さて、とりあえず展示を見終わって…おまけのコーナーがこれ。
終わっちゃいましたねぇ、「どうする家康」
現在「家康ロス」です、私(笑)
来年の大河ドラマは…まさかの平安時代?!
う~ん、あまりに古すぎて、感情移入ができますやら。。。
Posted at 2023/12/29 05:21:53 | |
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