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2024年04月30日

西武自販地区代理店から届いたDM【1989.5】

かつてシトロエンのインポート業務を担っていた西武自動車販売株式会社という会社が存在していました。西武百貨店を母体とするグループ企業。

シトロエンの他にはシボレー、プジョー、サーブ、クライスラー。もっと遡って日仏自動車時代にはパナールも取り扱っていました。(懐かしいなぁ(^。^))

不定期で取り上げる、西武自動車販売株式会社関連ブログ。

今回取り上げるのは、平成元年5月(1989年)開催の展示試乗会のDM。ちょうど35年前になります。
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シトロエン、プジョーの旧いエンブレムが今となっては懐かしい^ ^ サーブは残念ながら消滅の憂き目に遭いました(涙

このエンブレムの並びを眺めていると、やはりシトロエンいち推しということがわかります。(取り扱い始めた順序か?)

それでは中に同封されていた小さなリーフレット(表現正しい?)をご紹介。
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ヴィザの後継?としてデビューした AXは1989年5月のことだったのですね! デビューに合わせて展示試乗会の開催。

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ベーシックグレードの14TRS、スポーティグレードのGT。グレード展開は2グレードしかなかったと記憶します。

AXは西武自販は独自でAX代理店なる販売店を設けて、若い人をターゲットにAXレディも配して売り上げに繋げようと画策していました。
(参照;AX代理店のAXレディの存在

AXレディの配置によって、実際にAXの販売増に繋がったのかどうかは不明ですが、35年前だからできたことかなぁ。おそらくこうした取り組みは現代では難しいでしょう(汗

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19TRiは1.9Lを搭載。車両重量が1,050kgと1トンをわずかに超える軽さ(驚  19GTi 16Vはスポーティな位置付けで5MT。スポイラーの類が性格を演出していますね。

お次はプジョー。


当時西武自販が取り扱ったプジョーは505のみ。2.2L直4エンジンのGTIと2.8LエンジンのV6の2グレード構成。プジョー最後のFRは偉大ですね。

ちなみに、205、309、405などはインチケーププジョージャポン取り扱いだったかなぁと思う。(間違いあればご指摘ください。)

で、お次はスウェーデンの名門サーブ。


サーブは言うまでもなく成り立ちは航空機メーカー。クラシック900はフロントウィンドウの湾曲なんかはまんま航空機ですし、コックピットもまさに航空機。

ターボエンジンに古くから取り組んでいたのもサーブの特徴。ATが3段というのはちょっとツラかったかなぁ^ ^ でもクラシック900は今でも大好きなサーブです!

9000シリーズは900の上級クラス的な位置付け。900ほどの個性は薄れているのかもしれませんが、このフォルムは他のセダンにはない空力を突き詰めた結果。9000も偉大ですよ。

西武自販の時代はこれら3つのブランドが同じショールームに並んでいたのが興味深かったですね。

現代では専売ショールームが当たり前で、他ブランドなど並べられるはずもありません。このDMを眺めながら古き良き時代だったとしみじみ思いを馳せるのも良いものですね^^
ブログ一覧 | 西武自動車販売社関連 | 日記
Posted at 2024/04/30 22:00:24

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この記事へのコメント

2024年5月1日 15:43
今みたいなメーカー自身が管轄する輸入販売ルートだと、ブランドメッセージはぶれないかもしれないけれど、いわば世界のどこでも同じトーン&マナーでの商展開となるから面白味には欠けます。その点でかつての西武自販みたいな、メーカーとは独立した第三者が商材をセレクトした売り方には、売り手の独自の嗅覚と哲学が感じられて興味深いです。そうした姿勢に共感を覚えて購入していたという人も結構いたのではないでしょうか。

国内最初期のAXは特にTRSの素朴さが際立ちますね。今にしてみればよく全グレードMTオンリーで売り出したものです。それから10年後にKaがやはりMTのみで撃沈したのと比べて、まだMTへの許容度が高かったわけですね。
コメントへの返答
2024年5月1日 21:06
ブランドのイメージを作り上げて訴求することは新たな顧客の獲得にも繋がりメリットはあるのでしょうね。西武自販が取り扱っていた当時もシトロエン、サーブ、プジョーそれぞれの世界観はあったはずですが、同じショールームに異なるブランドを並べると、それらは見えづらくなってブランドイメージがぼやけていたのかもしれません。一方で一堂に介して見比べられる面白さは確かにあったでしょうね。
西武自販は特に当時のシトロエンオーナーにとってはブランドだったと思います。西武だから購入するというオーナーも少なからずいたことでしょう。1992年頃にユーノスが業務開始した際、実績はなく将来性も未知数だったので、西武に対する信頼度はより高まったと思います。

AXの販売戦略の一環が、ブログ中のAXレディの存在です。どれほど貢献したのか不明ですが、あまり販売増には繋がらなかったように思います。Kaの日本仕様は日本の気候に合わせてかなり力を注いでいますが、あまり販売増には繋がらなかったようですね。初代トゥインゴもそうですし、メーカーの思惑と一致しないものですよね。
2024年5月1日 18:15
これはGentaさんコレクションの一つだと思いますが、いいですね。
私がBXを買ったのが89年の12月なので、私自身まだ西武自販とお付き合いが始まる前のものです。
とはいえ、89年12月(商談は10月か11月だったと思いますが)の時点でのAXとBXのカタログに使われてるのと一緒です。

当時のBXのカタログも差し上げたと思いますが、日本仕様と全然違う車の写真を使ってもへっちゃらな、緩いノリで作られたカタログでした。
でも、いい時代で懐かしいです、
コメントへの返答
2024年5月1日 21:15
当時実家でSAAB900を所有していた関係で、こうしたDMはよく届いていました。今でもほとんど全て大切に保管しています(^^)
AXもBXも宣材写真を使用しているのでしょうね。特にBXは日本で撮影されたように思われます。西武自販は当時日本でシトロエンの販売に力を相当入れていたでしょうし、写真は専用だったのではないでしょうか。
おっしゃるように、やんぢさんからいただいたたくさんのカタログを眺めていると、西武自販よりもユーノスの方が明らかに力を入れているのがわかりますね。西武自販のユルさがまた却って良かったりもしますけどね(笑

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何シテル?   05/19 06:07
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