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バシケンのブログ一覧

2024年04月08日 イイね!

セルモーターの交換

セルモーターの交換最近、エンジン始動の際にセルが空回りするような挙動が見られました。
セル自体が悪いのか、電気系統が悪いのか。
再現性が100%ではないのですが、バッテリーは問題が無いので、セルを交換してみようかと思い、中古のセルを購入しておりました。

その後、セルが空回りすらしなくなり、急遽JAFでレッカー移動。
いつもお世話になっている整備工場は車両の待ちが多く、入庫できませんでした。
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保管している間にDIYで修理を行おうと思い、ネットでの情報を調べてみました。
ところが、修理工場さんのブログなどでも詳細は触れられておらず、今一つ良くわかりません。
判ったのは、固定しているボルトの頭の形状が特殊そうであることと、上側の固定ボルトがひどく厄介な場所にあることくらい。
一度ジャッキアップしてセルの場所とボルトの形状を確認しました。
※写真は下から撮影したものです。
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はっきりしたのは、セルの場所はRHDモデルでは運転席側のドライブシャフトの直上にあること。(写真の青で囲んだ部分)
ボルトはRibe-CVというイタリア車に使われることがあるボルトであること。セルの上側の固定ボルトはスマホのカメラでも撮影が出来なく、直接目で見ることが出来なくて、手で触ることだけが出来る位置にあることです。

最初にRibe-Cvのソケットを用意します。
amazonでも1/2インチであればソケットセットがあるのですが、それを買って失敗しました。
ソケットが大きすぎて作業が出来ないのです。
では3/8のソケットかビットは無いのか?
探した結果、ビットは存在なし。3/8ソケットのみKoken製かhazet製があります。
たまたまセールしていたkoken製のCVソケットM8が用意できました。
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最初にジャッキアップ、ウマ掛けをして、アンダーカバーを外します。
僕の作業ではバッテリー及びバッテリートレイの取り外しは不要でした。
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セルの配線カバーを外します。
配線はバッテリーからのB端子、セル内のコイルを動作させたりするC端子が共締めされています。
セルの単体試験を行うのであれば、単体バッテリーからブースターケーブルでマイナスをセルのアースに接続、プラスをこのセルのボルト部分をつなぎます。そして、ボルト部分の根元にあるC端子とプラスのブースターケーブルのプラス間をドライバー等でショートさせるとチェックできます。
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カバーを外しましたら、固定されているナット(13mm)を外して配線を邪魔にならないように養生します。
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最初に難しい上側のボルトを抜きます。
僕は、Ribe-Cvの8mmソケットにユニバーサルジョイントを取り付けて、50mm程度のエクステンションで作業しました。
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この様にセットします。
すごく大事なことですが、上側のボルトを舐めてしまうと大変なことになります。
万が一舐めてしまっても、工具を使用するのすら狭いので、サンダー等でボルトの頭を飛ばせません。
もし、舐めた場合、エンジンを降ろさないと修理は不可能でしょう。
また、ボルトが50mm程度もあるので、この状態で緩めていくとソケットレンチの頭がオルタネーター(〇で囲んだ個所)に当たります。
それに気づかないで作業すると、オルタネーターを破壊します。
ポイントですが、Ribe-CVをセットしたらソケットが緩まないようにレンチを片手で押しながら且つ支点として支えながら、もう片方の手でレンチを操作するって感じです。
また、最初に緩ませるためには、このレンチは短いです。最初の一緩めの時だけ、持ち手が長めなソケットレンチを使った方が良いかも。
でも、3/8ソケットの頭で持ち手が長いレンチは中々に少なそうです。
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下の二本のボルトは、以下の工具で取り外しました。
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こちらですが、下側のボルトは1/2のソケットはスペース的に使用不可です。
また、長いエクステンションを使わないとソケットレンチのふり幅が確保できないです。
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無事取り外しが出来て一安心。
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取り付けは想定したより簡単でした。
下側の二本のボルトを先に取り付けて、上側のボルトは触手で差し込みます。
そして、Ribe-Cvのソケットを取り付けたエクステンションバーのみで仮止め。
そして、レンチで本締めをすればOK。
デュアロジックのオイルタンクの取り付けより簡単です。
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その後、取り外しているバッテリーを取り付ければチェックできますが、それでも故障が治らないのであれば、電気系統のトラブルです。

今回の作業、セルの上側のボルトを舐めたら大変なことになります。
その作業に自信がある方や手慣れた方以外はお勧めしません。


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Posted at 2024/04/08 18:46:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | FIAT 500 | クルマ
2023年08月09日 イイね!

FIAT500のシート掃除

FIAT500のシート掃除とにかく汚れが目立ちやすいチンクのシート。
普通に座っているだけでも汚れが目立ってくる印象です。
これが、レザーシート仕様だったり汚れが目立ちにくい濃い色だったりすれば問題は起きにくいと思うのですが(汗)

とある日の事ですが、ビールを買って帰宅したところ、助手席シートがびっしょりしていることに気が付きました。
袋に入れていた缶ビールをどこかにぶつけて缶が破損したみたいです。

乾燥まで待っていましたが、染み状の汚れが目立つことと、この酷暑の車内の暑さで、ビールの残り香が凄い(笑)
これは掃除せねばなりません。


いつも同じ方法ですが、「水の激落ちくん」をスプレーして、アイリスオーヤマのリンサークリーナを使います。
リンサークリーナーのスプレーで激落ちくんを使うと、斑になるので要注意です。


たっぷりスプレーすると、掃除機のようなノズルに汚れた水が吸い上げられるのが判ります。


かなりの汚れが取れました。
この掃除は、晴れたときに施工しないと乾きにくくカビ臭さの原因にもなりかねません。
また、汚れた箇所だけではなく、シート全体を掃除することが重要です。そうでないと掃除した場所がきれいになるけど、しなかった場所との汚れの差が気になります。


助手席に荷物を置くことが多いので、車用のクッションを置いたり、タオルで養生したり、何らかの対策を立てたほうが良さそうです。

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Posted at 2023/08/10 12:03:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | FIAT 500 | クルマ
2022年09月14日 イイね!

チンクのフロントブレーキのベンチレーテッド化

チンクのフロントブレーキのベンチレーテッド化チンク(ツインエア)の弱点。
それは、フロントブレーキがすぐにフェードする事。
峠の下り場面で攻めたブレーキをすれば、すぐに発煙してブレーキの効きが甘くなります。
その原因と思われるのがプレーン・ディスクであること。
グレードにより、強力なブレーキから、プアなブレーキが存在するFIAT 500・ABARTH系ですが、1.2とツインエアは最もプアなブレーキです。
効き自体はそれほど不満ではない(ブースターが小さいので踏力が必要)ので、1.4のベンチレーテッドを流用すればよいのでは?とのことで行動に移しました。

キャリパー自体はオークションで安価に入手できるものの、全くのポン付けが可能なのか情報はありません。
たしかに、ディスク径は同じでベンチ化する方はいないだろうな(笑)

問題点は以下の通り。
①そもそもポン付け可能なのか。
②ツインエアはパッドセンサーは左右だが、1.4は片側。それをどうするか。

結果から先に言うと、取付は可能でした。
ポン付けはキャリパーサポート(ブラケット)が付属していれば全くのボルトオン。
パッドセンサーは片側のパッドのベース側にドリルで穴をあけて、マイナスアース1本だけのセンサー(旧パッドから取り外したもの)を耐熱パテで埋めました。


中古品ゆえの汚かったキャリパーは磨いても綺麗にならなかったため、耐熱シルバーとクリアシャーシ塗装で仕上げました。

ディスクとパッドはディクセルのものを新品購入。

ディスク径が同じなので、効き自体は大きな変化は無いものの、間違いなく対フェード性能は改善していると思います。

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Posted at 2022/09/14 07:58:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | FIAT 500 | クルマ
2022年06月28日 イイね!

クラッチベアリングの交換

クラッチベアリングの交換今年初めに発生したクラッチベアリングの破損によるクラッチ交換の件です。

最初はクラッチケースあたりから発生しているシャリシャリ音でクラッチベアリングの寿命に気付きました。
タイトル写真のクラッチ交換キットはその時に入手しており、DIYで交換するか迷いましたが、重量物の取り扱いに自信が無かったため、いつもお世話になっている整備屋さんにお願いいました。
ところが、整備屋さんの手が空かなく、実際に入庫できるのは本年2月ごろ。
その待ち時間に、ベアリングが崩壊して自走不能、JAFで修理工場入り、という経緯です。

さて、クラッチ交換キットは、クラッチプレート、クラッチカバー、ベアリング、クラッチフォーク、クラッチフォークのカラー、グリースのセット。

作業自体は工場にお任せでしたので、作業中の写真は無し。取り外した部品を検証してみます。
ベアリングは完全に崩壊しています。ボールベアリングですね。


ベアリングと共に回収された金物。
ベアリングを構成する部品だと思います。


9万キロを走破したチンクですが、クラッチそのものの摩耗はそれほどではないように思いました。




クラッチカバーもそれほど傷んでいないように見えますが...


クラッチベアリングが当たる箇所のダイヤフラム部分は摩耗しておりますね。


クラッチフォークの摩耗もそれほどではないのが意外(汗)


でも、カラーは破損しておりました。これは、作業時に破損したのか、すでに破損していたのかはわかりません(汗)


このカラーをクラッチフォークに嵌めてみましたが、シャフトのがたつきはありませんでした。


以上で修理は完了しましたが、走り出しの際に唐突にクラッチがつながるような違和感がありました。
もしかして、クラッチ交換後のキャリブレーションを行っていなかったのかな?と思いまして、alfaOBDでキャリブレーションを行った結果、普通の繋がりに改善。
という事は、摩耗はあまり進行していないと思われたクラッチですが、ある程度摩耗していたという事ですね。

市内にディラーが無いFIAT500、一般整備工場では修理を断られること多数で、このような整備が必要な場合を考えると、八戸市で乗ることは敷居が高いように感じます。
サービスマニュアルがあれば、DIYの作業可能範囲も広がるんだけどなぁ。

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Posted at 2022/06/29 07:09:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | FIAT 500 | クルマ
2022年05月20日 イイね!

フィアット500の室内掃除&ポーレンフィルター交換

フィアット500の室内掃除&ポーレンフィルター交換今年に入り、チンクのエアコンから異臭を感じるようになりました。
エアコンは、コンプレッサーなどの油膜切れ防止のため、年中オンにしていますが、どうやら原因がありそうです。

前回ポーレンフィルターを交換したのは令和元年。
という事で、フィルターを交換します。
すでに効果が無くなったわさびデェールは効果があるのかないのかわからん(笑)
というよりも、わさびデェールをセットすると、フィルターが非常に入りにくくなるので、今回は使用しませんでした。
案の定、フィルターには若干の白カビが。

※MANN FILTERに交換したら、吸入抵抗が少ないのか、風量がアップしてエアコンの冷えが良くなりました。

エアコンのエバポレーターにもカビがあるはず。
エアコンユニットの分解までは出来るわけはないので、エアコン洗浄剤で何とか試みます。


フィルター取付口からスプレー缶1本を吹き込みます。
これで、嫌な臭いは無くなりました。


今度は、ファブリックシートの掃除。
チンクのシートの柄は細かいチェック模様ですが、実に汚れが目立ちます。
もともと汚れを含んでいるからでしょうが、きれいな水を落としただけでも、もともとの汚れを含んじゃって、まだらな模様を描いてくれます(笑)
いつも、アイリスオーヤマのリンサークリーナー+アルカリ電解水の激落ちくんで掃除します。
その電解水に柔軟剤を若干プラスすると車内がいい匂いです(笑)
今回もそれなりの汚れが落ちました。


可倒式シートの背面が汚かった後部座席もきれいにしました。


一番汚かったのは助手席。


コンビニで買ったコーヒをこぼした跡(汗)
これはリンサークリーナーできれいになりました。


問題は、この汚れ。
恐らくグリース系の汚れではないかな。
これはリンサークリーナーでは落とせませんでした。


使ったのはこれ。ディープクレンジングオイル。
これを汚れた部分に塗布して、何回も揉み洗いします。
洗濯にも応用できるネットで調べた裏技です。


うっすら残りますが、このくらいだと気になりません。


ほぼ綺麗になった助手席シート。
ディープクレンジングオイルを使った場所が若干白くなっています。その場合、すすぎ不足なので、リンサークリーナーで痕跡が残らなくなるまですすぎ洗いすればOK。


時間不足で室内の掃除機掛けが出来ませんでしたが、気持ちよく乗ることができます。

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Posted at 2022/05/20 20:31:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | FIAT 500 | クルマ

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何シテル?   04/02 13:13
4台目外車の購入です。3台目まで同じアウディA6ですが東日本大震災で廃車となり、その後事故での廃車を経験しました。でも同じアウディA6です(汗)4代目はイタリア...

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