昨日、出社せねばならない要件があって
車で通勤。東京新宿へ。
笹塚で久しぶりにオランダの50㏄モペッド、
トモスに乗ってる人を見た。(写真は無し)
可愛いなぁ。
<←画像はイメージ>
トモスというオランダ製(オランダで作られてるけど本社はスロベニア)の
原付バイクは、ペダルも付いてて自転車にもなるモペッドというカテゴリーの
乗り物。
中国ではよく見かけるけど、日本や韓国ではほとんど走ってない。
日本も杉並区のホノラリーと言うお店が取り扱ってるだけの変わった原付。
私も1台持ってたりするが、抹消登録しててもう6年くらいエンジンを
かけてやってない。
GWは予定を変更せざる負えなさそうなので、エンジンがかかるまでレストア
してみようかな、と考えてる。暇になるだろうし。
カバーをめくりっ。うっひゃあ、サビがすごいな!
でもタイヤはヒビも来ていない悪くない状態。
私のは、2ストオイルも一緒にガソリンタンクに混ぜなければならない
手間のかかるクラシックⅡというモデル。
2サイクル用のベスパ御用達のペンズオイルは、まだ新品が残ってるので
GWにガス入れてエンジンかかるまでいじってみよ!
多分、見た感じそんなに苦労せずエンジン目覚める気がする。
以後、トモスの思い出。
ペダルを普通に漕げば自転車。(死ぬほど漕いでもスピードは出ない)
逆方向にペダルをこげばスターターとなってエンジンがかかる。
エンジンで走っても日本の原付に比べれば全然スピードでない方だけど、
基本自転車の構造の割にはサスも原付と同じモノで意外と走行中は安定してる。
モペッドである。モペットと言うのは日本だけの造語。
ヘッドライトだけでなく、ブレーキランプもウィンカーもちゃんと付いてる。
あきる野の醤油製造工場キッコーゴの前をプチツーリング。
高尾山の駅前で。
普通の原付と違ってキーが無いので、乗り逃げ可能の自転車と同じである。
なのでタイヤロックは必須。
ヨーロッパではけっこう台数出てるんだけど、日本での人気は皆無で、
タダ同然の価格でオークションでも売り出されています。
新車で買うとなんと250,000円(税別)。
わたしゃネットオークション4万円で手に入れました。
ガスが無くなったら押さなくてはならない電動バイクより、漕げば前に進める
のだからモペッドの方が一人旅には便利だな!
まあ一人旅でモペッドは選ばないけどな。これはお散歩バイクだ。
最近は多摩川の土手は自転車以外の乗り物は通行禁止が多いけど、
トモスなら気にせず入っちゃう。もちろんエンジンは切って。
ガスを入れるたびにオイルを手動混合なので、常時オイル缶を持ってなければ
ならないけど、儀式だと思えばそれもまた楽しい。
ただ予備オイル入れる場所が皆無なんだよな!さっき言ったタイヤロックも。
仕方ないのでサイドバックかリアトランク付けてる。カッコ悪い…。
都会の街中でしか似合わないかと思ったら、意外と田舎でも雰囲気あるな!
平和なエンジン音を立ててトコトコ走ります。
ただ、メンテナンスはほぼ自分でするしかないですねえ。
もしくは杉並区のホノラリーさんと取引ある工場で。
普通の二輪の街工場に持って行っても、まず点検修理は断られます。
私もブレーキワイヤーが切れた時、自転車用のワイヤーで修理してました。
エンジンでもペダルでも同じチェーンを使ってるし、セルモーターもないので
構造は思うよりシンプルです。
Posted at 2020/04/17 16:29:08 | |
トラックバック(0) |
(2輪)スクランブラー | 日記