2017年09月30日
なんだろ。私が旧世代の人間だからかもしれないけど。
ふと某クルマ雑誌なり何なりを読んで、色々感じてしまったこと。
まずトヨタがS-FRと呼称していたエントリーモデルのスポーツカーを開発中止にした変わりに、
高性能な4WDコンパクトスポーツ?へと方針転換をしたというニュースを見た。
まず誤解を招くかもしれないので断っておきますが、以下はあくまでも私の個人的見解なのでおきになさらずお願いします。
これ、現行の86/BRZと同じパターンじゃないのか・・・と。
もちろん、86・BRZはいい車だし、私も買えるんであれば新車で乗ってみたい!と思えるクルマ。だった。
でもあくまでも「買えるんであれば」乗って見たいというね。
元々86のコンセプトって、若い人たちにも買えて乗りやすいエントリーモデルのスポーツカーを!というコンセプトで作られていたんじゃないのか。と。
だけど、気が付けばあんまり若者がムリして買おうという気になれる価格帯よりは高いところに行ってしまった。
なんか開発陣は若者に足りないのはスポーツカーだ!という考えが根強いみたいだけど、
そんな若者達の財布のひもは固い。というか使う方向性が全く違うのに、ヘタに高い車なんて買う人は絞られてしまう。
もちろん、今の若者世代にも、クルマ好きやこういう文化をけん引してくれる人がいるのは確かだし、
頑張って欲しい。
懐古主義だとか言われてもかまわんが、私の70スープラにも、エントリーモデルと言えるような、
スペックは低いが見た目だけはスープラだというモデルも存在をしていた。
レビン・トレノ・・・サイノス・・・クーペモデル全盛の時は今の軽自動車なんかよりも安い、
それこそお試しで乗れる様なモデルもあった。
今や日本でスポーツモデルなんていうと到底おいそれと買えるモデルはそうそう無い。
Zだろうがスカイラインクーペだろうが何だろうがお高いでしょうに。
んでS-FRはそれの穴埋めのためにと小型で廉価でなじみやすいものをというコンセプトのはずが、
またもや価格が上がるような方向へ進んでいるのはどうなのよと。
確かに海外も見据えた中では色々制約もあるだろうが、
何だかね。寂しいね。
クラウンもとうとう6気筒エンジンが消滅するし。
まぁ今の時代のエンジンに6気筒も4気筒も無いけどさ。出来がいいもの。
でも、何だか時代の流れとはいえ、残しておいたほうがいいって物はあるような気もするけどね。
ニッサンはシルビア復活!とかいうニュースあったけど、
今ニッサンはとんでもないことをやらかしてしまったぞ。
そんな中、こんなモデル作ってる場合なのか?
ヘタすりゃ会社の存続にかかわりかねない大変な事件を起こしただろう。
かのミツビシが大問題を起こして会社が消えかけて、車種整理もあって色んなモデルが消滅したが、
ニッサンはいくら規模がデカイ会社とはいえ、今回のは痛手のレベルじゃないだろう・・・
まぁ、スポーツモデル大好きな私が言うのもなんだけど、
今のご時世、スポーツカーで若者を釣ろうとしてること自体がナンセンスなんだろうね。
悪いイメージを植えつけてしまった事件やなんなりもあるし、
こればっかりはもうどうしようもない。こういうのに興味が持たれる世代が出てきて、
それが芽吹く頃に自動車文化が残っていれば少しは先が明るくなるのかな。
とにかく今は底も底だべ。クルマなんていらないよとさえ言われてるんだから。
日本という国自体がクルマ文化を良いものだと思ってないんだから。
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Posted at
2017/10/01 00:12:56
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