部品は届いたんだけど、アストロとか寄ったりして色々と調達してたら遅くなってしまったので、
今日はヘッドのガスケットカスをリムーバーで溶かしたり磨いたりピストンの打ち換えをやって終了。
パークリファイヤーは危ないので、引越し時に出てきた古いオーブントースターを使って
こんがりとピストンを焼いた。

暖めたコンロッドはピストンピンが軽くなるのでエクステ使って軽く小突いたらスポッと抜ける。
そして・・・
あれ?NAのピストン・・・ピストンサークリップが入らない?
片方は装着できるが、もう片方が明らかにおかしい・・・
何と、ピストンピンはNAとSCでは長さが違うのね!
あわててゴミ捨て場からNAのピストンピンを掘り出す。

前の移植時はピストンピンもそのまま移植したから事なきを得てたが・・・
これ逆だったらピストンピン大暴れしてエンジンブローだったんじゃないか・・・?
私のサンバーを見て背筋に何かが走った。
よかったよかった・・・
ということで、SCのコンロッド移植で躓き、汚れて少しサビが浮いたピストンピンを磨き、
紆余曲折を経て何とかコンロッド移植に成功。

ここは整備書にも乗っていない項目だった・・・
そりゃエンジン換装はともかく、コンロッド単体の移植をしかも形式違い移植するのはまれなケースだろうしなぁ・・・
また1つエンジンの仕組みについて理解できました。
後はブロックを煮込んで洗浄したらエンジン主機の組み立てに入れるな。
Posted at 2012/10/04 23:10:43 | |
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