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イイね!
2020年09月08日

アストンの本質...Aston Martin Works

自分は007のファンでもなんでもないので、ガジェット付きかどうかはあんまり興味がないのですが、56年前のクルマの生産ラインを改めて作る。かつてそれを作っていた場所で。
これってやっぱ、すごいわ。


自分がここで注目したのが、30年、40年生産ラインで働いていたような職人の方々の知識と経験を、ちゃんと次世代に伝承し、どの世代のアストンもずっと楽しめる体制を確保することに真剣に取り組んでいるのが、素晴らしい。

スーパーレッジェーラ構造のフレームはモダンな技術で防錆処理を徹底しつつも、そこに被せるボディーパネルは70年前のイングリッシュホイールでハンドメイドされ、いくつものパーツを溶接し、まるで1枚から叩いたかのようなボディにして,
フレームにアルミ板を巻き込んで固定する。ボルトオンや接着ではなく。

ボディだけで500時間、1台4500時間の人の手仕事で作られる工芸品。
いまのDBSで220時間...めっちゃ手かかってる....

ふと思ってしまった...これ、絶対事故れないわ...とんでもない...

DB4GTのステッカーのような部分も全部ハンドペイントで、レザーの縫製などのトリム制作も同じ場所。

塗装部門も休みなく24時間稼働、1人が1台をハンドペイント。

ZFはオリジナルの5速ギアボックスを当時の型から新たに制作。当時そのままの乗り味に拘り、タイヤも当時と同じパターンのものを新たに制作依頼。意気に感じて喜んで協力するパーツメーカー。

Goldfinger DB5のプロジェクトが、結果としてDB5に対する新たなパーツ供給も可能にしている。

ポケモンの絵の入ったペンケースのように、映画仕様の色柄のヴァンテージで商売するのもいいんだけど....

職人の方の手仕事で作られる、このAston Martin Works.
アストン本来の精神は、やっぱり、ここだよな...と改めて思います。

いつか行きたいなぁ... いや、絶対、行こう。

ブログ一覧 | アストン・マーティン | クルマ
Posted at 2020/09/09 00:29:08

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この記事へのコメント

2020年9月9日 8:48
言い切る事は大事です。絶対行けますよ。

小規模メーカーだからこそ出来る事でしょうけど、小規模メーカーがやる事ではないですねw
コメントへの返答
2020年9月9日 17:26
そうです。言い聞かせればいいんです。

小規模ですけど、扱う金額がぜんぜん違うので、できちゃうんでしょうね。
2020年9月9日 13:56
私はまだないですが,部品代や修理費を聞くと,驚きます。
ホイール1本80万とか,クリスタルキー挿してもエンジンかからなくなって50万とか。
でも,そのときに考えようと思っています。
周りのオーナーも言いますが,案外壊れないです。
コメントへの返答
2020年9月9日 18:03
次期車両のため、いろいろやり取りをしている最中ですが、おっしゃる通りで感覚が全然違いますね。

然るべきルートできちんと管理された車両を、というアドバイスのもと、仲間入りをしたいな、と思います。
2020年9月9日 18:02
///Ivanさん、こんばんは。

Aston Martinは古いモデルにも力を入れ始めましたよね。
製造した9割が現存すると胸を張るだけではない、企業の姿勢が良いと思います。

それに、良いものを見極め、それを評価してお金を出すという文化が醸成されていることも大切。
日本は古いものより新しいものに重きを置く社会なのかな、と。
これでは伝統も職人も育ちません。
何と言っても、13年超で税が重くなるような国だから・・・
コメントへの返答
2020年9月9日 18:11
ラガーあきさん、こんばんは。

以前からそうなんでしょうけど、一つの柱になりそうですね。

この世界まで行くには相当のfinancial powerも必要なんですが、いつか、いつか行けるといいなぁ、と思います。

伝統と職人文化を大切にするのは日本と英国の両方に共通すると思いますが、ヴィンテージカー文化については歴史の厚みが違いますね。

プロフィール

Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
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