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Ian*のブログ一覧

2025年01月01日 イイね!

年始のご挨拶

明けましておめでとうございます。

つい先日見つけた動画。サン・カンさんはThe Fast and The Furiousの俳優の人。
カーガイとして有名でもありますが、自身の出自や在り方、クルマへの情熱を深く語る見ごたえのある動画。



「いままで色々クルマを制作した。でもそれはSEMAのようなショーに出るため。マーケティングであり、The Fast and The Furiousのハーンとして作ったもの。でもこれは違う。」

「「52年前の240Zを所有するのは馬を飼うみたいなもの。ちゃんと手をかけて、繋がりがないといけない。クルマとのつながりを感じるのはこれが初めて。これは制作の最初から最後まで関わった初めてのクルマ。モノコックをニコイチにして、ボルト1本までオリジナルに拘った。自分の魂の延長であり、今自分がどこにいるかを示すもの。」

「クルマにはスピードとか移動とか機能があるけど、これは、今自分がどこにいるのか、最高の自分を求めていくこと、人生で追い求めていくものを表現したもの。 ”IKIGAI”「生きがい」なんだ。」

「ハリウッドでは毎日何かを諦めたくなる。「ここはオレがいる場所じゃない。こんな顔で、アジア人がこんなとこで何やってるんだ?妄想に取りつかれてんのか?って感じる。」

「このクルマを持つのはそれと一緒。なぜこのクルマ?壊れるし、キャブの調整も難しいし、維持は大変で、いつも気にかけてないといけない。」

「でも、こんなクルマは街では1台も見ない。ハリウッドスターを見かけるのは滅多にないのと同じ。ハリウッドで俳優でいるのは大変なんだ。でも自分の夢を追い求めてそれになった。それと一緒。」

「お金を払えばクルマは買えるし、維持もお金の問題。それは簡単なこと。でもこのZは、自らを自分自身の最高傑作にする、情熱に取り憑かれたアーティストが魂を込めた作品を作る、自分の思いをすべて注ぎ込んでクルマを作る。そうやって作り上げたのがこのクルマ。これに乗れば、ある意味自分がどういう人間なのか、感じてもらえると思う。」

自分はここまで入れ込んでクルマを作り上げることはやったことないけど、言わんとすることは非常によく分かる。カー・ラインナップが何かを表現し、自分で手を加えていく楽しみをようやく始めた者としては、こういう在り方は将来の方向性だよな、と思う。


“Searching for the best version of yourself”

簡単なことなんかなにもないけど、追い求めていくことが、いくつになっても生き生きとしているために大切なことなんだろうな、と思う。

今年もよろしくお願い致します。
Posted at 2025/01/01 14:01:14 | コメント(6) | トラックバック(0) | クルマのコラム | 日記
2017年04月28日 イイね!

この動画最高.90億円相当のアストン・マーティンのドリフト

ラップタイムとか、0-100km/h何秒とか、なんにも言ってないのだけど、このメーカーの姿勢に惹かれますね.カッコよくて気高くて、でもおバカで(笑).



ほとんどワンオフみたいなモデルを何台も発表していますが、こうして並べて見ると一貫性があるんですよね.ブレてない.気高く唯我独尊で、ある意味ユーモアにあふれ、ある意味暴力的.

裕福で、その富でもって全開で遊んでる感じっていうか.会社としてはほとんどの期間で綱渡りなのに.

自分的にはZ4MCが気兼ねなく乗れるスポーツカーとして一番と思っていますが、NAエンジン、MTのアストンは自分のカーライフのとぉ〜い将来に夢見ている部分はあります.

でもこのメーカー、非常に敷居が高く感じるんですよね…
もっと自分を鍛えないと、とてもじゃないですが落ち着いてアストンには乗れなさそうですねぇ…
Posted at 2017/04/28 16:10:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマのコラム | クルマ
2016年11月06日 イイね!

NAエンジンじゃなくても、いいかも?


まさかこんなことを言うようになろうとは、思ってもいませんでしたが…

Z4MCに搭載されているのは、皆さんご存知のS54エンジン.直6エンジンの最高峰、3.2Lで343馬力を絞り出し、ロングストロークながらほぼ8000rpmまで回る、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー合計6回受賞の名機.

このエンジン、レッド付近ではやや苦しげになるものの、下から上まで轟然と吹け上がる様は圧巻で、しかも低速からのトルクも十分あり、日常的使いやすさと豪快な吹け上がりが同居しています.そして直6の音色はいうまでもなく素晴らしい.


なのでこれまではNA最高!直6バンザイ!でここまできています.

…なのですが、レンジに乗るようになってから、ちょっと考えが変わりつつあります.

AJV8 Gen III.別名AJ133と呼ばれる5.0L V8直噴スーパーチャージドエンジン.510馬力、トルク625Nm、フルサイズレンジを0-100km/hまで6.2秒で加速させるパワーとトルク.2.6tのクルマの加速がZ4MCの1.2秒落ちってことですから、これってとんでもない数字.


さすがに静止時からの加速ではやや最初がもたつく印象ですが、中間加速はまさに怒涛の加速という言葉そのもの.高速で合流や追い越しの場面では、あらかじめ1つシフトダウンしておいて加速すると、巨大なトルクの波で押される感じです.

で、このエンジンは低回転からわずかなアクセル操作にも繊細に反応し、NAとの違いがほとんどわからないほど.上は確か6500rpmまで(だったと思います)で、S54のような高回転型ではありませんが、低回転から全域で怒涛のトルクが味わえます.しかもスーチャーのミャーミャー系の加給音はほぼ皆無で、バリトン系のV8ノイズのみ.

これまでNAの専売特許だと思っていたリニアな反応が5Lスーパーチャージドでも手に入ることを知ってしまうと、S54は音の素晴らしさと高回転までの伸びがあるものの、このエンジンですら低速トルクが少なめ、と感じてしまうのですね.

こんなことから、最近はスーチャーってのはアリだな、と思うようになっています.

Z4MCは見た目、エンジン、安全性、日常性のバランスが非常に良く、そうそう手放せません.

ですが、スーパーチャージャー搭載のスポーツカーも、いいんではないか、と思う今日この頃です.



ま、いろんな意味でそう簡単に買い換えられるものでは、全然ないんですけどね(笑).
Posted at 2016/11/06 20:57:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマのコラム | 日記
2015年10月23日 イイね!

直6エンジン復活の兆し.ついでにジャガーとBMWの関係は実は深い?

今直6エンジンを作っているのはBMWだけですが、今後他のメーカーからも復活するのだそうです.

メルセデスが次期Eクラスで直6ターボを復活させ、しかもトップモデルではクワッドターボ(2つは普通、2つは電気らしい?)になるそうな.

そしてもう一つのメーカーはジャガー.インジニウムエンジンは今後3気筒も出ることが決まっているそうで、そこから派生する形で直6エンジンを復活させるそうな.今のV6のスーパーチャージとは違って直6ターボになると.

そして直6ターボはガソリン仕様で300馬力、400馬力、500馬力の3バージョン、ディーゼルでは275馬力、335馬力、400馬力を用意するらしい.

でその直6エンジンとともに、最近出たばかりのF-Paceの下位モデルとしてよりコンパクトなE-Paceが出るのだそうです.

(画像レスポンスより)

将来的には今のV12のエクスクルーシブな立ち位置にV8が来てV12が量産車から絶滅、V8の位置に直6,直6/V6が直4,直4の代わりに直3、というダウンサイジングの大きな流れを見ているのかもしれません.


M-sportとR-sport、前後比50:50、FR主義、そしてもしかしたら直6導入… 戦略的にジャガーがドイツのメルセデス、BMWとガチンコ勝負になってきたみたいです.ただこれもいろんなご意見があると思いますが、ある意味「社内のドイツ化(BMW化)」も一部あるのでは?と想像もしています.


ジャガーのCEO、Ralf Speth博士は2010年就任だそうですが、その前はBMWで20年以上努めたキャリアを持つ方で、ウォルフガング・ライツレ社長当時の副社長としてローバーの買収に関わった方.その後フォードのプレミアムグループの役員からCEO、という流れらしい.


Carl-Peter Forsterという方もBMWの全製品の2010年にタタ・モータースの役員になっていますが、この方も1999年にはBMW全製品の製造責任を担当する役員だったそうで、BMWで15年ほどのキャリアがある.(その後2013年にボルボの役員へ)

加えて2013年にはWolfgang Ziebart博士をJLRグループのエンジニアリング・ディレクターとして迎えており、この方もBMWで23年のキャリアがあり、BMWの設計、製造のトップにあった方.


もちろん先端分野、エグゼクティブの分野ならヘッドハンティングや企業間異動は日常茶飯事と思いますが、CEO及びエンジニアリングのトップがともにBMWからきたなら、その部下の何人かがついていったとしても不思議はないのでは?と想像します.

BMWには興味深い制度があるらしく、各部門のトップとしては60才までしか働けないそうです.だからある程度の年齢になると降格を受け入れるか、他社への転職を迫られる.BMW Mのエンジニア責任者がヒュンダイにヘッドハンティングされたのもこれと関連があるらしい.ある意味経験豊富で優秀な人材が欲しければBMWから、というのが賢い選択なのかもしれない.

技術的にインジニウムエンジンがBMWと似ていると思うのは、気筒あたり500ccというのはBMWが研究の結果最も効率的と結論づけ、それこそ1世代前から行っていること.またエンジンの気筒数、燃料の違いに関係なく気筒間のパーツ共有をすすめる戦略もBMWが現行のB型エンジンで進めたことと同じ.プレスリリース読んでいて、「これそのまんまBMWと同じ戦略やん...」って思いました.


前出のWolfgang Ziebart博士いわく、今のJLRには80年代のエンジニア主導だった時代のBMWに似た雰囲気があるそうです.そしてBMWも以前とは違ってジャガーのことを真剣に見ていると.

唯一心配するのはドイツ流導入により英国らしさが薄れること.ただそこは英国紳士のしたたかさで、ドイツのライバル企業だろうがかつての植民地インドだろうが、人もカネもしっかり利用するけど譲れない部分は絶対曲げない、という精神を持ち続けてくれれば、まれに見る成功例になる気もします.

BMWが中途半端な路線に行きつつある中で、ポカッと空いた「もっともスポーティーなメーカー」というポジションを、ライバルメーカーからの人材、経験、知識を利用しながら虎視眈々と狙う姿勢は、私のような旧式を愛する顧客層(爆)には、結構訴えかける部分があります(笑).

個人的には次期愛車はレンジ・ローバー(!)という気持ちで、すぐジャガー導入となるわけではありませんが、ドイツ的な技術的信頼性と先進性、パフォーマンスと、変にドイツかぶれにならず、積極的に英国的な雰囲気や味が同居するクルマとしてあってくれれば、選択肢としては非常に魅力的に思います.

あとはディーラーの信頼性、対応かなぁ…地域にもよると思いますが.BMWも良くはないけど(爆)

注)この内容はネットで拾ってきたネタで書いた与太話であることをご了承下さいませ..



(関連リンク)
http://www.drive.com.au/motor-shows/inline-sixcylinder-comeback-for-mercedesbenz-20150304-13uhvo.html

http://www.drive.com.au/motor-shows/inline-sixcylinder-comeback-for-mercedesbenz-20150304-13uhvo.html

http://www.autocar.co.uk/car-news/industry/jlr-will-blow-opposition-away-says-engineering-boss
Posted at 2015/10/23 16:32:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマのコラム | 日記
2015年09月06日 イイね!

ぶつからない、といってもいろいろあるらしい

予防安全性能はおそらく今クルマの買い換えを考える時にカギとなり得る項目で、性能やルックス以前に「これがついてないから買わない」となる場合もあるかと思います.海外ではAEB:Advanced Emergency Brakeというそうですね.

実際性能差ってどんなもんよ、ということで、興味がある車種と有名なモデルについて分かる範囲で調べてみました.ネタ元はJNACAPとEuroNCAP.

BMWミニ(F55、F56)
クロスオーバーだと装着できないため、このモデルしか今は選べません.一応カメラとレーダーで歩行者とクルマに反応するとのこと.ただしこの装備、標準じゃない.VWなんかは標準なのに.

しかもその性能は良いとはいえない.JNCAP評価での下の動画だと、停止車両で20km/hまでしか衝突予防効果がない.45km/hの定常走行車両に対しても思いっきりぶつかってる.この装備に11万4千円.



スバルインプレッサ
国産代表として取り上げるのはスバルのアイサイト.これはやっぱり国産車の中では別格な感じ.
対停止車両で50km/h、対定常走行車両では60km/hでも衝突を予防している.



トヨタシエンタ
スバルを傘下に置くためか(苦笑)、トヨタも急激に追いついたみたい.対停止車両で50km/h、対定常走行車両では60km/hでも衝突を予防と、スバルと同等の防止効果.



マツダデミオ
標準装備のものだと対停止車両30km/hで衝突.アクセラXDの上級装備なら対停止車両、対定常走行車両とも45km/hで衝突しているので、ミニとそれほど変わらない、ということか.


アクセラXD


ちなみに日産はトヨタとマツダの中間というか、下位の車種だとマツダ同等、スカイラインなどの上級車種だとトヨタと同程度な感じ.

ボルボV40
世界的に見てもこの分野でのトップはボルボだというのは多分異論がないところ.EuroNCAPのテストでは対停止車両で50km/h、対定常走行車両ではなんと80km/hまで良いらしい.


こんな感じで、予防安全性能とひとくちに言ってもピンからキリまであり、エアバッグやシートベルトのように「ある or なし」と単純に考えてよい装備ではまだない、というのが印象です.今後の技術的進歩が相当の幅である分野といえますね.

なので、現時点でこの装備を目的に選ぶなら、やはり国産ならスバル、輸入車ならボルボ、それら以外ならトヨタか日産の一部の車種(あとは詳しく見ていないので要精査なのですが...)など、トップレベルの性能を持つモデルを選ばないと意味がないかも?というのが今の所の個人的感想です.
Posted at 2015/09/06 19:07:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマのコラム | クルマ

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Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
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