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Ian*のブログ一覧

2015年09月02日 イイね!

クルマ好き的視点でみた軽井沢

毎年休みの前後がそのしわ寄せで超忙しくなり、「休む意味、ある?」といつも思うのですが、一方で休まないと気持ちが一杯一杯…というのも事実.ようやく休みが取れました.

今年は軽井沢へ.今まで行った記憶がなく、おそらく初めてと思われます.フツーに軽井沢のことを書いても面白くないので、今回はクルマ好き的視点で見た軽井沢について少々.白物家電的なクルマは全く視野に入りませんでしたので、非常に偏った視点であることをご了承ください(笑).


・一体何なのだこのベンツ率の高さは…
当然別荘が多くある避暑地で、しかも「軽井沢」.裕福な方が多いとは思っていましたが、驚きました…このベンツ率の高さに.東京から近いのも分かるんですが、「品川」ナンバーの多いこと多いこと.ついで多いのは「練馬」ナンバーだったかと.

ベンツでも各クラス見ましたが、おそらく最多はE?またはC?かも.その次がGクラス、あるいはGLクラス.現行のAクラスやBクラスなどもあった気がしますが、かなりマイナー.

・ポルシェも一大勢力
カイエン、これも多かった.マカンもいたかもしれませんが、区別できませんでした.こちらも品川ナンバーの奥様が運転される911(991の現行モデル)が印象に強く残っております.

・BMWはかなりマイナー
少なかったですねぇ…アウトレットモールにはそれなりにいたんですが…
ただホテル駐車場で見た、アルピナブルー&シルバーデコライン仕様のアルピナD5ターボ、あれは個人的に軽井沢のイメージにバチッとはまって、カッコよかった…

・意外に少ない英国車…
今回目撃した英国車としては、ジャガーXFを1台、Xタイプ1台、クラシックミニ1台、レンジ・ローバー2台、ランドローバーのディスコ2が1台.もっといると思ったんですが…たまたま見なかっただけか.

これだけ同地区ナンバーのベンツ、ポルシェが多いのをみると、軽井沢を愛用される富裕層に、一定の考え方、方向性があるのかもしれません.資産的にも全く当てはまらない自分は、みんなと同じは…だし、むしろ「外しの美学」を求めるかなぁ、と思ってしまいました…

しかし旅行中目撃して、「おぉぉぉぉ!」と最も感動した1台が英国車で、XJ-Sのシューティング・ブレークであるArden AJ3 Shooting Brake.ほんとに初めて見た.普通見ませんよ、こんなの.

(Arden.deより)

・チョイクラ万歳
確かにベンツは多かったのですが、いい意味で印象的だったのは、相当数見かけたW124.あるいは最近街ではあまり見ないE36のBMW3シリ、加えて993、先ほどのディスコ2やクラシックミニ、サーブなどの味のあるクルマをかなり見かけたこと.皆さん、分かってらっしゃるなぁ…と思いました.

・悪天候の長距離高速巡航は、ボルボ
行きが相当雨が降っていたのですが、そんな中でも長距離を相当のペースでカッ飛んでいたのが、ボルボでした.やはりお国柄というか、荒れた天候こそ本領を発揮するのでしょうか.

とりあえずこんな感じでしたが、パチンコ屋さんや派手な看板などの鬱陶しい物もないし、夜は静かだし、食事もおいしいし、美術館、博物館もハイレベルだし、非常に「五感に優しい街」というか、街中なのに「世俗と隔絶されてる感」があるのに「山ごもり感」はない、という、絶妙な感じが印象的でした.

また頑張って働いて、再訪してみようと思います.こんどはできればレンジ・ローバーで行きたいなぁ...
Posted at 2015/09/02 22:44:15 | コメント(7) | トラックバック(0) | クルマのコラム | 日記
2015年06月05日 イイね!

いよいよル・マン24h.日産のFFレースカー、NISSAN GTR LM NISMOへの期待

FFのBMWなんて...といった後でなんですが、同じFFでもこんなチャレンジングなFFは話が別.


日産は昨年もデルタウィングという3角形の異様なレースカーでル・マンにチャレンジし、残念なことにクラッシュ、リタイヤでしたが、今年の挑戦も非常に独創的で、期待が非常に大きいです.


今年のル・マン車両 NISSAN GTR LM NISMOはフロントエンジン、前輪駆動のいわゆるFFのレースカー.FFですよ、FF.


通常のレースカーならMRにして機動性とバランスを優先するのでしょうが、このクルマの素晴らしさは、「ル・マン24hを戦うために最善のパッケージはなにか?」を求めて、白紙からデザインしたということ.


その特徴を挙げてみます.

・高速コーナーと直線の長いル・マン24hで最速を狙うには空力が最優先.

・車体後方は空力のルールが厳しく、空力を最大限に利用するにはフロントエンジンにして車体前部の自由度の大きい空力を最大限に利用したほうがよい.

・後ろのメカが減ることで車内後方に綺麗に気流が流すことで空力の効果が向上する.

・フロントで取り入れた空気をそのまま車体前後を貫通する2本の巨大なトンネルで後方に導き、強力なダウンフォースを効率よく発生.時速150mph(241km/h)以上で天井を走れる(!)ほどのダウンフォースを発生.車体内部の空力で稼ぎ、ウィングに頼らないためドラッグを減らすこともできる.


・極太タイヤを履くMRと異なり、後輪をナロータイヤにすることでディフューザーを大型化でき、かつホイールハウスからの乱気流を減らせる.

・前後の重量配分は前:後=65:35.タイヤのグリップ、エアロのダウンフォースも前後65:35でバランスされる.

・タイヤはミシュランが開発.前輪は燃料3タンク分、後輪は10タンク分は走行可能.

・ブレーキング時にも後軸に相当の荷重が残るMRと異なり、ブレーキング時に前軸にほぼすべての荷重がかかるため、エネルギー回生効率が飛躍的に向上する.

・エンジンは3LV6ツインターボで550馬力.フライホイールのハイブリッドシステムとの合計で1000馬力以上.

・FFのためにアンダーステア傾向となり、スピンしにくくなる.アンダーステアはトラクションコントロールなどの制御で対応可能.

このプロジェクトを素直の応援したいと思わせるのは、安全パイをとって上位を狙い、会社の宣伝や販売に貢献しよう、というような下世話な欲望を感じさせず、むしろ既存のパラダイムを破壊する技術的な挑戦を最優先としているところ.

そして大失敗もあり得るそんな壮大な実験にゴーサインを出し、サポートする日産の懐の深さ.これは尊敬に値すると思います.

もちろん奇をてらった設計では全くなく、綿密なシミュレーションから導き出したソリューションなのでしょう.このパッケージをまとめたデザイナー、エンジニアの人たちの発想の自由さと聡明さは素晴らしいし、是非見習いたいと思う.


来週末のレース、楽しみにしようと思います.

Posted at 2015/06/05 17:21:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマのコラム | クルマ
2015年05月22日 イイね!

これこそPetrolheadへの福音 ついに救世主現る? Audi e-benzin

アウディがついにやってくれました.

アウディは合成燃料に熱心な会社で、すでにe-Gasという合成燃料を作るプラントを稼働させています.これはCO2と水、そして太陽光発電などからの電気で作られる合成メタンで、100%カーボンニュートラルのディーゼル燃料です.


そしてかれらは新たにe-benzinというものを作りました.これは水、CO2と太陽光による発電エネルギーで作られる、完全合成ガソリン.100%イソ・オクタンでオクタン価100.硫黄もベンゼンも含まず、環境汚染物質も出さない.


ということは、ガソリンがすべてこのe-benzinに置き換われば、ガソリン車がカーボン・ニュートラルになっちゃうわけなんですよ 6LV12だろうが、6.75LのV8だろうが関係ない.ガンガン走ってCO2出しても、また合成燃料に再生産されるだけ.

給油してタンクに残った分はまるで木の幹や葉のように炭素を一時的に貯留して空気中から減らせる.世界中を走るガソリン車のタンク残留燃料はおそらく相当な量.それが空気中から減るだけでも空気中CO2を減少する効果はそれなりにあるはず.

EVやハイブリッド用のバッテリーのためにレアアースを求めて自然を破壊することもない.よりエコなクルマに代替えすること自体が、新たなクルマ製造という大きな環境負荷、CO2増加を生むわけで、そんな無駄すらなくなる.

既存の味わい深いクルマをフツーに大事に使い続けることに、一切の罪悪感がなくなるわけですよ.

これって、素晴らしいと思いません?

これもっと大々的にPR、推進すべきと思います.エネルギーが自国生産されれば多くの政治的問題、紛争も解決するかもしれない.もちろん産油国がキレてさらに混乱する可能性もあるわけだけど…

このe-benzin生産プラント、2016年から開始されるそうです.これが世界各地で本格化すれば、味の悪いターボや電動パワステなど気にすることなく、フツーに最高のNAエンジンをぶん回し、また大排気量車のクリーミーな味を気兼ねなく楽しめるような未来が訪れる可能性があります.

今のうちに合成燃料の未来のために、最高に楽しかった時代のクルマをゲットしておくのも、ありかもしれませんよ?



もちろん合成燃料の普及が潰される可能性もあるんで、自己責任でお願いしますね(爆)
Posted at 2015/05/22 12:27:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマのコラム | クルマ
2015年05月10日 イイね!

BMW最初のFFモデルに乗って、改めてその意味を考えてみた

はじめは私も「BMWがFFなんて、一体何いってんの?」としか思ってませんでした.
ただその一方で「あのBMWが出すんだから、もしかしたらすげーの出してくれるんじゃ?」という期待も、一応持ってはいたんです.で、乗ってみましたが…

2シリーズ アクティブ・ツアラー、クルマとしてはよく出来てると思う.数日普段使いしてみて、バッジと値段とルックス(汗)を忘れかけた頃に「...コレ結構よくない??」って思ってしまったくらい.


ただですね、BMWならすごいの作ってくれそうで期待するじゃないですか.i3のストレッチ版CFRPシャシー作ってバッテリー撤去、1.5Lターボ搭載してRRでMPV化したのなんかいいよな、とか.でもできあがったのは、出来はいいもののライバルメーカーと似たりよったりの市場調査通りのMPV.

「FFでもFRのBMWと同様の走り」とか、「FFでもBMW特有のハンドリングを提供」とマーケ屋さんが言うもんだから、話がこじれる.そんなの簡単に出来るわけない.FFだって既に十分に進化してるだろうし、最近4社(マツダ、ミニ、フォード、VW)のFFに乗ったけど、どこのクルマもフツーには乗れる.ステアリングフィールなんて絶対フォード・フィエスタの方がいい.

BMWのはそれらより優れた部分もあると思うけど、桁違いじゃない.駆動方式の壁を越える、他社の度肝抜くようなFFを作るなら、相当真剣にやらないとだめでしょう.でも前振りで触れたとおり、これは販売&マーケ的な意味で生まれたクルマ.ミニとのシャシー共有でもせいぜい数十万台.極論すれば収益マシーンに本家FRモデルを食ってしまうほどの性能を持たせるほど、開発費かけるはず、ないでしょうね.

BMWのスポーツ性がつらくなった高齢者、旦那の正統BMWの2台目足グルマ、新興国のメンツ(バッジ)と後席スペースが大事な人たち、クルマにはあまり興味ないけどちょっと良いモノが欲しいスマホ世代、とくにこだわりもなく、ただなんとなくBMWが欲しい人、etc…

そもそもFFとFRの区別もつかないターゲットカスタマーに売るわけだから、逆に拘り詰め込んだら「ハンドル重い!」とか言われかねない.彼らがのぞむものを作って数が売れれば、それでいい…

端的に言えば「もう昔のオレじゃないんだよ」ということなんでしょう.「何青臭いこといってんだよ.世の中変わったんだよ.お前もいい加減大人になれよ」と.

だけどねぇ…BMWって「お客様のお望みのクルマを作ります」なんて会社じゃ全然なく、すごく骨っぽい企業だったのになぁ.その走りには明確な流儀があり、それを実現するためにメカニズムを選択し磨いてきたはず.「オレ達の目指す走りのクルマしか売らない.気に入る人だけ買ってくれ」みたいな.


それに惹かれてオーナーとなった方も多いはず.明確な意図で「BMWに乗る」と決めた人は、単にドイツ車に乗るためでもバッジの威を借るためでもなく、「一人でも家族といる時でも、いつでも走りを楽しみたいから、そのバランスに妥協せずに作られたBMWを選んだ」と思うんです.

だいたい、「FFは自然の摂理に反する」とまで言ってたの、誰?


正確にはX系が出た頃からかもしれないけど、今回の「他よりちょっといい、普通のFFモデル」導入で、「BMWを選ぶ」こと自体が、拘りでも何でもなくなっちゃった.今後は「いろんな妥協でFFを大量生産する会社のラインナップから、走りを重視したFRモデルを選ぶ」という、ごくありふれた行為になってしまった気がする.

これって何でも作っちゃう系総合自動車メーカーの、ちょっとスポーティなモデルを買うのと、何も変わらない.そんなメーカーいっくらでもあるじゃん.

繰り返しますがアクティブ・ツアラーの出来は全然悪くない.FRモデルがなくなるわけでもない.ただ拘りのないユーザーが買い、さらに拘りのない要望が増えて、結果的に基幹モデルからも「伝統の味」が消えていくかもしれない…これは時間の問題でしょう.

薄まった味でも客が文句言わなければ、「どーせわかんねーよ!もうちょっと薄めて安く作って儲けようぜ!」という悪魔(マーケット畑の人たち)のささやきにエンジニア達は勝てるのでしょうか.もしかしたらそんなことももう始まっているかもしれない…

老舗専門料理屋から高価格ファミレスになるというか、パンドラの箱を開けちゃったというか…

結局、「FFのアクティブ・ツアラーは正しくBMWか?」は愚問なのでしょう.「BMWは変わった.会社存続、規模拡大のためなら何でも出す.味が濃かろうと薄かろうと出たモデル全部がBMW」ってことですね.


やっぱり旧来の価値観のBMWとしてはV10があったあたりがピークだったのかな、と今になって改めて思います.今後も売り上げは伸び、素晴らしいクルマも出るでしょうが、そのヒット率は次第に下がっていく気がしてなりません.


これも1割のマイノリティの戯言になるのでしょう.私に出来ることは、「この路線なら買わない」選択をすることでしょうかね…BMW製FF買うならミニのほうがまだ筋が通ってる気がしますね…
Posted at 2015/05/10 22:12:52 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマのコラム | 日記
2015年02月10日 イイね!

英国車らしい色、最高

「中古は程度.色なんてカンケーない」とは言われますが、私は色にこだわって選ぶ派です.

英国車って、なんでこんなに繊細な色が似合うんでしょうね?

シルバーだけど微妙に緑や茶や青が混じっていたりしてて、非常に表情が豊か.
少なめのキャラクターラインと敢えて彫りを深くしない、抑制の効いた面構成のせいかも.

たぶん色との相性を分かってデザインしてるんじゃないでしょうか.

サンドベージュ、焦げ茶、淡いグリーン、微妙なニュアンスの水色…最高ですわ.















...最近、セパンブロンズのZ4Mが、かなりカッコいいと思うようになってきた...
Posted at 2015/02/10 17:46:32 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマのコラム | 日記

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Ian*です. BMWから走りの良さを学び、そのスポーツ性の究極として直6NA&MTのBMW Z4Mクーペへ。同時に、その佇まいと世界観に惚れてレンジロー...
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