ラングラーやジムニーと言ったクロカン車には、フロントバンパー後方の足回りにステアリングスタビライザー(日本ではステアリングダンパー:以下ステダン)が付いていますね。
ステダンの目的をごく簡単に言うと、ステアリングの振動を和らげ安定性を保つパーツですが、ゴツいタイヤを履いているラングラーは特に普段からステアリング操作時に修正蛇を要求されます。
さらに、35インチ以上のMTタイヤやリフトアップしたクルマには、それが顕著に出てくるようですが、自分の場合は鍛造ホイールにATタイヤなので、そこまで影響はないものの、ショートホイールベースの2ドアだからか、4ドアよりもやや直進安定性が低いように感じていました。
そこで今回、お手軽にカスタム出来るステダンを自分も取付けて見ることにしました。
ただ、アメ車のラングラーですから現在発売されているステダンは、基本的に左ハンドル専用に設計されており、右ハンドル車に取付けるには、純正位置ではなくタイロッドにリロケーションするためのブラケットが別途必要になってきます。
ただ、完璧な固定や微調整が難しそうでこれまでスルーしてきましたが、この度ビルシュタインから右ハンドル用のステダンが発売されました。
をを、カッコ良い♪
専用設計で取付けも簡単だし、アピール度も高そうです。
元々、自分はビルシュタイン派と言うこともあり、これで即決したかったのですが、4輪のショックアブソーバーがFOX製なので、統一性を考えるとビルシュタインは断念し、FOXのほうを注文。
ただ、前述の通りFOX製も左ハンドル用しかありませんので、このままで純正ステダンより全長が短かく、純正置き換えのポン付けはする事は出来ません。
そこで、日本のショップが製造している、X-Fangの延長ブラケットを別途購入。
一気に作業したので、途中の画像は無し~。
純正ステダンとの比較画像とか、作業風景も撮っておくべきだったとプチ反省・・・。
特に難しい工程や微調整もありませんでしたが、作業スペースが狭かったので、トルクレンチで80N・mで締めるのに力要りましたね。
さて、取付け後早速試走してきました。
詳しくは後日パーツレビューの方で語りたいと思いますが、結果から言うとそこまで変化は感じられなかったと言うのが正直なところ・・・。
理由としては、車高ノーマルでタイヤホイールが純正品よりも軽量の鍛造ホイールとATタイヤだと言うこと。
取り外した純正ステダンを伸縮してみましたが、まだ走行距離1万Km未満なのでそんなにヘタリが見られなかったことなどがあります。
ただ、感じた効果としては低速ではステアリングにドッシリ感が生まれたこと。
街乗りでは今まで通りですが、高速に乗ると明らかに修正蛇が減り、直進安定性が増したことですね。
あと、見た目としてビルシュタインほど自己主張性は強くありませんが、チラリと光るシルバーが良い感じです♪
Posted at 2024/09/06 21:11:31 | |
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ラングラー | 日記