3連休最後の日、美里温泉「湯の華」に行ってきました~。
ここは元々宿泊施設だったのですが、コロナの影響で2年間の休業を経て、今年の7月に日帰り温泉施設としてリニューアルオープンしたのです。
熊本地震前までは、仕事でこの施設の前を時々通っていたのですが、逆に立ち寄り湯が無いこと、その先にある「やまめ茶屋」で食事をする事が多かったので、これまでスルーでした。
つい先日、地元のテレビの情報番組でリニューアルオープンした事が紹介されていたので、これはと行ってきた次第です。
自宅からはクルマで約1時間、いきなり到着!!
前から知ってはいましたが訪問は初です。
まずは、家族風呂の受付とともに食事をします。
頼んだのは湯の花コース(3000円)。
これにたった500円プラスで新鮮馬刺しが付きますが、さすがにボリュームありすぎるので、今回はご遠慮。
まず、運ばれてきたのはヤマメと味噌を塗った地元の食材。
これを囲炉裏に差し、田楽にして食べるのです。
熊本、特に高森や南阿蘇方面では有名な郷土料理で、囲炉裏を囲んでゆっくり30分以上、田舎の風景に癒やされながら田楽を育てていきます。
お次に地鶏が運ばれてきました。
地鶏って、歯ごたえが硬くジューシーではないので、人によっては好き嫌いが分かれると思います。
・・・が、焼くに従いどんどん油が浮き出てしたり落ち、程よく照りが付いてきました。
これを一味と小ねぎの入ったポン酢で頂くのですが、適度な歯ごたえと肉の甘さでめちゃ美味しかったです。
お次は、だご汁と高菜付きのおにぎりセット。
写真が上手く撮れてませんが、中身は具沢山で九州みその加減も絶妙。
ただ、自分がカボチャが苦手なので、悲しいかなあまり食べれませんでした・・・。
で、結局田楽は一番最後に出来上がりました。
思ったほど、ヤマメに焦げの焼き目が付かないので生焼けを心配したのですが、実際は炭の遠赤外線効果でしっかり中まで熱が通り、川魚の味がしっかり出ていて、これまた絶品でした。
あ、食べるのに夢中で仕上がった田楽は取り忘れていました・・・。
さて、お腹いっぱいになったので、しばらく外の風に当たった後、温泉に入ることにしました。
特徴のある10室ある部屋から、睡蓮を選びました。
家族風呂は1時間3000円とちょっとお高めですが、なんと広い休憩室が付いています。
なるほど、もともと宿泊施設だったものをそのまま再利用しているので、普通に和風旅館の一室がそのまま開放されているんですね。
家族風呂はこんな感じ。
100%源泉掛け流しで、泉質はアルカリ性単純硫黄泉。
ほぼ無色透明ですが、トロトロしてて肌がすべすべになります。
温度は自分たちの好みに調整出来ますが、う~んやや温度設定が低めかなぁ・・・。
自分はぬるめのお湯に長く浸かりたい派ですが、熱めが好みの人はちょっと物足りないかも・・・。
一旦、浴槽から上がり体を洗っていたのですが、誰も入っていないとどんどん灰のようなカスカスが蛇口から出てきました。
ただ、これこそ温泉成分で、施設名「湯の華」の元になった自慢のお湯だと言うことが実感できます。
また、敷地内や各部屋に竹あかりが設置してあり、夜見ると幻想的で絶対綺麗なはずです。
営業時間も11時から22時までとなっているので、夜は若いカップルとかに人気なんでしょうね。
日常のバタバタした時間を忘れる、贅沢なひとときを過ごせました。
阿蘇や天草ほどメジャーじゃない分、知る人ぞ知ると言った温泉が熊本各地にあるのは県民としては嬉しいですが、やはりコロナが落ち着いたら県外からも沢山の人達に来てもらって熊本を楽しむと共に、経営が大変な温泉宿を支えて頂けるとありがたいです。
Posted at 2022/10/11 10:37:35 | |
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