去年の12月に注文していた、FOXのショックアブソーバーがようやく到着しました~。
航空便だと2~3週間で納品出来たのですが、約3万円の送料をケチって、送料無料の代わりに船便で約2ヶ月半の長旅でした。
国内に入庫してからは数日での配達でしたが、いつものヤマト便でなく西濃の大型便とのことで、どんなデカい荷物が届くんだ~!?と心配でした。
実際届いた商品はこんな感じで、4本まとめて10Kg程度の重さで小脇に抱えられる位のサイズで一安心・・・。
早速中身を開封して、商品チェック。
特にキズやゆがみ、ダンパーのバラツキもないようですので、その後ブリスRSにて自家製ガラスコーティング。
付属品はステッカーと取付け説明書・・・ではなく、商品全体の添付文書。
これが、1本につき1セット入っているので、つまりステッカーも4枚です。
さて、早速取付けににかかります。
ラングラーのショックはスプリングと別構造になっており、極端な話交換は上下のボルトを外して付け替えるだけなので、特別な工具も必要ありません。
さらに嬉しいことに、広いフェンダー内のスペースもあるので、タイヤを外さずジャッキアップだけでいけちゃうのです。
ただし、アメ車特有の鬼トルクでボルトが締まっているため、全く緩む気配がありませんw
そこで、今回導入した秘密兵器。
テコの原理でレンチを延長させるための鉄パイプと、もともと持ってたインパクトドライバーをインパクトレンチに変換させるジョイント。
この鉄パイプは、実は年末に購入していてずっとクルマに積んでいたのですが、もしお巡りさんに職務質問されようものなら、言い訳のしようがなかったですw
インパクトドライバーの変換ジョイントも、作業効率を期待して買ったのですが、結果から言うとボルトへの差し込み角度にスペースがなく、またそもそもトルクが全然足りなかったので、結局出番無しでした・・・。
なんとか、フロント1本目交換完了~。
最初は要領が分からない事とボルトの圧倒的な硬さに悩まされ、ここまで90分かかりましたが、2本目以降はコツをつかめ1本辺り30分程度でした。
リアの方は、より作業スペースがあるのでフロントより簡単です。
・・・が、ここで問題発生。
なんと、ロッドエンドに対しステーの下幅が狭く、取り付け部に収まらないのです。
困った・・・、さすがアメ車の精密性の適当さ・・・と、作業を断念仕掛けたのですが、あれこれ悪あがきしつつグッと押し込んでからステー外側からドライバーでグリグリ穴を合わせると、思いのほか無理がかかる場所も無く収まるポイントが見つかり、無事ボルト締め完了。
取り外した純正ルビコンショック。
あ・・・、ここで気付いたのですが、せっかくだから純正とFOXショックを並べてストロークの長さや太さを測れば良かったです。
ただ、重さに関しては純正の複筒式スチール製が1本約2.5Kgに対し、FOXはアルミ製単筒式なので、2.0Kg程度でした。
ストローク長は、ノーマル~1.5インチUP用を購入したので、5cmくらいFOXが長かった様に思います。
途中、お昼休憩を挟み、結局一人5時間の程度で作業終了しました。
特にトラブルはありませんでしたが、タイヤを付けてやったものだからあまり作業スペースがなく、最後のトルクレンチ110N・mでの増し締めがやりにくかったのと、とにかくボルトの硬さが苦痛でこの時から全身の筋肉がプルプルしてました。
翌日はずっと筋肉痛でしたが、ディーラーに頼むと工賃5万円掛かりますし、自分でやってクルマ弄りのスキルも多少上がったので、まあこれも楽しく良い経験だったと言えます。
分かる人には分かる、フェンダーの隙間からチラリと見えるシルバーのショックが良い感じです♪
残念ながら、真後ろから見た図では純正ルビコンのレッドショックのほうが目立ってましたが、まあ仕方ないですね。
さて、その後試走に出かけました。
レビューに関しては、後日パーツレビューのほうで詳しく書きますが、ちょっと乗っただけでも明らかな性能アップを感じました。
簡単に言うと、純正ショックは減衰力は高いものの伸び縮みがゆっくりなのに対し、FOXはやや柔らかめではありますが、ダンパーがよく動くのでアクセルオンや、急ブレーキに対し素早く動き収まりも良いので、コンビニを斜めに入ってもいつまでもグワングワン揺れることがなくなりました。
その他、バネ下重量の低減やコーナリング等、書きたいことは沢山ありますが、とりあえずもう少し走り込んでからのパーツレビューをお待ち下さい。
Posted at 2023/03/03 21:45:01 | |
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ラングラー | 日記