
昨日のティーポオーバーヒートミィーティングの興奮冷めず、
疲労も癒えぬまま、朝から雨模様の本日、思い立って
邑南町の酒蔵さんにアポ無し訪問してきましした。
祝日だけど果たして酒蔵は開いているかな?
そんな行き当たりばったりで行って(途中迷って)帰って
全行程で297km走行。
まずは邑南町に行く途中にある大田市の一宮酒造さん(代表銘柄:石見銀山)に寄ってみる。

やっぱりお休みで酒蔵は閉まっていました。
今日はずっとこんな調子なのかな? 気を取り直して邑南町に向かう。
邑南町には酒蔵が3つあって、まずは池月酒造を目指す。
ところが山奥で道に迷って、幅の狭い山道に紛れて込んでしまった。

しかも降り続く大雨で道が川のようになってます。
ドアを開けてみると道はこんな感じ。これはヤバい、もはや酒蔵どころじゃないぞ。
本当の河川も増水しててゴーッと濁流が激しく流れてました。

こんな対向車も全くこない寂しい山道を延々と1時間ほど突き進み、
命からがらなんとか池月酒造さん(代表銘柄:誉池月)に到着。

人の気配が無い? 玄関の戸を引っぱったら開きませんでした。 お休みかな?
でも戸を横にスライドしたら開いた。引き戸だった。

開いてて良かった。 気配の無いお爺さんがいる。
赤いラベルの山田錦が好きなのでそれを買おうと思ったら
今年初めて造ってみたという目新しい新商品がありました。

純米 生酛(きもと)の無濾過生原酒。これもお米は山田錦だ。これを買ってみよう。
いったん4合瓶を買おうとしてから、途中の険しい道のりを脳裏に思い出して、やっぱり一升瓶を
買うことにしました。(次はいつ来れるか分からないし)
続いて山道をまたも迷って走って行ったり来たりしながら、玉櫻酒造さんに到着。

この酒蔵さんはずっと行きたかったのだけど今回が初めての訪問となります。
この酒蔵は杜氏さんの拘りで燗酒向けのお酒がお勧めとなってます。

お酒は温めて燗にするとそのお酒の味わいが全て開く。
冷酒はそのお酒の悪いところも隠してしまうが、燗にするとそのお酒の悪いところは隠せない、
燗にしても美味しいお酒を造っているとの拘りでした。
突然の訪問にも関わらず、この酒蔵ではなんとも厚待遇をしていただきまして(^^;ゞ
お休み中の杜氏さんをお家から呼び出してもらえることに・・(汗)
その間、冷たい緑茶にケーキまで出してもらって杜氏さんの到着を待ちます。
そして杜氏さん自ら酒蔵を案内していただき蔵見学となりました。

酒造りの各行程の説明を聞きながら玉櫻酒造の特徴を伺う。
さらに杜氏さん自らが自慢のお酒を燗にして試飲を進められる場面も!

運転して帰るので試飲出来ないからお断りしてコーヒーをいただきました。
その後もお燗でお酒を飲む杜氏さんとお話して酒造りの熱い思いをお聞きして
2時間くらいも長居してしまったでしょうか・・

最後は冷蔵庫にあった純米生酛の生原酒を取り出して購入させていただきました。
杜氏さんのお酒は燗酒の熱い語りをずっと聞きつつも最後は冷酒を買って帰るという・・
玉櫻でエラい長居してしまって、最後に邑南町もう1つの酒蔵へ向かう。
あの「死神」って日本酒がある加茂福酒造さんです。時刻は17時過ぎに到着。

もはやシャッターが閉まってましたね。祝日だからもともと休みだったのかも?
酒蔵の裏側にも廻って記念写真パチリ。

本日の酒蔵訪問は4蔵行って、2蔵の訪問が出来ました。祝日のアポ無しなら上出来か。
帰り道途中通る大田市の海で掛戸松島という奇岩にちょうど夕日が。

ロウソク岩みたいなの、案内看板によると鎌倉時代に人工的に造られたものらしいです。
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SLK | 日記
Posted at
2013/07/16 00:28:50