2泊3日の山口県ダム遠征の帰り道、山口県から島根県に入ったところで歴史と文化の香る津和野の町があります。
日本100名城スタンプ活動の一環として素通り出来ませんので津和野城跡だけのために立ち寄りました。(初)
津和野城跡の駐車場に着いたら小雨が降ってましたので、念のため今回の遠征で初となる傘を持参して津和野城跡に上ります。
駐車場から少し坂を上るとリフト茶屋というリフト乗り場がありました。

雨だから津和野城跡に上がる人がいないのかリフトは動いていませんでした。
日本100名城のスタンプはリフト茶屋にあります。
萩城跡ではスタンプ押す力が弱くて霞んでしまったので、津和野城跡では力を込めてスタンプを押したら滲んでしまった。

物事には加減というものが必要。 これで9つ目のスタンプげっとです。
必要なのはリフト代往復450円だけ。 自分のためだけにリフトが動き出す。
このようなリフトに乗るのは20年前にスノボでゲレンデを華麗に舞っていた頃以来です。
雨が降っててリフトの座面が濡れてるから、係の人が来るリフトにさっと敷物を敷いてくれました。

津和野城跡は高さ367mの山の上にあります。 完全貸切状態のリフトでゆったりと山頂へ。
しかし、津和野城跡の本丸へはリフトを降りてから更に山の尾根伝いに15分ほど山道を歩きます。
雨の降ってる状態での山城は初めてだから足元を滑らせないように充分注意しないと。

尾根伝いに山道をアップ&ダウンしながら歩く。山道では纏わりついてくる蚊との格闘でした。
立ち止まると蚊が容赦なく襲ってくるので手を振りながら歩き続ける。
写真撮影の際も蚊のせいでことごとく写真ブレまくりです。
城跡らしきものが見えてきて、東門跡にはリフトから10分で辿り着きました。

ここからは天守台まで上りです。まずは工事現場にあるような階段を上がりました。
修繕?復元?工事中なのかそのような場所がいくつか見られました。
続いて石段を次々上っていくと二の丸。

目の前の石垣が天守台。
天守閣があった天守台まで上がってきました。

しかし、津和野城跡には天守台よりも更に高い位置にある場所があります。
南に突き出た場所は人質郭があったところ。

ここには手すりも無くロープも張られていなく一切の安全処置は取られていない。
自己責任で恐る恐る先端に近付いてみる。雨で濡れてるから足を滑らせないように細心の注意を。
ここで人生終わらせるわけにはいかない。

上から覗き込むとそこは石垣だけで10mある断崖絶壁でした。(>_<)
そして、津和野城跡の最も高い場所に位置する三十間台に上がりました。

ここはとても広いスペースになってます。
目の前には雲だらけですが、周囲はちゃんとロープが張られていて安心感ある。
三十間台の眺望。津和野の町と線路が見えました。津和野駅はSLやまぐちの最終駅。

雲が下に降りてくればここ津和野城跡も天空の城になりそう。
三十間台から下りたところで雨が本降りになってきて傘を差す。持ってきた傘が役に立ちました。
雨の山城は石段で足が滑って特に下りが危ないです。靴の溝が減ってたからグリップ不足でツーっと滑ってバランスを失い仰向けに倒れそうになる場面も。
上りは誰とも会わなかったのに、それでも山頂で1名、下りで5名の人と擦れ違い、雨でも津和野城跡の意外な人気にも驚きました。(ちなみに平面の萩城跡では城内歩いてたの1名だけでした)
下りのリフトでは傘を差したまま乗りました。

駐車場に下りて車で津和野の町を通り抜けると、雨の平日でも観光客で賑わってましたね~
津和野も萩もまたいつか観光でゆっくり訪れたいと思いました。
その他の写真も多い津和野城跡でのフォトギャラです :
津和野城跡 2015.8.20 ①
津和野城跡 2015.8.20 ②
津和野城跡 2015.8.20 ③
津和野城跡 2015.8.20 ④
津和野城跡 2015.8.20 ⑤
津和野城跡 2015.8.20 ⑥
2泊3日の山口県ダム遠征の長らく続けたブログはこれで終了です。 <(_ _)> (完)
ブログ一覧 |
ボクスター | 日記
Posted at
2015/08/29 23:31:27