息を潜めて過ごす巌窟王のような自粛生活を続けていましたが、ここにきて特別警戒外34県の外出自粛緩和により、3密(密閉、密集、密接)の回避を前提についに外出しての活動を再開です。
密かに密を避けて山城登山ならいいだろうと、出掛けたのは近くにある和久羅山城跡(わくらやまじょうあと)です。
頭部の和久羅山(262m)と胴体部の嵩山(326m)から成るキューピー山の遠景。
嵩山(だけさん)には5年前に登ったことがあります。(ブログ :
キューピー山に登ってみた )
しかし、和久羅山(わくらやま)にはまだ登ったことがありませんでした。
今回、何故?和久羅山に興味を持ったかというと、ここが和久羅山城という城跡だったと最近になり知ったからです。 すなわち登山が目的ではなく、趣味の城跡巡りが目的です。
和久羅山城はマイナーな城跡で築城年代は定かでなく、戦国時代には尼子氏の家臣が居城にしていたとのこと。 なお、城跡に関する案内を見たのはこの看板のみでした。
麓の駐車場に愛車を停める。 和久羅山は標高262m、比高240m。
最近の出無精によるコロナ太り解消にはちょうどいいぷち登山です。
駐車場から舗装路を少し歩いて登山口。
登山口にある案内には山頂まで1019mとありました。
スピリチュアルな森の中を歩きます。
前半は割となだらかな傾斜の登山です。
登山コースとして整備されてて登りやすいです。
山の尾根を渡る箇所もありました。
後半は傾斜がキツくなる。 ロープを掴んで登る箇所も。
ファイトー!
ぷち登山で久しぶりに自然の中に身を置き、続いた自粛生活から心リフレッシュする思いです。
山頂まで100mを切って残りあと僅か。 最後にまたロープを掴んで登る急傾斜な難所。
ファイトー!
桃色吐息で登り切り、目の前に山頂が見えて。
ちょうどこの山頂への登り口が城跡の虎口だったらしい。(後で調べて知る)
和久羅山262m
山頂に立つこの鉄塔が何なのか自分には判らなかったです。
給電設備が見当たらず、広告の無い看板のように見えました。
実はこれは電波の反射板で、山に遮られる山間部で電波を送る中継装置。(後で調べて知る)
鉄塔の足元にポスト。 この中に登山者の記帳ノートがありました。
和久羅山の山頂の様子。
和久羅山城跡の主郭になりますが、ここが城跡であったという案内看板は何も見当たらず。
山頂からの眺望です。 澄み渡る青空が広がる。
登ってきた山頂では通り抜ける風が肌に心地よい♪
南側の眺望。 大橋川を渡るだんだん道路が見える。
西側には宍道湖。
北側にはべた踏み坂こと江島大橋。
そして、山頂の主郭を奥へと進むと・・
東側に眺めるのは中海と大山。
和久羅山は四方の眺望が良い。
ちょうど飛行機が降りてきたところです。
和久羅山(262m)の山頂を示す三角点を見つけました。
山頂にはベンチは無いけど、これも鉄塔?か何かの礎石だったコンクリートブロックが4つある。
今は葉桜となった桜の木も何本かあります。 コンクリートブロックの1つに腰掛け休んでると、首筋に小さな毛虫が落ちてきて驚き跳ね上がりました。
それで嫌になって慌てて下山することに。
これにて和久羅山城跡は攻略としました。
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カマロ | 日記
Posted at
2020/05/08 22:44:17