一昨日のトラブルで現在入院中の愛車カマロですが、それ以前のネタがあるのでブログ上には続けて登場します。
今回は趣味とトレーニングを兼ねた山城巡りで尼子十旗のひとつ熊野城を攻めてみました。
熊野城跡には
5年前に学芸員さんのガイド付き企画で35名ほどで登りましたが単独での登山は今回が初めてです。
ネーミングに熊が付く山城なのでもしかして遭遇もあるのか?とちょっと怖いイメージがあります。
麓の駐車場に愛車を停める。
熊野城は熊野氏によって築かれた山城。 尼子氏時代には月山富田城防衛の要として重要視され尼子十旗の一つに数えられた。 15世紀築城、1600年廃城。
尼子十旗(あまごじっき)は、戦国時代に出雲国を支配した尼子氏の本城である月山富田城を防衛するため配置された主要な10の支城です。
熊野城は標高280m、比高180mの山頂に築かれた山城で郭や井戸などの遺構が残ってます。
数年前に地元の保存会の方たちにより登山道の整備がされ登りやすくなりました。
今回の山城攻めのお供はホットウィールの迷彩色カマロを起用しています。
緑色を基調にした迷彩色のミニカーはまるでカエルのようです。
駐車場から350m歩いて登山口。 比高180mなので片道20~30分くらいの登山かな。
いざ城攻め。
山中に入ると暗くて寂しく心細いです。
この日は風が強くて竹と竹が擦れる音が動物の鳴き声にも聴こえて後ろを振り返ったりする。
登り始めはなだらかだった坂も、中腹以降は厳しい急勾配となっていきます。
はぁはぁぜぇぜぇと息が荒くなり心肺機能と足腰の鍛錬になる。
空が開けてきて山頂はもうすぐ。 額や頬の汗を拭って登る。
山頂の本丸よりも一段下にある八幡成という郭です。
尼子氏から毛利氏に代わった時代に八幡宮があった場所とされる。
そして、山頂の本丸(主郭)に到達です。
頂部は削平されてて広く感じます。
5年前に一度訪れたときよりもさらに樹木が伐採され景色は清々しい360度パノラマ。
横にした板で簡易的に作られたベンチに座り、心地良い風を受けながら暫し景色を眺める。
持参したペットボトルお茶で乾いた喉を潤した。
北側の眺望。 熊野の城下町、山々の先には遠くに宍道湖も見えました。
本丸から南側を見下ろし眺めると、1、2、3、4、5・・幾段もの郭が段階状に伸びている。
ここも樹木が綺麗に伐採されてて姿形が良く見てとれ素晴らしい光景。 降りて行ってみよう。
何段か降りて一段高い郭から見下ろす阿弥陀が成という郭。
ここには阿弥陀堂(阿弥陀如来を本尊とする仏堂)があったとの説明看板。
さらに何段か降りて井戸の跡。
段階状に伸びた郭群を行けるとこまで降りてから山頂の本丸側を振り返る。
ここから再び登って本丸に戻ります。
山頂の本丸に立つ熊野城跡の説明看板。
これにて熊野城跡は攻略! そんな図です。
熊野城跡 本丸ぐるり360度
帰り道、城下の熊野大社から望む熊野城跡(山頂が削平された中央奥の山です)をバックに。
最初は少し不安もあったけど登ってみればとても気持ち良い山城巡りになりましたね♪
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カマロ | 日記
Posted at
2020/11/23 08:59:40