
今回のぷち登山は美保関灯台から馬着山(標高210m)を経由し五本松公園入口までの自然遊歩道を歩きます。
ぷち登山というかハイキングというか、片道3.8km、往復7.6kmの道のりです。
当初はドライブだけのつもりでここにやってきました。 美保関灯台の駐車場です。

天気は霞んでて海の向こう遠くにある大山は全く見えませんでした。
この日は山歩きするつもりは無くコンバースオールスター系の薄底スニーカーを履いて出掛けてましたが、美保関灯台から五本松公園まで続く自然遊歩道があることを思い出して歩いてみようかな?と急に心変わりします。
ということで、たまたまバッグに入ってたホットウィール’87ダッジD100を急遽お供に抜擢。

ダッジトラックのモデルは、Dxxxが後輪駆動の2WDでWxxxが4WDということでしたね。
駐車場にある展望台から眺める美保関灯台。 青い空と海、でも霞んでて見通しは良く無い。
ぺたんこ薄底スニーカーと後輪2WDダッジトラックの装備不足ながらぷち登山を開始します。
駐車場の隅にある遊歩道入り口。 11時28分、ここからぷち登山スタート。
美保関灯台から馬着山(標高210m)を経由し五本松公園入口までの自然遊歩道(赤い点線)。

片道3.8km、往復だと7.6kmになる。 なお、ここを歩いてみるの初めてです。
自然遊歩道はよく整備され長く続く坂道には横木の階段が設けられています。
登り進むと東屋がありました。
東屋からの眺望。
ズーム。 五本松公園が見えてます。 その先は境港。
自然遊歩道を歩き進むと先に山影が見えてくる。 あれが馬着山か。
もうすぐ山頂といったところからの眺めでは美保関港が見えました。
11時56分、馬着山(ばちゃくさん・標高210m)の山頂に到着です。
これにて馬着山は制覇の図ですが、今回ここはあくまでも通過点。
馬着山から自然遊歩道を下って行きます。
12時15分、谷になってるところに十字路がある。
五本松公園へはここを直進。 再び登り道となる。
ずんずん登って行って御穂社に着きました。

五本松公園まではもうすぐあと100m。
そう古そうには見えない現代的なデザインの狛犬です。
なんだか漫画チックで可愛いです。
参拝させて頂きました。(-人-)
12時27分、五本松公園に到着です。 ここを訪れるのは随分と久しぶりで10年以上ぶり?

一帯には約5,000本のツツジが植えられており、4月下旬から5月上旬が見頃。
五本松公園には立派な東屋と平和祈念塔(旧・慰霊塔)があります。
日本海の眺望は霞んでます。
眼下の美保関港を眺めるダッジD100。
馬着山の遠景。
五本松公園でランチタイムにしました♪
五本松公園から自然遊歩道最終地点の五本松公園入口まではずっと下りになります。

下りの途中には景勝地シンボルとして民謡にも歌われる関の五本松があります。
現役世代3代目 関の五本松
2代目 関の五本松
初代 関の五本松

五本松なのに何故1本ずつ?なのは勉強不足でよく分からない。
隠岐フェリーしらしまが通ったのでパチリ。
13時10分、五本松公園入口まで下りてきました。
これで美保関灯台からの遊歩道、片道3.8kmを完歩したことになります。
目の前には美保関港。
桜も咲いていました。 ソメイヨシノとは違う河津桜か何かかな?
五本松公園資料館というのがあったのでお邪魔してみる。 入場無料そして無人。
初代関の五本松の原木があった。
13時18分、それでは再び遊歩道を歩いて帰ります。

復路スタート。 全く同じ道を帰る。
かつては繁栄した観光地、地上の楽園であった五本松公園へはロープウェイで行けました。
現在は休止中?休業中? いや、もはや廃業してるとしか思えないロープウェイのりばが今も残る。
地面に散乱してるスティール・ホィールズ鉄の滑車。
廃墟と化したロープウェイが実にノスタルジーで物悲しい草ヒロに。
廃墟マニア垂涎?必見!スポットです。
ロープウェイならすぐに上れる坂道を歩いて登ってこちらは公園近くのロープウェイのりば。
かつては多くの人が五本松公園を訪れ賑わったお土産物屋さんも廃墟と化しています。
窓ガラスを覗き込むと当時物?(いったいいつの?)のお土産品がそのままで時間が止まってる。
13時35分、再び五本松公園を通ります。
五本松公園から100m続く12本?くらいの鳥居を潜って再び御穂社です。
13時50分、十字路。
往路でも横目に見て気になったテントのようなもの。 白い四角い何かがある。
人(宮大工?)が居られて遷宮で社の建て替え中だと教えてもらう。

参拝させて頂きました。(-人-)
往路では気に留めてなかった草花にも復路では注意を払ってみる。
何の花でしょうか?
今は勉強不足で疎いので花についての知識はまた追々と。
14時6分、馬着山(標高210m)の山頂に2度目の到達。
そこからはずっと下山していって。
14時31分、美保関灯台側の自然遊歩道入口です。 ゴール。
駐車場に戻って。 美保関遊歩道の往復7.6kmを完歩。 活動時間は約3時間でした。

最初は心配してたぺたんこ薄底スニーカーでも特に足は痛くはならず平気でした。
ついでなので、300m先にある美保関灯台にも最接近してみる。

1898年(明治31年)に建てられた山陰最古の石造灯台で「世界灯台100選」および「日本の灯台50選」に選ばれている日本を代表する灯台の一つです。
帰り道では美保神社にも寄ってみる。
美保神社は事代主神系えびす社3千余社の総本社。

えびす神としての商売繁盛の神徳のほか、漁業や海運の神など様々な信仰を集める。
参拝させて頂きました。(-人-)

以上で今回のぷち登山ブログは終了です。 ありがとうございました♪