
「舟唄」「雨の慕情」などのヒット曲で知られ、艶っぽくハスキーな歌声で「演歌の女王」と呼ばれた歌手の八代亜紀さんが昨年12月30日、急速進行性間質性肺炎のため73歳でお亡くなりになられたことが9日報道されました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
当ブログと八代亜紀さんと言えば・・
2018年8月12日、岡山県の新見美術館で開催された八代亜紀さんのもう一つの顔である ”画家・八代亜紀” の特別展『アートの世界』の中でのミニトーク&サイン会が思い出されます。

あのときサインしてもらった図録とCDはもちろん今でも大切に保管しています。
当ブログでは八代亜紀さんを偲びつつ、2018年の投稿ブログを以下に再掲してみるものです。
なお、八代亜紀さんとお会いしたミニトーク&サイン会は8月12日だったんですが、ブログの投稿は大幅に遅れて10月12日(前編)と10月13日(後編)となっています。
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八代亜紀 アートの世界 (前編)」 2018年10月12日 投稿ブログ
芸能界の第一線で活躍し、日本を代表する演歌歌手である八代亜紀さんのもう一つの顔 ”画家・八代亜紀” の特別展『アートの世界』が岡山県の新見美術館で開催され、その中でミニトーク&サイン会の企画がありました。
画家としての活躍は全く存じなくとも、演歌歌手としては子供の頃から知ってる超有名な方なので、この機会にあわよくばお目に掛かりたいと新見美術館に向かってみたわけです。
八代亜紀 アートの世界

特別展の開催期間中、1日だけご本人によるミニトーク&サイン会の企画がありました。
ミニトーク&サイン会は、午前の部(11時~)と午後の部(14時~)の2回あり。
美術館ショップにてサイン対象商品購入者各回先着50組(予定)に整理券が配られます。
チラシ裏面

油彩画を中心に作品約110点が展示。
八代亜紀さんは歌手として活躍する傍ら、画家として1998年にフランス画壇の登竜門ル・サロン展に初入選、2002年まで5年連続入選を果たし、永久会員資格を持つほどの腕前なのだそうです。
繊細な筆致と詩情豊かな独自の世界で、どこか郷愁を感じさせてくれる油彩画を描かれるとか。
また、八代亜紀さんは熊本県八代市出身ですが、備前焼作家の夫とともに岡山県の和気町に窯元「八代窯」を構えており岡山県とも縁が深いそうです。
ちなみに、この特別展「アートの世界」ポスター&チラシの写真を撮った場所が八代窯だとか。
開館時間9時30分のところを1時間以上前の8時に新見美術館へ到着の図です。

小高い場所に建つ美術館の下にある駐車場に停めています。
新見美術館を訪れるのは、3年前の「
ウルトラセブン展」以来の2回目です。

既に建物の軒下に沿って開館を待つ行列が出来ており、自分は20番手くらいに並びました。
自分の前に並んでいた60代くらいの男性2人組は、信州松本から普通列車を乗り継ぎやって来たと言われていました。 八代亜紀Tシャツを着てるので熱烈な大ファンのようでした。
その熟年2人組に前日はここ新見市内でコンサートもあったと教えてもらい初めて知りました。

コンサートについてはノーマークでした。 もちろんお二人はコンサートを観に行かれたそうです。
そんなことさえ知らず、八代亜紀さんのことをテレビで見て知ってる程度の者が、ファンたちに混じり行列に並んでいて申し訳ない・・。
9時30分になりまして開館です。

まずは入り口で特別展「アートの世界」観覧のチケットを買いました。(800円)
エントランスには八代亜紀さんのアトリエをイメージしたディスプレイが。
展示室は撮影NGですが、ここは撮影OKでした。
次に急いで美術館ショップへ。 サイン会参加に必要なサイン対象商品を買い求める。

サイン対象商品は、図録「八代亜紀ミュージアム」、「みんなこどもだった」、CD、DVDのいずれか。
まずは、図録「八代亜紀ミュージアム」を購入。(2,160円) 特別展でしか買えない品みたい?

画家としての八代亜紀さん作品などが載ってます。 部分的に飛び出す絵本風にもなっている。
CDも1枚買おうと思っていました。 八代亜紀さんのCDを買うのは初です。 初心者です。
開館前は行列に並びながら、「舟唄」や「雨の慕情」といった代表曲ばかりを収めたベスト版のCDが欲しいなと思ってましたが・・
ところが、サイン対象商品として売られてたCDは1種類だけでした。

八代亜紀 本格ジャズ・アルバム第2弾 「夜の続き」(3,240円)を購入。
いきなり初心者には難易度の高いCDを買うことになってしまいましたね・・。(汗)
もともと八代亜紀さんは「演歌の女王」となる前、銀座クラブ歌手としてジャズを歌ってたそうで。
このジャズアルバムはあの頃に戻っての原点回帰的なアルバムなのでしょうか。

「夜のつづき」CD収録曲
1. 帰ってくれたら嬉しいわ (ヘレン・メリル)
2. フィーヴァー (ペギー・リー)
3. 黒い花びら(水原 弘)
4. 涙の太陽(エミー・ジャクソン)
5. 旅立てジャック(レイ・チャールズ)
6. ワーク・ソング(オスカー・ブラウン・ジュニア)
7. カモナ・マイ・ハウス(ローズ・マリー・クルーニー)
8. にくい貴方(ナンシー・シナトラ)
9. 恋の特効薬 (サーチャーズ)
10. 夜のつづき(赤と青のブルース) ※インストゥルメンタル
11. 赤と青のブルース(マリー・ラフォレ)
12. 男と女のお話(日吉ミミ)
13. 夜が明けたら(浅川マキ)
( )はオリジナル歌唱または代表的歌唱アーティスト
ともあれ、図録とCDを持ってレジへ。 合計5,400円のお買い物。(汗)
無事にサイン会参加の整理券を貰いました。

八代の8! なんと8番ですが、番号はサイン会の順番とは関係ありません。
とりあえず、整理券を確保し安堵しました。 これで11時からのサイン会に参加出来ます。
なお、ミニトーク&サイン会は美術館から歩いてすぐ近くの新見保育所で行われます。
ここで、「八代亜紀さんのご到着でーす!」との声が。 えっ!?
あっ!

裏の通用口からではなく、まさかの正面玄関からのご到着でした。
一瞬、お顔が見えたけど玄関はあっという間の大混雑カオス状態に。 見えない・・。
あっ、見えました。

八代亜紀さんだ!
一瞬のことでピンボケ連発ですが。

あの八代亜紀さんを初めてお見掛けしました。
お付きの人にガードされて美術館奥の応接室に?事務所に?入られて行かれました。

11時からのミニトーク&サイン会の前にお姿を見れるとは。 まさかの正面玄関入りで驚いた。
辺りが落ち着きを取り戻したところで、特別展「アートの世界」の展示作品を観覧します。

展示室は撮影NGなのでチラシ裏面の作品画像を切り取り貼り付け。
絵はどれも驚くほど上手くて、自画像(そっくり)、猫、花、風景画などが多かったです。
展示作品数は何しろ約110点。 とてもボリュームがありました。 ゆっくり観る時間が無い。
11時からのミニトーク&サイン会が気になる。 展示作品を観るのは後でも良い。
それで早めに新見保育所に向かいました。

ミニトーク&サイン会の会場となる保育所前でまた行列に並びます。
ここでいったん区切りまして 「八代亜紀 アートの世界」 のブログは後編へと続きます・・。<(_ _)>
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「
八代亜紀 アートの世界 (後編)」 2018年10月13日 投稿ブログ
芸能界の第一線で活躍し、日本を代表する演歌歌手である八代亜紀さんのもう一つの顔 ”画家・八代亜紀” の特別展『アートの世界』が岡山県の新見美術館で開催され、その中でミニトーク&サイン会の企画がありました。
ブログ前編に続く後編です。
ミニトーク&サイン会は新見美術館から歩いてすぐ近くの新見保育所で行われました。

早めに並んでたので最前列の端っこを確保できました。 椅子は無いので床に座り込みステージを見上げる形です。 最初にマネージャーさんからミニトーク&サイン会段取りの説明があった。
その際、最前列端に座ってた自分がサイン会1番手に抜擢されてしまいました。
これは緊張する・・。(汗)
11時になって八代亜紀さんの登場です。(場内大拍手)

ミニトーク&サイン会のスタート。
まずはミニトーク約10分間。
最初にこの度の7月西日本豪雨災害で心が痛んだお話とご自身と岡山県との関りについて。
八代亜紀さんは熊本県八代市出身ですが、岡山県の和気町に備前焼窯元「八代窯」を構えており岡山県とも縁が深いそうです。

この特別展「アートの世界」ポスター&チラシでも八代窯で撮った写真が使われています。
今回の特別展ではグッズ売り上げの一部が岡山県内被災地への義援金に充てられるそうです。

自分が美術館ショップで買ったサイン会参加に必要な対象商品の図録とCD合計5,400円も、その一部が被災地への義援金になるのだと知り嬉しく思います。
前日に新見市内で行われたコンサートの話題もありました。

会場内に集まった多くの人の中にもコンサートを観に行かれた方がたくさんいたようです。
絵画との関りについて・・。

芸能界の第一線で長く活躍し多忙な日々を過ごしているにも関わらず、どうしてあれだけの腕前を誇り、たくさんの絵画を描けるのか? そこが最大の謎でした。
お話によると、父親が画家だったことで小さい頃から自然と絵画を描いていたそうです。

1979年に「舟唄」が大ヒットし、1980年発表の「雨の慕情」で日本レコード大賞を受賞し、演歌の女王として君臨し超多忙な日々を過ごすことになっても、大好きな絵画を描くことは止めず、時間を惜しみ夜も寝ずに描き続けていたとか。(驚)
ミニトークでは八代亜紀さんを間近に見て、表情とお話から親しみやすい人柄を感じ取りました。

楽しいお話もあっという間。 程なくしてミニトークが終了。 (場内大拍手)
さて・・。 次は緊張のサイン会。 何しろ1番手なのだから・・。
サイン会2番手と3番手の方にコンデジとスマホを託してるうちに、あれよあれよと始まりまして・・

気が付けばもうサインが始まってました。
大御所の八代亜紀さんを目の前にして直立不動で緊張の面持ち。

なお、両脇はスタッフの方です。 そして、地元テレビ局の取材カメラに囲まれているという。
サインしてもらってから、ばっちり2ショット撮影です。

両手でがっちり握手しています。
もう1ショット!

これらはスマホカメラでの撮影。
もう一つコンデジでも撮影しています。

撮影班に託したスマホとコンデジの2台体制で抜かりなく歴史的場面を捉えることが出来ました。
サイン会2番手と3番手の方による編成の撮影班に感謝です。 ありがとうございました。
あと、地元テレビ局のカメラで撮られた映像は、地元局での放送となるので自分は見れません。
1番手だったのであっさりと順番が終わりましたが、すぐに会場を出ずそのまま居残りました。

脇から他の方へのサインをしてる姿を撮影。
当初の予定では、サイン会は午前の部(11時~)で先着50名とのことでしたが・・

実際にはもっと多くて80人くらいの方にサインされていたと思います。
一人一人に丁寧に対応してサインと握手。 延々と続く・・。

さらにもう1回、午後の部(14時~)もあるわけです。
全員分が終わっての八代亜紀さん。(場内大拍手)

お疲れ様でした。 結局、最後までその場に残り見てしまいましたね。
さらに、しつこく会場の外で出待ちまでしてしまいました。

手を振ったら手を振り返して下さいました。
ここで、頂いたサインの紹介です。
まずは図録「八代亜紀ミュージアム」
この表紙内側にバッチリとサイン頂きました。
そして、CD「夜の続き」にも。
ジャケットにバッチリです。

これらは我が家宝として末代まで門外不出になりそうです。 ありがとうございました♪
最大の目的を果たし安堵しました。

ミニトーク&サイン会会場の新見保育園から歩いてすぐ近く、再び新見美術館に戻ります。
改めて八代亜紀さん約110点の展示作品を、ゆっくり落ち着いて観覧しています。

展示室は撮影NGなのでチラシ裏面の作品画像を切り取り貼り付け。
ここで展示室の中にカメラと照明のセットが設置されまして、これは何かあるなと睨んでいたら・・
またも八代亜紀さんが登場して、地元テレビ局のインタビュー収録が始まりました。
ここでも間近から様子を拝見することが出来ています。 展示室内なので撮影NGでした。
最後にエントランスにある八代亜紀さんアトリエ再現?ディスプレイの前で。

記念撮影は信州松本から普通列車を乗り継ぎやって来た熟年2人組が撮ってくれました。
八代亜紀さん特別展「アートの世界」およびミニトーク&サイン会、大満足の内容でしたね♪
大変ありがとうございました!
さて、遅めのランチは新見市内で頂いています。

スマホで何処か近くに良いお店が無いか検索したところ、こちらのカフェがヒットしました。
新見でカレーといえばこのお店というくらいの人気店らしいです。(初訪問)
お昼のピーク時間は過ぎてるはずが、お店前にある駐車場が満車状態で大変苦労しました。
ようやく車を停めれるのにお店の前の国道を行ったり来たり3往復目にしてインです。

店内に入っても満席で座れず、入り口付近で立ったまま待つこと約20分でようやく席が空いた。
一番人気のカツカレーを頂きました。

これがむちゃくちゃ旨かったです! それも甘いのにスパイシーという食べたこと無い不思議な味のカレーでした。 しかもこれが650円の安さなのです。 これは人気があるはずだわ。
新見に来たらまたここのカレーを食べたいと思いました。 どうも、ご馳走さまでした(^^♪
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No.4076