
舞鶴&玉野遠征の最終日3日目(5月19日)です。
5月の遠征を飛び飛び連載でお送りしてますが、前日2日目の
舞鶴グリーンフェスタから大きく間を空けての連載再開となりました。
前日2日目は舞鶴から赤穂に移動し宿泊、翌3日目に赤穂から玉野に移動という展開のドライブ旅です。
早朝5時半、出発時に撮影した赤穂市内の宿泊ホテルです。

フロントにまだ人はいませんでしたが、静かに鍵を置いてこっそりとチェックアウトしました。
それからホテルのすぐ側にある赤穂城に行ってみる。 当然まだ朝早過ぎて閉門中です。

本丸門までの道にはチェーンがかかってたので、これ以上は車で近付くことは出来ませんでした。
なのでチェーンを飛び越え、本丸門まで歩いての討ち入りです。

開門時間は9時なのでまだ3時間以上ある。 中には入れないからこれだけ見れれば満足です。
この場を立ち去ろうかとしたその時、こんな朝早くに係のおじさんがやってきてチェーンを外してる。
それをいいことに今度は車で本丸門前まで侵入してみました。

早朝、赤穂城の本丸門前での記念撮影です♪ 敢えての屋根オープン。
清々しい朝でした。 屋根オープンのままドライブして岡山県玉野市の宇野港に向かいました。
-----------------------------------------
たまの港フェスティバル

5月18日(土)と19日(日)の2日間開催。 その2日目に行ってます。
道中のハイドラ・チェックポイントを拾い集めながら行ったので現地には8時過ぎに到着。

とても良い天気でした。 だけど風が強かった。
たまの港フェスティバルを訪れた目的は、前日の舞鶴グリーンフェスタと全く同じです。

自衛隊のイベントで艦艇の一般公開や装備品車両の展示があるのを飽きずに見に来ました。
一般公開される艦艇は、掃海管制艇「ながしま」(9:00~10:50)と
潜水艦救難艦「ちよだ」(9:00~10:50/13:00~15:30)です。
掃海管制艇「ながしま」と潜水艦救難艦「ちよだ」のどちらを先に見学するか迷いましたが、

早くも行列が出来てて人気がある潜水艦救難艦「ちよだ」をまずは見学することに。
潜水艦救難艦「ちよだ」 ASR-404

排水量:基準5,600t/満載7,100t、全長:128.0m、全幅:20.0m、深さ:9.0m、吃水:5.1m、主機:ディーゼルエンジン×2基、推進:可変ピッチ・プロペラ×2軸、速力:20ノット
就役:2018年3月、艦名は千代田城に由来。 母港は横須賀。
潜水艦救難艦とは、海中で遭難し浮上不能になった潜水艦の乗員救助を主な任務とする艦です。
潜水艦救難艦を見るのが初めてだったので、見学するのは先に気になる潜水艦救難艦「ちよだ」を選んだんですが、早く行列に並び始めたから良かったけど、一般公開開始9時になる頃には行列がヤバいほど長蛇の列になってました。(驚)
行列に並んでる途中、「ちよだ」の艦首の先から対岸にある三井造船玉野艦船工場が見える。

艦番号までは見えなかったが、自衛隊の艦艇が2隻いるのを確認。
早く並んでたお陰で一般公開開始の9時と同時に乗艦出来ました。
見学順路は早速、艦内に潜り込んで・・ 第1士官室。

艦の上層部が公務や食事をする部屋を入り口から覗き見する。
それから艦橋(指揮監視、操舵する場所)まで上りました。

艦橋内はちょっと混雑。
高い位置にある艦橋から艦前方と玉野・宇野港の眺めです。
恒例の? 艦長席に座っての記念撮影です♪
艦橋の横から外甲板に出て、たまの港フェスティバル(宇野港)の眺め。

様々な催し物、飲食&物販のテントがたくさん立ち並び多くの人出で賑わってます。
STU48号も見えました。(玉野・宇野港に初入港)

STU48号は、瀬戸内を拠点とするアイドルグループSTU48のライブ会場用船舶だそうです。
見学順路は再び艦内に戻って・・ DSRV主蓄電池(リチウムイオン電池)

この大きなリチウムイオン電池はDSRVを運転するための唯一の動力源。 これが無いとDSRVは潜航できません。 (DSRVに電池を12個搭載する)
DSRVって何?
続いて見学順路は開けた空間に出る。 眼下には巨大なたまご型の物体。

ぢよだ?
まるで宇宙船のような? 潜水艦なのか?
続いて階段を降りて下から見上げています。
前方に回って・・ この大きな物体がDSRVでした。

全長:12.4m、全幅:3.2m、全高:4.3m
DSRV(深海救難艇、Deep Submergence Rescue Vehicle)

海中で遭難・沈没した潜水艦の乗員を救助するための専用潜水艇です。 潜水艦救難艦「ちよだ」から発進後は誘導支援を受けながら、搭載する音響装置を使用して潜水艦に接近。 潜水艦の脱出ハッチに結合し、乗員を移乗させて帰艦します。
潜水艦救難艦を見学するのも初めてなので、このDSRV(深海救難艇)を見るのも初めてでした。
次に目の前に現るのはROV(遠隔無人潜水装置、Remotely Operated Vihicle)です。

2,000mまでの海中にて、艦上から信号及び電力をケーブルを介して供給することにより、沈潜の状況観察、救難作業時の障害物除去及び捜査対象の調査・回収等を行う遠隔無人潜水装置です。
全長:3.0m、全幅:1.916m、全高:1.945m、重量:3.8t、潜航深度:2,000m、速力:前進約4kt、デザーケーブル:2,500m
マニュピュレータ

最大リーチ:1.9m、重量上げ:454kg(片手で!)
艦尾の飛行甲板にやってきました。
旭日旗は日本の誇りです!

いい風が吹いてました。
潜水艦救難艦「ちよだ」の艦尾から眺めるのは、後方に係留してる掃海管制艇「ながしま」です。

後で掃海管制艇「ながしま」の一般公開見学をします。
潜水艦救難艦「ちよだ」見学順路の最後は、潜水具の展示を見てから退艦しています。

COBRA(非常用呼吸装置)、カービーモーガン潜水ヘルメット17C
以上で、潜水艦救難艦「ちよだ」の一般公開見学を終えています。

潜水艦救難艦という貴重な艦艇の初見学になりましたね。 ありがとうございました♪
ここでいったん区切りまして「たまの港フェスティバル」のブログはパート②へと続きます・・。